当サイトには広告・プロモーションが含まれています。
当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。
下がった歯茎を元通りに!歯茎再生治療の治療方法と気になる費用を調査
歯茎再生治療の費用は高い?保険が使えないって本当?
虫歯や歯の汚れを気にする方は多いですが、意外と見落としがちなのが歯茎の変化です。歯茎は歯を支える土台となる部分で、歯茎が痩せたり下がったりすると歯がグラグラと揺れるようになり、症状が悪化すれば歯が抜け落ちてしまうこともあります。
こういった歯肉の痩せや下がってしまう症状を「歯肉退縮」といいます。歯肉退縮の大きな原因には加齢の他に歯周病(歯槽膿漏)や間違ったやり方の歯磨きもあり、若い方も油断はできません。歯は一生ものなのでもし抜けてしまったら差し歯や入れ歯にしなければいけなくなってしまいます。
ここでは歯肉退縮が引き起こされる主な原因、治療法とその費用についてご紹介します。
若い人も要注意!歯茎が下がる主な原因4つ
歯茎が下がるのは加齢によるものと考えている方が多いですが、若い方でも歯茎が下がる・痩せるといったトラブルが起こる可能性は十分にあります。
歯肉退縮の主な原因4つを見ていきましょう。
加齢
歯茎は成長が終わる20歳から、10年で2ミリずつ下がっていくと言われています。単純に考えれば、40代では4ミリ下がり、60代になれば8ミリも下がっているという計算になります。
歯周病
歯周病は歯周病菌という菌に感染して起こる病気で、歯茎と歯の周りの組織を溶かしていくのが特徴です。少し前までは歯槽膿漏と呼ばれていました。
歯周病は年齢や性別に関係なく誰もがかかる可能性があり、若い方でも歯周病によって歯茎が下がり歯が抜けてしまうことがあります。
間違った歯磨き
歯の健康を守るために欠かせない歯磨きですが、力を入れて磨きすぎると歯茎の負担になり、歯茎が下がる原因になってしまいます。
また、雑な歯磨きで歯間がしっかり磨けていないと歯周病菌に感染しやすくなります。
歯並びや噛み合わせの問題
歯並びの形や、噛み合わせの異常や癖も歯茎に負担をかけるため、歯茎を下げる原因の一つと考えられています。
痩せて下がった歯茎を元に戻す治療法
歯肉退縮に対する治療法と費用には、以下のようなものがあります。
結合組織移植術
上あごから「結合組織」という組織のみを採取し、組織を歯茎に移植して歯肉の量を増やす手術です。
遊離歯肉移植術
歯肉量の多い上あごの奥歯の内側から歯肉を取り、歯茎の減りが激しい部分に移植します。
ヒアルロン酸注入
痩せてしまった歯茎部分にヒアルロン酸を注入してふっくらさせる治療法。肌のシワやたるみを解消するために使用させるヒアルロン酸と同じものが使われており、安全性がとても高い治療法です。
GTR(歯周組織再生誘導療法)
歯肉の再生を促す効果のあるGTR膜と呼ばれる膜を歯肉の中に設置する方法です。
歯肉退縮の治療方法は基本的に保険適応外で高額
歯茎が痩せる・下がる歯肉退縮の大きな原因である歯周病(歯槽膿漏)の治療は健康保険を使うことができ、実際に支払う自己負担額は全額の3~2割で済みます。しかし歯肉退縮の治療は歯周病などの病気が原因であったとしても保険適応外の自由診療となり、健康保険を使うことができません。
ここでは相場とされる治療費を掲載していますが、あくまで治療費の目安として考えてください。自由診療の場合、治療費だけでなく診察費やアフターフォローにかかる費用も病院側が自由に決めることができるため、総額がいくらになるかは病院によりかなりの差があります。
想像以上の大きな出費となる可能性もあるため、まずは治療費がどのくらいかかるか問い合わせてみましょう。
GTRに関しては2008年に保険適応治療となり1万円ほどで受けられるようになりましたが、高品質なメンブレンなどの膜を利用すると保険適応外となるため、こちらも費用には注意が必要です。
歯医者選びは慎重に!歯茎再生治療は高度な技術が必要
歯茎を再生させる治療はどれも高度な技術が必要なものばかり。組織を移植したり歯茎の中に特殊な膜を埋め込んだりと、一般的な歯科治療とは全く異なる治療内容となっています。
そのため、日本ではまだまだ歯茎再生治療を行う歯科医が少ない上に、未熟な技術で治療を行う歯科医もいると考えられています。きちんとした知識と技術があり、安心して治療を任せられる歯科医かどうかを見極めるようにしましょう。
関連記事
-
-
口の中のがん!?あごの骨に現れる腫瘍「エナメル上皮腫」ってどんな病気?
定期的な歯科検診を受けることがエナメル上皮腫の早期発見に繋がります がんの原因と …
-
-
りぷさぷりは薬局や楽天で購入できる?効果や成分、口コミまで徹底検証
口唇ヘルペスの症状である唇のジュクジュクやチクチク…。痛いだけでなく、つい気にな …
-
-
口内炎にも種類がある!原因や対策は?注意したい症状も…
たかが口内炎と考えるのは危険!?種類や症状などを紹介 口内炎は誰でも一度はできた …
-
-
放っておくと怖い「ドライマウス」口臭や虫歯の原因になることも…
患者数が急増中「ドライマウス」は現代人が注意すべき症状 ドライマウスの患者数は近 …
-
-
実は気づいていないだけかも…イヤな口臭の原因と予防・改善法
自分では気づきにくい口臭、誰かに言われる前にしっかり予防しませんか? どんなに見 …
-
-
デンタルフロス、使いこなせると歯のケア力が大幅アップ!
歯垢除去力20%アップ、歯間の汚れ落としに絶大な効果あり! 歯ブラシだけでは落と …
-
-
ツラい知覚過敏…予防や治療は自宅ケアがカギ!?
知覚過敏が引き起こされるメカニズムや原因、治療法、予防法を、わかりやすく紹介しま …
-
-
洗口液比較!人気マウスウォッシュの成分やおすすめの人は?
市販されている洗口液の特徴などを紹介!商品選びのポイントも。 できるだけ虫歯や歯 …
-
-
ズキズキ痛みを伴う歯髄炎は原因を知って早めに対処しよう
歯髄炎で神経を抜くと歯が短命に、そうなる前に対応が必要 歯髄炎(しずいえん)は、 …
-
-
白い歯は5歳若く見える!ホワイトニングでアンチエイジング!
黄ばみ・黒ずみによる老け顔ストップ!口元から若返ろう 普段気にしていなくても、ふ …