新しいクレジットカードを申し込もうとしたのですが、「クレジット債務」を記載する欄がありました。
先輩、クレジット債務って何ですか?
クレジット債務というのは、分割払いやリボ払いなど1回払い以外のクレジット支払いのことだよ。
知りませんでした!もっと詳しく教えてください!
じゃあ、今回はクレジット債務について解説していくね!
クレジットカードなどに申し込むとき稀に「クレジット債務」を記入するよう言われることがあります。
しかしクレジット債務というワード、あまり耳慣れない方も大勢いらっしゃるのでは。
「一体何を書けば良いんだろう?」
という疑問を抱えている方もいるはずです。
そこで今回はクレジット債務の基礎知識と状況別の記入方法を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、クレジット債務とは何か、そして自身の債務状況が分かるようになるでしょう。
この記事の目次
知っておきたい「クレジット債務」の基本
まずは「クレジット債務とは何ぞや?」を解決する基本からみていきましょう。
クレジット債務って何?
一言で説明すると「1回払い以外のクレジット支払い」です。
次の3つが該当します。
- 分割払い
- リボ払い
- ボーナス払い
これらの合計額が「クレジット債務」となります。
どうして1回払い以外は、クレジット債務になるの?
1回払い以外はカード会社に借金をしている状態だからです。
分割払いやリボ払いは、これから先も支払い続ける必要があります。
カード会社がクレジット債務を知りたい理由
実はクレジット債務は個人信用情報機関に照会すれば、カード会社は確認することができます。
にもかかわらず、わざわざクレジット債務を知りたがるのはちょっと不思議です。
理由は各カード会社ごとにあるでしょうが
を確認する意味合いが強いでしょう。
加えて「支払い能力に応じた利用ができるか」をチェックする意味もあります。
支払い能力がさほど高くないのに、申込時に「クレジット債務は100万円くらいになりそうです!」と言われても厳しいと言わざるを得ません。
すでにクレジット債務がある人はもちろんですが、初めてカードを持つ人も「年間〇〇万円くらいのクレジット債務になりそう」と予想するのにも有効です。
このように、申込者の状況を確認するのにクレジット債務はとても有効な手段です。
そのためカード会社が知りたがるのはごく普通と言えます。
【状況別】クレジット債務の記入方法
次は状況別のクレジット債務の記入方法を紹介します。
次の3つパターンのうち、当てはまる方法を参考にしてください。
- はじめての場合
- クレジット債務がある場合
- 1回払い派の場合
それぞれ説明していきます。
【はじめての場合】大まかなクレジット債務を記載
初めてクレジットカードに申し込む人のケース。
これまでにクレジット債務は無いので
という金額を入力します。
もちろん、大まかな金額で大丈夫です。
リボ払い、分割払い、ボーナス払いでどれくらい使うかを考えてみましょう。
例えば「夏のボーナスで20万円くらいの買い物をするかも」という方は「20万円」と記入すればOKです。
【クレジット債務がある場合】正確なクレジット債務を記入
すでにクレジット債務のある人はできうる限り正確に記入しましょう。
上述したように、個人信用情報機関に記録されているので虚偽の内容は見破られます。
虚偽の申告と捉えられれば、審査落ちの可能性が大幅に高まってしまいます。
利用しているクレジットカードの利用明細などを参照し、正しい数値を入力しましょう。
【1回払い以外、使わない場合】クレジット債務は0円と入力
1回払い派の人は「0円」でOKです。
0円にしたからといって
ということは無いので、さほど心配しなくても大丈夫です。
「現状は1回払い以外使うつもりはないけど、困ったときは使うかも?」くらいでも0円記入でOKです。
まとめ
ということで今回はクレジット債務について紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 1回払い以外の支払い方法(分割、リボ、ボーナス払い)はクレジット債務
- クレジット債務がある=カード会社に借金している状態
- クレジット債務はカード会社が確認できるため、嘘をつかないこと!
以上3点が挙げられます。
「自分にクレジット債務があるのか分からない」
といった方々は今回の記事を参考にして、正しいクレジット債務の記入方法をマスターしてください。