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永久脱毛の真実とは?医療脱毛のおすすめ度と脱毛サロンのムダ毛再発の可能性を検証
脱毛のすべてが永久脱毛というわけではないことをご存知でしょうか?脱毛方法の種類によって、法律でしっかりと区別されています。
痛みの強さや完了までの期間、どの部位が脱毛できるのか、なかでも「効果はどのくらい続くのか、本当に永久なのか」は重要です。
本記事では永久脱毛の方法や痛み、完了するまでの期間、おすすめの医療脱毛クリニックについてご紹介します。
今から本格的に永久脱毛を検討したいと思っている方はぜひとも参考にしてみてくださいね。
目次
「永久脱毛」って、本当に永久に生えてこないの?
「永久脱毛」という名前がついていると、一生、永久的に毛が生えてこなくなると思いがちですよね。
たしかに永久脱毛が完了すると、ほとんど毛が生えてこない状態にはなります。
ですが、あくまでも「長期間にわたり高確率での減毛が実現できる方法」なのです。言い換えれば、多少は毛が生えてくる可能性があるということ。
アメリカでは、米国電気脱毛協会によって「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」と定められています。
日本でもこれが基本となっているので、言ってしまえば最終脱毛から1ヶ月後に10%の毛が生えてきたとしても永久脱毛自体は成功していることになるのです。
「高いお金をかけて脱毛するのに、またムダ毛が生えてしまう可能性があるなんて…」と思った方もいるかもしれません。
しかし、ムダ毛処理に効果的な方法を実践していればほとんどの確率でムダ毛が再生してくるようなことはありません。
たとえばレーザーやニードルを用いた医療脱毛の場合、サロンで行っている脱毛と比べて高い効果を発揮するため、ほぼツルツルの状態も目指せるのです。
そもそもなぜ毛が再生してくるのか?というと、毛を作るのと深い関係を持っている毛母細胞が残っていることが原因となります。
では医療脱毛とそれ以外では、いったい何が違うのでしょうか。
永久脱毛できるのは医療機関だけ!
日本では、永久脱毛は医療機関でしか受けられません。
安くて痛みにくい脱毛サロンが人気ですが、サロンの施術は、正確には脱毛ではなく「減毛」にあたります。
実は永久脱毛は医療行為にあたるのです。そこには、毛母細胞や毛乳頭といった人体組織の破壊が必要な施術であることが大きく関係しています。
そういった部位を破壊するためには高出力の機器を使わなければなりません。当然ながら専門的な知識が必要になるため、医師しか扱うことができないのです。
こういった規定もあり、「永久脱毛」という言葉自体もクリニックでしか使えません。永久脱毛を希望するのであれば、医療機関での脱毛を検討してみましょう。
フラッシュ脱毛では永久脱毛できない!?
脱毛サロンで取り扱っているのはフラッシュ脱毛(光脱毛)と呼ばれる方法です。これでは、抑毛・減毛は期待できますが、正式な意味での脱毛はできません。
そのため、多くのサロンでは永久脱毛ではなく、「不再生脱毛」などといった表現をしています。
サロンと医療機関で行われている施術の大きな違いともいえるのが、サロンで行う施術では完全に毛母細胞の破壊ができるわけではないということ。
毛母細胞が弱まればほとんど毛は生えてこなくなり、生えてきたとしても細い毛になります。ですが、毛母細胞が残っている限り、毛が生えてくる可能性はゼロではありません。
つまりサロンのフラッシュ脱毛は、医療脱毛よりもムダ毛が再生する可能性が高いといえるでしょう。
またサロンでは、医療機関に比べて弱い出力の機器しか扱えないため、回数も長くかかりがちです。
もちろんサロンでも通い続ければ納得いく状態を目指すことはできますが、こういった違いについてはしっかり押さえておきましょう。
ブラジリアンワックスはどうなの?
アンダーヘアのおもな脱毛方法の一つに「ブラジリアンワックス」があります。
仕上がりがキレイなので人気がありますが、あくまで現在生えている毛を抜き取るだけなので、永久脱毛ではありません。
また、どちらかというと、ブラジリアンワックスは永久脱毛ではないことに魅力があります。
たとえば、水着から毛がはみ出さないようにアンダーを処理したいけれど、一生ツルツルなのは抵抗がある…といった方にはブラジリアンワックスが向いているでしょう。
ひとつ気をつけたいのが、医療脱毛中のブラジリアンワックスの使用はNGということ。
根元から毛を抜き去ると毛周期の乱れにつながるため、医療脱毛の完了までの期間が長引いてしまう可能性があります。
脱毛と毛周期の関係とは
体毛には次の3つの周期があり、これを「毛周期」といいます。
- 成長期
- 退行期
- 休止期
このうち、医療脱毛でしっかりと効果が出せるのは成長期の毛に対してのみです。すべての毛穴のうち、約1/3が成長期にあたり、残りの2/3は退行期または休止期となります。
退行期・休止期にあたる毛は毛母細胞から離れている状態なので、この時にレーザーやニードルを使っても、充分なダメージを与えることはできません。
つまり脱毛の効果をしっかり出すには、退行期・休止期だった毛が成長期になったタイミングで再度施術を受けなければならないということ。
そのため脱毛は一度で完了しないのです。また毛周期は、体質や部位によって異なるものです。
たとえば同じクリニックで同じ部位の脱毛の施術を受けたとしても、完了までの期間には個人差があります。
一般的には毛周期が切り替わる2~3ヶ月おきに通うことになるでしょう。
どんな部位の脱毛ができるの?
どのクリニックを選択するのかによって異なりますが、医療脱毛では、性別を問わずほぼ全身の脱毛が可能です。
顔 | 眉毛、額、もみあげ、鼻毛、口周り、産毛、ヒゲ |
---|---|
ボディ | 首、うなじ、胸、お腹、背中 |
腕 | ワキ、肩、上腕、下腕、手の甲、指 |
脚 | 太もも、膝、すね、足の甲 |
デリケートゾーン(VIO) | Vライン(ビキニライン)、Iライン、Oライン |
アンダーヘアの毛量を減らしたり、形を整えることをVIO脱毛、なかでも全くの無毛状態にすることを「ハイジニーナ脱毛」と呼ぶこともあります。
ハイジニーナの分類については、クリニックによって多少考え方が違うところもあるので直接確認してみましょう。
永久脱毛の方法は2つ!
永久脱毛の種類を大きく分けると「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の2つになります。
いずれもツルツルの状態が目指せますが、しくみは全く異なるので注意しましょう。
それぞれの特徴や、メリット・デメリットについてご紹介します。
レーザー脱毛
レーザー脱毛とは、メラニン色素(黒い部分の色素)に反応するレーザーを照射し、毛乳頭や毛母細胞を破壊する方法です。
再発毛率の低さのほか、肌の中に埋まってしまった「埋没毛」にも反応するところも魅力です。1回あたりの効果が高いため、契約期間もほぼ長引きません。
脱毛機では、現在は以下の3つが主流です。
- ダイオードレーザー
- アレキサンドライトレーザー
- YAGレーザー
また、レーザー脱毛ができるのは医療機関だけということもあり、アフターケアがしっかり用意されているのも安心ですね。
医療機関での脱毛は高いイメージがあるかもしれませんが、近年はお得なプラン、コースを充実させ、脱毛サロンのフラッシュ脱毛よりも安くできるところも多いです。
レーザー脱毛のデメリット
安全性も高くプラン次第ではお得にできる脱毛方法ですが、メリットばかりではありません。
実際に受けたときとのギャップを減らすためにも確認していきましょう。
レーザー脱毛は光脱毛に比べると威力の強い脱毛方法です。そのため、VIOや顔など刺激を感じやすい部位では痛みが強く出てしまいます。
といっても、我慢できないほどの痛みではないと感じる方がほとんどなので、それほど心配する必要はないでしょう。
毛の中に含まれている黒い色素(メラニン色素)に反応する脱毛機であるため、白髪や色の薄い毛にはほとんど反応しません。
レーザーは毛以外のメラニン色素にも反応します。
そのため、肌が黒めの人や日焼けしている場合には痛みが強く出やすいのです。日焼け具合によっては施術を断られることも…。
また、ホクロやシミ、そばかす、黒ずんだ傷跡、タトゥーなどは避けて照射する必要があります。
ニードル脱毛
ニードル脱毛では、専用の細い針(ニードル)を毛穴に通し、電気を流すことで毛乳頭を破壊します。なんといっても大きな魅力は、効果が高いということ。
さらに、レーザー脱毛が適さない毛にも問題なく施術することができます。
- ホクロから生えている、または近くの毛
- シミ、そばかす、黒ずんだ傷跡、タトゥーなどのまわりの毛
- 白髪や色の薄い毛
- 肌が黒め、または日焼けしている人の毛
またニードル脱毛は埋没毛の処理にも適しているため、基本的にどのようなムダ毛でも脱毛できるといえるでしょう。
ニードル脱毛のデメリット
とても効果が高く魅力的なニードル脱毛ではありますが、こちらもデメリットがあります。
ニードル脱毛最大のデメリットとして挙げられます。
毛穴に針を刺して電気を通す…といった手順からも、痛みの強さについては想像できるのではないでしょうか。
腫れや赤みが落ち着くのにも時間がかかりがちです。
1本1本処理していく方法ということもあり、ニードル脱毛の施術にはかなりの時間がかかります。
レーザー脱毛では一度の照射で広範囲に働きかけることができますが、ニードル脱毛は狭い範囲の着実な脱毛に向いている方法だといえるでしょう。
料金形態が特殊なので、脱毛部位によってはそうでもありませんが、レーザー脱毛に比べて高くつきやすいです。
広範囲をニードル脱毛でツルツルにしようとすると、下手すれば100万円以上もの費用がかかってしまいます。
永久脱毛に即効性はあるの?
現在の脱毛技術では、どうしても毛周期に影響されてしまいます。
そのため医療脱毛でも「希望する部位を1日で完全に永久脱毛する」という意味での即効性はありません。
またレーザー脱毛とニードル脱毛では、効果の現れ方にも違いがあります。それぞれの特徴についてチェックしてみましょう。
レーザー脱毛 |
|
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ニードル脱毛 |
|
レーザーの照射後は、照射前日にシェービングした状態と変わりません。もちろん毛母細胞などに変化が起こっているのですが、すぐに抜け落ちるわけではないのです。
いっぽう、退行期~休止期の毛を無視して考えれば、ニードル脱毛には「抜いた部位の見た目がすぐツルツルになる」という意味では即効性があります。
ですが時間がかかる手法のため、部位によっては「完璧に仕上げる」という意味ではなかなか難しいものです。
またレーザーもニードルも、退行期~休止期だった毛が成長期になったタイミングで再度通うことになります。そしてこれを何度か繰り返さなくてはいけません。
レーザー照射後の毛って抜いても大丈夫?
先ほど説明したように、レーザー照射後はシェービングで処理した状態の短い毛が残っています。
毛穴から抜け落ちるまで時間がかかるので、毛抜きで抜いてしまいたくなりますよね。
ですが無理やり引き抜いた中に、照射時に退行期だった毛があると、毛周期が乱れ、脱毛完了が遠のく可能性があります。そのため、必ず自然に抜け落ちるのを待ちましょう。
また医療脱毛を受けているあいだの自己処理は、毛抜きを使わずカミソリや電気シェーバーで剃るのが基本です。抜くタイプの処理は避けましょう。
痛みに弱くても永久脱毛できる?
レーザー脱毛の場合、痛みは肌を輪ゴムでパチンとはじかれた程度と表現されることが多いです。
そのため、相当痛みに弱い方でも問題なく施術が受けられるでしょう。ただ皮膚の薄い顔や、過敏でメラニン色素が強いVIOは痛みが出やすいと言われています。
またニードル脱毛では、毛穴に針を挿入し、そこに電気を通すわけなのでレーザー脱毛に比べるとかなり痛みが強く出ると思っておきましょう。
レーザー脱毛ではカウンセリングの際にテスト照射をしてくれるところが多いので、実際の痛みを確認した上で検討できます。
医療機関ならでは!麻酔を頼めることもある
サロンではなく、クリニックで施術を受ける大きなメリットとして挙げられるのが、クリニックは医療機関であるため麻酔が使えるということ。
脱毛では麻酔を使わないところもありますが、気になる方は相談しみてくださいね。
痛みにかなり弱い方の場合、永久脱毛にはなりませんが、レーザー脱毛より威力が弱いかわりに痛みも抑えられるフラシュ脱毛を検討してみるのもおすすめです。
永久脱毛が完了する期間や回数はどのくらい?
永久脱毛するためには毛周期に合わせて施術を受けなければならないため、何度か通うことになります。具体的には、どれくらい通えば理想的なツルツルの状態になれるのでしょうか。
どのようなペースで通うことになるのか、総合的に何回くらい通わなければならないのかを含めて予想される期間についてご紹介します。
レーザー脱毛の場合は1~2年
レーザー脱毛の場合、多くのクリニックでは5回コース~といったコース内容になっています。
ここからもわかる通り、一般的には5回程度は通わなければならないでしょう。
人によっては毛が濃かったり、体質などによって更に数回通わなければならないケースもあります。
ただ、1回あたりの効果も高いため、5回も通えばほとんどの方は満足のいく仕上がりになるはず。
2~3か月に1回通うことになるため、総合的な期間でいうと1年から2年ほどかかります。
一方、ニードル脱毛の場合、1回の施術で処理できる本数が少ないこともあり、広い範囲を希望すればそれだけ何度も通わなければなりません。
永久脱毛って高そう!価格はどうなの?
永久脱毛になってつるつるの肌が手に入ればとても理想的ですよね。自己処理の必要もなく、常に自信のある肌を保てるでしょう。
ただ、ここで気になるのは費用の問題です。美容にはお金がかかるものではありますが、永久脱毛をするにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
レーザー脱毛の場合
どこで施術を受けるのかによって費用は異なりますが、全身5回プランの場合、30万円前後の費用を設定しているところが多いようです。
安いところだと20万円を切るようなケースもあるので、クリニックによる違いはかなり大きいといえます。
費用を比較する際に注意しなければならないのが、顔やVIOを含んでいるのか?ということ。これらは全身脱毛に含まれず、別料金になっているところもあります。
キャンペーンを利用したり、友達紹介なども活用してできるだけ安く済ませてみましょう。
クリニックは医療機関ということもあり、条件によっては医療ローンが使えることもあります。
ニードル脱毛の場合
ニードル脱毛の場合はどのような料金形態になっているのかが各クリニックによって違います。
たとえば、1本数百円という形で設定されているところもあれば、5分間で数千円といったところもあるのです。
同じ5分間でも担当者によって処理できる本数は異なるので注意しなければなりません。
たとえば、片方のワキだけでも肌の奥で眠っている毛を含めると平均して1,800本はあると言われています。
1本あたり数百円かかることを考えると、広範囲を処理するのに向いている方法だとは言えないでしょう。
自宅で永久脱毛ってできるの?
自宅でムダ毛を処理する方法はいろいろありますよね。
たとえば、できるだけ広範囲を簡単に処理するために脱毛クリームや脱毛スプレーを使っている方もいるのではないでしょうか。
毛を溶かす働きがあるのでツルツルの肌が手に入ります。
しかし、あくまで現在生えている毛のみに働きかける方法であるため、毛を作るのに関わっている毛母細胞や毛乳頭に働きかけることはできません。
家庭用脱毛機器で永久脱毛は無理!?
家庭用脱毛機は安いものではありませんが、クリニックなどで行う永久脱毛に比べると費用は抑えられますよね。
何とか奮発して購入したものの、思っていたほどの効果は得られなかった…という結果にならないためにも各タイプの特徴を押さえておきましょう。
先述しましたが、永久脱毛ができるのは医療機関のみです。
家庭用として販売されている脱毛機も手軽で人気がありますが、これらはあくまで減毛、抑毛、除毛効果を得るためのものだと思っておきましょう。
レーザー式の製品
医療用にくらべ低出力で、毛乳頭や毛母細胞を破壊できるパワーはありません。
また照射射範囲が狭く、全体にムラなく当てていくのが難しいといったデメリットも。
フラッシュ式の製品
サロンのフラッシュ脱毛と同じしくみです。そのため永久脱毛にはあたらず、抑毛・減毛効果にとどまります。
またカートリッジ式のものは、費用がかさむ傾向です。
サーミコン式や、挟んで抜く方式の製品
今生えている毛を一時的に取り除くだけで、毛乳頭や毛母細胞には働きかけません。
こういう時、永久脱毛はできる?
永久脱毛を取り扱っているクリニックに行けば、誰でも必ず施術が受けられるわけではありません。
場合によっては断られてしまったり、状態を整えた上で再度施術を検討することになるケースも。
肌の状態が悪かったり、レーザーに反応しすぎてしまうような肌状態だと、安全性の問題から断られることがあります。
たとえば、次のような場合はどうなのでしょうか。
敏感肌、ニキビ、アトピーの場合
敏感肌やアトピーだと施術が受けられないように思うかもしれませんが、肌の状態が良ければ可としているクリニックも多いです。
このあたりはクリニックによって判断基準が違うので直接カウンセリングで確認してみてくださいね。
医療脱毛ならばクリニックでの施術になるので、万が一肌トラブルが起きたとしてもその場ですぐに医師のサポートが受けられます。
また肌トラブルが起きやすい方は、自己処理をするとその度に刺激を与えることになるため、永久脱毛の方が結果的に肌トラブルを抑える結果に繋がるケースも多いです。
ニキビについては刺激を避けるためそこを避けて施術をすることになります。ニキビ跡も色素沈着でレーザーが反応し過ぎることがあるようです。
ホクロ、そばかす、シミ、肝斑の場合
レーザーは色素に反応する仕組みになっているため、濃い色のホクロやシミなどはその部分にシールを貼って隠すなどの対応を行います。
また、それほど色の濃くないホクロ、シミ、そばかすであれば、そのままでも特に問題はないでしょう。
なかにはレーザーで肌の新陳代謝(ターンオーバー)が促されて、ホクロやシミが薄くなったと感じる方もいます。
注意しなければならないのが、レーザーを当てると悪化する恐れがある「肝斑」です。
範囲が小さければシールで隠すなどして対処可能ですが、広範囲にわたっている場合は顔脱毛を断られる場合も。
そういった場合でもニードル脱毛であれば色素に左右されずに施術可能となっています。
生理中の場合
生理の場合、基本的にVIOの脱毛は不可だと思っておきましょう。
ごくまれに許可しているところもあるようですが、経血による感染症防止の問題もあるため、ほとんどのクリニックではNGです。
VIO以外であれば受けられるところもあるものの、生理中はホルモンバランスの影響で肌が荒れやすくなっているため、痛みが強く出る可能性もあります。
施術可能かどうかはクリニックによって判断が異なるので直接確認してみましょう。
予約当日に生理になってしまった…といった理由だったとしても、キャンセル料が発生することもあります。
数日前の予約キャンセルであればペナルティが発生しないところも多いので、できることならば自分の生理周期を把握し、かぶらないように予約をとるようにしましょう。
生理中の脱毛については以下の記事で詳しく説明しているので、チェックしてみてくださいね。
妊娠中の場合
妊娠中についてはほぼすべてのクリニックで断られます。
赤ちゃんに悪そう…と思っている方も多いようですが、実はレーザーやニードル自体は赤ちゃんに影響はありません。
ではなぜクリニック側で断られるのか?というと次のような原因が挙げられます。
- 妊娠中の女性は、肌や体調が少しの刺激でも乱れやすい
- 痛みなどの刺激や脱毛時の体勢が原因となって、陣痛が誘発されるおそれがある
- つわりがある時期は、脱毛中に気分が悪くなりやすい
また、妊娠中はホルモンバランスが大きく変化します。妊娠中に毛が濃くなったと感じる方も多いはず。これもホルモンバランスの影響によるものです。
こういったホルモンバランスの変化により、妊娠中に脱毛しても効果が出にくいとされています。
また妊娠後期の場合、少しの刺激が陣痛を誘発するおそれも。痛い思いをすると体が緊張し、子宮の収縮に繋がる可能性もゼロとは言い切れません。
妊娠初期にはつわりも起こりがちですし、痛みなどの不安は赤ちゃんに良くない影響を与える可能性もあるでしょう。
脱毛完了前に妊娠がわかった場合は、産後落ち着いてから再開したほうが無難です。
ホルモンが安定するのは「授乳が終わって生理が2~3回来た頃」なので、これを再開の目安にしてみてくださいね。
クリニックによっては、妊娠中は契約期間に含めないなど、しっかりした対応を取っているところも多いです。
施術後の注意点や、安全性が気になる!
レーザーを照射した後の肌は過敏な状態になっています。そのため、普段は発生したことがないような肌の異変が起こる場合も。
また脱毛方法の中でも、ニードル脱毛は特に毛穴への負担が大きいため、トラブルにいち早く気づけるように、経過を確認しておきましょう。
たとえば施術後の肌にプツプツしたものが発生していて、不安になった方もいるかもしれません。
ほとんどの場合はすぐにおさまるので問題ありませんが、肌荒れを防ぐためには普段以上に保湿ケアに力を入れることが大切です。
脱毛期間中に紫外線などを浴びた場合も、肌への負担が大きくなってトラブルが発生しやすくなるので注意しておいてくださいね。
肌にレーザーを当てても副作用はないの?
脱毛効果があるレーザーを照射するわけなので、そもそもそのレーザーは肌にとって悪いものではないの?と思う方もいるでしょう。
しかし、脱毛で使うレーザーは毛の毛根部分に含まれているメラニン色素のみに反応する特殊なものを使っているため、肌に直接的な影響を与えることはありません。
肌が弱い方などは脱毛時の刺激によって一時的に肌荒れが発生することもあります。
とはいえ、現状で健康を害するような副作用も確認されておらず、日本医学脱毛協会でも次のように紹介されています。
医療レーザー脱毛は、特定の色にのみ反応するというレーザーの特質を生かした脱毛方法です。 そのため、他の皮膚組織には全くダメージを与えることなく脱毛することができます。
引用元: 日本医学脱毛協会
また、肌に光を照射している姿を見ると、紫外線の影響も気になりますよね。
ですが、こちらの場合も医療レーザーは紫外線とは異なるため、皮膚がんのリスクにも影響しません。
ニードルに金属アレルギーの危険はないの?
金属アレルギー体質の方の場合、施術で使うニードルの安全性が心配に思うかもしれません。
しかしが、ニードル脱毛で使っている医療用のニードルは、チタンや金で作られていたり、ニードルの周りをそれらの素材で覆っています。
そのため、アレルギーが起きる可能性は非常に低いと言われているのです。
ただし医療用絶縁針を使っている場合は、金属アレルギー反応が起きる可能性もゼロではありません。どのような機器を使っているのかについては、必ず事前に確認しておきましょう。
医療脱毛は埋没毛の原因になる?
埋没毛とは、毛の出口である皮膚が閉じてしまい、肌の中でムダ毛が成長してしまう状態のことをいいます。
いくつも埋没毛ができてしまうとボツボツして、肌状態も悪くなりますが、こういった肌トラブルは無理やり引っこ抜く毛抜きを使ったような方法で起きやすくなるのです。
埋没毛ができる大きな原因は、ムダ毛を処理した際に肌の表面が傷つき、それを再生しようと肌ががんばることにあります。
間違った方法でムダ毛の自己処理をすると肌が大きく傷つき、その過程で埋没毛ができてしまうのです。
そのほか、肌のターンオーバーが乱れている場合にも埋没毛が起こりやすくなります。
あらゆる脱毛方法の中には埋没毛ができやすいものもありますが、レーザー脱毛やニードル脱毛の場合、その危険性は非常に少ないといえるでしょう。
また、レーザーを照射した後は埋没毛に見えるようなものもでてきますが、これはあくまで一時的なものです。しばらくすると自然に抜け落ちるので心配はいらないでしょう。
むしろ埋没毛解消に効果的!
たかが埋没毛と侮ることはできません。放っておくと周りが炎症化し、毛嚢炎の原因になってしまうこともあるのです。
無理やりピンセットなどで引き抜く人もいますが、それがさらなる刺激に繋がり、状態が悪化してしまう可能性もゼロではありません。
では「どうしたらいいのか」というと、レーザー脱毛やニードル脱毛を検討してみましょう。
- レーザーは埋没毛にまでしっかり届く!
- ニードルは埋没毛を抜くのにも適している!
間違った自己処理を繰り返して埋没毛だらけの肌になってしまった場合も相談してみてくださいね。
高評価のレーザー脱毛クリニックはここ!
医療脱毛は医療機関である「脱毛クリニック」で行われています。
ただレーザー脱毛の場合は全国的に人気で、導入しているクリニックが多数あるので、どこを選べば良いのか悩んでしまうかもしれませんね。
そこで、評価の高いクリニックをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
コース充実!女性向け脱毛クリニック
女性向けの脱毛を取り扱っているクリニックは非常に内容が充実している傾向にあり、脱毛だけでなく美肌を作るために役立つプランなども取り扱っているところが多いのが特徴です。
アリシアクリニック
アリシアクリニックは VIO 付全身脱毛8回が2か月分0円で始められるプランなどを取り扱っています。
2年連続で全身脱毛のおすすめブランドとしても選ばれており、実力のあるクリニックだといえるでしょう。
湘南美容外科クリニック
知名度で選びたいなら湘南美容外科もおすすめ。
コース消化の有効期限がないので、途中で妊娠するかも…といった心配がある方でも安心です。両ワキ6回で1,000円、 VIO3回で29,800円などのコースも人気。
KM新宿クリニック
ハヤブサと呼ばれる脱毛機を取り扱っており、業界最速とも言われているスピードを誇ります。
脱毛に興味があるけれど、あまりまとまった時間は取れない…と思っている方でも検討しやすいでしょう。
リゼクリニック
リゼクリニックも有名ですね。全国に18院あり、クリニックの中では珍しくコースの途中解約にも対応してくれるのが大きな魅力です。
レヴィーガクリニック
最先端の医療脱毛機であるメディオスターNEXT を取り入れています。
痛みが少なく、火傷のリスクも低いため、安心感にこだわってクリニック選びをしたいと思っている方にもおすすめ。
最近は男性向け永久脱毛も充実
脱毛といえば女性が行うものといったイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
メンズクリニックや、男性向けのコースを取り扱うところも増えてきました。
特に男性スタッフの施術が約束されているところを選択しておけば、デリケートゾーンの脱毛も恥ずかしさを抑えられますよね。
ゴリラクリニック
男性専門のクリニックとしてヒゲ脱毛のほか、全身脱毛も取り扱っています。
医療脱毛が月々3,000円から始められるということもあり、初めにまとまった費用が用意できない方でも安心ですね。
湘南美容外科クリニック
湘南美容外科も男性の脱毛で53万件以上の実績を誇っているクリニックです。
全国55院のクリニックで脱毛の施術が受けられるだけでなく、そのうち5院は男性専門院となっています。
メンズリゼクリニック
CMでも有名なメンズリゼクリニックは学生でも通いやすい定額・低額プランが用意されています。
支払いも最大60回まで選べるので費用的な心配がある方も相談してみましょう。
メンズシュシュ(MEN’S chou chou)
ローンを組みたくない…と思っているのであれば、安心の完全都度払い制度を採用しているメンズシュシュについても検討してみてはどうでしょうか。男性専門の脱毛サロンです。
横浜中央クリニック
痛みが苦手な方でも安心して施術が受けられるメディオスターNEXT PROを導入しています。もちろん医療レーザーなので、効果も信頼できます。
永久脱毛でムダ毛の悩みとサヨナラしよう!
医療脱毛についてご紹介しました。
永久脱毛をしたいと思っているのであれば、クリニックで行われているレーザー脱毛か、ニードル脱毛から検討してみてくださいね。
たとえばこのような使い分けはいかがでしょうか。
- 全体的な脱毛をレーザーで行う
- それでも残ってしまった頑固な毛はニードルで脱毛する
医療脱毛が受けられるクリニックはいろいろありますが、自分に合っているところは人それぞれ違うので、実際にカウンセリングを受けて話を聞いてみるのもおすすめです。
お得な体験プランを実践しているところも多いので、そういったものも検討してみてくださいね。
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