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豊胸手術の後遺症って?知っておきたい豊胸手術の失敗とリスク

豊胸手術後遺症のリスクを避けるには信頼できる医師とのカウンセリングが重要です

手早くバストアップできて、手間も時間もかからない方法といえば、クリニックでの豊胸手術です。サプリメントやエクササイズによるバストアップと比べると、とにかく即効性があるため、今まで何をやってきてもダメだったという人にとっては、一番頼りたくなる方法ともいえるでしょう。

しかし、実際に体にメスを入れたり注射をしたりする豊胸手術を受けるとなると、気になるのは後遺症などのリスクについてですよね。

豊胸手術で起こり得る失敗や後遺症は、手術の種類によって異なります。それぞれの豊胸手術で考えられるリスクには、どのようなものがあるのでしょうか。そして、後遺症のリスクをなるべく減らす方法についてご紹介します。

豊胸手術による後遺症…精神的な負担も

豊胸手術の後遺症で特に気になることといえば、バストが変形したり硬くなったり、しこりができてしまうという、見た目やさわり心地に関する変化です。

まずは、代表的な豊胸手術で考えられる主な後遺症について見てみましょう。

豊胸バッグの挿入による後遺症
  • バストが硬くなり変形する
  • バッグの位置がずれる
  • バストに段がついたり表面が波打ったりする
  • バッグが破裂する
  • バッグが飛び出てくる

豊胸バッグの挿入法でもっとも多い後遺症は、バストが硬くなって変形してしまうことです。これは体に異物を入れたことで、異物の周囲が膜で被われるという体の反応によるものです。
その膜が硬くなってしまうとバッグが押しつぶされてしまい、その結果、バストが硬く形がいびつになってしまいます。

そのほかにも、バストに不自然な段がついたり、表面が波打ったような状態になったりと、特にバストの見た目に影響する後遺症が多いのが特徴です。バッグによる後遺症の場合は、挿入したバッグの抜去をおこなうか、再手術で新しいバッグの挿入が必要になることがほとんどです。

バストの見た目に影響する後遺症が出てしまうと、体への負担だけでなく、精神的な負担にも繋がってしまいます。せっかく豊胸手術を受けたのに、バストの変形があることで自信をなくしてしまうこともあるでしょう。

手術や再手術による身体的負担だけでなく、見た目の悪さという精神的な負担も、豊胸手術が失敗したことによる後遺症のひとつといえるかもしれません。

脂肪注入による主な後遺症
  • しこりができる
  • 脂肪が定着せずサイズアップできない
  • 脂肪吸引した場所にでこぼこができる

脂肪注入による後遺症で見た目に大きく影響するのは、バストにしこりができたり、脂肪吸引した場所がでこぼこしてしまうことです。バストに影響がでるだけでなく、脂肪吸引したウエストなどにも影響が出てしまうのは、脂肪注入による豊胸術ならではといえますね。

しこりは、注入した脂肪に血液が行き届かず、脂肪細胞が死んでしまうことで起こります。脂肪に血液が届かず細胞が死んでしまうと、バストに脂肪が定着せず、バストアップの実感もなくなってしまいます。

ヒアルロン酸注入による主な後遺症
  • しこりができる
  • バストが硬くなる

ヒアルロン酸注入で注意したいのは、何度も繰り返し注入をおこなうことによって、バストが硬くなってしまうことです。ヒアルロン酸は元々体の中にある成分なので、注入して時間が経つとしだいに体に吸収されていきます。つまり、豊胸効果が長く持続しないということなんです。

プチ豊胸として手軽な分、バストが小さくなる前、つまりヒアルロン酸が体に吸収され切ってしまう前に新しいヒアルロン酸を注入すると、バストの中でヒアルロン酸がどんどん硬くなってしまいます。そして、バストそのものも硬くなってしまうというわけですね。

しこりができてしまっても、しこり自体が悪さをすることはありません。しかし、バストを触ったときに気になったり、乳ガン検診で再検査や精密検査を勧められてしまうこともあるでしょう。

そのほかにも、バッグや脂肪、ヒアルロン酸、手術に使用する器具に細菌がついていることで起こってしまう感染症や、体の細胞が石灰化してしまう後遺症なども考えられます。

豊胸手術の後遺症を避けるためにはクリニック選びを慎重に

豊胸手術の後遺症は、手術をすれば絶対に起こるというものではありません。後遺症が起こる確率はかつてと比べてかなり減少していますが、それでも絶対に起こらないともいえないのです。

少しでも豊胸手術のリスクを避けるには、クリニック選びが重要です。というのも、豊胸手術で起こってしまう後遺症の多くは、手術をおこなうドクターの技術が大きく関わってくるからなんです。

手術前のカウンセリングがなにより大事!

豊胸手術の後遺症を避けるためにおこないたいのは、手術前のカウンセリング。どんなバストにしたいか、どれくらいサイズアップしたいか、予算は、体質は、できるだけリスクの少ない術式は…。実際に豊胸手術を受ける前に、聞いておきたい気になることは山ほどあると思います。

そんな気になることや不安に思うことは、術前のカウンセリングですべて聞いて明らかにしておきましょう。このとき、自分の希望を伝えるのはもちろん、ドクターの考えや医師として勧める豊胸術などについても、きちんお聞いておきます。

どんな豊胸術が向いているかは、その人の体格や希望するバストサイズ、元のバストサイズによって異なります。どんな豊胸術が最適なのか、豊胸のプロから見た意見を聞いておくことも大切です。

1回のカウンセリングで、すべての不安が払拭されることは少ないと思います。納得のいくまでカウンセリングを繰り返してくれるドクターなら、信頼して手術を任せることができそうですよね。

信頼できるドクターとクリニック選びの基準

ドクター編
  • ドクター個人の実績が多く経験豊富
  • 受けたい豊胸手術を得意としている
  • 美容外科の経験が長い
  • 手術もカウンセリングも同じドクターが担当してくれる
  • 後遺症やリスクについても説明してくれる
クリニック編
  • 専任の麻酔科医がいる
  • 手術体制がしっかり整っている
  • 費用が高すぎたり安すぎたりしない
  • アフターケアが充実している

こんなドクターがいるクリニックで、手術やアフターケアの体制が万全なところを選ぶと、後遺症や失敗といったリスクを減らすことができるでしょう。

特に豊胸手術の実績は、クリニック全体ではなくドクター個人の実績が豊富であることが重要。クリニック全体での実績があっても、担当するドクターの実績が豊富とは限らないからです。

ドクターやクリニックの情報は、クリニックのホームページである程度確認することはできます。ただ、ホームページを見ただけでは、実際にどんなクリニックでどんなドクターなのかはわかりませんよね。

気になったクリニックがあれば、可能な限りカウンセリングを受けて、実際の雰囲気とドクターの人柄などを自分で確認してから、クリニックを選ぶようにしてください。

術後のメンテナンスやアフターケアで後遺症は減らせる!

豊胸手術が無事成功しても、ドクターの指示通りにアフターケアをおこなわかなったせいで、後遺症が出てしまうということもあります。

たとえば、術後のバストマッサージや術後検診・定期検診など、きれいなバストを保つため、後遺症のリスクを減らすための指示が、ドクターから出されることとがあります。自分の勝手な判断でケアを怠ったり、通院をやめたりしてしまうと、後遺症のリスクは高まってしまうでしょう。

ドクターからの指示はしっかりと守り、自分でできるケアをしてあげることが、豊胸手術のリスクを減らす第一歩と考えるとよさそうですね。

もしも豊胸手術の後遺症で悩んだら…

どんなに慎重にクリニックやドクターを選んでも、後遺症が出てしまうことはあります。
もしも後遺症に悩んでしまうことがあったら、自分で判断せず、まずは手術をおこなったクリニックで相談しましょう。後遺症の症状が軽度だった場合、注射や投薬などかんたんな方法だけで改善させられる可能性もあります。

症状が進んだり、重症化したりする前に、ドクターの診断を受けるようにしましょう。
手術を受けたクリニックやドクターがもう信頼できない、という場合は、別のクリニックで相談してみることもオススメします。いわゆる「セカンドオピニオン」というものですね。

クリニックによっては、他クリニックでおこなった豊胸手術の修正や、再手術を得意としているところがあります。最初のクリニック選びと同じように、しっかりカウンセリングをしてもらって、自分にとってよいと思った施術や治療をしてもらうようにしてください。

豊胸手術の後遺症は、絶対に起こらないとはいえず、豊胸手術を受けた人すべてにあるリスクともいえます。そんなリスクを極力減らすためには、まずクリニックとドクター選びが重要です。

そして万が一後遺症が出てしまった場合は、なるべく早めにドクターの診療を受けるようにしましょう。ひとりで悩まず、専門家に相談して、気持ちの負担も減らすようにしてくださいね。

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