学生の夏休みは春休みの次に長い休みなのでどのように夏休みを過ごすか考える人も多いのではないでしょうか?中には夏休みはガッツリ稼ぐ人や、夏休みはとことん遊びまくるという人もいます。
しかし、一番のベストはバイトと遊びを両立できること。これが一番ですよね。今年は何か新しいことを始めてみようと思っている方や、新しいことを学生のうちに経験しておきたいという方には夏休みの期間を利用してみるのも良いかと思います。
行動力を発揮し、新しいアルバイトを始めることは大変ですが、その中で新しい出会いなどが必ずありますし、恋に発展すれば夏休みをもっと楽しむことができますよね。
夏のアルバイトでこんな出会いがあった、偶然的な男女の出会いなど、集めてみたのでみなさんも是非トキメキながら参考にしてみてくださいね!
[d_box type=”clip” color=”red”]マリンスポーツのサービス施設内のスタッフの出会い
性別 | 勤務地 | 時給 |
---|---|---|
女性 | 沖縄 | 950円 |
私はひとりで参加しましたが、関西圏から友達同士で参加したアルバイトの男性がいて、そのうちの1人と仲良くなりました。
私自身、ひとりだと寂しいような気もしましたが、その男性が私に色々と気を遣ってくれて、マリンスポーツに詳しい人だったので仕事でも助けてもらいました。
当時、私よりも3歳年上で仕事は某スポーツブランドの店員でした。
私もアパレル関係の仕事をしたことがあって、共通点も多かったことから、話をする機会があり、仕事終わりに2人で海辺の散策に出かけたこともあります。
沖縄には何度も来たことがあるらしく、私はその時が初めてだったので、観光するなどこが良いかとか、美味しい名産品が食べられるお店などの話を、たくさん教えてくれたのです。
仕事の持ち場が違ったので、それほど長時間一緒にいられなかったのですが、途中からは連絡先を交換して、メールでやり取りをするくらい仲良くなっていました。
アルバイト期間を終えて、本土に帰ってからもしばらく交際していましたが、お互いに転職したり忙しくなり、結局数ヶ月で別れてしまいました。
仕事は早朝から夕方までぎっしり詰めてあるので、マリンスポーツを楽しむ余裕はありませんでした。
でも、彼がサーフィン好きで、私ももともと好きなので、今度は2人で一緒に波乗りに来ようと話をしてしました。
本土では味わえない開放感と、広大な海を見ていると、仕事で訪れたことをちょっと後悔してしまうほどでした。
それくらい沖縄は魅力的な場所で、夏場になるとサーファーがたくさん訪れ、波乗りがしたくてウズウズしたのを覚えています。
一度だけ休みの日に早起きして波乗りをした時、すごく楽しくて時間が経つのもあっという間に感じました。
ただ、仕事の疲れもあって、午後には昼寝をしてしまい、観光名所を回るなどの余力は残っていませんでした。
だんだんと疲れが溜まるようになって、アルバイト期間にサーフィンできたのは、たったの3回程度です。
今思えば、もう少し頑張って満喫したほうが良かったと思いますが、なかなか仕事と遊びの両立は難しいと思いました。
二人だけの花火
性別 | 勤務地 | 時給 |
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女性 | 新潟 | 900円 |
私の出身は大きな祭りや花火大会が盛んな地域でした。高校生3年生時、受験があるので長期は難しかったのですが夏休みだけの短期間、友人と飲食店でバイトをすることになりました。
その飲食店は個人経営でいつもはそんなに混んでいなくて、人気店という訳ではなく、夏になると観光客や宿泊客のおこぼれに預かって経営不振にいたらず済んでいるようなお店です。
そんな訳で夏休み期間だけ短期のアルバイトの募集をかけるのです。
私と友人(A子とします)は晴れて面接に受かり、ホールで働くことになりました。8月中旬に店の近くである花火大会に一緒に行く約束をしており、店には休み希望を揃って出していました。
しかし週初めにシフトを確認してみると、何を勘違いしたのか、A子は希望通り休みが通っていましたが、私だけ18時まで勤務になっていました。
店長からは謝られてシフトを組み直すと言われましたが、どうやら人員が少ないようだったし、16時で切り上げられれば十分花火には間に合うので、そのまま引き受けました。
しかし実際にはその日花火や祭りの影響で店は大繁盛し、16時あがりが17時に、17時が18時にとどんどん勤務時間は延長されていきました。
しまいにはキッチンのバイトがホールにかり出される始末で、てんやわんやな状況でした。
ホールで働いている人たちとはあまり接したことはなかったのですが、その日ばかりは人見知りなんてしていられず、一致団結し仕事を仕切りました。
人が引き、少し落ち着いた時一人の男性が話しかけてきました。「花火大会いけなくて残念だったね」と。
結局、私は彼と店内で打ち上げ花火を見ることになってしまいました。でもバイトが長引いてよかったと思いました。
なぜならその時、私は彼と二人きりで違う花火大会に行く約束ができたのですから。
かなりストレスがたまる仕事だとは思います。体調や疲労と関係なく、お客様には感じよく気配りし笑顔で対応しなければなりません。
時には自分の責任ではない(たとえばキッチンで起きたこと)ことも謝罪しなければなりません。
でも「おいしかったですよ」「いいお店ですね」などの褒め言葉を預かるのもホールですけどね。
いいサービスをみんなで作り上げよう、と思い、責任感をもって頑張ってください。
「みんな」というのが大事で、キッチンが作ったものをホールが笑顔で運んでこそ、一つの仕事が成り立つのです。ホールの役割とチームの流れを意識して仕事をするといいと思います。
時にはクレームやつらいこともあると思うので「仕事」「ホールの役割を徹する、演じきる」と割り切るのも必要かもしれません。
忙しければ忙しいほど、時間が過ぎるのは早いですし充実感がありますよ。
社会人になって思うのは飲食店で学んだ敬語の使い方、マナー、水の出し方、気配り、チームワークは本当に仕事の役に立ったということです。
おそらくこれらのことはどんな仕事に就いても必要な要素ではないでしょうか。
温水プールバイトでの出会い
性別 | 勤務地 | 時給 |
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女性 | 福島 | 900円 |
私がアルバイトをしていたレジャー施設には、ウォータースライダーがありました。そして、そのウォータースライダーは、専用の浮き輪を使って滑るため、浮き輪を渡す係の人と、スライダーの券を預かる係の人がいました。
ちなみにここのポジションの2人は、常に隣同士で仕事をします。浮き輪を渡す係を彼がやり、券を預かる係を私がやっていることが多く、常に連携を取りながら仕事をしていました。
彼とはとても気が合い、初めからスムーズに仕事をすることが出来ました。
そして、一緒に仕事をしているうちに、お互いが気になる存在になってきて、彼から告白され付き合うことになりました。
大型レジャー施設は、夏休みや冬休みなど、幼稚園や学校が長期のお休みに入る期間は、とにかく家族連れで毎日混み合います。
そのため、毎日仕事の量が多くとても忙しいので、休憩を少ししか取れない日が続くこともあります。体力をつけてアルバイトに臨むと良いと思います。
また、施設内が混み合っているため、迷子になる子供が多いです。館内放送で親御さんが見つからない場合など、手の空いているスタッフが、迷子の子供と一緒に、親御さんを探したりすることもあります。
その際は、はぐれてしまわないように、しっかり手を繋いで探しに行くことをお勧めします。
それから、初めて来るお客さんも多いため、場所の質問をされることがよくあるので、館内の地図を覚えることも大切です。
居酒屋のホールスタッフの出会い
性別 | 勤務地 | 時給 |
---|---|---|
女性 | 熊本 | 900円 |
私は居酒屋のバイト自体始めてで、なかなか他のお客様とうまく話せずにいました。緊張と慣れない仕事で、仕事をこなすだけで精一杯で全く余裕がない状態でした。
他のアルバイト経験はありましたが、居酒屋で働くことが初体験でした。そのためお酒を飲んだおじさん達や冗談を言ってくるお客さんの話についていけず言葉をうまく返せずにいました。
そんな日々が続き悩んでいた時、私より少し早くバイトに入っていた先輩が声をかけてくれました。そのままでいいんだよと。
他のバイト仲間に、うまくバイトにもお客さんにも馴染めずにいた私に、今のそのままの状態でいい、と言ってくれた彼に、私は、かなり救われました。少しずつ慣れればいいんだよと。
それから、少しずつ私は周りを見る余裕ができ、少しずつおじさんの冗談にも笑えるようになっていきました。
その間、彼は常に私に今日は元気ないねとか、気を使ってくれて声をかけてくれていました。
そうしていくうちに私はだんだんと彼に惹かれていき、彼も私の事が気になっていたみたいで、告白されお付き合いをしました。
いつのまにか、バイトの接客も慣れてバイトにいくのが楽しくてしょうがなかったです。
楽しんで仕事をすることが自分の幸せにつながると気づけました。
居酒屋のバイトは少しずつ、バイト仲間やお客さんの対応に慣れてくると、顔見知りのお客さんができたり、みんなで飲みにいったりと、日常生活がだんだんと楽しくなっていきました。
昨日休みだったの?と声をかけてもらったり、甘いものを買ってきてくれるお客さんもいました。
社会に出る前の一歩として、コミュニケーション能力を身につけることはとても大切だと感じましたね。まず、自分が楽しむつもりで始めてみると、必ず自分の成長に繋がります。
なによりも楽しんで仕事をすることが一番だと思いました。
接客は慣れカモね!