プロミスを利用している方の中には、「金利が高いなぁ」と感じる方も少なくないでしょう。
「金利を下げる方法はないか?」
「長年利用しているので、金利を下げてほしい」
といった方も多いですよね。
そこで今回は、プロミスの金利を下げる方法や、他社と比べた金利など詳しくご紹介していきましょう。
これを読めば、あなたも金利を下げることができるかも知れませんよ。
目次
プロミスの金利17.8%は高いのか?
まず初めに、そもそもプロミスの金利は高いのか、見ていきましょう。
そこで、次の表に消費者金融と銀行の金利についてまとめました。
金融機関 | 分類 | 金利 |
---|---|---|
プロミス | 消費者金融 | 4.5%~17.8% |
アコム | 消費者金融 | 3.0%~18.0% |
アイフル | 消費者金融 | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 消費者金融 | 3.0%~18.0% |
三井住友銀行カードローン | 銀行 | 年1.5%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 銀行 | 2.0%~14.0% |
楽天銀行スーパーローン | 銀行 | 1.9%~14.5% |
表を見てもわかるように、大手消費者金融は上限金利として18.0%と同一の中、プロミスだけは17.8%と、0.2%と少しですが金利は低く設定されています。
この時点では、消費者金融の中では一番金利が低いということになりますね。
一方、銀行のカードローンと比べると金利は高いといえます。
「これなら銀行のカードローンを利用した方がいいのでは?」
と思う方も多いと思いますが、消費者金融と比べて銀行の審査はよりハードルが高くなっています。
しかし、プロミスも利用次第では、銀行の上限金利に近い金利に下げることが可能です。
プロミスの金利を引き下げることのできる3つの方法
プロミスの金利を下げる方法としては、次の3つがあります。
- 金利引き下げの交渉をする
- 限度額の増額
- おまとめローンを利用する
それぞれの方法をご紹介するので、自分にはどれがいいのか検討してみてくださいね。
金利引き下げの交渉をする
直接、プロミスのコールセンターに連絡し、金利の引き下げをお願いすることができます。
コールセンターの利用については、次の表をチェックしてくださいね。
項目 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
プロミスコールセンター | 0120-24-0365 | 平日9:00~18:00 |
レディースコール | 0120-86-2634 | 平日9:00~18:00 |
この方法をとる場合に注意してほしいのが、人対人という点です。
例えば、
A:「できれば、金利の引き下げをしてほしい。」
B:「長年使っているんだから、金利を下げてくれてもいいんじゃないの?」
といった言い方をする人がいれば、どちらが好印象を与えやすいでしょうか。
コールセンターの担当者も人です。金利を下げてもらう立場になるので、低調にお願いしましょう。
また、金利を下げてほしい理由として「生活が厳しい」など、返済にマイナスイメージを持たせるような内容はNGです。
返済能力に疑問を持たれてしまうと、金利の引き下げは望めないので気をつけてくださいね。
加えて言えば、金利の引き下げ交渉にはそれなりのプロミスの利用実績が必要です。
プロミスでの利用が長ければ長いほど、交渉に乗ってくれる可能性があります。
目安のタイミングとしては、最低でも半年以上プロミスの、利用実績(借入・返済)を得てから申し込みましょう。
限度額の増額をする
プロミスに限らずカードローンは、利息制限法によって、利用限度額に応じて上限金利が設定されています。
そのため、利用限度額を上げることによって、利息が下げることができるのです。
プロミスでは、利用限度額ごとの上限金利が掲示されていません。
次の表にある利息制限法による上限金利をもとに、解説していきましょう。
借入元金 | 金利 |
---|---|
10万円未満 | 20.0% |
10万円~100万円未満 | 18.0% |
100万円~ | 15.0% |
現在100万円未満の利用限度額がついている場合、限度額を100万円以上に設定することで、上限金利は15.0%以下になります。
つまり17.8%が最低でも15.0%へ引き下げられるということです。
この方法を利用するためには、利用限度額をプロミスに増額してもらう必要があります。
増額方法としては、
- 増額申請をする
- 増額案内をプロミスから受け取る
といった2つがあり、いずれにしても審査を通過しなくては増額ができないので、覚えておきましょう。
おまとめローンを利用する
おまとめローンとは、他社での借入も返済先を一つにすることで、毎月の負担を軽減することができるというローンです。
基本的な概要は表を確認してください。
項目 | 詳細 |
---|---|
融資額 | 300万円まで |
契約額 | 申込者指定の契約額(極度額)の範囲内で、プロミスが決定した金額 |
実質年率 | 6.3%~17.8% |
遅延利率 | 20.0% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
資金用途 | 他の貸金業者からの借入金返済に限る。 |
※おまとめローンは、総量規制の例外とされる(年収の1/3を超える)お借入れが可能です。
例えば、
A社:20万円の借入 毎月3万円の返済
B社:50万円の借入 毎月5万円の返済
プロミス:40万円の借入 毎月5万円の返済
※あくまで例です。
実際の返済額とは異なります。
といったように返済をしている場合、毎月の返済額は13万円にもなります。
しかし、おまとめローンを利用することで、返済先はプロミス1本になり、返済額も例えば8万円といったように、軽減されるので毎月の負担も少なくなります。
そして何よりも、返済額総額が110万円になるので、上限金利が15.0%以下と下がり金利の引き下げも狙うことができます。
複数社を利用しているといった方は、おまとめローンも検討してみましょう。
プロミスの金利を引き下げるための大事なポイント
ここまでに紹介した方法で、金利の引き下げを狙うことはできます。
しかし、誰もが挑戦して金利が下がるわけではありません。
重要なポイントとして、次の4点があるので必ず確認しましょう。
- 定期的にプロミスの利用をしている
- 延滞することなく返済期日までに返済できている
- 他社の借入も延滞などなく返済ができている。
- 安定した収入を得ているまたは収入がアップした
延滞や、契約はしているけどプロミスでの利用歴がない、収入がダウンしたなど、返済に関した不安要素を与えてしまうような場合、金利の引き下げは難しいです。
金利の引き下げで重要なのは、プロミスにとって優良顧客であり、そして返済に不安を感じない方になります。
金利の引き下げに挑戦する前に、大丈夫かどうか確認しましょう。
まとめ
プロミスの金利引き下げ方法などについて詳しくご紹介しました。
今回の重要なポイントをおさらいしましょう。
- 利用限度額を100万円以上に増額することで、最低でも15.0%以下へ引き下げられる
- 金利の引き下げ交渉は、最低半年以上の利用実績が必要
- 金利引き下げ交渉では、返済に関した不安要素(生活が苦しいなど)を言わない
- 他社でも借入をしている場合は、おまとめローンの利用も検討を
- 金利の引き下げには、プロミスの優良顧客であることが重要
「できるだけ金利を低く抑えたい」
「これからもプロミスを利用したいので、金利を下げてほしい」
といった方は、この記事を参考に金利引き下げに挑戦しましょう。
プロミスの優良顧客であれば、金利引き下げに応じてくれるかも知れませんよ。
まずプロミスの金利の仕組みを知りたい方は、以下の記事がおすすめです。