クレジットカードの審査は年齢や年収が大切と聞いたんですが本当ですか?
確かに学生よりも数年勤務している正社員の方が審査が通りやすい傾向にあるよ。
でもどうやってクレジットカード会社は情報の真偽を確かめているのですか?
本人確認やカード会社の社内情報、第三者機関である信用情報機関の参照などが行われるから嘘はやめよう。
クレジットカードを作りたいなぁ・・・けど年齢が・・・。
という悩みを持つ未成年の方は数多くいらっしゃいます。
中には自分の年齢を偽って申込をする人も。
ですがそのような年齢詐称は絶対にやっていけません。
この記事では年齢詐称をしてカードを申し込んだらどうなるのか、また、未成年の方が知っておきたい情報について取り上げていきます。
読み進めれば、カードに関する悩みが一つ解決できるでしょう。
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この記事の目次
嘘の年齢でもクレジットカードの審査は受かる??
嘘の年齢でクレジットカードの申し込みを行った場合、今後組むかもしれないローンやクレジットカードのサービスに影響が出る可能性があります。絶対にやめましょう。
また、そういった申し込みを行う際は正確な情報を記入しなくてはなりません。
何歳からクレジットカードは作れるの?
では、そもそもクレジットカードは何歳から作ることができるのでしょうか。
基本的には18歳からです。
また、中学を卒業後、仕事をして収入が安定していても、18歳になっていないと作ることはできません。
社会的な責任を負うことができるとされる年齢が18歳であるため、このように設定されています。
また未成年であれば収入があろうがなかろうが親権者の同意が必要になります。
大学生や専門学校生でまだ20歳に達していない場合はどうでしょうか。
その場合は、「学生カード」という種類のクレジットカードなどを作ることができるでしょう。
注意したい点として、クレジットカードは18歳から作ることができますが、カードについているキャッシングのサービスは受けられないことがあります。
クレジットカードとキャッシングの審査は別々です。
そのため、キャッシングの審査には通らず、キャッシング枠0円になることもしばしば起こります。
嘘をついても無駄な理由!
過去のデータを探られたくないがために、名前を変えて申請しようとしたり、申請可能な年齢を超えているため、年齢を大幅にサバ読みしたりする人がいるかもしれません。
これらは何とか審査に通ろうとしての苦肉の策かもしれませんが、絶対にやめた方がいいでしょう。
これらはクレジットカード会社をだまそうとして嘘の申請をしていると考えられてしまうよ。
クレジットカード会社ではしっかり本人確認を行っているから、虚偽申告は通用しないよ。
写真やクレジットカード会社の社内情報や第三者機関である信用情報機関には、過去の信用情報がすべて残されているのです。
クレジットカード会社は、身分証明書を照らし合わせ、申請時の年齢を再三確認します。
身分証明書が、有効期限内であることもしっかり確認するのです。
一部分の嘘はばれないだろうと考えている人は要注意です。
具体的にどのような嘘をつく人がいるんですか。
例えば、写真の部分だけを差し替えた家族の運転免許証を使って、身分証明書を偽造する人。
過去のデータを隠すために、読み仮名を別にしたりする人などがいるよ。
さらに、申請可能年齢が過ぎているため、生年月日をわざと間違って記入したりする人もいるよ。
昭和50年を「1950年」にするなど。こうすると、10歳以上サバを読むことができてしまうよね。
しかし、こうした嘘は必ず明らかになるよ。
またそれだけでなく、文書偽造ということで、逮捕されてしまうことさえあるんだ。
名前の読み方や年齢を偽って申請するのは、絶対にだめですね。
虚偽申告は絶対に駄目!
このように、虚偽の申告は絶対にやってはいけません。
クレジットカードを作る際に、年収、勤務先、また勤続年数などを多少盛って申告する人がいます。
本当は年収300万円なのに、「700万円」などと申告するのは明らかに虚偽だよ。
実のところ、クレジットカード会社が重視するのは、年収の高さより安定した収入です。
ですので年収100万以下でも審査を通過することもしばしばあります。
虚偽申告がバレると、カードが発行できないどころか、クレジットカード会社の社内情報に記録が残ることになります。
信用情報機関には、現在契約をしているクレジットカードやローンの申請時の情報が記録されています。
また、職種と勤続年数をもとに、大体の年収を割り出すことができます。
少しでも怪しいと思われれば、厳しく審査され、その結果、信用情報に傷がつくことになります。
ですから、自分の身の丈に合ったクレジットカードを選び、必ず正しい情報を申告しましょう。
未成年や学生の方が知っておきたい情報!!
学生の人は18歳以上でも未成年の場合、クレジットカードを作ることができるのでしょうか。
基本的に学生は収入がない、あっても少ないため、一般のクレジットカードを作ることは難しいと考えますよね。
しかしご安心ください。
そんな場合に便利な「学生カード」というものがあります。
https://shifit.co.jp/crecatty/students/4304/
また、未成年の方でインターネット上の買い物などを自由にできるようにしたいという人もいるかもしれません。
そんな人には、「家族カード」という種類のカードがおすすめです。
クレジットカードを利用している家族と家計が同一の配偶者(18歳以上)なら、審査なしで「家族カード」を作ることができます。
学生ならば学生カード
クレジットカードを作るには安定収入が必要です。
しかし大学生や専門学校生などは安定した収入がありません。
そうなると大学生や専門学生はカードを作る資格がないことになってしまいます。
しかし、学生専用のクレジットカードなら発行することができるのです。
この「学生カード」は、高校生を除いて、18歳~25歳の人が申請することができます。
- 大学生
- 短大生
- 専門学校生
- 大学院生
そもそも、安定した収入がないのになぜクレジットカードが作れるのでしょうか。
それは、学生は一般的に、資金を保護者が援助しているため、利用金額がほとんどの場合回収できるからです。
ですから、未成年の場合は親権者の承諾が必要なのです。
収入がないのにクレジットカードを発行できるもう一つの理由としては、卒業してもそのまま使い続けて欲しいからという思惑もあります。
実際、最初に作ったカードには愛着があるためか、長く使い続ける傾向にあるそうだよ!
このように、「学生カード」は、審査も甘く簡単に作ることができます。
その代わり、クレジット利用限度額が5万円とかなり低額に抑えられてしまう場合があることも覚えておきましょう。
学生カードについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください
無収入でも発行できる家族カード
未成年でも、作ることができるクレジットカードに「家族カード」があります。
「家族カード」とは、クレジットカードを持つ本会員と家計が同じであれば、追加で作ることができるカードです。
追加といえども、サービスやカードの機能は同じように利用できます。
「家族カード」を作るには、審査が必要なのでしょうか。
ほとんどの人がパスできるほどの、簡単な審査があるよ。
普段、毎月支払いが出来ているようなら、問題はないだろうね。
また、年会費は、「家族カード」の場合、一枚目は無料になるというケースがほとんどです。
さらに利用明細書は、まとめて確認できるので、未成年の子供の出費を把握できるのも、安心ですよね。
年齢条件の特例として、海外に留学する15歳以上の子供の場合にも、「家族カード」を作ることができるよ!
クレジット利用料金などの条件が本会員と同じのため、使いすぎを心配する親御さんがいるかもしれないね。
そんなときは、直接口座から引き落とされるデビットカードや、プリペイド式のカードを作るとよいでしょう。
まとめ~重要なのは信頼を得ること~
いかがだったでしょうか。
年齢の詐称はカード申し込みの際に絶対にやってはいけません。
この記事の重要な4つのポイントは以下の通りです。
- 年齢の詐称や虚偽申告は絶対にやめよう
- クレジットカードを作る基本的な条件として安定収入が必要
- 学生であれば収入がなくても学生専用カードを作れることもある
- 家族カードも比較的楽に発行が可能!
未成年や学生ですと安定した収入がなく、カードを作るのは難しいですが、「学生カード」や「家族カード」などでしたら発行することも可能です。
そしてカードの利用実績を積み上げ、信頼を作っていきましょう。
この記事を参考にして、カードにまつわる知識を蓄えていってください。
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