クレジットカード払いと現金払いでは、どちらがお得なんですかね?
それは、もちろんクレジットカードだよ!
ポイントが付くし、支払方法でもお得があるんだよ。
支払方法でお得があるんですか!?
どんな支払方法がお得なんでしょうか?
たとえば一回払いだと手数料なしで後払いになるから利子の分だけお得だよね。
回数によっては損することもあるから、クレジットカードの支払方法について説明しておくね!
お金の支払いに関しては、
- 現金派
- カード派
の二つのタイプに人々を分類することができますが、日本では圧倒的に現金派が多いとされています。
しかし、クレジットカードを使っての支払いはメリットがいっぱいです。
カード払いにしないのはクレジットカードに対してなんとなく悪いイメージを持っていたり、不安だからではないでしょうか。
ここではその悪いイメージを払拭するのと同時に、ここではクレジットカードの基本的な知識である、支払方法について解説してきたいと思います。
クレジットカード払いはお得??
クジットカードは後払いのシステムです。
そして設定している銀行口座からの引き落としになるのですが、支払いは月末などに先延ばしになるので、それだけ銀行口座に多くお金が残ることになります。
その残高には利息が付きますから、それだけお得になるといえるでしょう。
また、買い物をすると多くの場合クレジットカード固有のポイントが付きます。
そのポイントが溜まったらクレジットカード会社が用意する商品と交換することもできますし、マイレージに交換することも可能です。
現在、クレジットカードを通して必ず払わなければいけない固定費(光熱費など)の支払いをしている人も少なくないんだ。
どうせ支払いをするのでしたらポイントがついた方がよいとみんな考えているんだろうね。
クレジットカードの支払い方法とそれぞれの特徴
クレジットカードを使って買い物をすると、指定をしなければ基本支払いは翌月1回払いとなります。
1回払いと2回払いまでは手数料がかかりません。
手数料がかからないケースとしては他に、ボーナス払いがあります。
購入時期によってはかなり先になるかもしれませんが、それでも1回払いの場合と同様に手数料はかかりません。
分割払いは・・・
分割払いの場合は3回以上の支払いから手数料がかかるようになります。
これは回数によって、手数料が上がりますから、利用金額と返済能力を考えながらできるだけ、返済回数を少なくするようにしましょう。
リボルビング払いは、買い物金額に関係なく月々一定額の返済をする方法です。クレジットカード利用による返済方法の中でもっとも高い手数料を支払うことになります。
それでも、月々の返済額が一定なので、それほど買い物をしたという感覚がなくずるずると買い物をしていき、延々と返済を続けるパターンが多く、「返済地獄」という言葉もこのリボルビング払いから生まれました。
1回払い
クレジットカードを利用した返済方法で、多くの人が利用しているのが1回払いです。
クレジットカードの利用で行われる支払いの約9割がこの1回払いだとされています。
この1回払いの仕組みというのはとても単純で、クレジットカードを利用した買い物について、その全額を翌月に1回で支払うものです。
クレジットカードには締め日と支払日というのがあらかじめ設定されています。
1回払いの利点というのは、手数料が一切かからずに支払いを翌月に1回で終わらせられることです。
買い物をクレジットカードで行った場合、利用者に変わってクレジットカード会社がその代金を支払ってくれるんだ。
そしてその代金を後日利用者がクレジットカード会社からの請求に従って支払うという仕組みになっているよ。
キャッシュレスで買い物をすることがクレジットカードにより可能になりました。
欲しいものを買いたい。しかし持ち合わせがない。
そんな時にクレジットカードは役立ってくれるでしょう。
当然だけどクレジットカードを利用したら、翌月の支払日までに利用金額を銀行口座に入れておく必要があるよ。
口座にお金を入れ忘れたり、計算の違いで利用金額を口座に準備できなかったりして残高不足になり、滞納なんてこともあるから注意が必要だよ!
クレジットカードを利用しての買い物は、銀行の残高の把握、さらに自分自身の支払い能力を考えておかなければならないんだ。
2回払い
クレジットカードを利用しての支払い方法として1回払いを選択する人が圧倒的に多いです。
初期の設定として支払い方法が1回払いとなっていることが大きな要因とも言えるのですが、ほとんどのクレジットカードには、支払い方法として2回払いができるようになっています。
しかもこの2回払いは、1回払いと同じように手数料がかからないのです。
この2回払いのメリットは、1回で支払いをせずに2回でゆっくりと支払いができる点です。
しかも手数料は一切かからないのですから、買い物に対して手持ちのお金がなく、さらに1回払いも厳しいというときに手数料がかからないので2回払いはかなり優しい支払い方法と言えます。
すごく便利な支払い方法ですね!
そうだね。
知名度が低いから利用していない人も多いんだ。
2回払いということで、2回目の支払いを忘れてしまったり、残高を気にしなくなって滞納になる可能性もあるから注意が必要だよ。
そして、2回払いのもう一つのメリットとして、利用代金を完済する2回の支払いまでに少なくとも2回の給料日があるという点です。
これは、1回払いでの支払いは苦しいけども2回払いならなんとか・・・という場合にかなり有効な支払方法です。
自己管理が十分にできることを前提として、この2回払いをクレジットカード利用による支払い方法のメインにすると、計画的かつ無理のない返済ができるでしょう。
分割払い
3回以上の分割払いにした場合は、手数料がかかります。
3万円の買い物をクレジットカードで行って、支払いを3回払いにした場合は月々1万円ずつの支払いではありません。
手数料も均等に3分割して支払うパターンと、初回に手数料を全て乗せるパターンなど、手数料が発生してしまいます。
分割回数はクレジットカード会社によって変わってきます。
しかしほとんどのクレジットカード会社では、
- 3回払い
- 6回払い
- 10回払い
- 12回払い
- 24回払い
といった支払方法を指定できると思って間違いありません。
厳密に言うとクレジットカードごとに手数料率というのは変わるのですが、それほど大きな違いはありません。
例えばある大手のクレジットカードの分割手数料は、3回払いで年利手数料は12.2%になるよ。
これは、単純に100円について12円の手数料がかかることになるけれど、これはあくまでも年利だから、3回払いの場合は100円あたりの手数料は2円の計算になるね。
この計算でいくと1万円だったら、3回払いで200円の手数料になるよ。
意外と少ないというイメージを持つかもしれないけど、分割回数が増えていくともちろん手数料も増えていくことになるから注意が必要だよ!
リボ払い
クレジットカードの利用に対する返済方法として、リボ払いというものがあります。
正確にはリボルビング払いといいます。
この支払いは簡単に言うと月々の支払額を買い物金額に関係なく一定額の支払いにする支払い方法です。
もちろん返済期間が長くなればなるほど手数料もかかります。
リボ払いには、クレジットカード会社によって4種類の支払い方法があります。
- 「元利定額リボルビング方式」
- 「元金定額リボルビング方式」
- 「定率リボルビング方式」
- 「残高スライド方式」
支払額が一定となる「元利定額リボルビング方式」が、お得なように感じますが、買い物が増えるにつれてどんどん支払い回数が増えてしまうので、結果的に手数料も増えていくことになるといえます。
いずれにしてもリボ払いは手数料の計算が難しく、総額はいくら払うのかがわかりにくくなる傾向にあります。
ボーナス払い
クレジットカードを利用しての支払いについて、1回払いでしたら手数料はかかりないことは先ほど述べました。
そしてそれはボーナス1回払いでも同じことが言えるのです。
クレジットカードの利用は言うなれば借金ですから、返済期間というのが大事になってきます。
しかし、返済が7ヵ月後になっても、ボーナス1回払いでしたら手数料は一切かからないのです。
支払いを半年以上も先延ばしできるにもかかわらず、手数料が0円というのは、利用者にとっては大きなメリットと言えます。
もともと、クレジットカードを利用しての買い物の支払いについては1回払いが原則だったんだ。
アメックスやダイナースカードなどはチャージカードとも言われていて、これは1回払いを示すカードという意味なんだよ。
手数料がかからないということはクレジットカード会社にとっては痛手にも思えるのですが、加盟店からはしっかりと利用手数料を請求しているのでクレジットカード会社にしては収益を確保しているので問題になりません。
1回払いということで、ボーナス払いも早くから設定されていたので、ボーナス払いについても手数料無しというのが、原則となっていたのです。
利用者にとってみれば、ボーナスまで待たなくても欲しいものを購入することができるというメリットがあるのです。
6ヵ月以上も支払いに猶予があるのは、クレジットカード利用の最大の特典といってもいいでしょう。
利用に際しては、あらかじめお店やクレジットカード会社に問い合わせをしておくと安心です。
フレックス払い
クレジットカード利用においての支払いにはフレックス払いという方法があります。
フレックス(融通が効く)という意味から、自由な支払い方法を連想してしまいますが実際のところはどうなっているのでしょうか。
基本的に、フレックス払いでは月々に最低これだけは支払わなくてはいけないという、最低支払金額が設定されています。
ですので、毎月その最低支払金額を支払っていけばなにも問題はないのですが、今月は手持ち資金に余裕がある場合は、コンビニATMを利用しての支払い、あるいは銀行振込みなどを利用してフレキシブルに支払いをすることができるのです。
余裕があるときに支払金額を増やす返済方法は、消費者金融の仕組みと同じだけれど、それをクレジットカードの世界に持ち込んだということになるね。
ここで気になるのがリボ払いです。
リボ払いとフレックス払いの違いはどういったところにあるのでしょうか。
最近ではフレックス払いという言葉はあまり使われなくなってきていますが、これもリボ払いのほうが主流になってきていることが言えます。
基本的には両者にそれほど違いはありません。
融通の効く支払い方法がフレックス払いと思っていても間違いはありません。
まとめ
クレジットカードには様々な支払い方法があります。
シンプルで手数料のかからない1回払いやボーナス払いのほうが絶対的にオススメですが、人それぞれライフスタイルが違いますので必ずしも利用者に有利なのが1回払いということにはならないのです。
- 【支払方法】
- 1回払い
- ボーナス払い
- 2回払い
- 分割払い
- フレックス払い
- リボ払い
分割払い、フレックス払い、リボ払いは手数料がかかるのであまりいいイメージを持たない方が多いかもしれません。
しかし、計画的に利用することができるのであれば非常に便利な支払方法であるといえます。
基本として考えたいのは、月々の無理のない返済です。
返済額の高さから返済に窮してしまうと、クレジットカードの強制解約ということにもなりかねません。
人によっては手数料よりも、月々の無理のない返済のほうにメリットを感じる人も少なくありません。
多くの人がクレジットカードを利用するようになって、その利用形態はまさに千差万別といってもいいでしょう。
それぞれのライフスタイルに合わせた支払い方法を選択して無理のない利用を考えたいものです。