審査の申し込みにおける記載内容ってどこまで正確に書けばいいんですかね?
例えば年収はキリのいい数字にしたり、年齢や住所、氏名を間違ったり・・・こういったケースはどうなんでしょう?
悪質だったり現実とあまりにもかけ離れた情報を記載していたら、審査落ちや厳しい対応をされるだろうね。
クレジットカードの申し込みには個人情報の申告が必要になります。
そして中には審査を有利にするためにウソの申告をする方もいます。
- 氏名や年齢を偽る
- 住所や勤務先を偽る
- 所得や債務を偽る
もしかすると軽い気持ちでやっているかもしれませんが、虚偽の申告は絶対にやってはいけません。
仮に審査に受かり、カードを手に入れられたとしても事実が発覚してペナルティを課せられてしまう可能性は十二分にあります。
そこで今回はクレジットカードの虚偽記載について詳しく解説していきます。
この記事の目次
クレジットカードの申し込みで虚偽があるとどうなるのか
昨今のクレジットカードの申し込みは本当に簡単になりました。
記入すべき項目も簡単ですので、なんとなく情報を記入できてしまいます。
例えば給与明細や確定申告書を確認せずに年収の欄を記入している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんクレジットカード会社も意図的でない小さなミスは想定の範囲内です。
しかし明らかなウソや真実と異なる申告ですと以下のような重いペナルティが発生する可能性があります。
- 強制解約
- 一括請求
- ブラックリスト扱い
そうならないためにも情報はできる限り正確に申告したいものです。
氏名や年齢の虚偽の場合
氏名や年齢の虚偽は、やめましょう。
クレジットカードの申し込みには『本人確認書類』(運転免許証や保険証など)を提出しなくてはなりません。
ですので氏名や年齢の虚偽を行うということはこれらの本人確認書類を偽造することになります。
そうなれば公文書偽造や詐欺罪で訴えられる可能性も非常に高いので、絶対にやめましょう。
また、結婚などで苗字が変わった場合も旧性ではなく、新性で記載しないと審査に通らない可能性が高いよ!
また、氏名と同様に明らかに年齢が違えば審査に落ちたり、強制解約を受ける原因となります。
住所や勤務先の虚偽の場合
現住所に関しては本人確認書類から、勤務先は在籍確認などによってカード会社に明らかになります。
ですので住所や勤務先の虚偽もすぐに明らかになります。絶対にやめましょう。
所得や債務などを偽った場合
例えば年収250万円を500万円で申告するなどの虚偽を行えば当然カード会社に問題視されます。
- 雇用形態
- 勤続年数
- 会社の規模
実際にはこういった情報から大体の年収を予想できてしまうので、所得を偽ってもすぐにバレてしまうでしょう。
また、債務状況の申告に関しては『信用情報機関』に情報が記載されているので、こちらもすぐに事実が発覚します。
カード会社にしてみたら、「本当は借入をしているのにあたかも借金が無いように申し込む人」を警戒するのは当然だよね。
もちろんこういった場合はまず間違いなく審査落ちしてしまうよ。
他社借入や債務がある人は正直に申告するように心がけよう。
虚偽記載は絶対にやめましょう。
先ほどから繰り返し述べていますが、虚偽申告は絶対にやってはいけません。
「ちょっとくらい・・・」と中には思う方もいるかもしれませんが、基本的にどの項目も正確な情報の記入が求められています。
以下、申し込み情報のまとめの表になります。
申込情報 | 訂正・確認レベル | 審査落ちレベル |
---|---|---|
氏名 | 一字一句異なってはならない | 一字一句異なってはならない |
住所 | 誤字・脱字・誤変換程度 | 明らかに異なる住所 |
勤務先 | 誤字・脱字・誤変換程度 | 明らかに異なる勤務先 |
債務状況 | 一切の間違いが許されない | 一切の間違いが許されない |
いずれも間違いがあってはなりません。
本当にうっかりミスをしてしまうケースであれば訂正・確認レベルで済むことも中にはあるよ。
けれどカード会社にとって審査はかなり重要だから、間違いや嘘があれば「この人にはカードを発行しないほうがいいな」と判断されるリスクが高まるだろうね。
虚偽記載が判明するとどうなる?
ここでは実際に虚偽記載をしてしまったらどうなるのか見ていきたいと思います。
うっかりミスの場合
間違いが発覚すると、本人確認書類と照らし合わせた上でクレジット会社から「年齢が間違っているようなのですが」と確認の連絡がきます。
そうなれば再申し込みをすることになり、訂正用の書類を提出しなおす必要がある場合もあります。
最近ではweb会員ページ上で手続きできることも多いよ。
明らかな虚偽記載の場合
次に明らかな虚偽記載の場合ですが、審査の段階で判明すれば『審査落ち』となります。
悪質だと認められればクレジット会社が管理しているブラックリストに登録されます。
そして二度とその会社(系列会社含む)のクレジットカードが発行・利用ができなくなる可能性が出てきます。
いわゆる社内ブラックと呼ばれる状態ですよ。
既にカードが発行され、利用している段階で虚偽記載が判明した場合は『強制解約・一括請求』の可能性が出てきます。
例えばクレジットカードを使って30万円の買い物をし、10回払いをしていたとします。
普通なら毎月3万円+利息分を払えば良いのですが、即時全額支払いを請求されることになります。
もちろんキャッシングを利用していたときも同様です。
また最悪、詐欺罪で訴えられることも視野に入れておかなくてはなりません。
アリバイ会社を利用する悪質な手口
近年問題視されているのが虚偽を行うためにアリバイ会社が利用されるケースです。
アリバイ会社はもともと従業員を雇う余力がない会社や個人事業主のために受付スタッフを代行するサービスだったけど、これを悪用して運営しているところも多いんだ。
例えば無職の人がカードの申し込みの際に勤務先にアリバイ会社を記入します。
そしてカード会社の担当者は在籍確認のためにアリバイ会社に電話をかけるでしょう。
そしてアリバイ会社にきちんと対応されてしまうため、外面的にはその会社に在籍していることになってしまいます。
また、アリバイ会社によってはウソの給与明細や源泉徴収票を発行しているところもあり、そうなれば虚偽申告でもクレジットカードの審査が通る可能性が出てきてしまいます。
アリバイ会社を利用したことがばれたら?
もちろんクレジットカードの審査に受かるためにアリバイ会社を利用してはいけません。
では、アリバイ会社を利用してカードの申し込みをしたことが発覚したらどうなるのでしょうか。
結論から述べれば大変重いペナルティを受けることになります。
- 強制解約
- 一括支払い
- 社内ブラック など
最悪、詐欺罪に問われる可能性もあります。
アリバイ会社を使って虚偽の申し込みをするのは絶対にやめよう。
審査に落ちやすい人、落ちにくい人の特徴とは?
クレジットカードの審査に受かるには各社が設けている一定の基準を満たす必要があります。
その基準はそれぞれで設定されている上に非公開となっているので、これさえクリアできていれば大丈夫とは言い切れません。
ですが、傾向や重要視されることなどはある程度明らかになっているので、参考にしてみてください。
- 申し込み時の不備
- 申し込み要件
- 安定した十分な収入
- 過去に金融事故を起こしている
- カードの複数枚所持
この5つのポイントが重要です。
申し込み時の不備
今回流れで紹介した『虚偽』も含めて、申し込みに不備があった場合は当然審査に落ちてしまいます。
- 申込内容は正しく記載する
- できるだけ綺麗な字で書く(ネット申し込みなら安心)
- 他社借入なども正直に書く
申し込み要件を満たしていない
クレジットカードには申込要件が定められていることがあります。
一般的には「18歳以上で安定した収入があること」となっていますが、中には年収や年齢、性別など条件が決められていることもあります。
安定した十分な収入があるか
審査に落ちやすい、落ちにくいを考える際に重要なのは『収入』です。
仮に高収入でも安定していなければ審査落ちの原因になることもあります。
目指したいのは「収入が安定していること」です。
過去に金融事故を起こしている
過去に金融事故を起こしていれば、信用情報機関にその情報が記載されているので審査には受からないでしょう。
こういったトラブルを起こしていない人は心配する必要はないけど、もし心当たりがあるなら審査に受かるのは厳しいよ。
ただしクレジットカードは無理でもデビットカードなら持てるかもしれないので検討してみると良いでしょう。
カードをたくさん持ちすぎている
クレジットカードは各社それぞれに特徴があって、特定のお店の支払いに使えばポイントが大幅に増えることがあります。
そのため複数枚所持している方もいらっしゃると思います。
しかし、景気や社内事情、あるいは総量規制の問題で審査を通してくれないことがあります。
同じ理由でクレジットカードは持っていなくてもカードローンなどで借金がある場合も審査に通らないことがあります。
もし当てはまるなら、新規申し込み時はキャッシング枠を無しにすると良いかもしれません。
審査が不安な人は『ACマスターカード』を検討してみよう!
ACマスターカードは消費者金融『アコム』が発行しているクレジットカードです。
よくカードローンと間違われているのですが、MasterCardブランドのれっきとしたクレジットカードなので安心を!
- 最短即日発行に対応
- 土日祝日でもカードを発行
- 年会費永久無料
- ショッピング利用時に0.25%キャッシュバック
- 自動キャッシュバックでポイント交換を気にしなくても良い
- 審査が最短30分と短い
- 消費者金融ならではの審査の通りやすさ
それぞれ注目ポイントについて見ていきましょう。
最短即日発行!ネット申し込みが便利
ACマスターカードの魅力はなんといっても最短即日発行です。
クレジットカードで即日発行に対応しているものはあまり多くはありません。
即日発行の流れは以下の通りです。
- ネットからカードの申し込み
- 審査結果を待つ
- 審査をクリアすると連絡が来る
- 最寄りの『むじんくん』でカードを発行してもらう(全国606店舗が対応)
店舗数が圧倒的に多いですし、対応エリアも広いので「すぐにクレジットカードが欲しい!」という方にピッタリ!
ポイントプログラムの代わりに自動キャッシュバック
ACマスターカードのメリットであり、デメリットともいえるのが『キャッシュバック制度』です。
ほとんどのクレジットカードはポイントプログラムが用意されていて、還元率は0.5%~1.0%が一般的。
特定の店舗やサービスに使えば3%、4%…と高還元率になることも。
しかしACマスターカードはポイントプログラムではなくキャッシュバックを採用しています。
キャッシュバック率は利用分の0.25%と決して高くはありませんが、ポイント有効期限を気にしなくても良いですし、交換手続きも不要なので気軽と言えば気軽です。
審査がかなり甘い!
ACマスターカードはアコムが審査・発行しているカードで、審査基準はカードローンとほぼ同等だと予想されています。
つまり他のクレジットカードと比べて審査に通りやすい傾向にあると考えられるんです。
クレジットカードの審査は
- 年収
- 職業
- 過去の金融事故歴
などを総合的に判断します。
ACマスターカードの場合は返済能力を最重要視したスピーディーな審査(最短30分)がウリなので多少甘めに審査されていると考えられるよ!
もちろん誰でも必ず審査に通るわけではないけど、他のクレジットカードと比べるとかなり易しい部類に入るのは間違いないね。
デメリットもいくつかあるので注意
すぐにクレジットカードが欲しい人にメリットが大きいACマスターカードですがデメリットもあります。
・国内、海外旅行傷害保険が付帯されない
・ショッピング保険なども付帯なし
・カード利用による優待サービスなど特典がない
・ETCカードを発行できない
シンプルなクレジットカードが欲しい人向け、といっても良い内容ですね。
急いで欲しい人には良いですが、長く使い続けるにはちょっと不安に感じられるかもしれません。
中でも「リボ払い限定」は長い目でみると手数料がかかってしまうかもしれません。
いつもより多めに支払うこともできるので、実質一括払いで済ませることもできますが、利用計画をしっかりと立てて活用したいところです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
カードの申し込みの際には正確に情報を記入するようにしましょう。
以下の4つが今回の重要なポイントになります。
- 虚偽記載は絶対にやってはいけない
- うっかりミスなら許されるが正確に情報を記入しよう
- アリバイ会社の利用はやめよう
- 虚偽申告が発覚すれば厳しいペナルティがある
この記事を参考にして、快適で安全なカードライフを送るようにしましょう。