SMBCモビットの10秒簡易審査においてわからないことがあり、悩んでいないでしょうか?
「利用するメリットはあるの?」
「他社の診断サービスとの違いは?」
など、疑問を感じているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、SMBCモビットにおける10秒簡易審査の特徴や他社における診断サービスとの違い、利用時の注意点などについて解説します。
最後まで読めば、SMBCモビットの10秒簡易審査における疑問を全て解消できるので、参考にしてください。
目次
SMBCモビットの借入れ診断と10秒簡易審査は全く別物
SMBCモビットでは、以下の2つの簡易審査サービスが提供されています。
- 借り入れ診断
- 10秒簡易審査
それぞれ名称だけを見ると同じようなサービス内容と思ってしまうかもしれませんが、実は以下にまとめたとおり、内容は異なります。
まずはSMBCモビットにおける、2つの簡易審査サービスの違いを解説します。
1. 借り入れ診断の特徴
SMBCモビットで「借り入れ診断」を行う際は、以下の3つの情報を入力すればOKです。
- 生年月日
- 税込み年収
- 現在の他社借入金額
わずか3つの情報を入力フォームに入れて「診断する」ボタンをクリックすればOK、もしも融資可能な可能性が高ければ、「ご融資可能と思われます」の表示が画面に出ます。
簡単に診断を終えられるので、SMBCモビットを利用予定の場合は、まず借り入れ診断を行ってみるのが良いでしょう。
借り入れ診断結果の下には簡易審査を始められる「カード申込み」ボタンも用意されていて、続けて10秒簡易審査を行うこともできます。
なお、借り入れ診断で「ご融資可能と思われます」と表示されても、本審査に100%通るとは限らないことにご注意ください。
2. 10秒簡易審査の特徴
SMBCモビットの10秒簡易審査を行う際は、主に以下の7つなどの情報を入力して申込みを行うことになります。
- 名前
- 生年月日、性別
- 連絡先
- 勤務先情報
- 年収
- 融資希望額
- 利用目的
借り入れ診断と比べると入力内容が多く、ほとんど本審査での入力内容とは変わりません。
入力項目を利用して、信用機関に実際に問い合わせをしているので、借り入れ診断よりも正確な融資可否の情報を得られるのが魅力です。
10秒簡易審査時は、本人確認の電話がかかってくることにご注意ください。(電話を受けられる、時間に余裕があるタイミングで手続きを行いましょう)
必要項目を入力後、10秒程度で融資可能かどうかの審査結果が表示されます。
なお、10秒簡易審査も借り入れ診断と同様あくまで「簡易審査」であるため、もしかしたら本審査では審査に落ちるかもしれないことに注意が必要です。
10秒簡易審査を通過しても本審査で落ちることはある?
結論を言うと「10秒簡易審査通過後も落ちることはある」です。
まずSMBCモビットの10秒簡易審査では、次の7項目を入力する必要があります。
- 氏名、性別、生年月日
- 携帯や自宅の電話番号
- 自宅の郵便番号
- 勤務先の種類
- 年収
- 利用目的
- 希望借入額
これらの情報をもとに属性を点数化して、本審査を受けられるかどうか?を判断しているのです。
そして本審査では、より詳しい情報提供が必要となります。
在籍確認や申込内容に不備がないか、再度しっかりチェックをしていきます。
そのため10秒簡易審査に通過しても本審査で「融資が難しい」と判断されるケースも。
10秒簡易審査はあくまで、本審査を受ける資格があるかどうか?を判断できるものとして、受け取っておくといいでしょう。
10秒簡易審査に落ちたら本審査は受けられない?
はい。
10秒簡易審査に落ちてしまうと、SMBCモビットの利用ができなくなってしまいます。
数か月間の間は、SMBCモビットに申し込めません。
このように10秒簡易審査とはいえ正確に申込者の情報を判断しているため、軽い気持ちで申込みするのは注意しましょう。
本審査との違い
10秒簡易審査と本審査の違いは、必要情報の数です。
本審査を申込む際は、10秒簡易審査時に入力した情報に追加で、いくつかの情報を入力しなければいけません。
大きく分けて以下の3つに関連した情報を、入力する必要があります。
- 利用中のローンの件数や運転免許証など、追加の本人情報
- 居住開始年月、家賃支払いの有無など、住居に関する本人情報
- 勤務先住所、仕事内容などの詳しい勤務先情報
そして本審査の際は、勤務先へ在籍確認の電話連絡があることにご注意ください。
在籍確認ができなければ、本審査に通過できません。
各消費者金融の簡易審査と比較
簡易審査は、SMBCモビット以外の消費者金融でもそれぞれ展開されています。
以下の表に、大手の金融機関4社の簡易審査サービス名称をまとめました。
消費者金融 | 審査の名称 |
---|---|
SMBCモビット |
借り入れ診断 10秒簡易審査 |
プロミス | 借入シミュレーション |
アコム | 3秒診断 |
以上のとおりそれぞれ名称が異なりますが、基本的にSMBCモビットの「10秒簡易審査」以外の内容は似通っています。
以下の3つは、入力内容が共通しています。
- SMBCモビットの借り入れ診断
- プロミスの借入シミュレーション
- アコムの3秒診断
いずれも以下の3つの内容を入力すれば、診断ができるしくみです。
- 生年月日
- 年収
- 他社借入金額
アイフルの1秒診断だけは上記入力内容に加えて「雇用形態」も選択する必要があるので、ご注意ください。
10秒簡易審査のような、信用機関への問い合わせを伴う簡易審査が行われているのは、SMBCモビットのみです。
10秒簡易審査に受かっても本審査に落ちることはある
SMBCモビットで10秒簡易審査に受かったとしても、100%本審査に通過できるわけではありません。
10秒簡易審査は最低限の項目を入力して審査をするしくみなので、追加情報に何か問題があれば、審査に落ちる可能性もあります。
例えば在籍確認ができなかったり、住居情報が不利な内容(居住年数が極端に短いなど)だったりした結果、総合的な判断で審査に落ちてしまうかもしれません。
本審査に落ちてしまった場合は審査落ちの原因を考え、できる限り不利な条件をなくしてから申込みましょう。
10秒簡易審査は個人情報機関に申込んだ記録が残るので注意しましょう!
SMBCモビットの10秒簡易審査を利用した際は、信用機関(個人情報機関)にカードローンを申込んだ記録が残ります。
正確な審査結果シミュレーションをするために、情報を照会することで、情報照会をした記録が残るのです。
申込みの記録が残ると、他のカードローン等を申込んだ時に情報をチェックされ、「お金に困っていて、支払いを行ってもらえなくなる危険性がある」と悪い印象を与えることもあります。
悪い印象を与えた結果として審査に通らなくなってしまう恐れもあるので、注意が必要と言えるでしょう。(申し込みブラックと呼ばれる状態)
申込み記録が残るのが嫌な場合は、10秒簡易審査は利用せず、借り入れ診断のみを利用しましょう。
ただしSMBCモビットで借り入れ診断後に本審査を申し込めば、審査に通っても落ちても、別途本審査の申し込み記録は信用機関に登録されるのでご注意ください。
まとめ
今回は、SMBCモビットの10秒簡易審査の特徴や他社簡易審査サービスとの違い、注意点などについて解説しました。
最後に、記事の要点を3つにまとめます。
- SMBCモビットでは、借入診断と10秒簡易審査の2つのサービスが利用可能
- 10秒簡易審査は実際に信用機関へ問い合わせを行うため、より正確な融資可否情報がわかる
- 10秒簡易審査や借り入れ診断では融資可能と判断されても、本審査では落ちる場合もあるので注意が必要
SMBCモビットで借り入れを行うにあたって、10秒簡易審査を利用予定の方は、今回の解説を参考に、サービスを活用してみてください。