あまり詳しく知らなくて、できれば詳しく教えてください!
お目当ての中古車を見つけたとき、金額的にローンを組まなければ難しい場合もあります。
その場合、自動車ローンを検討する方が多いのではないでしょうか。
しかし中には、
「どんな自動車ローンがいいのかわからない」
「自動車のローンは審査が厳しいの?」
などといった疑問や不安を持つ方も多いです。
そこで今回は、自動車ローンの種類や審査について詳しくご紹介します。
これを読めば、自分に合った自動車ローンを見つけることができ、お気に入りの車を手に入れることができるかも知れませんよ。
各種ローンのメリットやデメリットもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
自動車ローンは中古車や他のものにも使える!
自動車ローン・マイカーローンという名前から、自動車の購入資金にしか利用できないと思っている方は多いのではないでしょうか。
確かに、金融機関によっては自動車の購入費にのみ利用できるという条件を出していることがありますが、ろうきんや銀行の中には、以下の5つの目的にも利用することが可能な自動車ローンがあります。
- 運転免許の取得費
- 車検
- 修理費
- バイクの購入
- 船舶
女性:修理費も車のローンを利用することができるなんて驚きですね!
男性:中古車を購入する以上、故障のリスクはあるからね。
それに、今後かかる車検などの費用も自動車ローン対象になるのは、とても助かるんじゃないかな。
自動者ローンが借りられる場所のメリットを比較してみた!
自動車ローンを考えたときに、自動車を販売している店で購入の意思やローンについて話をすることが多いです。
この場合、ディーラーや販売店が提携している自動車ローンを紹介され、そのまま契約となることも少なくありません。
しかし、実際の自動車ローンは主に以下の4種類があります。
- 銀行
- 信販会社
- ディーラーローン
- フリーローン
それぞれ特徴があり、メリットやデメリットもあるので以下の表を参考にしてください。
メリット | デメリット | |||
---|---|---|---|---|
銀行の自動車ローン(信用組合、信用金庫、労働金庫など |
・ローンの選択肢が多い ・金利が低い ・住宅ローンを借りている場合などは、金利の優遇を受けられるケースあり |
・審査に日数を要する ・審査が厳しいめ(勤続年数など) ・支店に出向かないといけないことが多い ・別途、事務手数料や保証料がかかることがある |
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信販会社の自動車ローン |
・審査が緩い(勤続年数など) ・手続きが簡単 ・金利優遇などのキャンペーンを開催していることがある |
・金利が高い ・選択肢が限られる ・返済が終わるまで車の所有権が信販会社や車の販売会社にある。そのため、車の買い替えや売却が必要になった場合はローンの一括返済を求められる |
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ディーラーロ-ン |
・審査基準が低いため、、パートでもアルバイトでも問題がない限り審査に通る確率が高い ・審査時間が30~1時間程度で終了する |
・金利が高め(4~10%程度) | ||
自動車の購入などに利用できるその他のローン | ・多目的のフリーローンや、融資枠が大きいカードローンなどがある | ・銀行、信販会社、消費者金融会社の順に金利が高い。 |
ディーラーや自動車販売会社で紹介する信販系の自動車ローンは、審査も早く甘め、そして車の納車も早い傾向がありますが、やはり他の金融機関よりも金利が高めというのは、考慮するべき点といえます。
そこで、ローン会社を選ぶうえでの金利と審査の注意点についてご紹介します。
上限金利に着目して選ぶことが一番の近道
自動車ローンの中には、固定金利ではなく、審査の結果によって金利が確定される場合があります。
この場合、ほとんどのケースでは上限金利を適用されることが多く、低い金利を目安に返済額や返済総額を考えていると、「予定と違う」と後に困ることになりかねません。
各ローン会社を比較するときには、その金融機関の提示する上限金利をみて比較するようにしましょう。
低金利のローンは審査が難しい傾向にある
金融機関の多くは、審査に厳しい=金利が低いという流れがあります。
逆を言えば、金利が低い自動車ローンを選ぶと審査が厳しくなるということです。
収入や職業など審査に自信がある方であればいいですが、もし審査に自信がない場合は金利の低い自動車ローンを選ぶと、審査に通りづらいことがあるので注意しましょう。
銀行系のローンは、金利は低く安心といった大きなメリットも存在するので、自動車ローンを選ぶときに検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし金融機関の中でも銀行系は、クレジットカードやカードローン、各種ローンなどの審査には厳しい傾向があるといわれています。
ローンが高額な場合は審査に通らないこともある
審査で判断されるのは、収入や職業、他の借入状況などをトータル的にみて、返済が可能な金額かどうか判断します。
購入したい車が高額である場合、返済が不可能と判断されて審査に落ちてしまうこともあるのです。
審査に不安を感じている方は、あまりに高額な融資を希望するのを避けた方がいいでしょう。
中古車ローンの審査4つのポイント
審査に通らなければ、融資を受けること自体ができないからね。
自動車ローンは、借入先によってメリット・デメリットがあることをお話しました。
しかし、いくら希望する自動車ローンを利用したくとも、審査に通らなければローンを組むことができません。
自動車ローンの審査に通るポイントは4つあります。
- 他社の借り入れを完済しておく
- 複数の自動車ローンに申し込まない
- 現職の勤務期間は最低でも1年以上
- 希望融資額を抑える
ここでは、それぞれについて詳しくご紹介します。
他社のカードローンなどの借り入れを完済しておく
どんなローンでも、審査では他の借入状況を確認します。
もし申し込み者が他社のカードローンなどを利用している場合、収入に対して自動車ローンを組んでも大丈夫かどうか考慮されます。
収入に対して借入額も大きく、自動車ローンを組むと返済が厳しくなると判断されてしまうと、審査には通過できません。
また、複数の金融機関から借入をして、総借入額が大きい場合も審査に通るのは難しくなります。
それは、金融機関から借入した内容はすべて、個人信用情報に記録され、利用状況や返済状況などもチェックされるためです。
個人信用情報に滞納や未納などといった負の記録があると、金融機関側としては「返済してもらえないかもしれない」と疑念が浮かび、リスク回避として審査に通過させることができないでしょう。
同時期に複数の自動車ローンに申し込まない
審査に不安を感じている方の中には、複数の自動車ローンに同時に申し込んでしまう方もいます。
しかしそれは多重申し込みとなり、審査に通りづらくなる可能性が高いです。
個人信用情報には、ローンやクレジットカードの申し込み歴も一定期間残ります。
1つの金融機関に申し込んだら、結果が出るまでは他に申し込まず待ちましょう。
現在勤務している職場に1年以上在籍していること
審査の重要点でもあるのは、継続した収入があることです。
収入は、返済に直結するため、収入がないという方は審査に通りません。
ただし、現時点で収入がある方であっても、勤続が1年に満たない場合は、審査通過が難しい傾向にあります。
それは、働き始めて1年以内で退職する人が多く、まだ生活の基盤が安定していないと判断されてしまうためです。
少なくとも、1年以上同じ場所に働いてから申し込むようにしましょう。
希望融資額を少なくする
ローンの審査は、融資額が少なければ少ないほど、審査に通過しやすい傾向にあります。
逆に、希望融資額が多ければ多いほど、金融機関は厳しく慎重に審査します。
必要以上の金額を希望融資額に記載することはやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自動車ローンのメリット・デメリットや注意点、審査に通過するポイントについてご紹介しました。
今回の重要点としては、以下の5つがあります。
- 金融機関によって自動車ローンは、自動車免許証や車検の費用にも充てることができる
- 金融機関によって金利や特徴が大きく違う
- 低金利は審査が厳しめ
- 審査の通過率を上げるために、他の借入をできるだけ返済する
- 希望借入金額を必要最小限にする
自動車ローンをできるだけ低金利で利用したいというのは、万人の人が思っていることでしょう。
「自動車ローンはどこがいいの?」
「自動車ローンに通るためにはどうしたらいい?」
などといった方は、ぜひこの記事を参考に、各種自動車ローンを検討してみてくださいね。
自分に合ったローンを見つけることができるかも知れませんよ。