最近ではバイトでも急な残業を指示される場合などがあります。残業を拒否したい場合にはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは上手に残業を断る方法と、断るとどんなデメリットが出てくるのかをご紹介していきます。
面接時に残業があるかどうかを確認しておこう
残業を頼まれないようなところでアルバイトできた方が本当は一番良いですね。もしこれからバイトを探そうとしているのであれば、面接時に残業はあるかどうかを聞いてみましょう。
親切な場合はバイトの求人情報に「繁忙期は残業の可能性あり」と明記されている場合もあります。
事前に残業がありそうな職場なのかどうかを知った上でバイト先を決定できれば、残業を頼まれることもありませんね。
ぎりぎりの人数で回している職場やバイトに社員並みの仕事をさせるようなところは、バイトでも残業を頼まれる可能性が高いカモ。
どうしても残業をしたくないと考えている場合には、バイト先を決める時に必ず確認するようにすると良いカモ。
残業の上手な断り方とは?
それでは残業を断りたい場合にはどんな理由を使うと断りやすいのでしょうか。以下の理由を参考にしてみて下さい。
- 体調不良
- 歯医者などの病院の予約
- 介護や小さい子供の世話に関する家族の用事
- 学業などの本業に関する用事
一番断りやすいのは体調不良ですが、これは明らかな嘘はばれやすいので気を付けて下さい。本当に体調が悪く無理ができない場合にその旨を告げて、残業を拒否するようにしましょう。
歯医者などの何らかの予約が入っている場合や家庭の事情など、残業ができない明確な事情があると断りやすいですね。
学生の場合はゼミの発表会など、本業の確かな事情があれば堂々と拒否しやすいでしょう。
普段からの助け合いが大切
職場にもよりますが、バイトでも残業を頼まれることが多い職場の場合には自分ができる時に残業を進んでやっておくのも一つの方法です。
普段から断っているとまわりから非協力的な人と思われ働きにくくもなります。
普段から残業を進んでやっていると「頼みやすい」と思われる側面もあります。しかしながら、普段協力しているからこそ明確な理由をきちんと告げた時には拒否しやすくなるものではないでしょうか。
また、残業にならないように就業時間内に精一杯仕事をしておくことも必要です。バイトの仕事のペースが上がれば残業が必要なくなる、という場合もあります。
残業にならないように、普段からまじめに仕事に取り組みましょう。
残業をしたくない人ほど、就業時間はまじめに仕事に取り組むことをお勧めするカモ。
どうしても残業できない時には事前に伝えておく
普段は残業への対応も可能だし、もらえる給料がアップするから残業にはある程度応じている人でも今日は残業したくないという場合もあるでしょう。
そんな時は今日はこの用事があるので、残業が必要になっても対応は難しいとあらかじめ伝えておけば、いざ帰り際に残業を頼まれても断りやすいです。
また、長期間残業ができない場合には事前に責任者に事情があって残業ができない旨とその具体的な期間を告げておきましょう。事前に話しておくだけでも、話しておかない場合と比べれば残業の拒否はしやすくなります。
頼む側の立場で考えても、初めから「残業できない」と言っている人に残業を頼むのはなかなか言いづらいものですね。
残業を断った場合のデメリット
- 職場の上司から好印象を得られない
- 残業をしているバイト同士の輪に入れない
- アルバイト料の増額ができない
- 昇給に繋がらない
残業を断った場合には以下のようなデメリットが考えられます。それでも初めから残業がない職場でアルバイトできれば、デメリットもあまり感じられないですね。
残業が頻繁な場合は転職もあり?
働き始めはそうでもなかったのに、どんどん残業が増えていき、初めに労働契約を交わした時間帯よりも多い時間を働いている場合もでてくるかもしれません。
それが対応可能な範囲であればよいですが、自分の生活に支障が出て困ってしまう場合もありますね。
そんな時は思い切って、バイトの転職を考えるのも一つの方法です。バイトは出入りが激しいのは当たり前ですし、バイトの求人情報はたくさんあります。
これまでと同じような職種を探せば、新しいバイト先に馴染むのもそんなに苦労はしません。バイトなのに残業を拒否しづらい過酷な状況で困っている場合は、アルバイトの求人情報を覗いてみましょう。
初めに契約を取り交わした時間を超えて働かされていて、残業も断りにくい場合は新しい職場を探してみるカモ。
今よりも働きやすいもっと良いアルバイト先がみつかるカモ。
バイトを決める際に残業できるのか自分のスタンスを明確にしておこう
大切なのは残業できるのかできないのか、自分のスタンスを初めに明確にしておくことです。
アルバイトの面接の際も「○時を超えて働くことはできない」とはっきり伝えておけば、いざ残業を頼まれても拒否はしやすいです。
バイトでも自分が残業をできる状態なのかどうかをあらかじめ伝えておくことで、残業が拒否しやすくなります。
更に、面接時に頻繁に残業があるのかどうかの確認ができれば、残業の多い職場で働くことを未然に防ぐこともできますね。