美容整形をしたくとも、費用が高額で手が出ないという方は大勢いるのではないでしょうか。
美容整形にかかる費用を工面する方法として、カードローンだけではなく医療ローンもあります。
そこで今回は、
「美容整形をするためのローンについて詳しく知りたい!」
「専業主婦でもローンが組める?」
などといった、疑問や不安を解消するべく、美容整形に適したローンとは何かについて詳しくご紹介します。
人によって向いているローンが違うので、自分に合ったローンを組んでコンプレックスを解消しましょう。
目次
医療(メディカル)ローンとカードローン、クレジット支払いの違いについて
コンプレックスなので何とかしたいんですよね…お金を貯めるかカードローンを利用するしかないんでしょうか?
一言で美容整形といっても、数千円ですむものもあれば、数百万円までかかるものもあります。
そのため、すべての人が現金で支払えるわけではないですよね。
さまざまな支払い方法がある中、美容整形に利用できるローンとして注目したいのが、以下の3つになります。
- カードローン
- 医療ローン
- クレジット支払い(分割・リボ払い含む)
そこで、この3つのローンの特徴や違いについてご紹介します。
カードローン
消費者金融が提供するローンとして、カードローンがあります。
多目的ローンと呼ばれることもあり、利用目的は自由なので美容整形だけではなく、交通費や全く別のものに利用することもできます。
医療ローン
各美容整形クリニックがローン会社と提携して提供するローンとして、医療ローンがあります。
クリニックが窓口になっていることが多く、ローン会社からクリニックに直接費用が支払われるので、手もとに現金はありません。
その医療行為にのみかかる費用に対して組めるローンなので、目的ローンともいわれています。
クレジット払い
日常的に利用している方も多いクレジットカードで、分割もしくはリボ払いで決済をする方法もあります。
クレジット払いでも医療ローン同様に、手元に現金があることはありません。
しかし、ショッピング残高が残っていれば、美容整形以外にも利用することができます。
3つのローンの大きな特徴の違いとして、かかった費用のみのローンを組むのか、多用途の目的でローンを組むのかがあります。
また、美容整形だから医療ローンを選択するのではなく、完済時の総支払金額で選択をするようにしましょう。
各種ローンの金利について
美容整形の場合、高額になることも多々あるので金利はとても重要な点になります。
そこで先にお話した、カードローン・医療ローン・クレジット払いの金利の違いについてご紹介します。
医療ローン | 0~14.2% |
---|---|
カードローン | 10~18.0% |
クレジットカード (分割払い) |
15~18.0% |
やはり一目でわかるように、医療ローンの金利の低さは他の2つに比べて目立ちますね。
利用できる目的が限られているため、金利も低く抑えられています。
カードローンとクレジット分割払いでは、最高金利が変わりません。
しかし、クレジットカードでの分割払いには金利とは別に分割払い手数料が発生します。
場合によっては、割高になることもあるので注意が必要です。
医療ローンを選択したほうが良い人とは
では、医療ローンがおすすめの人はどんな方なのでしょうか。
医療ローンは基本的に審査結果がでるまでに時間がかかります。そのため今すぐ利用したいといったことには対応できないことが多いです。
また、大手の美容整形外科クリニックや病院であれば、金利の負担をしてくれる場合もあります。
どこで美容整形をするかにもよりますが、医療ローンがおすすめの方の特徴として以下の3つがあります。
- 金利をクリニック側で負担してもらいたい方
- 融資までの時間に余裕があっても良い方
- 融資までの間、医療費の支払いができる方
ただし、注意しなければいけないのが、ローン会社を選ぶことができないということです。
美容整形外科が提携しているローン会社との契約になるので、金利でローン会社を選ぶことはできません。
また、融資までの期間の医療費を負担する必要があります。
カードローンを選択したほうが良い人とは
カードローンは医療ローンとは違い、即日発行即日融資を得意とするローン会社は多くあります。
また、医療ローンに比べて審査に通りやすいので、審査に不安を抱えている場合は、カードローンがおすすめです。
カードローンがおすすめの方の特徴として以下の3つがあります。
- 医療ローンに通る自信がない方
- なるべく早くお金が欲しい方
- 人目に知れずお金を借りたい方
ただし、カードローンにも借入の限界があり、総量規制によって収入の3分の1までしか借入ができません。300万円の年収であれば、最高100万円までしか借入ができないのです。
他社からの借入がある場合は合算した金額が対象になります。この場合、美容整形代として借りることができるのは、100万円以下になります。
収入の3分の1よりも低い金額になってしまうことを、頭に入れておきましょう。
医療ローンやカードローンの審査難易度や、かかる時間について
「できれば金利は低く」
「すぐに審査結果が出る方がいい」
など、ローンで重要視する点は人それぞれ違います。
そこで、医療ローンとカードローンの審査時間や難易度など審査に関わる違いについてお話します。
医療ローンの審査時間は少々、時間がかかる上に、厳しめ
住宅ローンや自動車ローンを利用したことがある方であれば、審査に数日時間がかかった記憶がある方も多いのではないでしょうか。
医療ローンは、住宅ローンと同様に目的別ローンとなり審査には時間がかかる傾向にあります。
その分低金利というメリットはあるのですが、低金利で借入をするということはローン会社としての利益は少なくなります。
そのためローン会社として絶対に避けたいのが“貸し倒れ”です。
貸し倒れを防ぐためには、審査の段階で厳しくする必要があります。その結果、アルバイトやパートの収入では審査に通らない可能性も高いです。
医療ローンは低金利ではありますが、審査に時間がかかり審査基準も厳しめという特徴があります。
消費者金融カードローンの審査時間は秒速!医療ローンよりも厳しくはない
医療ローンの全く真逆であるのが消費者金融のカードローンです。
審査時間は3分で出ることもあり、遅くとも翌日には結果が出るのですぐに美容整形を受けたいという方でも対応できます。
また、ネットで全て完結し融資を受けることができるのはメリットではないでしょうか。
カードローンは金利が医療ローンに比べて高い分、審査基準は低く設定されている場合が多いです。
申し込み基準として雇用形態よりも安定した収入としている場合が多く、アルバイトやパートであっても毎月収入があれば審査に通る可能性も高いです。
カードローンは金利が高いというデメリットはありますが、即日融資も可能で審査基準も甘めなのが特徴です。
それぞれの審査融資までにかかる時間
融資を受けて美容整形をするときに気になるのが、審査にかかる時間ではないでしょうか。
それによって、手術日や診察の予約などもありますし、融資の可否によって今後の対応が変わるので、審査結果は早く知りたいものです。
カードローンの審査結果は、ローン会社にもよりますが30分から翌日に結果が出ていることがほとんどです。基本的に即日融資可能としているローン会社も多くあります。
医療ローンは、申し込む場所によって審査時間は変わります。
個人で銀行などで申し込む場合は翌日から2週間程度かかるケースもあります。
また、美容整形クリニックなどから提携しているローン会社へ申し込む場合は、当日から数日で審査結果が出るケースもあります。
医療ローンとカードローンのどちらにも共通しているのは、審査に時間がかかっている場合、申し込み内容にマイナス要素(信用情報のマイナス・収入が少ないなど)があるケースがほとんどだということです。
全く問題がない場合は、すぐに審査結果が出ることが多いので、申し込み内容は重要になります。
手段の一つして、カードローンの選択も検討してみる
美容整形の費用の支払い方として、金利の低い医療ローンを利用したいという方は多いです。
しかし、医療ローンは審査が厳しめなので不安を感じる方も少なくないです。
そういった場合は自分の情報などをもとに、状況に応じて選択肢の幅を広げることも大切です。
金利は高いものの、医療ローンよりも審査に通りやすいカードローンを利用することも視野に検討してみましょう。
ただし、複数枚のカードローンを利用してまで美容整形をするのはおすすめできません。
その理由として、以下の3つがあります。
- 多重申し込みになり審査落ちする可能性がある(申し込みブラック)
- 貸し倒れのリスクが増える
- 総量規制に引っかかる可能性があります。
審査に通らなければそもそも美容整形を受けることもできません。
審査に通ることを最優先に、ローンを考えてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カードローンと医療ローン特徴や違いについてお話しました。
カードローンと医療ローンの違い
いまいちど、違いが分かりやすいように表にしてみました。
カードローン | 医療ローン | |
---|---|---|
金利 | 10~18.0% | 0~14.2%※1 |
審査難易度 | 低い | 高め |
融資スピード | 最短30分~翌日 | 最短当日~2週間程度※2 |
※1金利はクリニック負担もあり
※2最短当日~2週間程度
それぞれを利用することで得られるメリットは以下です。
- 誰にも会わず審査を受けることができる
- アルバイト、パートでも審査に通る
- ネット上で融資まですべて完結することができる場合がある
- 融資されたお金は多目的
- 病院に直接支払われるので、お金の管理の必要がない
- 病院で直接ローンの申込ができる
- かかった費用だけローンが組めるので、不要な借入がない
逆にデメリットになってしまう部分は以下です。
- 総量規制によって融資を受けられない場合がある
- 多目的に融資を利用できない
これらがカードローンと医療ローンを利用する上でのメリット並びにデメリットになります。
自分の顔や体形に少なからずコンプレックスを抱えている方は大勢います。
- 自分を変えたい
- 医療ローンの審査は不安