今スグにお金が必要なのに、大手金融会社の審査に通らなかった。金融事故歴がある(金融ブラック)なので、融資を受けられるか不安。成約率が高い小規模金融会社に頼みたいが、闇金じゃないか心配だ。
そんな方に今回ご紹介するのは、小規模金融会社「スカイオフィス」です。多くの小規模金融会社は審査に一週間ほどかかる場合もありますが、こちらは即日融資・全国対応を謳っています。
一見、大手と比べても遜色ないサービスを発信しているスカイオフィス。この記事では、会社の詳細を紐解いた上で、申込みから融資までの流れ、返済条件などをご案内していきます。その会社ならではのメリット・デメリットを把握して、慎重にご利用ください。
目次
スカイオフィスとは?
福岡県博多区にある小規模金融会社です。正規に登記された金融会社で、いわゆる「闇金」ではありません。
以前は「ニッセイ」「ニッセイキャッシング」という名称で業務を行っていた記録がありますが、日本生命保険相互会社やそのグループ企業とは一切関係ありません。その旨は公式HPにも記載されています。
限度額が低く金利が高めという点では、その他小規模金融会社と違いはありません。しかし、「最短30分でのスピード・即日融資」可能というのは珍しい対応といえるでしょう。
スカイオフィスの基本情報
小規模金融会社らしく「ブラック対応」を売り文句にしていますが、審査は厳正に行われ、返済条件も違法ではありません。貸金業協会の協会番号は「第0001567号」で、法に則り、正しい手順で登記された企業であることが分かります。
分類 | 消費者金融 |
---|---|
審査時間 | 最短30分 |
年率 | 15.0~20.0% |
遅延利率 | 20.0%(実質年率) |
借入限度額 | 50万まで |
申込条件 | 満18歳以上 / 安定した収入があること |
即日融資 | 可能 |
返済方法 | 元利均等返済方式 |
遅延損害金 | 15.0%~20.0% |
電話番号は092-432-0801で、受付時間は9:00~18:00です。住所は福岡市博多区博多駅前3丁目19-14となっており、BSビル博多の2階に事務所があるようです。博多駅から徒歩3分と、アクセスしやすい立地ですね。
審査時間は最短30分
大手金融会社や、大手銀行カードローン会社も最短30分を謳っていますが、小規模金融会社としては類稀なサービスと言えるでしょう。
公式HPから、借入希望金額や年収等を記入して審査できます。勤め先の記載が「必須」となっていませんが、融資の際の在籍確認は必ずあるようです。
手間をかけないよう、事前に全ての入力を済ませておきましょう。
融資限度額は最高50万円
金融会社の貸付は、「総量規制」に則り年収の1/3までの融資と定められています。年収が300万円の方は、100万円までの融資を受けることが可能です。
ですが、スカイオフィスの貸付上限は50万円。大手に比べ、限度額が低いのが特徴です。
金利は15~20%
大手カードローン会社の場合、例えばプロミスは17.8%、アコムは18%です。比べてみると、スカイオフィスは上限金利が2%ほど高く設定されていることが分かります。
10万円以下の借入の場合、上限金利20%が適用されます。また、初回申込みの場合10万円が限度額になりやすいこともありますから、「限度額が低く金利が高い」典型的な小規模金融会社と言えるでしょう。
聞いたことのない金融会社だと、つい闇金を疑ってしまいますが、スカイオフィスは適正金利です。法に則った貸付を行う地域密着型の金融会社、俗に言う「街金」に区別されます。
申込みから融資までの流れについて
スカイオフィスの公式HPから、借入希望金額・年収などの条件を入力。申込を受け付けた後、審査に入ります。
金融事故歴(破産歴、返済滞納歴など)の有無を調査し、職場への在籍確認を行います。ここでは「スカイオフィス」の名前でなく個人名で連絡が入るので、周囲への心配は必要ありません。
融資可能と判断されると、その旨の連絡が入ります。スカイオフィスからの書類到着を待った後、必要書類の提出。すべて正常に受理できたら融資実行、という流れです。原則として、全ての手順終了まで融資を受けることはできません。
※融資不可と判断された場合に、スカイオフィスからの連絡がなかったという口コミが多数見られます。
即日融資してもらうには
小規模金融会社には珍しく、即日融資対応があるスカイオフィス。ですが、原則として「書類のやり取り」終了後に融資となりますので、2018年2月現在、遠方の利用者は即金対応し辛いようです。
ただし、福岡の事務局に直接足を運んで成約することは可能です。また、専用ATMがないため、14:00を過ぎると即金対応できなくなってしまいます。
必要な書類は?
必要なのは免許証や健康保険証といった身分証明書と、収入証明ができる書類です。源泉徴収票や、直近二ヶ月分の給与明細などです。
申込後、スカイオフィスから契約書などの書類が到着。必要書類をコピーして同封し、事務局に返送する形になります。
原則として担保・連帯保証人が不要なのは、有り難いですね。
無職や専業主婦でも申込みできる?
金融会社は「総量規制」に則っています。年収の1/3まで貸付可能という制限ですので、原則として「年収ゼロ」の方に対応することができません。とはいえ、案件によっては柔軟な審査をしてもらえる可能性があります。
「無職」の場合
無職の方はほぼ100%、借入ができないようですが、大手と違うのは案件ごとに対人で審査するという点です。
大手の場合、条件の入力や信用情報を元に数値化して、基準に満たない方はその時点で足切りします。しかし、スカイオフィスのような小規模金融会社は対応が柔軟です。場合によっては通るかもしれません。
「就職先は決まっているが入社日がしばらく先だ」
「借入希望金額が低い」、など。
相談してみる価値はあるかもしれません。
「専業主婦」の場合
専業主婦でも借入は可能です。
ですが、本人の返済能力が認められないので、その場合は配偶者の承認が必須。これを「配偶者貸付」といい、必要な確認・書類が増えてしまいます。
スカイオフィスだけの特色ではなく、レイクなどの大手銀行カードローン会社も配偶者貸付に対応しています。誰にも内緒で借入する、ということは原則としてできません。注意しましょう。
専業主婦の方は、まずパート・アルバイトなどの職務先をつくってから申請するのが無難です。
スカイオフィスをご利用する際の注意点
「金融ブラック」や「無職」でも対応してもらえるチャンスがあります。ですが50万円までと限度額が低く、20%という上限金利は大手の金融会社よりも高い設定であることに留意しましょう。
他社からの借入があっても申込みできますが、借入の総額が年収の1/3を超過している場合、借入はできません。貸付可能金額も低くなります。
また、どの会社に申請した場合でも「審査落ち」の記録は残ってしまいます。いかに「ブラック対応可」とはいっても、webから闇雲に申し込むのは避けたほうが良さそうです。まずは電話相談し、慎重な判断をしましょう。
※当記事に記載してある電話番号は、「スカイオフィス」直通です。ご安心ください。
まとめ
初めて借入する方は、まず大手企業に相談することをおすすめします。他社借入があり、大手からの融資が難しい方だけ、スカイオフィスに相談してみましょう。
金利は高めですが、借入可能金額が低いということは、「無理のない返済プランを提示する」ということの証です。ご自分の状況に合わせて、まずはお電話での相談から、ご利用してみてはいかがでしょうか。