カードローンでお金を借りようとしたところ突然使えなくなってしまい、理由がわからず困っていないでしょうか。
カードローンが使えなくなるのには、必ず理由があります。
この記事では、カードローンが使えなくなった際に考えられる原因や対処法について解説します。
最後まで読めば、原因や今後の対応方法をしっかり理解できるので、参考にしてください。
目次
カードローンが使えないのには原因がある
カードローンを使えなくなった場合、必ず原因があります。
原因は自分が起こしたトラブルである場合もあれば、カードローン側のシステムの都合であるケースもあります。
延滞や限度額オーバーなど、なにか使えなくなった理由について身に覚えがないか振り返ってみましょう。
カードローンが使えなくなったら今後もずっと使えないままなこともありますし、原因によっては適切な対応をすればすぐ使えるようになることもあります。
カードローンが使えない6つの原因
カードローンが使えない大体の原因として考えられるのは、以下の6つです。
- 返済を延滞してしまっている
- 限度額まで使用して、追加の借り入れができなくなっている
- 住所などの変更届を出し忘れた
- ATMのメンテナンス中で、利用できない
- 暗証番号を連続で間違え、ロックが掛かった
- ローンカードが磁気不良になっている
それぞれ解説するので、順番にチェック・何が原因でカードローンを使えなくなっているか確かめましょう。
返済を延滞している
カードローンが使えなくなる理由として一番多いのが、返済を延滞してしまっていることです。
指定日までに返済をせずにいると、返済して延滞が解消されるまではカードを利用停止になってしまいます。
更に電話や督促状の郵送で連絡を受けているのに返済の約束を守れていないような状況だと、カードローン会社からの信用は完全に失い、今後もずっと利用を再開できなくなってしまう恐れがあります。
消費者金融のカードローンの場合、延滞してすぐに使えなくなることはないものの、督促の連絡における約束のタイミングを守れないと、やはり信用が失われて利用できなくなってしまうのでご注意ください。
もしも延滞しているなら大至急返済したり、カードローン側へ連絡・今後の対応について相談したりしましょう。
限度額いっぱいまで使用した
カードローンには利用限度額があり、限度額以上借り入れることはできません。
もしも限度額いっぱいの状態まで借りている場合は、ATMなどで借り入れをしようとすると「残高不足」等の表示が出て、カードローンは使えません。
カードローンは限度額まで自由に借り入れられますが、何も考えず借り続けているとすぐ限度額に到達、返済額も大きくなってしまいます。
返済額が大きいと、やがて収入では支払いきれなくなり、返済の延滞につながってしまう恐れもあります。
カードローンでは必要な金額だけ借り入れ、あまり借り入れ残高を増やさないようにしましょう。
住所などの変更の届けをしていない
カードローンにおいて個人情報変更の未届は明確な規約違反。
カードローンでは、以下の3つのような情報が申込時と変更になった場合に届け出なければ、利用を停止されてしまう可能性があります。
- 住所
- 勤務先
- 電話番号
個人情報が変更されたときに届け出ないと、「規約違反」として信用が失われるのです。
もしもまだ届け出をしていなかった場合は、大至急変更届を提出しましょう。
ATMのメンテナンス時間
ATMの画面上には「只今の時間(メンテナンスのため)お取り扱いができません」などといった表示がされる場合が多い。
ATMを使って借り入れをしようとしていた場合、ATMが原因でカードローンが使えなかった可能性があります。
ATMは深夜~早朝の時間帯などに、営業を停止(取り扱い不可)していたり、機器のメンテナンスをしていたりして、カードローンを使えないことがあるのです。
とくにコンビニなどの提携ATMでは、カードローンの種類によっては取引可能な時間帯自体が限られていることもあります。
ATMの画面に「お取り扱いできません」と表示されていたら、ATM側のトラブルも考えられるので、しばらく時間を置いたり、他のお店のATMを使ったりしてみましょう。
口座振込でのキャッシングなど、ATM以外からの借り入れができるカードローンなら、ATM以外で手続きをするのも良いでしょう。
暗証番号を連続で間違えた
ATM利用時に、暗証番号を連続で入れ間違えると、一時的にカードを使えなくなってしまうケースがあります。
不正利用の疑いがあると判断され、トラブルを防ぐために利用が停止されるのです。
特に銀行系のカードローンの場合は、1日に複数回間違えると使用不能になります。
カードローンの種類によってはカード再発行が必要になるケースもあるので、暗証番号ミスが原因で利用をロックされたと考えられる場合は、カードローンの窓口に連絡しましょう。
カードの磁気不良
提携ATMにローンカードを入れても何も表示されずカードが出てきてしまう場合は、カードが磁気不良になっている可能性が高いです。
磁気不良のカードでは借り入れや返済ができないので、カードローンのサポートセンターに問い合わせて新しいカードの再発行などの対処をしてもらいましょう。
利用中のカードローンで他の借り入れ方法(Webからの手続きによる振込、アプリと提携ATMでの現金引き出しなど)がある場合は、合わせて一時的に他の方法を使うのもおすすめです。
カードローンを使えるようになるための解決方法
利用を停止されたカードローンを使えるようになるための解決方法は、使えなくなってしまった原因によって異なります。
ローンカード側の問題と自分の利用状況の問題、それぞれにおける解決方法を解説するので、ご覧ください。
ローンカードに問題があるなら再発行
ローンカードの磁気不良や暗証番号入力ミスによる利用停止の場合は、ローンカードを再発行してもらいましょう。
再発行手続きは、本人確認書類を持参して、店舗や自動契約機から行えます。
以下にまとめたとおり、各社で手続き方法が異なっていたり、手数料が発生する可能性があったりすることにご注意ください。
金融機関 | 再発行方法 | 手数料 |
---|---|---|
アコム |
店頭窓口 自動契約機 郵送 |
330円 |
プロミス[ 詳細 ] |
自動契約機 郵送 |
330円 |
アイフル |
店頭窓口 自動契約機 郵送 |
330円 |
SMBCモビット [ 詳細 ] |
ローン申込機 郵送 |
必要 |
詳しい手続きの流れや手数料は、利用中のカードローンの問い合わせ窓口などからご確認ください。
無人契約機の詳しい利用方法はコチラで紹介しています。
延滞などが原因ならこれ以上信用を下げない
延滞など、自分の使い方の問題で利用を停止されてしまった場合は、これ以上信用を下げないよう、使い方に注意する必要があります。
カードローン会社と相談して、「指定日までに○○円返済する」といった約束をできたら、必ず指定のタイミングまでに支払いをするようにしましょう。
返済の意志がないと判断されると、今後もカードローンを利用再開できる日は訪れない可能性が高いです。
もしも無事利用を再開できたら、今後は延滞や支払いの遅れがないよう、注意してカードローンを利用しましょう。
まとめ
今回は、カードローンが使えなくなった原因や対処法について解説しました。
最後に、記事の要点を3点にまとめます。
- カードローンは、延滞や暗証番号の入力間違えなどで使えなくなるケースがある
- ローンカードのみ利用できない場合は、カードの磁気不良やATMのメンテナンス・取り扱い停止時間の可能性あり
- 現在利用停止になっている場合は、利用再開のために、カードローンのサポートセンターで相談したり、カードの再発行をしたりする必要がある
今回の解説を参考に原因を見つけたら、正しい手続きをしてカードローンの利用再開を目指してみてください。