深夜バイトといえば、カラオケ、漫画喫茶、コンビニなどいろんなアルバイトがありますが、全てのアルバイトに共通しているのは、やはり「高時給」が見込めるということです。
これは、労働基準法で、深夜帯は通常の時給よりも25%以上の時給が設定されなければならないと決められているためですが、高い時給を稼ぐため、あえて「深夜」に働きたいという声も多数聞きます。
「それでは、深夜バイトにはどんなアルバイトがあり、どんな働き方をするのでしょうか。本編では深夜バイトでの働き方、どんなアルバイトがそもそもあるのか
また、深夜バイトの代表格としてマンガ喫茶とカラオケのアルバイトの業務内容をお話ししたいと思います。
深夜バイトにはどんなアルバイトがあるのか
まずは、深夜バイトにはどんなアルバイトがあるのかという点についてお話をしたいと思います。深夜バイトは大きく以下の3点に分類をされます。
24時間店舗系:「コンビニ」「ファミリーレストラン」「マンガ喫茶」など
24時間運営している店舗の「夜間担当」のアルバイトとなります。コンビニやファミリーレストランについては、場所にもよりますが、メインの運営時間ではないため、比較的忙しいというわけではありません。
ただし、店内の清掃や商品の搬入、検品など夜間担当者に依頼される業務もたくさんあるため、暇ではないと理解してください。
「マンガ喫茶」のお仕事
同じ24時間店舗系でも、コンビニやファミリーレストランとは働き方が違「マンガ喫茶」についてお話します。
一般的に、店舗系だと、ゴールデンタイムは場所にもよりますが、19時~22時くらいのものですが、マンガ喫茶については深夜がゴールデンタイムとなります。
というのも、簡易ホテルとして利用する人が増え、終電が終了し始めたくらいから客足が増えるためです。
ただし、深夜帯に超多忙になるというわけでもないため、マンガ喫茶で働きたいと思っている方については安心してください。
ちなみに、漫画喫茶の主な業務内容は「受付」「清掃」「フード出し」の3点です。それぞれの業務については以下で説明します。
受付業務
- 新規の受付:新規で入店した人に会員や店舗案内をします。
- PC関連問い合わせ:PCの操作方法の説明や故障発生時の対応です。
- レジ内清算:料金の計算・清算業務となります。
- 店舗案内:どこに何があるかを説明・案内します。
清掃
- トイレ清掃:便器や手洗い場、床を清掃します。酔い客の汚物処理、シャワールームのあるお店は仕事が大変になります。
- ドリンクバーの清掃・補充:ドリンクバーの受け皿の清掃・補充業務です
- 各ブースの清掃:お客様退店後のブースを清掃し、次のお客様を迎える準備をします。
フード作り
フードの注文を受けたら、料理を作り、個室まで運びます。料理は簡単に作れるものが多いので大きな負担にはなりません。
なお、これらのアルバイトにおける時給の相場は、場所により異なりますが、都内の深夜帯だと1,100~1,300円程度です。
そんなに高い時給というわけではありませんが、長期で続けられる仕事ではないかと思います。
② 「夜のお店」系:「居酒屋」、「カラオケ」、「バー」など
夜間が営業のメインタイムとなるアルバイトです。
これらのアルバイトについては、メインタイムは夜8時から深夜12時くらいがメインとなり、そのあとについては客足が徐々に落ち着いていくという流れになります。
「カラオケ」のお仕事
業務内容については、受付や接客、注文、ドリンク、フードの提供、清掃、カラオケマシーンの調整と、同じ「夜のお店系」の居酒屋アルバイトと比較すると、実に業務内容がマルチです。
また、業務を横断的にこなさなければならないという点も、ホールとキッチンで業務を分けている居酒屋と大きな違いとなります。
大変な点としては、上記のようなマルチタスクをこなすことが求められるのに加え、深夜帯は酔っ払い客の宝庫ですので、酔っ払い客の対応から、トイレで出される汚物の処理などが発生します。
また、休日前はお客さんで殺到するため仕事も忙しくなります。アルバイトの時給として、カラオケであれば都内だと1100円~1300円程度と忙しいわりに高い価格設定がされていないのは少しきついなあと思います。(もちろんお店によりますが)
警備員のお仕事
夜間は色々な犯罪が発生しやすい時間帯でもありますので、警備員というアルバイトについてもニーズがあります。警備場所は室内・屋外双方の警備があり、採用ニーズも非常に多いです。
立ち仕事になることが多いので、体力に自信のある人におすすめしたいアルバイトです。日給1000円~15000円程度の募集が大半となっています。」
深夜バイトで注意すること
不規則な生活になりやすいため、健康維持が難しいというのが深夜バイトの一番難しい点です。
5時までアルバイトをしたとなると、片付け、帰宅、及び入浴などをすますと7時過ぎで、そこから昼過ぎまで寝るというのもよくありますし、中には寝ずに学校に行く、昼の職場に行くというケースも多く聞きます。
そのため、私の知人で深夜アルバイトメインの生活している方は、割と体調を崩しやすいという傾向にあります。
深夜バイトはここに挙げただけでもこれだけ多岐にわたる仕事があります。
もし、高い時給を稼ぎたいためチャレンジされたい方は、健康に留意したうえでチャレンジしてほしいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。深夜バイトはコンビニやファミリーレストラン、マンガ喫茶のような昼の延長で業務を行っているものから、飲み屋、2次会で使うカラオケなど夜にゴールデンタイムを迎えるようなアルバイト
果ては警備員など実に多種多様なアルバイトがあります。時給もお昼のアルバイトより高く、通常よりたくさんお金を稼ぐことができます。
深夜のアルバイトを始めるときは、体調と自分の適性に合わせて、必要以上の無理をせず、可能な限り長期で継続的に仕事ができるよう、自身でコントロールしていくことが大事カモ。