数多いカードローンの中でもアコムは知名度が高いので安心して借りられると評判で高い人気があります。ただ当然ながらお金を借りれば、必ず返済しなければなりませんね。
慣れている人は問題ないでしょうが初心者ですとアコムを利用するにあたって、どのような返済方法があるのか気になるところではないでしょうか?
今回はそんなアコムをより便利に利用しやすいよう返済方法について詳しく紹介していきます。
目次
アコムの返済について
実質年率 | 3.0~18.0% |
---|---|
利用限度額 | 800万円まで |
審査時間 | 最短30分 |
申込条件 | 18歳以上で安定した収入のあるアコムの基準を満たした人 |
遅延利率 | 20.0% |
返済方式 | 低率リボルビング方式 |
アコムのカードローンの基本的なスペックは以上の通りです。カードローンを利用するにあたって心配になってくるのはやはり返済額でしょう。
アコムでは返済シミュレーションを公式ホームページで用意しています。このシミュレーションを活用すれば、
- 毎月の返済金額
- 想定している月々の返済金額の場合の返済回数
がわかります。計画的な返済を立てやすいところが魅力と言えます。
ちなみにアコムの金利は3.0~18.0%。このうちのいずれが適用されるかは、契約極度額によって決まります。契約極度額と金利は以下の通り。
限度額 | 金利 |
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~99万円 | 7.7~18.0% |
100~300万円 | 7.7~15.0% |
301~500万円 | 4.7~7.7% |
501万円~ | 3.0~4.7% |
選べるアコムの返済方法
アコムの特徴として、返済方法のラインナップが充実しているところにも注目。以下で詳しく見ていきますが、
- インターネット
- 提携コンビニ
- 提携ATM
- 店舗窓口やアコムのATM
- 口座振り込みや自動引き落とし
以上の5つの方法があります。返済方法を検討するにあたって、手数料などのコストがかかる方法と無料なものがありますのでこの辺も考慮しましょう。
インターネットから返済
インターネットを使って銀行振込にて返済する方法ですね。この方法であれば、24時間好きなときにいつでも返済できるのが特色。しかも
- パソコン
- スマートフォン
- 携帯電話
のいずれでも返済は可能。自宅からや外出中のちょっとした時間を利用して返済できますね。ただしインターネット返済の場合、ネットバンキングの申込みが先決。アコムではインターネット返済が可能な金融機関が限られています。
利用可能なのはPay-easyというサービスに対応している銀行に限られますので、こちらでネットバンキングの開設手続きをしましょう。
提携コンビニから返済
アコムでは幾つかのコンビニと提携しており、この提携コンビニのATMであれば、借入・返済が可能になっています。ちなみに提携しているコンビニですが、以下の通りです。セブンイレブンとローソン以外の各店舗は店内E-netというATMが設置されているはずです。こちらで手続きは可能。
アコムの提携コンビニ一覧 | |
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セブンイレブン | 生活彩家 |
ローソン | セーブオン |
ファミリーマート | セイコーマート |
ミニストップ | ニューデイズ |
スリーエフ | コミュニティストア |
ポプラ | アンスリー |
デイリーヤマザキ | |
コンビニであれば、どの地方に在住の方でも近所にあるはず。近場で返済が済ませられるのは魅力です。
提携ATMから返済
金融機関と提携してサービス展開しているアコムでは、銀行ATMを使って手続きをすることも可能。地方銀行もいくつか提携していますが、都市銀行で見ると以下の金融機関で手続きできますよ。
提携ATM | 利用不可な時間帯(メンテナンス他) |
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三菱UFJ銀行 | 24時間利用可能 |
イオン銀行 | 23:45~0:10 |
ゼロバンク | 店舗営業時間外 |
加えてクレディセゾンという信販会社の手続きのできるATMでも取引可能です。ただし金融機関やコンビニなどの提携ATMを利用した場合に注意したいのが、利用手数料。
このような提携ATMで手続きをすると取引金額によって、以下の手数料がかかります。あまり頻繁に提携ATMで取引すると、余計なコストがかかってしまいますので本当に必要な時だけ利用するのをおすすめします。
※提携ATM利用料(アコムのATMを利用する場合、利用料はかからない)
取引金額 | カードローン借入・返済 |
---|---|
1万円以下 | 110円 |
1万円超 | 220円 |
店舗窓口・店舗併設ATMから返済
アコムは日本全国に店舗を開設していて、こちらの窓口で返済することも可能。店舗にはスタッフがいるので、返済計画の相談などができます。またアコムでは提携ATMだけでなく、自前のATMも設置しています。店舗に併設されているケースが多いです。
アコムのATMの場合、コンビニの提携ATMのような利用手数料がかからず、手続きをする際に余計なコストを心配する必要がないのでおすすめ。ただし店舗・ATMを利用する際には、営業時間に注意。それぞれの営業時間は以下の通りですので、それまでに来店することです。
項目 | 営業時間 |
---|---|
店舗窓口 | 平日9:30~18:00 |
店舗併設ATM | 年中無休・24時間営業(月曜1:00~5:00は定期点検のため利用不可) |
口座振込・振替(自動引き落とし)での返済
口座振替はアコムで決まった期日に引き落としますので、自分で手続きをする必要はなし。手数料はかからないので、余計なコスト負担もありません。自分の口座情報をアコムに提示すれば、毎月6日に引き落としてくれます。うっかり返済し忘れが心配な方にはお勧め。
ちなみに銀行振込による返済方法もありますが、手数料がかかるのであまりお勧めできる方法とは言えません。手数料は以下の通り。
振込金額3万円以上:440円
振込金額3万円以上:660円
契約内容により異なるアコムの返済期日
アコムでは決められた期日までに、決められた金額を返済する必要があります。返済期日は気になるところですが、契約内容によって異なります。
アコムの場合、大きく2つのタイプに分類でき、
- 35日サイクルによる返済
- 毎月指定した期日で返済
があります。それぞれどのような条件で返済することになるのか、以下で詳しく確認していきましょう。
35日ごとのサイクル制
35日サイクルとは文字通り、35日経過したところで返済するスタイル。
具体的には借入れの翌日から35日目に返済し、そしてその翌日から35日目に2回目の返済をする…という繰り返し。
通常月1回のペースで返済するところが多いので、5日前後返済猶予があるのは精神的にゆとりを持てますね。
アコムでは初回契約時に30日間無利息というキャンペーンを実施しています。
この無利息サービスが適用されるためには、この35日サイクルで契約が前提。
もし30日間で返済するめどが立っているのであれば、35日サイクルで契約するのがおすすめですよ。
ただし35日ごとの場合、月によって返済日が変わってくるので次の期日はいつなのか確認しておいたほうがいいですね。
毎月指定期日
自分で返済日を設定して返済する方法です。1~31日すべての日を指定できるので、確実に返済できる期日に決められます。おすすめは給料日に合わせて返済期日を設定する方法。お金の入ってくる日に返済期日を持ってくれば、確実に返せますよね。
指定期日ですが、後々変更することも可能。また先ほど紹介した当初35日サイクルで契約をして、その後毎月期日指定に変更もできます。指定期日の返済ですが、指定した日以外でもお金を返すことは可能です。
期日の14日前から返済すれば、その月は期日通りにお金を返した扱いになります。ただし15日以前に返済してしまうと、これは随時返済になってしまいます。すると当該月は追加で約定返済をする必要があるので、注意してくださいね。
口座振替
アコムでは自動引き落としによる返済を受け付けているのは、先に紹介した通りです。自動引き落としは、毎月6日に皆さんの登録した口座から引き落とされます。もし6日が休日である場合には、翌営業日が引き落とし日になりますので返済に必要なお金を入金しておきましょう。
アコムは最低返済額を借入額に応じて決める方式をとっています。この返済額を決定するのは、引き落とし期日の前の月の20日時点の残高が基本。もし返済金額を少しでも減らしたければ、20日までに随時返済をして残高を少なくするといいですよ。
利用中の返済期日は変更できる?
このようにアコムには35日サイクルと毎月指定した期日までの返済と、2つのスタイルが用意されています。最初にいずれかに決めるのですが、利用中に変更することは可能。もし変更を希望するのなら
- 店頭窓口
- 自動契約機のむじんくん
- 電話
で手続きをしましょう。手続きは可能ですが、行った場合その時までに発生している利息の精算が必要になりますのでその点には注意。
ちなみに手続き可能な時間帯は以下の通りなので、いざという時のためにチェックしておいてくださいね。
変更方法 | 受付時間 |
---|---|
店舗窓口 | 平日9:30~18:00 |
むじんくん | 年中無休・9:00~21:00 |
アコム総合カードローンデスク | 平日9:00~18:00 |
アコムの返済パターンの組み合わせは自由
アコムにはいろいろな返済方法があり、しかも複数の方法を組み合わせられるのが魅力。例えば期日に基づく返済はうっかり忘れのないように自動引き落としを選択します。
しかし場合によっては期日返済してもなお資金的な余裕のできることもあるはず。
そんな時には随時返済をすればいいです。例えばインターネット返済を利用すれば、24時間好きなときにいつでも返済可能。
来店する必要もなく、その場で返済できるから仕事などで手の離せない人でも返せます。
近くに店舗やアコムのATMがあれば、お金のできたときにこまめに返済できますよ。アコムの利息は残高に対して一定割合でかけられるので、早めに元本を少なくすれば、返済総額も減少しお得です。
アコムの返済額
アコムでは定率リボルビング方式を採用しています。これは借入残高に応じて、月々の最低返済金額が決められるというもの。
自分の借入額の場合、月々どのくらい返済しなければならないかは気になるところ。そこでここでは、アコムでサービス利用した場合の月々の返済額について詳しく見ていきますね。
毎月の最低返済額は3,000円~
ほかのカードローン同様アコムでも月々の最低返済金額が設定されていますよ。
アコムでは月々最低3000円からの返済に対応しています。
こう見ると、そう無理なく返済計画も立てられるような感じがするでしょう。
しかし注意しなければならないのは、あくまでも「月々3,000円から」ということ。つまり誰もが毎月3000円支払えばいいというわけではないです。
月々3000円の返済ができるのは、借入金額が10万円以下の場合。
もしこれを超える借入になると、月々の最低返済金額は増えます。
アコムのホームページには返済シミュレーションがありますが、20万円の借入をすると月々の返済額は最低6,000円になります。
当然のことながら借入額が大きくなると、返済額も増えるので注意。
最終借入額で毎月の返済額が決まる
アコムの月々の最低返済額は、最終借入額をベースに算出されます。カードローンは利用限度額の枠内であれば、前回の返済が完了していなくても追加借り入れが可能。ただし借り入れをすれば、借入額がアップしますから最低返済額も増額する恐れが。
もし無理のない返済を希望するのであれば、まずは借りたお金を返済するように心がけること。追加借り入れはできるだけ避けましょう。何度も借り入れや返済を繰り返していると、自分の借金がいくらになっているかわかりにくくなります。
返済額を減らすための工夫
アコムで借入れをした場合、後々返済していかなければなりませんね。できることなら返済額を少しでも減らして、負担を軽減したいところ。
実はちょっとした工夫で、返済額を減らすことは十分可能なんです。そこで主だった返済額を減らす工夫をいくつか紹介します。アコムで借入れした際には、以下の方法を参考にしてみましょう。
無利息期間内に返済
アコムでは無利息サービスを用意しています。初回利用時に契約日の翌日から30日間は無利息になります。もし無利息期間内に完済できれば、利息の支払いは一切なし。返済額を最小限に抑えられますよ。
しかし無利息サービスで注意したいのは、無利息期間30日の始点。これは契約日の翌日であって、借入日の翌日ではありません。つまり前もって契約して、5日後に借り入れをすれば無利息期間は25日になってしまいます。できるだけ長く無利息期間を確保するためには、お金を借りたいときに契約をしてその日のうちに借入申込みすることですね。
総返済額が安いほうの返済日指定を選択
アコムの返済方法は何度か紹介したように
- 毎月指定する日にちに返済
- 35日サイクルで返済
のいずれかから選択します。35日サイクルで返済した場合、返済回数は少なくなります。一見すると返済の負担が軽減されているような感じがするかもしれません。しかし実際には返済期間が延びてしまって、利息の負担も増えることで返済総額もアップします。
できれば、毎月決められた日に返済する方式のほうがおすすめ。35日サイクルにした場合、以下で紹介する追加返済・一括返済を活用すること。返済をこまめに行うことで、返済期間が短縮され返済総額も少なくなりますよ。
追加返済や一括返済を活用
毎月・35日ごとの約定返済のほかに、アコムでは随時返済も受け付けています。もし約定返済のほかにもまだ返せる資金があれば、この随時返済サービスを利用しましょう。追加返済をすれば、それだけ元本が少なくなって、返済期間も短縮できます。
しかも支払う利息も少なくできるので借入れた金額を一括返済できれば、検討してみる価値はありますよ。一括返済をすれば、その時点で完済、それ以降利息の支払いの必要もなくなるからです。ちなみに一括返済の方法は、ATM・窓口・口座振り込みのいずれかで対応可能。
ATMの場合1,000円未満の返済はできず、無利息残高扱いになってしまいます。また口座振り込みをすると高い手数料を負担しなければなりません。となると窓口で一括返済をすれば、残高ゼロにできるのでおすすめ。
返済日に間に合わない場合
アコムでお金を借りていて、想定外の出費がかさむなどで返済期日までにお金を用意できなくなってしまったなんてケースもあるかもしれません。返済期日に間に合わずもし延滞してしまうと、担当者から連絡が来るかもしれません。ただし「アコムの」とは名乗らずに個人名できます。
また携帯電話にかかってくるはずですので、家族など周りの人に知られることはないでしょう。ただし延滞を続けると、徐々に強硬な手段に出てきます。場合によっては財産差し押さえなどの法的措置を取られる可能性がありますので、どう対処すればいいか覚えておきましょう。
滞納すれば遅延損害金が発生
もし返済期日までに入金しなければ、通常の利息のほかに遅延損害金が発生します。これはレンタルショップの延滞料に代表されるペナルティのようなもの。
アコムでは遅延損害金として、元本に対して年利20.0%を請求しています。利息に加えてさらに余計なコストを負担することになるので、もったいないですよね。
返済期日前にアコムへ相談
もし返済期日までにお金を準備できそうにないと思ったら、その時点でアコムのコールセンターに連絡することですね。そして支払いのできない状況を説明すること。もし支払いのできる日時がはっきりしているのであれば、その時まで支払いを待ってもらえないか相談しましょう。ネットの情報によると、30日程度までなら待ってくれる公算が高いようですね。
もし今回最低返済額を支払うのが厳しければ、いったん支払額を減額してもらえる可能性もあります。また利息分だけ支払うように求められるケースもあり得ます。いずれにせよ、返済できないようであればアコムに相談することがポイントです。
まとめ
アコムの返済について紹介してきましたが最後におさらいしておきましょう。アコムでは、多種多様な返済方法を用意しています。ですから自分の返済しやすい方法でお金を返せますね。もしできるだけ余計なコストをかけることなく、お得に返済したければ
- 店頭返済
- アコムのATM
- インターネット返済
- 口座引き落とし
のいずれかを活用すること。いずれも手数料は無料です。くどいようですが期日までの返済が厳しいようであれば、アコムに速やかに相談することを忘れずに。