バイト先でもいじめの問題はあります。自分がいじめられた時だけでなく、いじめを目撃してしまった、または自分がいじめの加害者になってしまった…このようなトラブルが起きてしまった時にはどのような対処をすれば良いのでしょうか。
いじめというのは、決してあって良いものではありませんが、実際にバイト先でいじめに関わってしまったという方はとても多いようです。すぐにバイト先を変更できれば良いのですが、自宅近くにそこしか働くところがないなどの理由からなかなかやめられずにいる方もいます。
バイト先でいじめがあった場合にはどのような対策をとれば良いのでしょうか。
アルバイト先でいじめられた時の対策
自分1人で対策を取ろうと思ってもなかなか難しいです。そのため、仲間を作りましょう。頼れる仲間がいない場合には上司に相談をすると良いですね。
もしもいじめの加害者が上司という場合には同僚に味方になってもらうのが難しいかもしれません。この場合は、会社に対して直接訴えるというのもおすすめです。
または総合労働相談コーナーに相談するという方法もあります。とりあえず誰かに相談してみたいという方も匿名で相談できるので活用してみてくださいね。
直接本人に立ち向かうことができるのであれば、なぜ自分をいじめるのかはっきりと聞きましょう。いじめの加害者は被害者を自分より下に見ているため、
直接話し合いをする際には感情を織り交ぜることなく、淡々と話をした方が本気であることが伝わりやすいです。
中には他人のミスを自分のせいにされるなどの悪質ないじめもあります。まずはいろんな人に話し掛け、自分の味方になってくれる人を探しましょう。
アルバイト先でいじめを目撃したら
自分ではなく、同僚が被害者になってしまい、その現場を目撃することもあるかもしれません。そのような光景を見てしまうと胸が痛みますよね。
ただ見ているだけというのはちょっと…と思っている方もいるかもしれません。いじめている側に意見できる立場にいるのであれば、少し話を聞いてみると良いですね。
注意しなければならないこととして、自分より立場が上の人などに対して踏み込んでいくと自分がいじめのターゲットになることもあります。
これを心配してただ見ていることしかできないという方もいるようですが、直接本人に言える立場にない場合は上司や会社に相談するのがおすすめです。
また、いじめられている側に何らかの原因があることに気づいた方は被害者にアドバイスをしてあげましょう。
アルバイト先でいじめの加害者になってしまったら
アルバイトで勤務している環境の中に派閥ができているところもあります。例え自分が率先していじめをしようと言い出したわけでなかったとしても、勢力の強い派閥に所属したためにいじめの被害者になる可能性はゼロではありません。
他にも、自分から率先していじめをしてしまい、それを後悔しているという方もいるでしょう。いじめをやめたいと思っているのであれば、自分の心の持ち方次第でいつでも可能です。
自分が思っている以上に相手は傷ついているため、後悔している方は素直に相手に謝りましょう。仲直りするまでに時間はかかるかもしれませんが、誠実な気持ちで接することが大切です。
許してもらえるかどうかというのは相手次第ですが、被害者となっていた方がバイトで困っていることがあれば率先して助けてあげましょう。
最終手段はバイト先を変えること
特にいじめの被害者になってしまった場合、自分で努力したとしてもなかなか環境が改善しないことも考えられます。あれこれ悩みすぎてストレスを抱えるよりも、思い切ってバイト先を辞めることを検討してみましょう。
悩みに悩んでバイトを辞めたところ、どうしてもっと早く辞めなかったのかと思えるほど気持ちが晴れたという方は非常に多いようです。自分に非がない状態で辞めるのは悔しい事ではありますが、理不尽な環境でストレスを抱え込むよりも、楽しく働けるアルバイト先を探してみることをおすすめします。思っている以上に世界は広いです。一つのバイト先と合わなくても、探し続ければきっと自分らしく働けるところが見つかりますよ!