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派遣元会社の扱い方で分かる?派遣社員を見下している会社かどうか

派遣元会社の労働環境・福利厚生・言動で見る派遣社員の扱い方

パソコンやスマホの普及に伴い、複数の派遣会社に登録し、仕事を行っている方は多いでしょう。私も複数の派遣会社で様々な仕事をしてきました。

ただし、派遣元によって派遣社員に対する扱い方が異なると感じた事は何度もあります。

派遣社員の中にも、派遣元での扱い方で「見下されているのか?」と感じた方はいるでしょう。

作業での指示の仕方、作業環境、休憩場所、派遣社員に対する言動、同じ職場同じ業務で同等の扱いを受けるか?などで違いがあります。

今回の記事では、会社ごとに違う派遣社員の扱い方についてご紹介します。

派遣社員への作業指示の出し方に違いがあります

派遣社員も同じ仲間として、また作業効率を考えて丁寧に指導する会社はあります。

最初に見本や作業メモ渡され、「最初は見ながらでもゆっくり行って下さい」と作業手順をマニュアル化する会社は派遣社員を見下したりしません。

港湾施設で派遣の仕事をした時、派遣元の社員の物腰が柔らかく、見本を見せながら作業を指示してくれたことがありました。

「明日も作業ありますが、希望者はありますか?」と言われ派遣社員の全員が挙手をしたことを覚えています。

派遣元としても、次の日にまた同じ派遣社員が来るので効率よく作業できるメリットはあります。

逆に全て口頭のみの申し送りで、ミスをすると厳しく注意する会社は派遣社員の定着率も悪く、結果的に連日の作業効率が低下するという悪循環になります。

派遣会社のポータルサイトで常に募集している派遣先は、人の入れ替わりが激しい現場です。派遣社員の扱い方が不適切な派遣元である傾向にあります。

休憩場所や福利厚生に違いがあります

本来、正社員でも派遣社員でも休憩場所は同じです。しかし、中には派遣社員は別室でエアコンや冷蔵庫を使わせない会社もありました。

十分な休憩もできないことも多く、正社員とは扱い方が違うと感じたことはあります。

清潔で広い食堂を完備している会社では、食事も安く提供し、正社員も派遣社員も仲良く話しながら休憩でき、仕事上でもコミュニケーションがとりやすいです。

このような派遣元は、派遣会社のポータルサイトで「人気の派遣先」として紹介することが多いです。

作業環境に違いがあります

毎年夏場はドライアイスの製造工場で派遣社員として働いていました。

炎天下で大きなドライアイスを運ぶため過酷な作業でしたが、規定の時間以外にも細かな休憩時間を与えてくれました。

また、安全靴を持参していない派遣社員には無償で貸し出ししてくれました。

仕事自体はハードでも、常に安全面を考えて作業できる会社は、正社員と派遣社員の区別なく環境を整えてくれます。

逆に業務上必要で、十分に在庫があるにも関わらず正社員にしか提供しない派遣元もありました。怪我や病気になりやすく定着率は悪かったです。

派遣社員に対する言動に違いがあります

クリスマス商品の袋詰めの仕事を、派遣社員として行ったことがあります。職場は基本的には「私語厳禁」です。

しかし、その派遣先は仕事中もラジオを流しながら正社員の方たちは作業の手を休めることなく、常に仲良くおしゃべりしていました。

派遣社員に対しても常にフレンドリーに接しリラックスしながら作業できました。とにかく「自分たちは社員だから」という態度は一切とらず、仲間意識を持ちながら仕事ができました。

配送センターで派遣社員として仕事をした時は、正社員が手を止めても何も言わないのに、私が少しでも作業の手を止めていると「日が暮れるぞ、さっさとしろ!」と怒鳴られたこともありました。その時は見下されていると感じました。

やはり間断なく仕事に追われる職場はどうしても言葉遣いが悪くなり、派遣社員のように立場の弱いものに八つ当たりすることもあります。

最後に

派遣社員に対する扱い方がいい会社で働くには、派遣会社のポータルサイトを見たり、他の派遣社員に聞く方がいいカモ。

派遣社員の登録の仕方や、求人募集への応募の仕方は時代と共に変化します。しかし、いつの時代でも人々が気にするのが「口コミ」です。

派遣社員同士で様々な派遣先の話をする時、よかったと思える派遣先は「おすすめ案件」として紹介されることが多いです。

また、求人募集をかけてもすぐに定員になるので、普段から傾向を掴むと参考になります。

逆によくなかったと思える派遣先は、常に求人募集をかけています。また様々な派遣先に行くことにより、業界的な違い、作業内容で事前に派遣社員に対する扱い方が分かるようになります。

今回の記事をお読みになり、会社ごとで異なる派遣社員の扱い方について参考になることを願っています。