早くクレジットカードを持ってたくさんショッピングしたいです!!
そうだね。そのためにはまずはカード申込をして、審査に受からないとね!!
どうやったら審査に受かりやすくなるんですかね?
クレジットカードは今や私たちの生活に欠かせない、必要不可欠な存在だといえるでしょう。
クレジットカードがあれば現金の持ち合わせがなくても買い物ができますし、実際の支払いは月末に先延ばしにすることができます。
高額な買い物をする場合には利用料金を分割で支払うことができ、リボ払いを利用すれば月々わずかな負担で欲しいものを今すぐ手に入れることさえ可能です。
さらに近年ではカード利用者を対象とした、様々なサービスが付帯するクレジットカードが増えています。
ポイントの付与やキャッシュバックが適用されるカードは使えば使うほどお得になりますし、海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯するカードであれば安心して利用することができるでしょう。
今回はそんなクレジットカードの審査に通りやすくなるちょっとしたコツなどについて、詳しく見ていきたいと思います。
この記事の目次
審査とは何か??
クレジットカードの審査では、スコアリングシステムが活用されています。
スコアリングシステムは申込者の各種情報を数値化してその総合点でカードの発行の可否を判断するもので、実際の審査のほとんどはコンピューターにより自動的に行われることになるよ。
そして従来のクレジットカードの審査では担当者が申込者の各種条件を一つ一つ手作業で確認していたんだ!
それだと審査が完了するまでにはある程度の期間が必要になりますね!
そうだね。しかし、スコアリングシステムの導入により短期間でのカードの発行が可能になって利便性が大きく向上したんだ。
審査の際にはさらに、個人信用情報機関への情報の照会や自社データベースの確認が行われます。
具体的には、支払いの状況や延滞の有無などが確認され、金融事故の履歴などが登録されているとその時点で審査落ちになります。
そもそもなぜ審査が存在するの?
クレジットカードを利用すれば欲しいものをすぐに手に入れることができます。
クレジットカードの支払いは月末などに後回しにできるので、広い意味で借金に該当するといえるでしょう。
クレジットカードを実際に利用するためには、審査を受けてこれに通過することが必要になります。
そしてカード会社は貸し倒れによる損失の発生を防ぐために、審査で利用者の返済能力を確認し、確実な返済が期待できる利用者に限ってカードを発行しているのです。
つまりクレジットカードの審査では信用の有無が結果を左右することになります。
それでは具体的には、どのような人が信用が高いと判断されるのでしょうか。
重要なのは確実な返済が期待できるかどうかです。
具体的にはこれまでのクレジットカードやカードローンなどの利用履歴がチェックされることになります。
月々の返済を滞らせることなく確実に行っている人の場合には信用が高く評価されますし、一方で延滞や債務整理(自己破産など)の履歴がある人は信用に問題があると判断されて、クレジットカードの審査に通過することは難しくなります。
さらに職業の種類や勤続年数なども審査に影響を及ぼすことになります。
クレジットカードの審査では安定した収入の条件を満たすことが必要になりますので、大企業の正社員や公務員であれば信用が高く評価されます。
また、勤続年数は長ければ長いほど信用が高く評価されることになります。
年収の条件については一定以上の収入があれば、カード発行の可否にはそれほど影響しないことが多いよ。
例えば年収300万円の公務員と年収500万円の自営業者を比較した場合には、クレジットカードの審査では収入の安定性が高い公務員の方が信用が高いと判断されるケースも考えられるんだ!
審査において重要な要素は?
クレジットカードの審査では、3つのCが重視されます。
これらは略してカード審査の3Cなどと呼ばれているのですが、3つのCは具体的には以下の条件を意味しています。
- 資力(Capacity)
- 性格(Character)
- 資産(Capital)
3つのCのそれぞれについて、さらに詳しく確認してみましょう。
資力(Capacity)について
資力はあなたの収入など返済能力に関する条件であり、クレジットカードを利用した場合にはその後の支払いが必要になりますので、安定した継続的な収入を得ていることがカード利用のための前提条件になります。
返済能力については申込書の記載に基づいて、特に以下の項目がチェックされます。
- 職業の種類
- 雇用形態
- 勤務先
- 勤続年数
- 年収の額
- 他社借り入れの件数や総額など
クレジットカードの審査では、勤務先に対する在籍確認が行われます。
いずれにしても正しい情報を申請しているのであれば、在籍確認を必要以上に警戒する必要はないといえるでしょう。
性格(Character)について
性格はクレジットカードの利用者が間違いなく返済を行うかどうかを判断するための条件であり、具体的には利用者のクレジットヒストリー(クレジットカードの利用履歴)に基づいて判定されることになります。
信用情報機関はクレジットカード会社などが共同で管理・運営を行うデータベースであり、利用者のクレジットカードや各種ローンなどの利用に関する情報が登録されています。
資産(Capital)について
資産はクレジットカード利用者が有する財産であり、クレジットカードの返済を担保する重要な条件になります。
特に自宅などの不動産は担保としての価値が高いと判断されますので、不動産を有していれば審査では有利に判定されるでしょう。
資産については申込書の記載に基づいて、特に以下の項目がチェックされることになります。
- 居住の形態(持ち家か賃貸か)
- 持ち家の場合にはローンの有無(返済中かどうか)
- 居住の年数など
会社によって重視するポイントが違う??
クレジットカードの審査で重視されるポイントにはカード会社ごとに若干の違いがありますが、基本的には以下のようなポイントが重視されることになります。
延滞の履歴がないこと
クレジットカードの審査では信用情報機関に対して情報の紹介が行われるのですが、この時に延滞の履歴が登録されていると審査には通らない「ブラックリスト」状態と判断されることになります。
その後5年~10年が経過して延滞の履歴が抹消されるまでの間はブラックリスト状態は解消されませんので、クレジットカードを利用する際には延滞などをしないようにくれぐれも注意をしましょう。
勤続年数が1年以上であること
クレジットカードの審査では、安定した収入の条件が重視されることになります。
勤続年数が長い人は定年まで勤務し、収入が安定しているとだろうと判断される一方で、勤続年数が短い人は、すぐに仕事を辞めたり転職をしたり、収入が不安定であると判断される可能性が高いよ!
クレジットカードの審査に通過しやすくなる勤続年数については、1年以上が必要だと考えた方がいいかもしれないね。
総量規制による制限に達していないこと
貸金業者に対しては借り入れの限度額を最大で年収の3分の1までに制限する総量規制が適用され、これはクレジットカードに付帯するキャッシング枠に対しても適用されることになります。
カードローンなどからの借り入れを利用している人の場合には、新規のクレジットカードの申し込みの際にはキャッシング枠の希望額を「0円」で申請すれば、カードの審査には通りやすくなるかもしれません。
短期間で複数のクレジットカードに申し込んでいないこと
短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、複数申し込みそのものが理由で審査に通らない「申し込みブラック」と判断されることになります。
クレジットカードには1社ずつ丁寧に申し込むようにしましょう。
審査に通りやすいことってあるの?
クレジットカードの審査は基本的には各社とも同じような基準で行われますので、A社の審査に通らない人はB社でもC社でも同様に審査には通らないということになります。
ただし様々なクレジットカードの中には積極的に顧客を獲得したいと考えているクレジットカードなどがありますので、クレジットカードの審査に通過できるかどうか不安を感じる人は比較的審査に通過しやすいとされているクレジットカードを選んで申し込むのがよいでしょう。
さらに申し込みの時期などによっても、審査の通過しやすさは異なるようです。
年度の変わり目となる3月や半期の区切りとなる9月にはクレジットカードへの申し込み件数が増加するよ!
つまり審査は厳しくなるということですね。
一方で閑散期となる1月・2月・7月・12月などについては、クレジットカード会社では顧客獲得のノルマを達成するために審査基準を若干緩めているようだよ。
クレジットカードの審査に申し込む人にとって、これらの時期は狙い目だろうね!
審査に落ちにくくなるコツ
クレジットカードの審査落ちを防ぐためには、申し込みの手続きをできるだけ丁寧に行うことが重要なポイントだといえるでしょう。
審査は申し込みの際に申請された各種の情報に基づいて行われますので、申請された内容に不備や不足などがあるとそれが原因で審査に落ちてしまうかもしれません。
個人情報をできるだけ明かしたくないと考える人がいるかもしれませんが、申請が必要な項目については空欄を作らず全てしっかりと埋めるようにしましょう。
勤務先や雇用形態について
公務員や大企業の正社員などであれば審査では有利に評価されますが、その他の職業やパート・アルバイトなどの場合にも正直に申請してください。
勤続年数について
勤続年数は長ければ長いほど有利になります。
クレジットカードの審査に通過するためには1年以上の勤続年数が必要になりますので、就職や転職をしたばかりの人は勤続年数が1年に達するのを待ってから申し込むようにしましょう。
住居の形態や居住年数について
住居の形態は賃貸よりも持ち家が有利になりますし、また居住年数は長ければ長いほど有利になります。
年収について
クレジットカードの審査に通過するために必要な年収の額については、それぞれのクレジットカードごとに基準が異なります。
年収に自信のない方には、比較的審査に通過しやすいとされるクレジットカードを選ぶのをおすすめします。
他社借り入れの金額や件数について
現在の日本では貸金業法という法律により、貸金業者から借り入れができる金額の上限は最大で年収の3分の1までに制限されます。
複数のカードローンを利用している人は新規のクレジットカードの審査に通らない場合があるから、クレジットカードに申し込む前に借り入れはできるだけ返済してしまおう。
クレジットヒストリーの重要性
クレジットカードの審査では、利用者のクレジットヒストリーが重要になります。
クレジットカードを提供するカード会社は共同で個人信用情報機関というデータベースを設立して、利用者のクレジットヒストリーを登録しています。
個人信用情報機関に加入するカード会社は、登録された情報の内容を自由に閲覧することができます。
日本では現在、
- CIC
- JICC
- 全国銀行個人信用情報センター
の3つの個人信用情報機関が活用されているのですが、クレジットカードの利用履歴は主にCICに登録されています。
ただしこれらの3つの個人信用情報機関ではお互いに情報が共有されているため、クレジットカードの利用履歴は一般ローンやカードローンなどの品にも影響を及ぼすことになります。
新規のクレジットカードに申し込んだ場合には、個人信用情報機関に対して情報の照会が行われます。
この時に延滞や債務整理などの金融事故の履歴が登録されていると、すべてのクレジットカードやカードローンなどの審査に通らない「ブラックリスト」状態と判断されることになります。
一度ブラックリスト状態になってしまうとその後5年~10年程度の間クレジットカードやカードローンなどの利用を制限されることになるので、くれぐれも延滞などをしないように確実な返済を心がけるようにしよう。
クレジットヒストリーの内容を確認したい人は、個人信用情報機関に対して情報の公開を請求することができます。
個人信用情報機関に登録された情報の内容は本人のものであれば公開されますし、また請求の手続きなども比較的簡単に行うことができます。
おすすめカード
クレジットカードを実際に利用するためには、審査を受けてこれに通過することが必要になります。
クレジットカードの審査は厳しい基準に基づいて行われるのですが、審査の難易度についてはカードごとにそれぞれ異なっています。
一般的にステータスが高いとされているクレジットカードでは審査はかなり厳しく行われますし、一方でカード会社にとってメリットが大きいリボ払い専用カードなどは比較的審査には通過しやすいようです。
銀行系→信販系→流通系→消費者金融系
となっています。
まずはカードのブランドにはこだわらず、審査が甘いとされるクレジットカードに申し込みがおすすめです。
実際にクレジットカードを利用して確実な返済を積み重ねることで、カード会社からの信用を獲得することができるよ!
優良なクレジットヒストリーを作成することができれば、その後は本命のクレジットカードの審査にも通過することができるかもしれないね。
アコムACマスターカードはカードローンが利用できるリボ払い専用カードです!
大手消費者金融アコムが発行するクレジットカードが、アコムACマスターカードです。
アコムACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードであり、さらににアコムのカードローンが利用できることが特徴となっています。
現在日本では様々なカード会社が様々なクレジットカードを発行しているのですが、アコムACマスターカードは最も審査に通過しやすいカードだといえるのではないでしょうか。
アコムACマスターカードには国際ブランドとしてマスターカードが付帯するから、世界中のマスターカード加盟店で利用することができるよ!
さらに年会費無料で利用額の0.25%が自動でキャッシュバックされますし、日本全国のアコムの自動契約機(むじんくん)を利用すれば申し込みから最短30分でカードの即日発行を受けることが可能なんだ!
カードの表面にアコムの表記もないし、一般店舗での買い物などにも気兼ねなくカードを利用することができるおすすめの一枚だよ!!
楽天カードを利用すれば楽天ポイントをお得に貯めることができます!
楽天カードはインターネットショッピングモール楽天市場を運営する、楽天グループが発行するクレジットカードです。
楽天カードを利用すれば、楽天市場などで利用することができる「楽天スーパーポイント」をお得に貯めることができます。
楽天カードのポイント還元率は通常1%ですが、楽天市場が開催する各種のキャンペーンを活用すればポイント還元率は3%~4%になりますので、楽天市場を利用する機会が多い人は積極的な申し込みを検討してみてはどうでしょう。
楽天カードは年会費無料で利用することができるクレジットカードだよ。
VISA・JCB・マスターカードのいずれかの国際ブランドが付帯することで海外での利用にも対応しているし、楽天カードでチケット代金やツアー代金の支払いを決済すれば海外旅行傷害保険が適用されるんだ!
さらにカード盗難保険やカード利用お知らせメールなどの様々な機能により、セキュリティが気になるインターネットショッピングなども安心利用することができる便利なカードだよ!
エポスカードには様々な店舗や施設で各種優待が適用されます!
丸井(マルイ)が発行するエポスカードは、様々な店舗で優待やポイント還元などが受けられるお得なカードです。
丸井店舗での買い物はもちろんですが、さらに日本全国の約5000の店舗や施設で様々な優待が適用されます。
例えばレストランカラオケシダックスではルーム料金の30%オフが適用されるし、アパホテルズ&リゾーツ・ロイヤルホスト・カウボーイ家族などでは利用料金の10%オフされるよ!
さらにテーマパークのハウステンボスでは入園料金や園内レストランの飲食料金などに7%オフ、イオンシネマ・ユナイテッドシネマ・シネプレックスでは500円の割引などとってもお得なんだ!!
その他にも様々な店舗の利用で通常の5倍以上のポイントが付与されるから、クレジットカードを様々な店舗で利用したい人にはエポスカードがおすすめだよ!!!
まとめ
今回はクレジットカードの審査に通りやすくなるちょっとしたコツなどを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
クレジットカードの審査では利用者の信用が重視されますので、申し込みの際にはくれぐれも正しい情報を正確に申請することを心がけてください。
申し込みの内容に嘘があると信用が低く評価されてその時点で審査落ちになりますし、ケアレスミスなどによる間違いについても同様に判断されることになりますので、申し込みの手続きはくれぐれも慎重に行うことが必要だといえるでしょう。
さらにクレジットカードの審査では、クレジットカードの利用履歴であるクレジットヒストリーが重要になります。
確実な返済の履歴があればそれだけ信用が高く評価されますし、一方で延滞などの履歴がある場合には審査に通過することは難しくなります。
審査に不安を感じる人はカードのブランドなどにはあまりこだわらずに、比較的審査に通りやすいとされているクレジットカードに申し込んで、優良なクレジットヒストリーを作ることから始めてみてください。
優良なクレジットヒストリーを積み重ねることができれば、その後は本命のクレジットカードの審査にも通りやすくなるはずです