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デメリットだけじゃない!?早期退職者の転職活動のイロハ、教えます!

転職市場で採用が活発になる時期は大抵、1月〜3月になっております。年度の始めということもあって4月入社の数が1番多くなり、4月に入ると一旦動向も落ち着くのですが、間もなく5月も採用が盛り上がる時期となっているのです。

理由は4月に入社した方が実際に1ヶ月働いてみて、「この職場は思っていたような環境と違う」「他の従業員とウマが合わない」「自分が望んでいたキャリアアップは叶いそうにない」などの理由をつけ、5月に早期退職をされるケースが多いことも見受けられるからでしょう。それを見越して採用活動を始められる企業もあることから、早期退職者への理解が転職市場の中でも浸透してきている傾向が見られます。

しかしその時期から採用活動を始める企業が求める人材は「前職では自分が活躍できる環境だと感じられなかった、働くことに対して意欲のある人」であり、消極的や他責的な理由で企業を離れた求職者を必要とはしておりません。もし早期退職をした後に転職活動をした場合その理由について本音を答えてしまうと他責的なものもあるかもしれませんが、企業は「ポジティブな理由」以外は、全て低い評価で受け取ってしまうのです。

とは言え早期退職というのは、もちろんデメリットだけではありません。今回は、そんな早期退職者が、再度奮起して活躍できる企業に転職するための注意点や、企業側の本音、面接のよくある質問などをお伝えさせていただきます。

一般的に「早期退職」ってどれくらいの期間?

一般的な早期退職とは、雇用後1年未満での退職のことを指す場合がほとんどです。そのほかにも1年で早期退職の扱いをされる企業や3年未満での退職は全て早期退職…と受け取ってしまう場所も存在します。企業によってその解釈は様々ですが、転職市場での一般論として早期退職の目安は、1年未満での退職を指すことが多いのです。

企業が早期退職者を積極的に採用する理由とは?

まず原則として今は採用難の時代が長く続いています。以前は早期退職者というだけで懸念されがちでしたが、転職市場にいる求職者の数が少なくなり、今は早期退職者から求職者を集めないと人材を確保することができない時代になっています。

ちなみになぜ転職市場にいる求職者の数が減ってしまったかというと、それには大きく2つの理由があるのです。

優秀な人材に対する待遇の見直し

 
今までの転職市場では、企業が人を選ぶ立場だったのですが、今は人が企業を選ぶ立場になり、いわゆる「売り手市場」の時代になりました。それまでは従業員に対し、企業も最低限の待遇しか与えていなくても人が離れることは少なかったのですが、今では待遇面の不満という理由で現在の職場を離れ、転職するという方も増えてまいりました。

同業他社やヘッドハンティング会社による、賃金アップを出汁にした引き抜きのパワープレイで、優秀な人材が自社を離れることを恐れた結果、基本給・インセンティブ率などの賃金アップや福利厚生の見直しなど、待遇面を見直す傾向が増え始めたのです。

起業傾向が高まったという点

 
昔であれば、株式会社は1,000万円、有限会社は300万円の設立費用を支払わなければならなかったのですが、法律が変わり、有限会社という概念がなくなり(改正以前の有限会社に関しては、その名称のまま残っています)、株式会社も資本金1円から設立が可能になりました。
さらに、フリーランスという個人事業主での働き方の文化も急速に広がり始め、個人で仕事を始める人材が多くなったのです。
特にファッションなどのクリエイト業界に関しては、アパレル販売員からのキャリアアップとして「店長」「デザイナー」「パタンナー」「バイヤー」などの職種を希望する方が多く、わざわざ転職をしてそうした職種をキャリアアップとして目指すのではなく、ある程度勉強した後に、自分で事業として興してしまおう、という傾向が強くなっているのです。

こうした2つの理由により、転職市場の求職者がどんどん少なくなっており、企業は採用難を避けられなくなってしまいました。

早期退職のメリット・デメリットはあるの?

そうした理由から、早期退職というのは企業から受け入れられるようになり、早期退職者であっても「売り手市場」に参入できるようになったのですが、もちろん元々「早期退職者」に対しては、悲しくも根っからの「いいイメージ」があるわけではありません。ここでは、早期退職のメリット・デメリットについてお話をさせていただきます。

メリット

ミスマッチした企業で我慢して働く必要がなく、且つそれを転職市場が受け入れてくれるという他にないでしょう。以前までは、早期退職者というだけで書類選考漏れになることは当たり前で、早期退職というのは自身の経歴を傷つける他ないものでした。

それを恐れ、ミスマッチした企業で無理をして働き続けることで、鬱などの精神疾患を患ってしまうケースなども多く見られ、最悪の場合、自ら命を絶つ人も少なくはありませんでした。

しかし現状はそうした早期退職者を受け入れる体制が整っており、ミスマッチした企業で我慢して長く勤める必要性もなくなったため、求職者自身が心の余裕も養えるようになりました。早期退職というのは残念ながらどれだけよく取り上げたとしても、武器になることはありませんが、「我慢してその企業で働かなくてもいい」「転職市場が受け入れる体制を整えている」という点においては、1番大切な『心の余裕』の部分を補ってくれているのではないか、と考えております。

デメリット

早期退職の最大のデメリットとしては、「社会的信用」に与える影響に限るのではないでしょうか。昔からの風潮で企業に属すれば3年ほどの雇用期間を経て転職、という流れが一般的でした。しかし早期退職者はそれよりも短い期間で退職するため「求職者自身に何か問題があるのではないか」と企業側も警戒してしまうのです。

例えば求職者自身が辛いことに耐え切れるほどのメンタルを持ち合わせておらず、自分が原因で起こした不注意について、先輩社員やお客様から注意を受けるとすぐに「退職したい」と言われるのではないか、など企業は考えます。その他にもコミュニケーション能力がなく、人間関係がうまくいかない人ではないかと懸念されることも多く、そうした理由は接客業であるアパレル販売員にとっては、非常に大きなマイナスポイントとなってしまうのです。

しかし、どんなに弁明したとしても早期退職について疑い深くなってしまうのは、企業として仕方のないことではあるのです。人を1人雇い入れるためには、採用活動費や雇用後の保険料などを考えると、莫大な金額を投資しなければなりません。こうした事情もあり、なるべく企業も採用ミスやミスマッチを減らしたいと考えるので、その分慎重になってしまうのです。

早期退職者が事前に対策しておきたい、面接のよくある質問

「退職理由をお聞かせください」

早期退職の場合でなくても転職活動の面接の際に聞かれる質問として、「退職理由」は必ず準備しておくことをおすすめしております。特に早期退職の場合は、この退職理由の質問によって責任感のある人材なのか、自立した人材かを見抜こうとされています。

例えば「社内の人間関係が悪かった」、「先輩社員からいじめを受けていた」、「自分のやりたい仕事をやらせてくれなかった」、「労働環境が厳しすぎた」、「お給料に不満があった」、「好奇心旺盛で、違う仕事をしたくなった」などの理由がよくある回答の中でも、面接の場では言ってはいけない回答になっております。

「社内の人間関係が悪かった」や「先輩社員からいじめを受けていた」という回答に関しては、それを自分の力で解決しようと、何か施作を実行しなかったのか?という疑問が、企業の中には残ってしまいます。

「人間関係」「いじめ」というのは不可抗力であり、確かに自分でどうこうできる問題ではない部分もありますので、しょうがないと思われる方もおられますが、実は「率先して問題解決・改善に取り組める人材ではない」という評価になり、実際は大きなマイナスポイントになってしまいますので、注意が必要です。

また「好奇心旺盛で、違う仕事をしたくなった」というのは、一見少しポジティブな理由に見受けられるかもしれませんが、実はこれも企業にとっては懸念点になります。「好奇心旺盛」というアピールポイントは、よく言えば視野を広く持てる、様々な業務にチャレンジしたいというアグレッシブな姿勢を感じますが、反対を言えば「飽き性」という評価にもなってしまうのです。

退職理由を述べる際の対策方法

 
企業が1番欲しい人材は「定年まで勤め、パフォーマンスを発揮してくれる人材」であり、ある程度の業務ができるようになれば他の業界・業種に興味を持ち出しそうな人材を、積極的に取ろうとは思わないのです。対策としては、「自分の意思で、更なるスキルアップ・キャリアアップ・成長のために退職した」という意思を伝えましょう。

実際には不可抗力の部分での退職や好奇心旺盛な性格で決めた退職であっても、わざわざマイナスになるような情報を回答する必要はございません。あくまでポジティブな考えや理由で退職を決意した、ということをお伝えすることで企業側も「しっかり自立して、先を見据えている人材だ」という評価を下し、あなたに対して安心感を持つことができるのです。

「前職で1番辛かったことを教えてください」

この質問では最初の「退職理由」とはまた違った角度で、「応募者が挫折するポイント」を計られている質問になります。好きなことであっても、もちろん仕事なので、原因は社内外問わず、辛いことや苦しいこともたくさん起こることが予想されております。

そうした中で、「どういった状況に陥った時に、心が挫折するのか」ということを予め企業が把握しておくことで、これまでの他社員の退職理由例と照らし合わせ、自社で続けて勤務できる人材かどうかを判断したい、と思っているのです。特に早期退職者であれば、嫌な思いを少しでも経験した場合、また自社を離れてしまうのではないかと警戒されてしまうのも無理はありません。

こちらも「退職理由」同様の回答が予想されます。どうしても、「前職で1番辛かったこと」という質問への回答の冒頭は、ネガティブな結果をお伝えすることになります。「人間関係が悪かった」「先輩社員からいじめを受けていた」「頑張っていたが報われなかった」といったような理由もありますし、他には販売職や営業職からの転職であれば、「売り上げを全然あげることができなかった」といったような回答も、考えられます。

よくある失敗例としては、「前職で1番辛かったことを聞かれている」という認識で、淡々と辛かったことをお話ししてしまっている、ということです。一見、コミュニケーションとしてはキャッチボールがしっかりできているように見えるのですが、こうしたネガティブな質問をされている場合は、企業が知りたいこと、評価ポイントの裏を読み取り、それに見合った回答をすることが大切です。

ネガティブな話は一般的に共感を生むもので、「この辛さをわかってほしい!」という気持ちが強く出てしまう余り、つらつらと辛かったことをお伝えするだけで会話が終わってしまう、なんていうケースも少なくはありません。

前職で1番辛かったことを述べる際の対策方法

 
こうした場合、企業は「1番辛かったことを、主体的に行動してどう解決をしたのか?」ということを知りたいと思っているのです。ただ単に「辛かったこと」をお話するだけではなく、「辛かったことに対し、どういった危機感を感じ、どういった施作をした結果、どうなったのか」というストーリーを具体的にお伝えすることで、企業側も「しっかり考え、行動ができる人材だ」という評価を持ってくれるのです。

ポイントとして冒頭はネガティブな情報をお伝えすることになってしまうので、そこを掘り下げてお伝えするのではなく、あくまで概要だけさらりと伝え、「どういった施作をした結果、どうなったのか」についてを詳しく説明することで、さらに印象を上げられます。

「1、3、5年後にどうなっていたいですか?」

この質問では、あなたの「今後思い描くキャリアプラン」や「情熱を持って業務に取りかかれる人材かどうか」を、企業は知りたがっているのです。企業は「企業の成長と存続のために、長期的に物事を考えられる人材」が欲しいと思っているのです。

目先の売り上げだけを追うような自転車操業では疲弊してしまい、企業存続が難しくなるため、将来自社の管理職や幹部として活躍していただくために、長期的な視点で貢献してくれる人材を採用しなければなりません。それこそ現状の人材不足解消だけを目的とした採用であれば自転車操業になってしまうため、企業が求めている理想の採用とは、また程遠いものになってしまうのです。

例えばアパレル販売員であれば、最初の1〜3年間は通常の販売員、役職がつくとすれば副店長やチーフ職ではないでしょうか。3年後頃になると店長職につき、実力次第では5年ほど経つとさらに上の役職や、本社勤務に昇格することもあるかもしれません。

回答としては、そういった年毎に自分が就きたい役職やポジションについて、お話をすることが一般的な模範回答となっております。

信じられないかもしれませんが、この「1、3、5年後にどうなっていたいですか?」という質問に対し、業務には全く関係のない、プライベートな願望をお伝えする方もいらっしゃるのです。例えば、3年後には役職に就いてマイホームを買う、5年後には結婚をしていたいなど、思わず疑ってしまうような回答をされる方も、0ではございません。

そうした回答を聞き、企業が「企業の成長と存続のために、長期的に物事を考えられる人材」だという評価をしていただけるとは、到底思えません。「マイホームを買うために、仕事を頑張ってくれる人材」と、企業側も綺麗に解釈をすることはあり得ないのです。

1、3、5年後にどうなっていたいか聞かれた際の対処法?

 
ポイントとしては自分のキャリアプランの中にある現実という枠を取っ払い、理想を盛大に伝えることです。夢は大きく持った方がいいという言葉がありますが、それは転職のこうしたシーンでも言えることであり、大きな野望をお伝えすることで、その心意気に企業は興味を惹かれるのです。

伝え方としては、「1年後にはこういう姿でありたい、そのためにはこの1年間で、こうしたことを学び、こうした結果を残しておきたい」といったような流れですると、企業側も解釈しやすくなります。

ワクワクしながら理想のキャリアプランを語ることで、「早期退職はこうしたプランが叶わないと思ったことが原因で、仕方ない決断だったのか」と、企業も早期退職についてポジティブに捉えていただけます。

「なぜ、また同じ業界で仕事をしたいと思われましたか?」

こちらは、例えば同じアパレル販売員から、また違う企業でのアパレル販売員のお仕事に転職を希望する際などに聞かれる質問になっております。

一般的な転職活動でも、「なぜこの業界を選んだか?」ということはよく聞かれますが、早期退職の場合、同じ業界からの転職であれば「また早期退職した業界で働いても、耐えて続けられるのだろうか?」、他の業界からの転職であれば「違う業界であればうまくいくという、浅はかな考えを持っているのではないだろうか」という懸念を持たれてしまいます。

ここで企業側が知りたいのは、「数ある業界の中で、なぜアパレル業界を志望しているのか」という理由です。もちろん前述の通り、好きという気持ちだけではお仕事を続けることはできませんので、あなた自身が、アパレル業界にどういった期待を持っているのか、ということについて、企業側にお伝えいただければとおもいます。

よくある失敗例として、「業界を希望する理由」と「志望理由」が、一緒くたんになってしまうケースが多く見られます。あくまでここでは、「業界を志望する理由」を聞かれているので、「御社のブランドが好きで…」や、「御社のお店のアパレル販売員さんがとても親切で…」といったような、個別の「志望理由」と一緒くたんになってしまわないように、注意が必要です。

また「元々服が好きだったので…」といった回答も少し浅く捉えられてしまいますので、そうした理由をお伝えする場合は、なるべく工夫して、納得させるような厚みを持たせることが大切になってきます。

また同じ業界で仕事をしたい理由を聞かれたときの対処法

 
ポイントとしては、個別の企業単位ではなく、あくまでアパレル業界という、ひとつの業界
の将来性や興味関心、アパレル業界では自分のどのような強みが発揮できる環境があると思ったのか、という部分を中心にお伝えすることです。

業界研究をし、その中で自分の強みや特徴を活かせる内容とリンクさせてお伝えすることで、企業側もあなたの真面目さや自己分析の深さを感じ、いい評価をいただくことができます。
また早期退職の場合は、早期退職をした理由は業界の問題ではないということ、自分にとってアパレル業界は、どのような魅力があり、今後その中でどうした活躍をしていきたいのか、という点を伝えることで、評価もプラスになるでしょう。

「なぜ、弊社であれば大丈夫だと思われたのでしょうか?」

この質問は言い換えると「志望動機」になります。ただし早期退職者に対しては、企業も最初は「環境が変われば、なんとかやっていけると思っているのではないか?」と、応募者の考えの浅さをつい、疑ってしまっています。

転職市場自体、早期退職者が受け入れられやすくなったものの、それほどまでに企業は警戒している、ということは、認知いただければと思います。ここでは「企業に対して感じた魅力や将来性と、自分の叶えたいキャリアプランが通じている」という点を伝えることで、企業側も納得していただきやすくなっております。

いずれも同じことではありますが、早期退職者にとって、今回の退職はあくまで「ポジティブな退職」であり、他責的な理由ではなく、しっかりと自分の意思を持って行った退職だ、ということを企業に伝えなければなりません。

よくある失敗例としては、「また違う環境で心機一転、頑張りたいと思いまして…」や、「次こそは大丈夫だと思い…」といった、あくまで自分の意思が感じられないような回答をしてしまうことです。

転職することになった原因が自分以外の部分にあるという姿勢でいる限りは、企業はあなたから魅力を感じることはありません。そのままでは形は違っていたとしても、「解雇された」という退職理由と評価の差はさほどないのです。

弊社であれば大丈夫だと思われた理由を聞かれたばあいの対処法

 
ポイントとしては、前述の通り「企業に対して感じた魅力や将来性と、自分の叶えたいキャリアプランが通じている」という内容を伝えることです。もちろん会社毎にビジョンやキャリアプランは違いますので、企業研究としてホームページや採用サイトなどを見るなどし、事前に企業情報を把握しておきましょう。

入念に調べた上での回答については、企業側も「本気で弊社で働きたいと思ってくれているんだな」と、あなたの真剣さを汲み取ってくれますよ。

まとめ

早期退職者だからといって、書類選考の段階で選考漏れになる、といった時代は終わりました。
転職市場自体が、採用難や人材不足という背景を考慮し、早期退職者を受け入れる体制が整ってきているものの、残念ながら少しでも自分の思い通りにならないからといって、簡単に退職を決断してしまう方が多くいることもまた、事実なのです。採用活動には、大変多くの労力、時間、お金がかかってしまうこともあり、また簡単に退職をしてしまう方も多く存在することもあり、企業も採用活動の際には、厳しく目を光らせて、応募者の素性を明らかにしようとしています。

ですが、前向きな理由によって、早期退職をした方に関しては、企業も喉から手が出るほど欲しいと思っていることもまた、事実なのです。
面接での伝え方ひとつで、企業にとって一緒に働きたくないと思われるか、ぜひ弊社で働いて欲しいと思われるかが決まるのです。

もし、早期退職が原因で転職活動がうまくいかないと悩んでおられるのであれば、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。転職エージェントでは、そういった早期退職者の方が、よりよくアピールできるような回答などの相談についても、親身に対応していただけます。

早期退職をしたからって、転職活動に絶望を感じたり、諦めたりする必要はありません。
ぜひ、あなたがもっとイキイキと働ける環境に出会えるよう、積極的に活動に励んでくださいね。