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女性ホルモンを促す必須ミネラル「亜鉛」で効果的にバストアップ!
亜鉛が持つ働きと効果的な摂取方法、バストアップにも役立つ亜鉛がまるわかり
体に欠かすことができない必須ミネラルのひとつである「亜鉛」は、体を作る大切な栄養素です。亜鉛が不足するとさまざまな不調を引き起こすため、日頃から摂取しておきたい栄養素ですが、この亜鉛、実はバストアップにも役立つ栄養素なんです。亜鉛は、体の中で作り出すことができないため、食事などで補う必要があります。バストアップに役立つ食事やエクササイズを取り入れていても、なかなか効果が実感できない…というときは、もしかしたら亜鉛不足が影響しているかもしれません。
バストアップだけじゃない!亜鉛が持つ働き
亜鉛が持つ働きにはさまざまなものがあります。中でも注目したいのは、皮膚や骨などの維持・発達に必要な栄養ということです。亜鉛が体の中で主に存在するのは、骨、肝臓、腎臓、筋肉です。いずれも新陳代謝が早い臓器で、筋肉や毛髪を作るタンパク質の合成を手助けしています。
新陳代謝に大きく関わっているため、代謝の早い臓器や皮膚、毛髪には特に欠かせない成分ということですね。特に子供の頃に亜鉛が不足すると、体だけでなく脳の発達にも影響が出やすいといわれています。
そのほかにも、亜鉛にはこのような働きがあります。
・免疫力アップ
・ホルモン合成の活性化
・精神の安定
・インスリンの生成
・味覚の維持
健康的な生活だけでなく、体が持つ機能の維持にも必要な栄養素です。
バストアップに亜鉛が効果的なワケ
亜鉛はホルモン合成の活性化にも役立ちます。合成が活性化されるホルモンの中には、当然バストアップに欠かせない女性ホルモンも含まれています。
また亜鉛は、バストの土台を作る筋肉、つまりタンパク質の合成にも関わる栄養でもあります。実はこのタンパク質も、女性ホルモンの分泌を促す成分なんです。
つまり、女性ホルモン、女性ホルモンの分泌を促すタンパク質、その両方の合成に関わっているのが亜鉛というわけです。亜鉛を摂取することがバストアップに繋がるというのは、亜鉛が持つその働きにあるんですね。
亜鉛不足が続くと…
食べ物から亜鉛の摂取が不足してしまうと、このような症状が現れることがあります。
・免疫力の低下…免疫をつかさどる白血球の機能が低下し、免疫力が低下します。
・肌荒れなど皮膚の異常…皮膚の代謝が悪くなり、乾燥、吹き出物、ニキビ、ごわつき、カサつきなど、肌荒れの症状が現れます。
・抜け毛や白髪…頭皮や毛根、毛髪などの細胞分裂が低下し、毛髪や頭皮にも影響が出ます。
・傷の治りが悪くなる…皮膚の代謝が低下することで、傷の治りが悪くなり、傷跡がいつまでも残りやすくなります。
食事からしか摂取することができない亜鉛が不足してしまうと、バストアップができないだけでなく、こうした体の不調まで招いてしまいます。
亜鉛不足になりやすい人
ごく普通の食事ができていれば、自覚があるほどの亜鉛不足になることは少ないといわれています。それでも亜鉛不足になってしまう人がいるのは、現代の生活習慣や食生活に原因があるのです。亜鉛不足になりやすいのは、こんな人です。
・偏食が多い
…しっかり食べているのに亜鉛不足になる、という場合、食べ物が偏っていたり、インスタント食品やコンビニ弁当などの加工食品を食べていることが多いと考えられます。インスタント食品などの加工食品は、亜鉛が多く含まれていないだけでなく、亜鉛の吸収を阻害する添加物が含まれていることがあります。
・亜鉛の吸収を阻害する成分を含む食品を多く食べる
インスタント食品を食べていないのに亜鉛が不足しがち、という場合は、亜鉛を多く含む食品の量が少ないと考えられます。また、海藻類の食物繊維やお茶などに含まれるタンニン、ほうれん草などに含まれるシュウ酸、インスタント食品などに含まれるフィチン酸、ポリリン酸、カルシウムなど、亜鉛の吸収を妨げる成分を多く摂取している場合も、亜鉛不足になりやすいでしょう。
特別なことをしていないと思っても、亜鉛不足になりやすい生活習慣や食習慣は身近にあるものなんですね。
亜鉛の摂取目安量と亜鉛を多く含む食べ物
亜鉛の摂取目安量は男女で異なります。
摂取推奨量…成人男性:10mg/成人女性:8mg
耐容上限量…成人男性:45mg(18~29歳は40mg)/成人女性:35mg
亜鉛を積極的に摂取するときには、この目安量と上限量を考えながら、食事やサプリメントで調整するようにしましょう。
亜鉛は身近な食材からも摂取することができます。そして、亜鉛の理想的な摂取方法は、なるべく自然の食物から体に取り入れることです。
亜鉛を多く含む身近な食材をご紹介します。
亜鉛を多く含む食べ物(食品100gあたりの亜鉛含有量)
ビーフジャーキー…8.8mg
煮干し…7.2mg
豚レバー…6.9mg
牛肉(肩)…4.9mg
アーモンド…4.4mg
牛ひき肉…4.3mg
卵黄…4.2mg
鶏レバー…3.3mg
プロセスチーズ…3.2mg など
亜鉛を多く含む食べ物の代表格といえば、やはり牡蠣です。生牡蠣なら100gで、成人男女ともに1日の摂取目安量を軽々とクリアしてしまいます。
ただ、牡蠣を毎日食べることは難しいですよね。そんなときには、肉類や卵、チーズなど、タンパク質の豊富な食べ物を選びましょう。
お酒が好きな人は、亜鉛が豊富に含まれているアーモンドやチーズ、レバー、ビーフジャーキーなどをおつまみにすると、亜鉛不足を防ぐことができそうですね。
食事での摂取が難しければサプリメントもおすすめ
亜鉛を自然の食品から毎日摂取するのが難しいという場合は、サプリメントで補うのもおすすめです。さまざまなメーカーから亜鉛のサプリメントが販売されているので、続けやすい価格やサイズのものを選びましょう。
ただし、サプリメントには多くの亜鉛が含まれています。摂取の上限量を超えてしまわないよう、牡蠣など亜鉛を多く含む食品を食べたときにはサプリメントの摂取を控えるなど、上限量に気をつけながら取り入れてくださいね。
亜鉛摂取に効果的な組み合わせ
亜鉛は食事などで補う必要がある栄養素です。しかし、亜鉛は体に吸収されにくい栄養素のひとつでもあるんです。
亜鉛の吸収率をアップさせるなら、ビタミンCとの摂取がおすすめ!ビタミンCには、亜鉛の吸収率をアップさせる効果があります。
たとえば、牡蠣を食べるときにレモンを搾る、というような食べ方は、亜鉛を効率よく摂取する方法といえるんですね。亜鉛の多い食品を食べるときには、野菜や果物などビタミンCを含んだ食品と一緒に食べたり、サプリメントで摂取するならビタミンCのサプリメントも一緒に飲むようにするとよいでしょう。
亜鉛の摂りすぎに注意!
亜鉛に耐容上限量が定められているのは、亜鉛を摂りすぎることで副作用が現れることがあるからです。過剰な亜鉛は汗や尿と一緒に体外に排出されますが、長期的に亜鉛の過剰摂取を続けてしまうと、こんな副作用が出る可能性があります。
亜鉛の摂りすぎによる副作用
めまい
倦怠感
吐き気や嘔吐
頭痛
下痢
肌荒れ
抜け毛
腎臓障害
神経障害
貧血
亜鉛不足になると肌荒れや頭髪に影響が出るのに対し、亜鉛の過剰摂取でもこのような悪影響が出てしまいます。深刻な病状に繋がってしまうこともあるので、バストアップや健康に役立つからといって、過剰に摂取することはしないようにしたいですね。
万が一、亜鉛の摂取で体に不調が出た場合は、すぐにかかりつけの医師などに相談してください。
亜鉛の過剰摂取を防ぐには
・容量の少ないサプリメントを選ぶ…サプリメントで亜鉛を摂取する場合は、容量が多すぎないものを選ぶと、過剰摂取を防ぐことができます。10mg程度のサプリメントなら、毎日飲んでも亜鉛の過剰摂取になりにくそうですね。
・サプリメントを常用しない…バランスの良い食事が摂れていると感じたら亜鉛サプリはお休みして、インスタント食品やコンビニ弁当を食べたときに、補助として亜鉛サプリを飲む、という摂取方法もよいでしょう。
バストアップのためにも健康のためにも、亜鉛の摂取はバランスの良い食事によるものが最適です。サプリメントを服用する場合は必ず容量・用法を守り、適度な摂取を心がけましょう。
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