日本ビジネスシステムズ（JBS）は1990年に設立されたITコンサルティング、システムインテグレーション、アプリケーション開発などの事業を展開するIT企業です。本社は東京都港区にあり、大阪・愛知・沖縄に事業を構えています。
いろんな分野の企業に対しITシステムのコンサルティング、企画・設計、保守、運用まで請け負っており、売上高は331億円、社員数は2056人となりIT企業としては大規模な部類となります。ITシステムの専門企業として長く活躍してきたことから、大手から中小企業まで多くの企業からの信頼が厚い、IT企業の老舗といえるでしょう。
そんな日本ビジネスシステムズに転職したいときに知っておきたい年収や待遇、求められる人材を調べてみました。
日本ビジネスシステムズの平均年収や福利厚生は？
平均年収について
日本ビジネスシステムズの平均年収について調べてみたところ。はっきりとした情報はありませんでした。参考情報として、インフラエンジニアの職種が年俸500万円～800万円というクチコミサイトの情報があります。エンジニアという職種上、年俸制が採用されているようですが、IT技術職としてみればこの金額は標準的か少し良いといえるのではないでしょうか。
福利厚生について
日本ビジネスシステムズの福利厚生で得に目を引くのは、社内カフェテリアです。会社内にカフェテリアが設置されており、社員割引された特別価格で利用できます。豊富なランチだけでなく、カフェとしてドリンクと軽食もあり、夕方から夜には本格的なディナーが用意されています。これはとても楽しみですね。また社員の方たちは業務終了後に打ち上げや、お客様を呼んでのパーティーなどもおこなっているそうです。
社内での部活動
そのほかに、部活動も盛んなようです。全部で9つの部があり、ITスポーツリーグに参戦している本格的な部も。テニス部とサッカー部はITリーグで3位、野球部はIT系企業の大会で優勝した強豪です。部活動は普段の業務では関われない社員とのコミュニケーションがはかれるので、有効活用している社員も多いそうです。
日本ビジネスシステムズの求める人材は?
日本ビジネスシステムズは「Customer First」「すべてのリソースはお客様のために」という経営理念のもと「誰かのために一生懸命慣れる人」を求めています。また人間としても魅力がある=人間力のある人物も必要としています。
IT企業ではありますが、お客様の必要としているシステムを設計し、導入後は保守・管理をおこなうのでお客様とのお付き合いも長くなります。そのためお客様の立場に立って考えられるような人材、お客様とコミュニケーションがとれる人材が求められるのです。
また日本ビジネスシステムズは社内の人間関係やチームワークを重要視しています。システム設計は様々な部署や行程を経て行われるからです。社員と積極的に交流ができる協調性は必要です。福利厚生での部活動やカフェテリアも、こうした社員間のコミュニケーションを活発にする目的で生まれたものです。
日本ビジネスシステムズに入社後「ブラザーシスター制度」による人材育成がスタートします。入社3～5年目くらいの先輩社員を「ブラザー・シスター」と呼び、新入社員に一人ずつ担当となるという制度です。
先輩とともに働くことで基礎を学習しながら会社の理念を実務を通して教わることができます。この制度を通じて社員間のコミュニケーションが強まっていくそうです。
日本ビジネスシステムズの採用活動は？
日本ビジネスシステムズでは技術職と営業職での採用がされています。
技術職・営業職とも非常に多岐にわたる部署があります。いずれの職種でも共通して求められているのは「カスタマーファースト」の理念への共感です。お客様とだけでなく社員との積極的なコミュニケーションも取れることも条件です。また技術系ならIT系でのエンジニア経験、営業系なら営業職での経験など、実務経験も求められています。
キャリア採用は特設サイトを設けており、社員のメッセージや役員からの言葉、会社の数字についてなどが記載されています。このことから日本ビジネスシステムズはキャリア採用にはかなり積極的であると考えられます。キャリア採用は通年で採用しており、キャリア採用特設サイトから応募ができます。日本ビジネスシステムズへの転職を考えている方は、特設サイトの内容をよく見ておく必要があるでしょう。
日本ビジネスシステムズは協調性のあるIT系の人におすすめ
日本ビジネスシステムズはIT企業としては古参な部類ですが、カフェテリアの導入など新しいやり方を積極的に取り入れる風土があります。またお客様はもちろん社員間の協調性を重んじている点も特徴です。
IT系の特に技術職の方はコミュニケーションが苦手な方も多いかもしれません。一方で技術系でもコミュニケーションが積極的にはかれる協調性ある方は日本ビジネスシステムズで活躍できる人材といえます。
