人にはそれぞれ家庭の事情があったり、家族構成も様々だよね
クレカを申込む人の背景も様々……ということですね
そういうことだね
まずは、クレカの審査ではどんな要素を見ているのかを考えてみよう
「父子家庭だと審査が不利になるのかな?」
と悩んだことはありませんか?
収入が少ない場合も多い母子・父子家庭では、カード会社による審査が不安という方も少なからずいるはずです。
そこで今回は母子・父子家庭が審査にどう影響するのかとカード会社がチェックするポイントを詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、あなたに合ったカードが申し込めるようになるので、ぜひ読み進めてください。
この記事の目次
母子、父子家庭だとクレジットカードの審査に通らない?
母子家庭、あるいは父子家庭に対する世間のイメージは、経済的な面では必ずしも良いとは言えません。
まだまだ日本では女性が男性に匹敵するほどの収入を得られないケースが多いということも、不利な印象を予想させる要因の一つです。
また、父子家庭においても「属性が悪いと見なされているのではないか」と疑心暗鬼に陥る男性は大勢おられます。
十数年前と比較すれば、母子家庭や父子家庭にも理解を示すようになった現代社会ですが、一部ではまだ偏見に囚われています。
果たしてクレジットカードの審査でも母子・父子家庭という事情がマイナスに作用し、審査から落とされてしまうのでしょうか。
審査に直接は関係しない
結論から先に言うと、母子家庭や父子家庭だからといって、そのことが審査に直接影響することはないんだ
カード会社の審査で重視する項目の一つに「公平さ」があり、そのような属性だけで入会の可否を決定付けることは無いのです。
一歩間違うと差別にも繋がりかねない項目ですから、この件について重視されることはまずありません。
それより若い場合は、まずは年齢が18に達するまで申込みを待ちましょう。
また、母子家庭、あるいは父子家庭になったことをキッカケに、生活保護を受給している方は審査には合格できません。
これはカード会社というよりも、国家の制度として取り決められている項目であるため、抗うことは不可能です。
生活保護受給中の方がクレジットカードを作成したい場合には、まずは自立した生活を確保しましょう。
安定的な収入が条件
クレジットカードの審査において、最重要視されるのが「収入が安定的であるか否か」という問題です。
そもそもなぜ審査を行うのかと言えば、貸したお金が返って来ないという事態を避けたいという思いがカード会社にあるためです。
そのため、数か月後、数年後というスパンで、申し込んだ人物がお金に困る可能性が高いかどうかをチェックしています。
雇用形態が正社員であるかどうか、勤続年数が長いかどうかを確認しているのはこのためです。
当然、長く勤め続けられる可能性が高い正社員や、同じ会社に長く勤めて実績のある人物ほど高く評価されます。
母子家庭や父子家庭であったとしても、正社員で勤務実績があれば、審査に通る可能性は高いと見て良いでしょう。
アルバイトやパート、あるいは契約社員・派遣社員という場合には、審査に通るかどうかはカード会社の基準により異なります。
ステータスの高いカード会社の中には、正社員ではないという理由だけで審査から落とされてしまうことがあります。
正社員以外の雇用体系で働く母子・父子家庭の方は、審査の基準が比較的緩い流通系や消費者金融系のカードを選んでみましょう。
審査に通らない場合は、他に原因が?
カード会社に申し込むと審査が行われ、その審査に通過するとクレジットカードが発行されます。
しかし、何らかの原因でその審査に通過しないこともあるのです。次のような理由だと審査に通過しないと考えられています。
- 審査基準を満たしていない
- 他社からの借り入れが多い
- クレジット利用履歴に問題がある
以上の場合などです。そこでこれらの原因についてご紹介してみたいと思います。
審査基準を満たしていない
クレジットカードの審査に通らない場合、審査基準を満たしていないということも挙げられるかもしれません。
申込者属性が発行基準を満たしていない場合、属性が弱いと考えられて審査に通らないということになっているといえます。
クレジットカードの審査はその人に支払い能力があるかどうかについて確認を行うという意味があるんだ
審査で重視されるのは、その人の
- 年齢
- 年収
- 職種
- 雇用形態
- 勤務先の規模
- 勤続年数
- 居住形態
- 居住年数
- 家族構成
などです。
これらの項目は属性と呼ばれているよ
属性によって、きちんと返済ができそうかどうかについてある程度の判断がなされるのです。
そのため、安定性が低くて返済能力が低いとみなされることはクレジットカードの審査において不利になるのです。
そして、携帯電話で固定電話がないという場合、属性が弱く、安定性が低いと考えられて返済能力が低いとみなされ、クレジットカードの審査に通らない可能性があります。
クレジットカード会社ではスコアリングという方法で、その人の属性などを点数化し、審査を行います。
クレジットカード会社によって定められている一定ラインを満たさなければクレジットカードの審査に通過できないようになっているのです。
したがって、申込者がクレジットカードの審査基準を満たしていないということは審査に通過しない原因の一つと考えられます。
他社借入が多い
クレジットカードの審査では他社借り入れが多いという場合には審査に通過しない原因になると考えられています。
他社借り入れと言っても住宅ローンや教育ローン、自動車ローンなどはあまり影響しないでしょう。
しかしカードローンやフリーローンなどのキャッシングは影響をするといわれています。
他社借入件数に関しては、1社ならばそれほど問題はなく、2社までは容認してくれるクレジットカード会社は多いといわれていますが、3社以上になるとあまり審査にとってはよい影響を与えない場合が多くなるといえます。
また、住宅ローンや教育ローン、自動車ローンであっても、収入に対してこれらのローンの占める割合が高いと判断される場合は審査に通過しにくくなることもあるんだ
そのため、クレジットカードローンの審査では、他社借り入れが多いということは審査に通らない原因の一つと考えられているのです。
クレヒスに延滞などの記録がある、または利用履歴が全くない
クレジットカードは与信によって代金を後払いするというシステムになります。そのシステム上、信用力が非常に重視されるのです。
信用力とは利用者の支払い能力、つまり返済力といえ、この信用力が大きく欠けているとクレジットカードの審査に通らないことになります。
その理由として、クレジットカード会社によって貸し倒れのリスクがあると判断されるためです。
これまでに、クレジットカードを利用し、期日までに支払えないということがあった場合には審査に通過しない可能性が高くなるといわれています。
クレジットカード会社は利用者から申し込みがあると、必ずその人の信用情報を調べます。
信用情報とは、今までのカードやローンの利用履歴のことです。
その人の信用情報は個人信用情報機関に紹介をすることができ、個人信用情報機関にその人の履歴に支払い遅延や滞納、多重債務や自己破産などの記録があれば審査に通らない可能性が高くなるのです。
また、これまでずっと現金払いをしていて一度もクレジットカードを作ったり、お金を借りたりしたことがないという履歴がない人も審査に通過しない原因となります。
その人の信用情報上の履歴が、過去に金融事故を起こしてしまって、そのデータが抹消されたばかりの人と一見同じデータになっているからなのです。
このため、履歴が全くない場合は審査に通過できない原因となるといえます。
クレジット業界の場合は、「いつでもニッコリ現金払い」が好印象というわけじゃないんですね
利用履歴が重視されず作りやすいカードの多い若いうちから、質のいいクレヒスを蓄積していくことをオススメするよ
無収入、生活保護などを受けている家庭は難しい?
無収入、生活保護を受けている家庭ではクレジットカードは作成できないのでしょうか。
クレジットカードを作る上で審査に通るために必要なことは、クレジットカードで購入した商品の金額を返すほどのお金を持っているか、支払いはしっかりできるのかという部分が非常に重要になってきます。
まず無収入というのは、まったく収入がない状態のことを指します。
また無収入ということは無職という扱いになりますので、働く意思がないとも捉えられるので、無収入はまず審査に通りません。
働かないでクレカをたっぷり使いたいです!
それじゃ利用額を支払えないよ!
また、生活保護を受けている場合も同じです。生活保護というのは収入もなく、家や車などの財産も手元になく、周りの家族からも援助を得られない方が生活保護を受けることができます。
そのため、無収入の方と同じように審査に無事に通ることは難しいです。
じゃあ無収入や生活保護以外でもパートやアルバイトといった正社員以外の方の場合はどうなんですか?
まとまった収入となると少ないため審査に通らない場合も時によってはありえるよ。
でもパートやアルバイトの場合は収入よりも勤務年数の方をより審査時に重視する傾向があるんだ。
一つの勤務先に長くいればいるほどクレジットカードを作りやすくなるんだよ。
審査が不安な方におすすめするカードの3つの特徴
では、どういったカードが審査に通りやすいとされているのでしょうか。
ここでは、カードを申し込みたいという方へ向けて審査に通りやすいカードのポイントを紹介していきます。
年会費が無料のカード
年会費が無料のカードであればパートやアルバイトの方でもすぐに申し込めて審査に通りやすいです。
自分にかかる金額的な負担がなくクレジットカードを持つことができますし、さらに年会費無料となると審査基準も比較的低いためからです。
プレミアムカードなど通常よりも優れた機能を持っているカードは避ける
この場合は審査基準が厳しく、パートやアルバイトの場合は通らないことがあるのでカードの種類もよくみておくことをおすすめします。
コンビニやスーパーなどが提携しているクレジットカード
こういったカードは審査に通りやすいです。
具体的にはファミマTカードやイオンカード、楽天カードなどが挙げられます。
どうしてですか?
アルバイトやパートをしている年齢層はショッピングをする機会が多いよね。
だから逆にこのカードを使って買い物をしてもらうことで会社にとっては大きな利益をもたらしてくれるからなんだ。
また、これらのクレジットカードは買い物するたびにポイントが付与されますので、パートやアルバイトの方にも利益がありますね。
提携企業にとっても、消費者にとっても利益があるこのクレジットカードを1枚持てればだいぶ日常生活で役に立つはずです。
審査に通りやすくて便利に使えるカード2選
ここでは審査に通りやすいカードを
・ポイント還元率が高い
・年会費が無料であること
・お得なサービスが充実している
という3つの観点から厳選したので、ぜひ参考にしてください。
楽天カード
大学生から社会人まで幅広い方に支持されている「楽天カード」。
こちらのカードは楽天グループや提携先店舗での利用でポイントが最大4倍になるため、ポイント還元率が他のカードよりも高いです。
さらに楽天グループでは
- 新規入会&利用で7000ポイントプレゼント
- 楽天市場でのリボ払い利用でポイント最大6倍
- スーパーポイントアッププログラムで毎日ポイント最大8倍
といったキャンペーンが定期的に開催されているため、無理なく大量のポイントが貯められるでしょう。
さらに商品トラブルの対応やカードの不正利用対策を行っているため、ネットショッピングならではの不安を解消してくれます。
楽天グループで買い物をする機会が多い方には頼もしい1枚になるでしょう。
イオンカード
イオンやマックスバリュなどのスーパーを運営するイオングループの「イオンカード」。
こちらのカードは、
- イオングループで毎月20日・30日は買い物代金が5%オフ
- イオンカードで購入した5,000円以上の商品は180日補償
- イオングループでポイントがいつでも2倍
- 語学スクールや飲食店で優待が受けられる
など、お得なサービスが充実しているため、普段の買い物がよりお得になります。
また飲食店や語学スクールなどで優待が受けられるのも嬉しいポイントです。
イオンのみならず幅広いシーンで使えるカードを探している方には、うってつけの1枚だと言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後にもう一度、大切なポイントをおさらいすると
・カードやローンの利用歴が重視される
・不安な場合は、審査に通りやすいカードを申請!
この記事を参考にして、あなたのライフスタイルに合ったカードを手に入れてくださいね。