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紫外線対策のおすすめアイテム「スプレー系日焼け止め」の正しい使い方
スプレー系日焼け止めの種類とメリット・デメリット
お顔や手足の紫外線対策はしっかりできていても、髪の毛は何も対策をしていなかったり、手の届かない背中の紫外線対策で悩んでいるという方も多いと思います。そんな方におすすめなのがスプレータイプの日焼け止めです。数年前に登場したスプレー系日焼け止めはすでに定番アイテムとなり、ドラッグストアやスーパーでも簡単に手に入るアイテムとなりました。
今回はスプレー系日焼け止めの種類と、紫外線防止効果をアップさせる正しい使い方についてご紹介します。
スプレー系日焼け止めには2種類ある
スプレー系日焼け止めは大きく分けると2つの種類があり、肌質や使い方によってどちらが向いているかが違います。まずはスプレー系日焼け止めの種類から見ていきましょう。
ガスタイプ
まず一つ目がガスを利用してシューッと吹き出すタイプのスプレー系日焼け止め。ガスタイプはSPF/PA値が高いものが多く、しっかり紫外線対策したい方におすすめです。ただし、肌へのダメージは大きくなりがちなので、肌が弱い方は避けた方が無難です。また、ガスタイプは3~5秒以上同じところにスプレーし続けると凍傷になる可能性があるため、日焼け止めを嫌がるお子さんに使うのは少しリスクが高いと思います。
その他、ガスを使用しているので火気厳禁で火の近くにおいたり、使用後すぐに煙草を吸うのも避けましょう。夏の時期は高温になる車の中や日当たりの良い場所に放置するのも厳禁です。
ミストタイプ
ノンガスタイプとも呼ばれるミストタイプのスプレー系日焼け止めは、その名の通りガス不使用、液体の日焼け止めをミスト状にして吹き付けるタイプのものです。通常の日焼け止めと同じ感覚で使うことができる上に、保湿効果も期待できるので夏場の肌の乾燥が気になる方にもおすすめです。
ガスタイプと比べるとSPF/PA値は低めで肌が弱い方やお子さんの肌にも安心して使えます。
スプレー系日焼け止めのメリット・デメリット
メリット
スプレー系日焼け止めの最大のメリットが、液状の日焼け止めと違って全身どこにでも使えるということ!手の届かない背中などにもスプレーならシューッと吹きかけるだけで紫外線対策ができます。メイクやストッキングの上から使えるものも多く、お出かけ前の忙しい時間でもパパッと紫外線対策ができるのが魅力です。
また、液状日焼け止めでは塗るのが難しい髪の毛や頭皮にも使えるのがうれしいです。頭皮の日焼けは薄毛や抜け毛の原因になり、髪の日焼けは枝毛・切れ毛やヘアカラーの褪色(色が抜けてしまうこと)の原因になります。スプレー系日焼け止めなら、こういった髪の紫外線によるダメージも防ぐことができます。
デメリット
スプレー系日焼け止めの唯一のデメリットが、塗りムラができやすいということです。スプレーなのであちこちに飛び散りやすく、自分で思っている以上にきちんとスプレーできていないということが多いのです。このデメリットに関しては、次に説明する正しい使い方を実践することでカバーすることができます。
スプレー系日焼け止めの正しい使い方と注意点
- 15cmほど離してムラがでないようにまんべんなくスプレーする
- 手が届く場所はスプレーした場所を抑えるようにして日焼け止めを密着させる
- 手の届かない背中はムラができやすいので重ね付けする
- 日焼け止めは時間がたつごとに効果が薄れていくので、こまめにスプレーし直す
スプレー系日焼け止めの正しく使うには、以上の4つのポイントが大切です。手が届かない上に自分では確認しづらい背中や肩などに使う時は重ね付けしてムラを防ぎましょう。
顔に塗る時は手を使う!
スプレー系日焼け止めの使い方を見ると、「顔には直接スプレーしないでください」と書いてあるものが多いです。直接スプレーすると目や口に入る可能性があるので、顔に直接スプレーするのはメーカーとしてはおすすめできないようです。
こういった製品の場合、スプレーを手に取ってから顔に塗るようにしましょう。顔に直接スプレーできるタイプのものもあるので、メイクの上からシューッと吹きかけて紫外線対策をしたい方はこういったものを選ぶのがおすすめです。
ミストタイプならメイク直しにもぴったり
ミストタイプのスプレー系日焼け止めには保湿効果もあるので、メイク直しのアイテムとしてもおすすめです。やり方は以下の通りです。
ミストタイプなら紫外線対策と同時に保湿もでき、夏場の乾燥肌に悩んでいる方のメイク直しにもぴったりなのです。夏のメイク崩れが気になる方はぜひ試してみてくださいね。
スプレー系日焼け止めは正しく使おう!
髪の毛も含めて全身に使えるスプレー系日焼け止めは、紫外線の強い春から夏にかけて肌を守ってくれる頼もしいアイテムです。ただ、スプレーなのでどうしても塗りムラが出やすいので、正しい使い方を実践してしっかり紫外線対策をしていきましょう。
スプレー系日焼け止めはムラを防ぐために重ね付けをするため、手で塗るタイプの日焼け止めと比べるとすぐなくなってしまいがちなアイテムでもあります。全身に使っているとコスパが悪いので、背中や髪の毛、出先でストッキングやメイクの上から使うなど、塗るタイプの日焼け止めとは使い方を分けるのがおすすめです。
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