バストアップだけじゃない！美肌にもダイエットにも役立つ「おから」のパワー

高タンパクで食物繊維もたっぷり♪「おから」は女性のキレイを叶える身近な食材です

鶏肉やキャベツ、豆乳など、バストアップに役立つ食材は数多くあります。その中でも、意外とバストアップに役立つと知られていない身近な食材に「おから」があります。おからは、バストアップに役立ってくれるうえ、食物繊維やタンパク質もたっぷりで、美肌効果やダイエット効果にも期待できる食品だったんです！

豆腐屋さんだけでなく、スーパーやコンビニでも手軽に購入できるおからが、バストアップにも美肌にもダイエットにも役立つ理由をご紹介します。

おからって何？～おからの栄養素

卯の花など、調理済みのおからを見たことがある、食べたことがある人は多いですよね。そもそもおからは、どうやって作られているかはご存じですか？

おからは、大豆から豆乳を絞った「絞りかす」です。絞りかすと聞くとイメージが悪いかもしれませんが、元は大豆ですし、栄養素としてはとても優れた食品なんです。
おから100gあたりの栄養素で特に注目したいのは、タンパク質が約6g、そして食物繊維が約12gも含まれていること。また、女性に不足しがちなカルシウム、そしてバストアップに役立ってくれるエストロゲンの補給も、大豆イソフラボンでできてしまいます。

つまり、豆乳をとったあとの絞りかすとはいえ、おからは大豆のよいところをしっかり摂取できる食品というわけです。

おからがバストアップに役立つ理由

バストアップに役立つ栄養素を把握している女性なら、おからに含まれる栄養素を見てピンと来ているのではないでしょうか。そうです、おからにたっぷり含まれているタンパク質は、バストを支える土台を作り、女性ホルモンの分泌にも大きく関わってくるのです。

タンパク質でバストの土台作り

タンパク質は、筋肉や髪の毛など、人の体の大部分を作る成分です。そしてバストを支える土台となっているのは、大胸筋をはじめとする胸部の筋肉。胸部の筋肉がしっかりしていることは、バストを引き上げてその場所にキープする効果に繋がります。

また、筋肉を鍛えることで血行がよくなります。血行がよくなると、体のすみずみまで栄養やホルモンが届きやすくなるので、バストアップを目指す女性にとって、タンパク質はぜひ摂ってほしい栄養素なんです。

大豆イソフラボンの効果

おからは、大豆から豆乳だけを絞ったものです。つまり、おからにも大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをすることで知られています。エストロゲンは、バストを構成している乳腺を発達させる働きがありますから、乳腺の発達したハリのあるバストを目指す女性には、とても嬉しい成分といえます。

タンパク質と大豆イソフラボンの相乗効果

タンパク質はバストの土台となる筋肉を作り、血行をよくします。そして大豆イソフラボンは、バストアップに欠かせないエストロゲンと似た働きをします。このふたつが同時に摂取できるおからは、まさにバストアップに理想的な食品といえるんですね。

さらに、タンパク質は体内で女性ホルモンの分泌を促してくれる成分でもあります。タンパク質でバストの土台を作ってホルモンの分泌を促し、大豆イソフラボンでエストロゲンを補う。おからは、そんな相乗効果が期待できる食品というわけです。

バストアップにプラス！おからの美肌とダイエットサポート作用

バストアップだけでなく、美肌やダイエットをサポートしてくれるというのも、おからが持つ栄養素や特性に理由があります。

食物繊維がたっぷり！

おから100gあたりに含まれる食物繊維の量は11.5gと、さまざまな食品の中でもトップクラス。同じ大豆を加工した豆腐でも食物繊維は摂取できますが、豆腐よりもおからのほうが食物繊維が多いんです。

そして、おからの食物繊維は、ほとんどが不溶性食物繊維と呼ばれるものです。不溶性食物繊維が持つ特性は、水分を含むと大きく膨らむこと。水と一緒に食べることでお腹の中で膨らみ、少しの量でも満腹感を得やすくなるんですね。

オリゴ糖で腸内環境を整える

おからには、お腹の調子を整えてくれるオリゴ糖も含まれています。腸内にある善玉菌はオリゴ糖をエサとしているため、オリゴ糖を摂取することで腸内の善玉菌が増え、腸内環境が整っていくのです。腸内環境が整えられると、便秘の解消に繋がります。

このほかにも、抗酸化作用のあるサポニンやビタミンE、血流をよくするレシチン、骨の強化やイライラ解消に繋がるカルシウムなど、女性に嬉しい成分がおからにはたっぷり含まれているんです。

おからを食べることで得られる美肌とダイエットのサポート効果には、こんなものがあります。

＜おからの美肌サポート＞

＜おからのダイエットサポート＞

おからを食べるときの注意

バストアップやダイエットに効果的だからといって、おからばかり食べるのはNG！調理法や食べる量によっては、こんなデメリットもあるのです。

油を吸いやすい性質がある…おからには油を吸いやすい性質があるので、油を多く使う調理をすると、カロリーや脂質を摂りすぎてしまう可能性があります。

お腹が緩くなることがある…一度にたくさんのおからを食べると、食物繊維の効果でお腹が緩くなってしまうことがあります。

便が硬くなることがある…食物繊維を摂りすぎると、お腹が緩くなるのと逆に便が硬くなってしまうことも。便秘や痔の原因になります。

ミネラルが排出されてしまう…おからの食物繊維が体に必要なミネラルまで吸着して、便と一緒に排出されることがあります。

バランスのよい食事を心がけ、三食のうち一食におから料理を取り入れる、おからハンバーグなどのかさ増し料理を取り入れる、間食をおからクッキーにする、というように、適度な摂取にとどめるようにしましょう。

日本でも古くから親しまれてきた「おから」が、こんなにも女性の体作りに役立ってくれるなんて驚きですね。適度な摂取を心がければ、バストアップにも、美肌作りにも、ダイエットにも、きっと心強い味方になってくれますよ！