カフェでおしゃれにアルバイト！ホール＆キッチンどちらもおすすめ/カフェアルバイト体験談

おしゃれなカフェでアルバイトをしているというと、それだけでかっこいいですよね。喫茶店とは違ってアルコールを提供しているカフェもあるため、飲み物に関しても幅広い知識を得ることができるでしょう。

ただ、実際にカフェに足を運んだことがあるもののかなり忙しそうで自分に合うのか不安になってしまったという方もいるかもしれません。特に裏側の仕事などはなかなかお客さんが目にする機会もないため、どのような仕事をするのかなどについてご紹介しましょう。

カフェのアルバイトとは

主な仕事内容は、調理や接客、ドリンク作り、清掃、商品の陳列や補充、納品に関するチェックなどです。キッチンを担当することになるのか、ホールを担当するのかによっても自分の行う仕事内容は変わってくるので、やりたい仕事があれば希望してみましょう。

時給は職場によって大きく違います。中には1,000円以上の時給がもらえるところもあるので、高収入を実現することも難しくはありません。

勤務時間も職場によって違い、３～４時間程度のスタッフを募集しているところもあれば、しっかり８時間働ける人に限定して求人を出しているところもあるようです。

接客を担当することになった場合、どうしてもコミュニケーション能力が求められます。覚えなければならない仕事内容も多いため、それまで接客や飲食店での経験があった方でもカフェで一通りの仕事をこなせるようになるためには３ヶ月ほどの時間がかかると言われているのです。

働き始めてからすぐの時期はどうしてもミスをしてしまうこともあるかもしれませんが、最低でも３ヶ月は続けて仕事を楽しめるようになりたいですね。

常にお客さんに目を配っていなければならず、丁寧な接客が求められる職場でもあります。忙しいカフェではアルバイト一人一人がいかに細かいことに気づいて対応できるかによってカフェの評判にも繋がってくるでしょう。

例えば、こまめに灰皿交換に行ったり、暇な時間を見つけて食器を洗っておく、いつ注文が立て込んでも良いように商品を補充しておくなど自分で気づいてやらなければならないことがたくさんあります。

カフェアルバイト体験談

マナさんのお仕事体験談（女性/アルバイト歴1年）

バイトをはじめたきっかけ
カフェでアルバイトをしようと思ったきっかけは、自宅の近くのカフェで募集が出されているのを見たからです。カフェでのアルバイトは、シフトなども融通が利きますし、この点でも働きやすそうだな、と思いました。またそのカフェのメニューなどには以前から興味があり、行ったことはなかったのですが、働きたい、と思っていました。また、カフェのウェイトレスの仕事内容などにも興味があったというのも大きな理由の一つです。

身に付いたスキル
身についたスキルは、接客スキルです。カフェでは、お客さんと接する時間が長く、またたくさんのお客さんがランチの時には来店します。このため、失礼のない対応を取らなければならないですし、カフェでは笑顔や愛想の良さなども必要とされます。このため、接客スキルは身につけることが出来ました。また、忙しいときにも失礼のない対応をしなければならないのと、お客さんをさばくスピーディーな行動なども身に付きました。

つらかったことや楽しかったこと
カフェでの仕事は、とにかく忙しく、ピーク時には足なども疲れましたし、ミスがないよう気を配らなければならないため、へとへとになりました。重いものをもって何度も往復をしなければならず、とても辛かったです。また理不尽なことで、お客様や社員の方から怒られることもあり、この点なども辛かったです。しかし、お店の試作品などをたまに食べることが出来たり、割引価格で余ったパンなどを購入することが出来たので、このあたりはとても良かったです。

これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
カフェでのアルバイトを考えている方、まずはカフェでは、まったり仕事をしているイメージがあると思います。しかし、ピーク時には、とても忙しく、とても体力的に大変なことも多いので、このあたりを頭に入れておくことが大切です。またカフェでのアルバイトは、スピーディーな対応を求められることも多いので、臨機応変に素早く動くことが求められます。大変なことも多いですが、接客が好きならばとても楽しい仕事だと思います。

えりさんのお仕事体験談（女性/アルバイト歴2年）

バイトをはじめたきっかけ
高校1年生の時に初めて始めたアルバイトがカフェのスタッフでした。高校生でできるアルバイトの種類は限られてるので、自然と飲食系のバイトが多かったのでその中から選んだ形になりますが、中でもカフェのバイトを選んだのは、お洒落なイメージが強かったからです。また人見知りの性格でもあったので、接客業にチャレンジして見ず知らずの人ともコミュニケーションが取れるようになりたいと思ったのも始めたきっかけです。

身に付いたスキル
働いて得られたのは、やはり一番大きいのがコミュニケーションスキルだと感じています。飲食系のバイトの中でも、カフェの場合一人でレジからドリンク、フードの作成など、一通りの接客業務をこなさないといけないので、その分お客様とのやりとりも増えますし、臨機応変な対応が求められると思います。ドリンクやフードに関しては、規制のペーストを混ぜるだけだったり、簡単にできるものが多かったので、調理スキルは特に身についた感じはしません。やはり接客スキルが一番身についたと感じます。

つらかったことや楽しかったこと
初めてのアルバイトということもあったので、最初は接客そのものが難関でした。はじめはレジから入ったのですが、緊張しすぎてまともに会話ができなかったり、相手の顔をみてやりとりするのもおぼつかない程でした。しかしそれも回数をこなすうちに慣れてきて、それからはむしろ笑顔で接客することの楽しさを感じるまでになりました。次に大変だと感じたのは、サンドイッチなどの調理でした。ドリンクはそこまで苦労はしませんでしたが、私が勤めていたところではフードで調理できるスペースが一人分しかなかったので、作るのに時間がかかるフードは、注文が多いときはどんどん溜まってしまいよくパニックになっていました。

これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
一人でいろんな業務が体験できるカフェのアルバイトは、得られることも多いですし、出来ることがどんどん増えてくるのでやりがいも非常に大きいと思います。またお洒落なイメージのもとで働けるので、モチベーションも維持しやすく非常にお勧めです。アドバイスとしては、レストランなどと違ってカウンターで注文を受けてその場で提供しなければならないので、スピード感が重要になってきます。ただ同時に接客業でもあるので、早さばかりを重視して接客が粗雑にならないように気を付けると良いと思います。

キョウコさんのお仕事体験談（女性/アルバイト歴3年）

バイトをはじめたきっかけ
学生の頃に駅の近くにある個人経営のカフェでアルバイトをしていました。通っていた大学の最寄駅の近くにあるカフェで、制服が可愛くてコーヒーもおいしいお店だったので、何度か友だちと行ったことがあったんです。ちょうどバイトを探していたときに、そのお店のスタッフ募集の貼り紙が出ているのを見て、一も二もなく応募しました。若い夫婦で経営されているお店で、おしゃれでありつつアットホームな雰囲気だったのも決め手になりました。

身に付いたスキル
オーナーの奥さんが元々ホテルで働いていた方らしく、接客にはとても厳しかったので、基本的な接客マナーはそこで身につけることができました。カフェにしては本格的な食事も出していたので、配膳の仕方など普通の飲食店で学べることはおおよそ覚えることができたんじゃないかと思います。コーヒーの淹れ方も教えてもらうことはできたんですが、お客さんに出す分はベテランスタッフかオーナーが淹れていたので、胸を張っておいしいコーヒーが淹れられるとは言えないレベルにしかなりませんでした。

つらかったことや楽しかったこと
基本的には落ち着いたお店だったんですが、ときどきお客さんからのクレームを受けることもあって、それが理不尽な理由だったときは辞めようかなと思うくらい辛かったです。ちょっとした行き違いがあっただけなのに何十分も怒鳴りつけられたりして、納得できませんでした。逆に嬉しかったのは、奥さん仕込みの接客マナーを褒められたときです。丁寧な仕草が良い、笑顔が良いと褒めて下さる方がいて、励みになりました。

これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
カフェにはチェーン店もありますが、若い人なら私は個人経営のカフェで働くことをお勧めします。やっぱりチェーンより色々なことを教えてもらえますし、バイトひとりひとりの事情に気を配ってもらうことができました。ただ、将来自分でカフェを経営したいとか本格的なスキルを身に着けたいのなら、自分からぐいぐいいかないと難しいかなという気はします。カフェとはいえ接客業であることに間違いはないので、お客さんと接することが好きな人におすすめなアルバイトです。

履歴書・面接のコツ

お客さんと接する仕事ということもあり、面接の際には清潔感があるかどうかもチェックされます。髪やヒゲがボサボサの状態で行ったり、マニキュアを塗ったままで行かないように注意しましょう。

スーツを着ていく必要はありませんが、キレイめな服装で行くことはしっかり心がけておきたいですね。女性は髪を一つにまとめ、ナチュラルメイクが基本です。

面接では過去に接客の仕事をした事があるか、職種の希望はあるかなどを聞かれます。

どの職場でも、なぜ他のカフェではなくこの職場を希望したのか？ということを聞かれるケースが多いです。このような質問をされた際にはただ単にコーヒーが好きだったから、という理由では通らないので、「実際にこの店のコーヒーを飲んで感動した」というように、その店舗でなければならなかった理由を伝えましょう。

そのためにも、仕事に応募する前に足を運んでおいた方が良いです。

過去にカフェや飲食店でのアルバイト経験があると優遇されますが、未経験も歓迎としているカフェが多いので、それほど気にする必要はありません。

仕事・職場になじむコツ

カフェの職場で働く場合、なじむためのコツは何と言っても早く仕事を覚えるということにあります。壁の中には少人数で回しているところも多く、そうなると一人あたりが担当する仕事量や仕事の種類は多くなるでしょう。

担当できる仕事が少ないと頼られる機会も少なく、一緒に働いている方とのコミュニケーションもなかなか取れません。慣れるまでの間は積極的に質問をしたり、お願いされた仕事を精一杯頑張っていくと良いですね。

早く仕事を覚えるためには、何といっても経験を積むことが重要です。そのため、ある程度仕事を覚えるまでは多めにシフトを入れてもらうようにしましょう。

３ヶ月ほど働けばほとんどの仕事を経験する形になるため、仕事を始めてから３ヶ月間は可能な限りシフトを入れてもらうのがおすすめです。

自分から率先して動けるようになれば一緒に働いている方とコミュニケーションを取りやすくなります。