テレビCMなどでお馴染みのプロミスは、消費者金融のトップのひとつです。
SMBCグループの一員なのも安心できるポイントでしょう。
このプロミスは、単に知名度が高いだけでなく、土日祝日の即時振込やスマートフォンを使ったカード不要のキャッシングなど使い勝手の良い新たなサービスを次々に始めていて、利用者の強い味方です。
そんな評価の高いプロミスのカードローンにも、契約までにひとつ難所があります、それが在籍確認です。
今回は多くの方がプロミスのこの在籍確認で抱える問題についてチェックし解決していきたいと思います。
目次
プロミスの在籍確認とは?
プロミスに限らないのですが、カードローンを始めとするローン申込の際には、審査の一環として業者の在籍確認がおこなわれます。
まず在籍確認とはカードローンやクレジットカード会社が申込者の信用を調査するものとして行うもので、担当者が申込社の勤務先へ電話連絡をして、その勤務先が確かに存在し、本当に在籍している=収入を得ているのかを確認する作業のことです。
そもそもなぜにこれが必要なのかその理由は、貸す側にとって大事なことは、返済が確実にできるかどうかであり、ローン申込者が、届け出た勤務先で間違いなく働いていることがわかれば、返済の前提となり、安定した収入があるかどうか把握できるわけです。
どの申込方法を選ぼうとも在籍確認は行われる
一部、電話による在籍確認をしないことをアピールしているカードローン会社もありますが、プロミスの場合にこのような案内はされていません。
審査申込のルールとしては、必ず在籍確認があります。
ちなみにプロミスでは
- Web
- 自動契約機
- アプリ(スマホ)
- 電話
の5つの申込みから自由に選ぶことができますが、どの方法を選んだとしても在籍確認はおこなわれます。
どれくらいのタイミングで在籍確認の連絡は来る?
プロミスでは、審査時間については最短3分をアピールしています。
この審査の時間内において在籍確認もおこなわれます。
つまり、申込みを済ませてから、まもなくして電話が掛かってきます。
但しプロミスが同時に抱えている審査の量によって、時間が長引く場合もあり基本は最短3分ですが審査の混み具合によっては1時間後くらいになることも普通です。
在籍確認にかかる時間はどれくらい?
いざ勤務先にプロミスからの連絡が来た場合、在籍確認が完了するまでどれくらいになるのでしょうか?まず在籍確認に要する時間は、長いものではありませんのでどの程度の時間がかかるので不安になる心配はないでしょう。
プロミス等、カードローン業者も大変忙しいのです。次々に審査をこなしていかなければならないので、在籍確認の電話については極力簡略化しています。なので申込者が、電話先に勤めていることさえ確認できればそれで終了します。
小さな会社で、電話を取った人と二三言やり取りをして用事が済むなら、大体30秒~1分程度で済みます。
プロミスの在籍確認で電話連絡以外の方法はある?
現在では、そもそも私用の電話が会社に掛かってくることがほぼありません。ですから、個人名だとしても、電話が掛かってくるというだけで気になるかもしれません。非正規雇用の人ならばなおさらでしょう。また職場によっては、電話自体イレギュラーなものだという場合もあります。
そのような勤務先ですと、カードローンの申込みも、いささか大げさなことになってしまいかねません。そのような問題がある場合、在籍確認を省略することはできないでしょうか?プロミスの在籍確認とはの説明にて在籍確認は避けることはできないと説明しました。
確かに在籍確認を避けることはできませんが、電話連絡以外にする方法ならあります。まずは申込完了後に電話で相談してみましょう。事情を斟酌してもらえるのなら、電話に替えての方法で在籍確認をしてもらえる可能性はあります。
相談の手順ですが、まずはWEBから申込みを行い、「申込み完了」のメールが届いたのちに、メールに記載された連絡先にすぐ電話をして〇〇な事情があるために電話連絡以外の在籍確認にして欲しいと相談しましょう。
ちなみに自動契約コーナーからの申込みならば、電話はすぐつながります。いずれにしても、急いで相談しなければ、すぐに勤務先に在籍確認の電話が行ってしまうので申込完了のメールが届いたらすぐに相談の連絡を入れましょう。
勤務先に電話連絡が来ても問題なし、キャッシングの利用はバレない
在籍確認の電話が会社にくれば、「お金を借りようとしていることが会社に知られてしまうかも…」と不安になりますよね。もし、自分以外の人が電話にでてしまったらと思うと心配は大きくなっていきます。
しかし、申込者のプライバシーを十分に配慮して電話をかけてくれるので、心配する必要はありません。ここでは、プロミスの在籍確認の電話がなぜ安心できるのかについて解説していきます。
社名は名乗らず担当者個人の名前でかけてくる
プロミスの社名ではなく、担当者の個人名で電話がかかってきます。これは、「当事者以外の無関係な人に、借入れの事実を教えてはいけない」と貸金業法で定められいるので、業者側も利用者を十分に配慮しなければならないのです。
ですから、職場の人が仮に在籍確認の電話にでてしまっても、プロミスからの連絡だとは分かりません。
本人が電話に出てなくても在籍確認は完了する
在籍確認は、申告した電話に申込者本人が出ることで、間違いなくそこで働いていることを確認するものです。ただ不在なら不在でそれも問題ありません。
上記で在籍確認の流れを解説しましたが本人以外の方が出ても在籍している事実さえがわかればそれで完了なのです。初めての利用者だとわからない点が多く不安になってしまいがちですが本人不在のため、改めて掛かってくるなんてこともないので大丈夫です。
電話の曜日指定とオペレーターの性別の指定が可能
プロミスでは急ぎのカードローン申込みでないのであれば、日を選んで電話を掛けてもらうことができます。ある曜日なら、人のプライベートに目のない社員がいないなど自分にとって都合の良い日ということもあるでしょう。
ちなみに電話の日時を指定するのも相談事項なので申込み完了後、こちらもすぐ電話して依頼しましょう。また、男性だと困る、女性だと困るという場合は、性別も指定できます。プロミス側も、こうした利用者の個人的な要望については、最大限配慮してくれているのです。
言い訳も考えておけばさらに安心
勤め先で電話を取る人に、事前に電話が掛かってくる旨の予告をしておくと非常にスムーズです。その場合は、「カードローンの利用」と本当のことを言うのではなく「クレジットカードに申込した」とでも言っておくのが無難でしょう。
クレジットカードなら誰でも持つものですし、こちらも在籍確認があるのでおかしい点はどこにもありません。実際には、クレジットカード会社の多くは企業名で掛けてきます。こちらには契約の秘密を守る必要がないからです。それでも、クレジットカードといっておけば、会社で不審に思われることはまずないでしょう。
土日・祝日で勤務先が休業日の場合の在籍確認について
プロミスの審査は、曜日を問わずおこなってくれます。自動契約コーナーで申込む場合もありますし、Web申込の場合でも、三井住友銀行やジャパンネット銀行などの24時間振込可能な金融機関の口座を持っていれば、土日祝日でも振り込んでもらえます。
このようにプロミスは、休みの日でも即日融資が受けられるシステムが整っていますが、在籍確認が、この即日融資の障害となることがあるのです。それは会社が休みで、誰も電話に出てくれないという場合です。たまたま出ている人が電話を取って、在籍を証明してくれればいいのですが、多くは期待できないかもしれません。
自分でオフィスを開けて問題ないのなら、会社に出てしまうのがいい方法です。他に誰もいなければ会社に気を遣う心配もありません。それができないのであれば、必ずプロミスに電話で相談しましょう。審査自体はストップしてしまいますが、他の審査さえすべて終わっていれば、希望額に届かない少額を貸し付けてくれることもあるようです。
特殊なケースの場合、在籍確認はどうなる?
現代社会では、働き方のスタイルはきわめて多様化しています。「勤め先に電話を掛け、就労していることを確認する」という、本来簡単なことが非常に難しい場合もしばしばあります。
そのようなときはどうしたらいいでしょうか?ここから特殊なケースでの在籍確認についてチェックしていきましょう。
派遣社員で派遣先と派遣元がある
派遣社員の場合、「在籍」を確認するのは派遣元でしょうか、実際の就業場所である派遣先になるのでしょうか?本来論から言いますと、給料を支払っている派遣元のほうに確認してもらうべきです。
ですが、派遣元に電話をして、大変多い派遣登録者について尋ねても、まったく埒が明かないと思われます。このような場合も、後述の「個人情報を理由に答えない」場合に準じ、プロミスに相談するのがいいでしょう。
勤務先の電話番号が複数ある
大きな会社ですと、電話番号がたくさんあることはごく普通です。この場合は、申込の際に代表電話を記入しておけば問題はありません。ですが、消費者金融のほうからすると、すぐに確認ができる、部署の電話番号のほうがいいようです。
名刺に刷られている電話番号を申込の際に届け出ておくのが無難でしょう。名刺を持っていない場合もあるでしょうが、持った場合の番号にしておきましょう。
自営業者で事務所を構えてない
在籍確認とは、当然ながらあるオフィスに対して電話をするものです。電話する先については固定電話でないと意味がありません。この点で、自営業者(個人事業主)で固定電話のない人には問題があります。
どこで仕事をしていようが本人の自由ですが、携帯電話だけでは在籍確認はできませんのでこの場合は、まず審査に通りません。自宅で働いている人が、自宅の固定電話を届け出ることは特に問題ありません。携帯電話しかない自営業者ならばプロミスには「自営者カードローン」と言うサービスがあるのでそちら申込むほうがスムーズに行くでしょう。
勤務先に電話連絡が来たけど在籍確認が完了しないケース
在籍確認は、終わる場合は僅か30秒くらいで完結しますが、終わらないという場合も珍しくはありません。それは在籍している事実が不明のままというケースがあるのです。その場合は数回電話を掛けることもありますが、会社のルール次第では、それ以上どうにもならないこともあります。また、申込者本人の問題もあります。
職場の人が答えない
私用の電話がまず掛からなくなった昨今、会社の固定電話に掛かってくる、個人の電話は大変警戒されてしまいます。会社によっては、個人の私用電話については一切取り次がないところも多いです。よく考えれば当然で、ストーカーからの電話かもしれないのです。
この場合、「○○と申しますが※※さんは・・・」という電話に関し、※※という従業員がいるかどうかも回答しません。つまりは、在籍確認の目的が全く果たせません。この場合は、個人の携帯電話に掛かってきます。それからの相談となるでしょう。
会社の対応についてよくわかっているなら、これも事前に相談しましょう。会社が個人情報の取り扱いに慎重であって私用電話が取り次げないことを事前に申し出ていれば、実際に在籍確認をしてそのとおりだったとき、大変信頼性が増します。
長期休暇中
会社に在籍はしているが、電話をしても、会社にいないという人もいます、休業・休職中の人です。これは在籍確認以前に、休業中の人はそもそもカードローンに通るのが困難です。産前産後の休業、育児休業中の人は、通常会社から給与は出ません。給与の替わりに出産手当金や育児休業給付がもらえますし、復職の意思もあるのなら問題ないようにも思えます。
労災に遭った人や、私傷病の人、それから介護休業の人なども同様です。ですが、公的給付は年金もそうですが、差し押さえが禁じられているものなので、通常貸金業者はこれを収入と考えないのです。そうしますと、無給の人は、すなわち無職と同じ扱いとなりかねません。
こうしたケースでなく、就業規則に基づいて、引き続き給与が出ている休業・休職中の人もいるでしょう。ですが、在籍確認の結果、現に就業していないことがわかれば、理由はどうあれ今後の安定した収入への疑念が生じるでしょう。の結果、審査通過は難しくなります。
架空の勤務先
特殊な職業に付いてる方のためのアリバイ会社というものが存在し、会社勤めの実績が必要な人のために、電話応対をしている実態があります。カードローンを申込む際、アリバイ会社の電話番号を届け出ますと、当然ながら在籍確認の電話はそちらに掛かってきます。ならばそちらで、申込者不在だということを回答してくれれば、それで何の問題なしのようにも思えます。
ですが、アリバイ会社の利用は非常に危険です。プロミス等の知名度の高い消費者金融には、審査にあたっての膨大なデータがあることを考えましょう。一度プロミスにおいて、A社というアリバイ会社の実態がわかりますと、その会社はマークされ、そのアリバイ会社の利用者は二度と審査に通らないことになります。
ちなみに、アリバイ会社を使っていることを消費者金融が知っているなら、融資はしません。それなのに融資がなされたのなら、それは申込者が消費者金融を欺いたからです。人を欺いてお金を得る、このことは刑法における詐欺罪の要件を満たします。かつて住宅ローンの融資にアリバイ会社を使い、詐欺罪で有罪となった人の事例もありますので架空の勤務先の利用は絶対にNGと言うことを覚えておきましょう。
まとめ
大手商品者金融のプロミスのカードローンを申し込む際の、在籍確認について見てきました。在籍確認は業者にとっても大事なものです。ですから、避けては通れるものではありません。ただ在籍確認について必要以上に警戒することはありません。
堂々と対処するほうが、審査に当たっても有利なことは間違いありません。ただし電話をされて困る事情があるなら相談はできますので、申込んだ後、速やかに電話をしましょう。相談の内容は、できるだけ具体的なものにすることも忘れないようにしましょう。
↓プロミスの審査を徹底解説↓