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微熱が続いたら要注意!もしかすると「乳がん」の初期症状かも!?
油断しないで!微熱が続くさまざまな症状、不安があればぜひ病院へ

体のだるさがなんとなく抜けない、気づいたら微熱が続いている。そんな症状を経験したことがある人は多いかもしれませんね。微熱が続くとまず風邪の可能性を考えます。風邪薬を飲んだりしっかり休んだりしても症状が治まらなければ、別の症状や病気が考えられます。
実は、微熱が続いてしまう症状のひとつに「乳がん」があるということをご存じでしたか?軽い症状だと考えていたら、実は重大な疾患だった…。そんなことがないように、乳がんをはじめとする微熱が続く症状について理解しておきましょう。
意外と知られていない乳がんの初期症状「微熱」
乳がんの初期症状といえば、セルフチェックができる「しこり」がよく知られていますよね。しかし乳がんの初期症状としてあらわれるのはしこりだけではありません。
バストのひきつりや微熱といった症状があらわれることもあるのです。
自分でもわかる乳がんの初期症状にはこのようなものがあります。
- 脇からバストにかけて発生するしこり
- バストの大きさが左右で目に見えて違う
- バストの形が崩れている
- バストのひきつりを感じる
- 乳頭がただれている
- 乳頭から出血や分泌物がある
- 微熱を伴う体調不良が2週間以上続く
しこりやバストの変形、ひきつりなどは、普段のセルフチェックでも確認することができ、実際にセルフチェックを取り入れているという女性も多いでしょう。
しかし見落としがちなのが、微熱が続く体調不良です。風邪や疲れなどの症状に似ているため、乳がんの初期症状としては自覚しにくいんですね。
女性の体温は低温期と高温期を約2週間繰り返しているので、目安としては2~3週間以上の微熱が続いた場合、病院を受診することをおすすめします。
乳がん以外に考えられる微熱が続く症状
微熱が初期症状としてあらわれるのは、乳がんだけではありません。乳がん以外に微熱の症状が出やすい病気についても確認しておきましょう。
風邪
体がだるい、微熱が続くという場合にまず疑うのが風邪です。風邪というと鼻水やせきが出るイメージがありますが、鼻水やせきを伴わず熱だけが続く風邪の症状もあります。
疲れや寒さで免疫力が低下していますから、しっかり体を休めて栄養を摂ることが大切です。
自律神経失調症
自律神経が乱れやすくなる症状で、微熱や体の疲れ、だるさ、不眠、動悸、めまい、頭痛、手足のしびれなどさまざまな症状があらわれます。いつもより汗をかく、寒く感じるというように、体温の変化があらわれやすいのも特徴です。
妊娠
女性は妊娠すると体温が高い状態が続きます。高温期を過ぎても平熱より高い状態が続く、生理前のような症状が出る、生理がこないという場合は妊娠の可能性があるかもしれません。
肺結核
今ではなくなった病気のように思うかもしれませんが、意外と増えている病気なんです。結核菌は感染しても10~20%程度しか発症しませんが、いつの間にか結核菌に感染していた場合、体力が落ちたタイミングで悪さをするということもあるのです。
肺結核の場合はせきも出るので、せきと微熱が2週間以上続くようであれば肺結核の可能性があるといえるでしょう。
乳がんは治る時代!乳がん検診を習慣づけよう
乳がんをはじめとするがんは恐ろしい病気というイメージがあります。しかし、乳がんは早期発見できれば、しっかり完治させられる病気でもあるのです。
乳がんを早く発見するためには、なんといってもセルフチェックと定期的な乳がん検診が重要です。月に1回はバストをさわってセルフチェックをおこない、バストの状態としっかり向き合いましょう。
定期的な乳がん検診をおすすめしたいのは、40代以上の女性、そして家族など近親者に乳がん経験者がいる人です。
乳がんのリスクは40代以上の女性で高まり、また遺伝によってもリスクは高くなります。40歳を過ぎたら1~2年に1回は乳がん検診を受けるように心がけたいですね。
乳がん検診などを受診する病院の選び方
検診でも治療でも重要なのは、信頼できる病院を選ぶことです。病院を選ぶときのポイントを確認しておきましょう。
その道のエキスパートがいるかどうか
ホームページを持っている病院なら、担当する医師がどのような経歴か、得意とする分野はなにかを紹介しています。乳がんが心配なら、乳がんの治療経験が豊富な医師がいる病院を選ぶと、治療方針についても細かく相談することができるでしょう。
手術数や症例数が多いか
いくら知識だけ持っていても、実際に治療をしたことがなければ経験豊富な医師とはいえません。病院全体ではなく、病院にいる医師個人の手術数や症例数が多ければ、それだけ経験豊富な医師ということになります。
通いやすいかどうか
いくら専門的な医師がいる病院でも、自分が通える日に休みだったり、通える時間に行けなかったりしては元も子もありません。病気の治療になったときでも通いやすいように、休診の曜日や診療時間、病院の場所、駐車場の有無などを確認しましょう。
信頼できないと感じたらセカンドオピニオンを
検診や診察を受けても、いまいち信頼できないと感じてしまったら、思い切って別の病院に行ってみることもおすすめです。初診料金や検診料などがまたかかることになりますが、信頼できない医師からの診療をずっと受けて不安に感じるより、信頼できる医師の診療を受けたほうが、体のためにも心のためにもずっとよいはずです。
微熱が続くことも、乳がんの初期症状だったんですね。見逃しがちな症状でも、思わぬ病気に繋がっていることがあります。信頼できる病院を見つけて定期的な乳がん検診を受けたり、不調が続いたら受診したりできるようにしておきましょう。
ただの微熱だからといって我慢しすぎないようにしてください。不調が長引いたら、できるだけ早く病院へ行くようにしてくださいね。
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