リダイレクト済み：強引な勧誘で契約してしまいました、とても支払いもできそうにないし、取り消しできませんか？

クーリングオフとは、契約を白紙に戻すための制度です。仮に前払いとしていくらか支払っている場合は、その費用も取り戻すことができます。

ただ、クーリングオフを成立させるためにはいくつかの条件が必要です。そのうち解約すればいいやと考えてしまうと条件が満たせなくなってしまうことがあるので、契約の取り消しを考えているのであれば今すぐに行動したほうがいいです。

クーリングオフを行うための手順について

ただ電話で解約を申し出ればいいのでは？と考えている人もいるかもしれませんが、正しい手順を踏んで申し込む必要があります。

電話で申し出るだけで対応してもらえることもありますが、万が一のトラブルについて考えるとしっかりクーリングオフの手続きをした方がいいでしょう。サロンまで行って解約を申し出ると、再度勧誘をされて結局は解約できずに帰ってくるしかなかったというケースも考えられます。

注意しなければならないこととして、クリニックでの契約はクーリングオフの対象にはなりません。こちらの場合はクリニックと話し合いをしたうえで解約について話を進める形になるので、契約前によく考えておきましょう。

まず初めに知っておきたいこととして、クーリングオフを成立させるためには

という3つの条件を満たしている必要があります。

クーリングオフのやり方はとても簡単で、契約をしたサロンに対してハガキで解約を伝えるだけ。

内容として、契約日、契約したサロン、住所と電話番号、担当者が分かる場合は担当者名、契約したコース名、金額を記載したうえで、この契約の申し込みを解除します、と書きましょう。

あとは自分の住所と氏名、返金を希望する口座を書いて契約をした日から8日以内に投函をします。8日以内というのは契約をした日から8日目の消印まで有効という意味なので、消印が押されるのが9日目になる時間帯に投函するようなことがないよう注意しなければなりません。

悪質なサロンだとハガキが届いているにも関わらず、「届いていないので解約できません」と言われてしまうことがあるようです。こういった事態を避けるためにも、簡易書留・内容証明郵便・特定記録郵便などの方法を選択し、クーリングオフを申請したことを公的に証明できるようにしたほうが安心できます。

迷っているならすぐに解約を

8日以上経過してしまうとクーリングオフの対象外となってしまうので、どうしようか迷っているのであればすぐに決めて解約を申し出ましょう。仮に迷っている間に8日以上経ってしまったということであっても、中途解約という形で返金を受けることができます。全額返金になるかどうかというのはサロンによって違うので、契約書を確認しましょう。