人材業界で大手のマイナビアルバイトが初バイトで一番不安だったことに関する調査を行ったところ、最も票を集めたのが「仕事がうまくできるか」ということで、すべての票数のうちの40%を占めました。
2位が「職場の雰囲気」で20%弱、3位が「人間関係がうまくいくか」の18%程度と、「仕事がうまくできるか」という不安が最も多いということになります。
初めて仕事をするということは、やはり働くということそのものに不安を抱えているということです。中には、働くことが不安でなかなか電話やネットからのエントリーができない人すらいらっしゃるのではないでしょうか。
では、初めてアルバイトをするときの「仕事がうまくできるか」という不安はどのようにして解消をすれば良いのでしょうか。その方法を説明したいカモ。」
最初から仕事ができるなんてほうがムリ
結論から言えば、最初から仕事が出来るわけがありません。毎日1つ1つ積み重ねて覚えてきていますし、あなたの周りの先輩たちも最初は仕事ができなかったはずです。
たまに、1を聞いたら10を知る化け物みたいな能力を持つ人がいますが、それは例外です。
まずは、アルバイトを始めるとき、最初から仕事ができるわけがないくらいに開き直ってバイトを始めるくらいがちょうどいいでしょう。
それより重要なことはできないと思いながらしっかりその環境に飛び込むということです。
例えば、あなたは泳げないとして目の前にプールがあったとします。その時に水の中に入ってしまえば、嫌でも泳ごうと懸命にあがくでしょう。
そうして足掻きながら徐々に泳ぎ方を覚えていくはずです。
そのようにして仕事とは徐々に覚えていくものなのです。もしも、わからないことがあれば周囲に自ら頭を下げればたまに変な人がいますが、だいたい教えてくれます。
そうしながら、1つ1つ仕事を覚えていけば、気が付いたら仕事を覚えているものなのです。
重要なのは仕事を教えてもらってから
仕事を始めるにあたって、最初はできなくて当たり前です。でも、教えてもらったらその分仕事を覚えなければなりません。
そのとき、漠然としていても仕事を覚えることはできません。ではどのようにして覚えればいいのでしょうか。
ポイントは2点です。
メモを残すこと
月並みな話ですが、教えてもらったことはメモに残しましょう。いざというときに読み返すことができますし、なにより漠然と聞いているより、書いておいたほうが記憶に残りやすいです。
そのため、仕事中はメモ帳とボールペンを持っておくことが望ましいでしょう
ミスをしましょう
誤解しないでいただきたいのは、自分からミスをしろということではありません。積極的になんでもやろうということです。積極的に仕事をしていれば誰しも必ずミスをします。
しかし、そのミスはマイナスのミスではなく、次につながるプラスのミスであることを知っておいたほうがいいでしょう。
ミスをするということは、成功のきっかけにもなりますし、なにより自ら積極的に仕事に取り組んだ証だからです。
ミスをしない人は挑戦をしていない証拠です。そういう意味で積極的にいろんな仕事に取り組んでください。
怒られませんか?
上述で「ミスをしましょう」と言いましたが、ミスをしたら店長や先輩に怒られないかって思う方もいるのではないでしょうか。
確かにミスをしたら怒られますが、それでいいのです。むしろ怒られましょう。
働いている以上怒られることは多くあります。でも、そんなことで委縮しては仕事になりません。変な言い方かもしれませんが怒られることに慣れましょう。
では、どうすれば慣れるのかですが、怒られている事実よりも怒られている内容に目を向けましょう。
そうすれば、どんどん自分の悪い部分が改善されていきます。
怒られることは避けたいことですが、あえて受けることそして受け流すこと、そこから真の原因を探ることを知ることで仕事の精度は徐々に上がってきます。
仕事ができるようになることは仕事の技能を上げることと精神的に強くなることだと知ってください。
まとめ
初めから仕事ができる人はどこを探してもいません。誰しも始まりがあります。
仕事を1つ1つ確実にこなしていけることが分かったことで自信になりますしそうやって仕事力、精神力を向上させていけると、また新しい仕事をした時もあなたはうまくやっていけるでしょう。
そして強くなることで新しいステージに行くことができるようになるのです。