プロミスの利用を検討している、もしくはプロミスをすでに利用している方の中には、
「毎月の返済額がきつい」
「毎月の返済額ってどうやって決まっているの?」
といった方もいますよね。
そこで、この記事ではプロミスの返済額の設定の仕組みや、最低返済額で返済することのメリットやデメリットをご紹介していきます。
これを読めば、リスクを理解したうえで、自分の毎月の返済額を抑えることができるので、安心ですよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
目次
プロミスで借りると返済額はいくらになるのか?
プロミスでは、借入額に応じて最低返済額が設定されます。
これにより、必然的に最高返済回数も決められることになります。
そこで、どのように返済額が決められるか、実際の計算式と共に見ていきましょう。
借りる金額によっても変わる最低返済額
最低返済額とは、毎月この金額だけは必ず返済をしなくてはいけないという返済額を指します。
プロミスでは、最低返済額が次の計算式により決められているので見ていきましょう。
お借入後残高 ご返済金額 ご返済回数 30万円以下 お借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) ~36回 30万円超過~100万円以下 お借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) ~60回 100万円超過 お借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ) ~80回
参考:プロミス
例えば、10万円・30万円・50万円とお金を借りた場合、上記の計算式に当てはめると、次のようになります。
- 10万円:100,000×3.61%= 4,000円 ※(3,610円)
- 30万円:300,000×3.61%=11,000円 ※(10,830円)
- 50万円:500,000×2.53%=13,000円 ※(12,650円)
※1,000円未満切り上げ
最低返済額で返済するメリットとデメリット
最低返済額で返済するということは、デメリットも発生するからきちんと確認しておこうね。
最低返済額はその名の通り、あくまでも必要最低限の返済です。
そのため、メリットもあればデメリットもあるのできちんと把握しておきましょう。
メリット
最低返済額で返済することの最大のメリットは、返済額を抑えられるということです。
プロミスを利用する人の中には、毎月の生活もきついという方も少なくありません。
そうした方には、毎月の返済額が低ければ低いほど、救世主として利用しやすくなります。
毎月の大きな額での返済ができないといった方には、最低返済額での返済はメリットがあるでしょう。
デメリット
最低返済額で返済をするデメリットは、返済期間も最大限かかるということになります。
返済期間が長くなるということは、それだけ利息もかかるということであり、返済総額が高額になるケースも少なくないということです。
返済額の中に利息が含まれるため、なかなか目に見えにくく実感がわかないという方も多いですが、やはり利息ほど無駄なものはありません。
また、返済期間が長いということは、それだけ長い間家計の負担になるということです。
返済額を抑える3つのコツ
毎月の決められた返済額を無理して設定してしまうと、もしもの時にまた借り入れをしなくてはいけないという方も少なくありません。
そんなことになると本末転倒なので、避けたいところです。
そこで、最低返済額で返済しつつ、返済総額を抑える方法をご紹介しましょう。
返済計画をたてて、繰上げ返済をする
借入をするということは、返済計画をきちんと立てる必要があります。
生活に不安を感じる場合は、最低返済額での返済でも構いません。
しかし、繰り上げ返済を積極的に利用することで、返済期間や返済総額を抑えることができます。
繰り上げ返済は、1,000円単位で行うことができます。
例えば、交際費が少し余ったから、臨時収入があったからなど、生活に余裕があるときに行うといいですね。
繰り上げ返済は、特別な手続きは必要なく、銀行振込もしくはATMで行うことが可能です。
余分な手数料をかけない!
手数料もバカになりません。
提携ATMを利用した返済では次のように手数料が発生します。
借り入れ/返済 | 手数料 |
---|---|
1万円以下 | 110円(税込) |
1万円以上 | 220円(税込) |
年間で言えば最大2,592円にもなってしまうのです。
もちろん、銀行振込での返済では振込手数料を負担しなくてはいけません。
繰り上げ返済をすると、そのたびに手数料がかかってしまうので注意が必要です。
プロミスの自社ATMであればいつ返済をしても手数料がかからないので、できるだけプロミスATMを利用するようにしましょう。
延滞をしない
延滞をすると、通常の利息よりも高額な20.0%(実質年率)もの延滞利息を支払わなくてはいけません。
例えば、40万円の残債が残った状態で30日延滞してしまうと次のようになります。
400,000円×20.0%÷365日×30日=6,575円
通常、40万円の残高がある場合の利息は、金利17.8%として5,852円になります。
差額723円も損をしているということになりますね。
返済総額を少しでも減らすためには、延滞はぜったいに避けましょう。
まとめ
今回は、プロミスの最低返済額で返済を続けるとどうなるのか、また、返済総額抑えるためのコツについて詳しくご紹介しました。
重要なポイントは次の5つです。
- プロミスでは、最低返済額が借入額に応じて決められている
- 最低返済額で返済をすると、利息や返済期間が最大になる
- 返済額を押さえるためには、繰り上げ返済を有効に使おう
- 返済にかかる手数料をかけないようにしよう
- 延滞をしてしまうとより利息がかかり、返済期間も延びるので避けよう
「返済総額を抑える方法を知りたい」
「毎月の返済額を抑えつつ、それでも利息をあまりかけたくない」
といった方は、この記事を参考に繰り上げ返済などを積極的に活用していきましょう。
塵も積もれば山となる、少額であっても毎月最低返済額以上の金額を繰り上げ返済することで、毎月の負担から早く解放されますよ!