カーローンで車の購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
マイカーローンは銀行、JAバンク、ゆうちょ銀行、ディーラー、信用金庫などなど、多くの金融機関から提供されていて、どこを選べば良いのか悩むところ。
「なるべく金利が低いカーローンを探している」
「どのカーローンを選べば良いのか、比較する方法を知りたい」
といった声を耳にする機会も多いです。
そこで当記事は、マイカーローンの特徴、選ぶポイント、金利の低いマイカーローンなどを紹介していきます。
この記事を読めば、低金利でお得なマイカーローンを選べるようになるでしょう。
ぜひ参考にしてくださいね!
目次
マイカーローンの特徴って何?
マイカーローンは、銀行などの金融機関から車を購入する費用を貸してもらえる金融商品です。
まとまった費用が必要になる車購入で心強い存在と言えます。
またマイカーローンによっては次の5つの利用が可能なケースも。
- 新車、中古車の購入
- バイクの購入
- 車検代
- 運転免許証取得費用
- オプション商品の購入費
このように、フリーローンやカードローンとは違って、利用目的が「車関連」に限られます。
「生活費の足しに…」「交遊費に…」といった使い方は不可。
マイカーローンを選ぶときのポイント
マイカーローンは「どれでも同じ」とはいきません。
しっかりと内容を比較する必要があります。
注目したい、選ぶポイントは次の4点です。
- 借換え
- 上限金利
- 適用される金利
これらの内容を把握した上で、あなたに合うマイカーローンを選ぶように心がけましょう。
借換えができるか
他社マイカーローンをすでに利用していて、より低金利なマイカーローンと出会ったとき、借換えができると心強いですね。
例えばA社借入残高が50万円、金利5%だとしましょう。
B社が金利3%なら借換えた方がお得に!B社と契約して、50万円を借り、これをA社に支払えば完済となり、借換え完了です。
すべてのマイカーローンが借換えに対応しているわけではないので、すでにマイカーローンを組んでいる人はチェックしてみると良いでしょう。
上限金利がいくらか
各マイカーローンのスペックを見ると、金利に幅があります。
例えば横浜銀行は年2.1%~2.8%(ネット申し込みの場合)。
注目したいのは上限金利の方です。
希望の金利が適用されるか
上記したように、マイカーローンの金利は基本的に上限金利が適用されると考えましょう。
しかし借りる金額によっても金利が変わります。
原則、借入額が多いほど金利が下がるため、申込み時、担当者に「〇〇万円を希望しますが、金利はいくらになりますか?」と確認しておくと良いですね。
マイカーローン8つの取り扱い業者について
マイカーローンはどこが提供しているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
取り扱っている主な業者は次の8つが挙げられます。
- 銀行
- JAバンク
- ゆうちょ銀行
- ディーラーローン
- 労働金庫
- 信用金庫
- 損害保険会社
- 信販会社
金利が低い3つのマイカーローンを厳選比較
次の2つの観点から、金利の低いマイカーローンを紹介します。
- 低金利
- 全国どこでも利用できる
それでは各マイカーローンの詳細をみていきましょう。
JAバンク
日本全国各地にあるJAバンクからマイカーローンが提供されています。
ただし注意しなければならないのが、地方ごとで金利が異なること。
また、該当地方に住んでいる人でなければ申し込めません。
しかし年収200万円以上あれば借りられる可能性が高く、比較的ハードルの低いマイカーローンの筆頭と言えるでしょう。
横浜銀行
低金利が魅力のマイカーローンを提供する横浜銀行。
年2.1%~2.8%と数ある銀行カーローンの中でも最安水準にまとまっています!
また、キャンペーンでさらに低金利で借入できるチャンスも。
例えば平成30年8月1日~平成30年10月31日のキャンペーンだと、借入金額に応じて特別金利が適用されます。
借入金額 | 特別金利 |
---|---|
500万円超 | 年2.1%~年2.8% → 年1.30% |
500万円以下 | 年2.1%~年2.8% → 年2.10% |
その他にも次の4つの特徴があります。
- 中古車、新車、バイク、借換えにも対応
- 最長10年、最高1,000万円
- 最短翌日回答、最短1週間で借入のスピード対応
- 車が決まっていなくても申し込みOK!3ヶ月間有効
低金利にこだわりたい方や、お得なキャンペーンを有効活用したい方は横浜銀行マイカーローンがピッタリです!
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行のマイカーローン「MR.自動車ローン」は年1.775%~3.725%と低金利が魅力です。
ただしこの金利は次の3つの条件を満たした場合に有効。
ケース | 内容 | 金利引き下げ |
---|---|---|
A | 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある | 年-1.0% |
B | 住信SBIネット銀行カードローン契約済み(借入の必要なし) | 年-0.5% |
C | SBI証券口座保有登録済み |
Aを達成した時点で-1.0%が適用。
BとCは両方達成していても、片方だけでも-0.5%が適用されます。
つまり、-0.5%~-1.0%の金利引き下げが適用されることに!
さらにキャンペーンも提供されていて、より低金利に利用できるチャンスも!
例えば平成30年7月2日~9月28日の金利引き下げキャンペーンは、対象期間中に申し込み+キャンペーンコード(公式サイト記載)の入力で年0.25%の引き下げが適用されます。
変動金利と固定金利どちらを選ぶべき?
マイカーローンのカタログスペックを見ていると「変動金利」と「固定金利」と表示されていることに気づきます。
どちらがどのようなメリット・デメリットを持っているのかを理解し、自身に合った方を選ばなくてはなりません。
ここからは変動金利と固定金利について解説していきましょう。
変動金利のメリット・デメリット
まずは変動金利のメリット、デメリット、そしてどんな人に適しているかを見ていきましょう。
メリット
固定金利と比べて低めに設定されていることが多く、いわゆる「低金利が魅力なマイカーローン!」のほとんどは変動金利です。
デメリット
最大のデメリットは今適用されている金利よりも高くなってしまう可能性があることです。
定期的に金利の見直しがなされ、金利が上昇すると総返済額が予定よりも多くなるケースを考慮しなくてはなりません。
どのような人に向いているか?
ハッキリ言って専門家にも今後の金利を完全に見通すことはできません。
そのため「金利を低く抑えたい」と考えるなら変動金利を選ぶのが良いでしょう。
ただし今の金利よりも高くなる可能性は覚悟する必要があります。
固定金利のメリット・デメリット
続いて固定金利のメリット、デメリット、向いている人をみていきましょう。
メリット
固定金利は契約時の金利が一切変わらないのがメリットです。
完済まで同じ金利が続くので、市場の急変動に心配する必要はありません。
デメリット
変動金利と比べて、適用金利が若干高めになる点はデメリットです。
もし金利上昇が起こらなければ、計画よりも多くの利息を支払うことになります。
どのような人に向いているか?
借入から完済まで金利が変わらないため、返済額を常に一定に保てます。
そのため、崩れない計画的な返済計画を立てたい方にピッタリ。
銀行は審査が厳しめ!審査に通らなかった場合の選択肢とは
マイカーローンの多くは銀行が提供しています。
低金利なので選びたいと考える方も多いでしょう。
しかし銀行は審査が厳しく、通らなかった場合は他の選択肢を検討する必要があります。
もし審査に通らなかったときは、金利が高くなるものの、ディーラーローンが候補となります。
銀行よりも審査が易しく、組みやすい傾向にあります。
まとめ
今回はマイカーローンの特徴や選ぶポイント、変動金利や固定金利のメリット・デメリットなどを紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- マイカーローンは車関連の費用に用途を限定
- 銀行や信用金庫、JAなどが提供
- 低金利なものを選んで総支払額を抑えられるよう比較・検討する!
以上3点が挙げられます。
「業者ごとでマイカーローンの金利は違うの?」
「低金利なマイカーローンを選ぶコツを知りたい!」
といった方は、この記事を参考にして、より負担の小さい、お得に借りられるマイカーローンを選んでくださいね。