低金利のカードローンについてわからないことがあり、困っていないでしょうか。
低金利のカードローンを使うメリットは何か、そもそも低金利のカードローンってどこがおすすめなのかなど、知りたいことが色々あるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、低金利のカードローンの特徴や、低金利のカードローンを選ぶために知っておきたいこと、おすすめの選択肢や注意点といった基本情報を解説します。
最後まで読めば、低金利のカードローンについて詳しく理解できるので、参考にしてください。
目次
カードローンを利用するのに「低金利」であることは重要
カードローンを利用する際は、できるだけ低金利な選択肢を選ぶことが大事です。
なぜならカードローンは、金利が高いと、支払う利息が大きくなるため、総返済額もまた大きくなってしまうからです。
しかし低金利のカードローンなら、高金利なカードローンより支払う利息・総返済額を抑えられるので、将来的な返済の負担を抑えられるため安心できるわけです。
金利の仕組みについて詳しく知りたいなら以下の記事を参照
低金利でカードローンを利用するための4つのポイント
カードローンを低金利で利用するために知っておきたいポイントは、以下の4つです。
- 銀行のカードローンを契約する
- 利用限度額を高めにする
- 無利息期間サービスがあるカードローンも検討する
- 利用実績を積み重ねたら、金利の引き下げを交渉する
それぞれ解説するので、申し込むカードローンを決める前に、しっかり確認しておきましょう。
銀行カードローンで契約
カードローンを低金利で使うためには、銀行でカードローンを申し込むのがおすすめです。
銀行のカードローンは、以下の表にまとめた情報を見てもわかるとおり、消費者金融が展開するカードローンよりも金利が低く設定されています。
金融機関 | 分類 | 実質年率 |
---|---|---|
アコム | 消費者金融 | 3.0%~18.0% |
プロミス | 消費者金融 | 4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 消費者金融 | 3.0%~18.0% |
みずほ銀行 | 銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
三井住友銀行 | 銀行カードローン | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行 | 銀行カードローン | 1.8%~14.6% |
ただし金利が高めな代わりに、消費者金融のカードローンには「審査完了までの期間が銀行カードローンより短め」「アプリを使ってカード無しで借り入れができるアプリローン」など、各社で便利に使えるサービスを展開しているメリットがあります。
自分にとって魅力的なサービスがある場合は、必要に応じて消費者金融のカードローンを選ぶのも良いでしょう。
利用限度額を高めに設定
カードローンを低金利で使うためには、利用限度額を高めに設定することも重要です。
例えば以下の表にまとめたように、カードローンは多くの金額を借りるほど金利が下がる傾向にあります。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
申込時に利用限度額を高めにして申込めば、カードローンをより低金利で使える可能性があるので、金利を下げたい場合は利用限度額を高めにして申込みましょう。
ただし利用限度額を高めにすると、利用限度額を低めにして申込んだ場合に比べて審査が厳しくなるので、ご注意ください。
金利のかからない無利息カードローンもおすすめ
消費者金融のカードローンでは、新規契約者向けに一定期間利用できる「無利息期間サービスを」展開しているものもあります。
金融機関 | 無利息期間 | 利用条件 |
---|---|---|
アコム | 30日間無利息(契約日の翌日) | 初めての申込 |
プロミス | 30日間無利息(初回借入日) | 初めての申込 |
アイフル | 30日間無利息(契約日の翌日) | 初めての申込 |
レイクALSA | 30日間無利息(契約日の翌日) | 初めての申込 |
無利息期間中は、借り入れた金額に対して金利が発生することはありません。
無利息期間中に返済できそうな場合は、低金利の銀行カードローンでなく、あえて消費者金融のカードローンを申込んでみるのも良いでしょう。
金利の引き下げを交渉
カードローンは、将来的に設定されている金利を引き下げてもらえるケースがあります。
一旦契約は必要となりますが、適切に借り入れ・返済を行って利用実績を積み重ねていけば、金利の引き下げに応じてくれることがあります。
「サービスなどに魅力を感じているカードローンの金利が高め」という場合は、そのまま契約・将来的に金利を引き下げてもらい、快適に使ってみてはどうでしょうか。
低金利で利用できるおすすめカードローン3選
低金利で利用できる、おすすめのカードローンは以下の3つです。
- 三井住友銀行カードローン
- 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
- りそなプレミアムカードローン
いずれも、銀行のカードローンとなっています。
それぞれ解説するので、自分の希望に合うものがあったら、申込んでみてはどうでしょうか。
三井住友銀行カードローン
日本の三大メガバンクの1つに数えられる大手銀行である、三井住友銀行。
三井住友銀行カードローンは、実質年率4.0%~14.5%の低金利が魅力です。
実質年率 | 年1.5%~14.5% |
---|---|
限度額 | 10~800万円 |
審査時間 | 最短翌営業日 |
口座開設 | 不要 |
返済方式 | 残高スライド元利定額 |
遅延利率 | 19.94% |
限度額は最大800万円なので、大きめの借り入れをしたい場合にも対応できます。
さらに最短翌営業日で審査を終えられるので、早めに借り入れを始めたい場合も安心でしょう。
できるだけ低めの金利で、すぐに借り入れをしたい方には、三井住友銀行カードローンがおすすめです。
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
三大メガバンクの1つに数えられる大手で、デビットカードや住宅ローンなど様々な商品を展開している三菱UFJ銀行。
三菱UFJ銀行のカードローンであるバンクイックは、実質年率1.8%~14.6%の非常に低い金利が特徴です。
実質年率 | 1.8%~14.6% |
---|---|
限度額 | 10~500万円 |
審査時間 | 約2~3日 |
口座開設 | 不要 |
返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式 |
遅延利率 | 借入時の金利と同じ |
審査には2~3日かかりますが、インターネットから、24時間いつでも申込めるので、空き時間を見つけて自由に申込み手続きを進められます。
金利の下限が小さいので、利用実績を積み重ねたり、限度額を高めで申込んだりして、他社より少ない金利でカードローンを活用したい人にとってベストな候補となるでしょう。
りそなプレミアムカードローン
大阪に本社を持ち、ポイントサービスやデビットカードなどの様々な商品を展開しているりそな銀行。
りそな銀行のりそなプレミアムカードローンは、実質年率3.5%~12.475%の低金利となっています。
実質年率 | 3.5%~12.475% |
---|---|
限度額 | 10~800万円 |
審査時間 | 約2~3日 |
口座開設 | りそな銀行 |
返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式 |
遅延利率 | 14.0% |
利用限度額は、三井住友銀行と同じ最大800万円です。
りそなプレミアムカードローンは、今回紹介した3つのカードローンの中でも、実質年率の上限が最も低いため、すぐに低金利でカードローンを使い始めたい人に最適です。
低金利カードローンの利用で注意すべき4つのポイント
低金利カードローンを利用する際に注意したいのは、以下の4点です。
- 金利が低い銀行カードローンは、審査が厳しめ
- 利用したい銀行の口座がないと、契約に時間がかかることもある
- 最低金利で使えるのは、最高限度額で契約している人
- 申込み当日に融資を受けることはできない
低金利カードローンの申込みを考えている方は、手続きを進める前に、それぞれ必ず確認しておきましょう。
審査が厳しい
低金利の銀行カードローンは、消費者金融のカードローンに比べて審査が厳しめです。
特に他社借入件数が多かったり、複数のカードローンを申込んでいたりする場合は、審査に落ちてしまう恐れがあるのでご注意ください。
審査をよりスムーズに進めたい場合は、金利は高くなってしまいますが、あえて消費者金融でカードローンを申し込むのも良いでしょう。
利用したい銀行の口座を持っている?
低金利で利用できる銀行カードローンは、カードローン契約の条件として「対象の銀行の口座を持っている」ことを設定している場合があります。
対象の銀行口座がなくても利用できるものの、三井住友銀行カードローンのように、「WEB完結ですぐに申し込みを終えるには、三井住友銀行の口座が必要」としているケースもあります。
銀行カードローンを利用したい場合は、必要に応じて事前に希望の銀行口座を開設しておいたり、自分が口座を持っている銀行のカードローンを検討したりしましょう。
最低金利が利用できるのは最高限度額で契約している方のみ程度
カードローンを再低金利で利用できるのは、基本的に最高限度額で契約している方のみとなります。
カードローンは限度額が高いほど低金利・限度額が低ければ金利は高めになります。
カードローンの金利を低くしたい場合は、限度額を高めにして申し込むのがおすすめですが、高めの限度額で申し込むと審査は低めの場合より厳しくなるのでご注意ください。
申込当日の融資はできない
銀行カードローンは低金利ですが、消費者金融と異なり即日審査・融資には対応していません。
2018年1月より、全ての銀行カードローンが即日審査・即日融資不可能となっています。
すぐに借り入れをしたい場合は、金利は高くなってしまいますが、即日融資に対応するプロミスなどの消費者金融でカードローンを申込むのがおすすめです。
まとめ
今回は、低金利なカードローンを選ぶメリットや特徴、利用時の注意点、そしておすすめのカードローンについても解説しました。
最後に、記事の要点を3つにまとめます。
- 低金利なカードローンなら利息が少なくなり、総返済額を抑えられる
- 低金利なカードローンは、三井住友銀行カードローンなどの銀行カードローン
- 銀行カードローンは即日審査・融資に非対応、審査が厳しめなどの注意点もあるので、すぐに借り入れをしたい場合はあえて消費者金融を利用・無利息期間サービスで金利を抑えるのもおすすめ
カードローンを低金利で使いたい方は、今回の解説を参考に、自分に合ったカードローンを探してみてください。