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知っておきたいカードローンの契約と保証人の関係!

カードローンに保証人は必要

お金を借りるために「保証人が必要なのでは?」と考える方もいらっしゃいます。

保証人を探すのも大変ですし、家族や友人にお願いするのも気が引けるものです。

「カードローンに保証人は必要なの?」

「そもそも保証人ってどんな制度なの?」

と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで当記事はカードローンに保証人は必要なのか、保証人とはどのような制度なのか、保証人なしで利用できるカードローンはどこなのか、などを紹介します。

この記事を読めば、保証人の仕組みを深く理解でき、保証人なしでお金を借りられるカードローンを選べるようになるでしょう。

カードローンの利用を検討している方や、保証人の仕組みを知りたい方は参考にしてください。

保証人の制度は、保証人と連帯保証人がある

保証人制度は次の2つに大別できます。

  • 保証人
  • 連帯保証人

両者は似ているように感じられますが、内容は全く別物。

実は世間一般で言う「保証人」は「連帯保証人」を指すことがほとんどです。

大まかにそれぞれの特徴をまとめると次のとおりとなります。

保証人 債務者(お金を借りた人)が返済できないときに返済の義務を負う人
連帯保証人 債務者と同様に、債権者(お金を貸した人)から請求されれば支払う義務を負う人

例えば債権者が保証人に「返済の支払いをお願いします」と言ってきても「まずは債務者に請求してください」と主張できます。

しかし連帯保証人は、債権者に「支払ってください」と言われれば、それを拒否できません。

つまり保証人よりも、連帯保証人の方がさらに重い責任を負うことになります。

いずれにしても、保証人・連帯保証人は返済の義務を負うリスクがあるため、なりたがる人はほとんどいません。

「ちょっとだけお金を借りたいのに、保証人を探すのは大変」といった事態も起こりうるでしょう。

しかし安心してください。消費者金融や銀行のカードローンは保証人不要で申込むことができます!

次はどうしてカードローンの申込には保証人が不要なのかを解説していきましょう。

カードローンの申込に保証人が必要ない4つの理由

カードローンには保証人が必要ないのは次の4つの理由があるからです。

  • カードローン会社は申込者の返済能力を見てお金を貸す
  • 保証会社の保証がある
  • 保証人があると審査が煩雑になる
  • カードローンのような小口融資は貸し倒れ金額がそこまで大きくない

それでは各理由の詳細をみていきましょう。

カードローン会社は申込者の返済能力を見てお金を貸す

カードローンは、申込者の「信用」を見極めてお金の貸付を行っています。

審査の過程で「この人の返済能力はこれくらいだから、最大〇〇万円までならちゃんと返済ができるだろう」と判断し、契約。

担保・保証人といった、申込者自身とは関係の無い要素はチェックしていません。

チェックされる返済能力の一例は次の3つの要素が挙げられます。

  • ローン返済歴(延滞や踏み倒しが無いかなど)
  • クレジットカードの利用歴(支払いに問題がないかなど)
  • 他社借入状況(他社借入が多いほど不利)

初めてカードローンに申し込む場合だと、返済実績を持っていないため、最初は借入額が少なめに設定される傾向にあります。

保証会社の保証がある

銀行カードローンはグループ会社の消費者金融や信販会社などの「保証会社」の保証が受けられる人を対象にサービスを提供しています。

保証会社は万が一債務者が返済できなかった際に、債務者に変わって保証会社が銀行にお金を支払うために存在。

返済できず、保証会社が代わりに銀行に支払うことを「代位弁済」といい、債務者は今後、保証会社に返済していく形となります。

このように、銀行カードローンは、申込者が保証人を立てなくても、あまり大きな損失を被ることはありません。なので保証人不要で利用できます。

なお代表的な銀行カードローン4社の保証会社をまとめると次の表のとおりとなります。

金融機関 保証会社
みずほ銀行カードローン (株)オリエントコーポレーション
三菱UFJ銀行カードローン アコム(株)
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
楽天銀行スーパーローン 楽天株式会社

では消費者金融カードローンはどうかというと、こちらは保証会社を立てず、消費者金融自身がリスクをとって、債務者に貸付。

保証人不要のリスクはあるものの、申込者からすれば、より気軽に利用できるというわけです。

保証人があると審査が煩雑になる

カードローンは「すぐにお金が必要な人」を対象に展開されているサービスです。

実際、消費者金融カードローンは最短即日融資で提供されています。それだけ早く融資するためには、いかに審査時間を短くできるかが鍵。

つまり、保証人を必要とするカードローンだと、申込者本人に加えて保証人の審査まで行う必要があり、余計な手間と時間がかかってしまいます。

審査は個人信用情報の照会を始め、勤務先への在籍確認など、やらなくてはならないことがたくさん。

保証人を必要とすれば、審査が煩雑になり、融資までの時間が伸びてしまうのを避けているわけです。

カードローンのような小口融資は貸し倒れ金額がそこまで大きくない

保証人が必要な融資…例えば住宅ローンや自動車ローンは融資額が高額になりやすいため「貸し倒れ」によるダメージが大きくなりがち。

そのため、万が一の貸し倒れに備えて保証人を立てる必要があるというわけです。

一方のカードローンは、多くの人が初回10万円程度からスタートと、小口融資をメインに提供されています。

そのため貸し倒れによるダメージが少ないですし、そもそも事前の審査で貸し倒れの可能性がある人とは契約していません。

保証人が必要ないのにもしっかりとした理由があったんですね

ただ保証人が必要なくても審査は必要だからね、簡単にお金が借りれるってわけじゃないことは忘れないように!

保証人なしでお金を借りる2つのメリット

保証人不要でお金を借りることはメリットがあります。

具体的には次の2点です。

  • お金が必要になったらすぐに借りられる
  • 周囲に知られることがない

それでは各メリットの詳細をみていきましょう。

お金が必要になったらすぐに借りられる

消費者金融のカードローンは即日融資に対応しているため、お金が必要になったとき、すぐに借りられます。

また、一度カードを作れば、あとはいつでも自由に借入・返済ができるのもメリットです。

今は各カードローンがコンビニATMと提携しているので、24時間いつでも借りられるのも大きなポイント!

銀行カードローンも、即日融資には対応していないものの、契約後は借りたいときにいつでも借りられる環境を整えています。

このように、カードローンは手軽に借りられる利便性の高さこそ魅力で、少額の借入を希望する人にとってこの上なく心強いサービスといえるでしょう。

周囲に知られることがない

保証人を立てる必要がないので、周囲の人たちに頼ることなく利用できます。つまりバレるリスクがほとんどないということ。

家族や配偶者、友人などに内緒でお金を借りたいケースはたくさんありますよね。そんなときもカードローンが頼りになります。

初めてのカードローンはこう選べ!初心者に向けて一から解説

保証人なしでお金を借りる2つのデメリット

保証人なしでお金を借りるのはメリットばかりではありません。デメリットもあります。

このデメリットを理解しておかないと、利用していて「こんなはずじゃなかったのに…」となってしまう恐れも。

具体的なデメリットとして次の2点が挙げられます。

  • 金利が高くなる傾向がある
  • 返済が難しくなったとき、周囲に助けを求めにくい

それでは各デメリットの詳細をみていきましょう。

金利が高くなる傾向がある

保証人なしで借りられるカードローンは金利が高めに設定されています。借入限度額が大きくないのも保証人なしで借りられるがゆえ。

借りるお金は少なくても、金利が高ければその分だけ利息が大きくなり、長期借入による返済の負担が大きくなっていきます。

大手の平均金利を簡単にまとめると…

  • 消費者金融:18.0%
  • 銀行:14.5%

各社で設定金利が異なりますが、おおむねこれくらいの金利が適用されることを覚えておきましょう。

なお保証人が必要な目的別ローンだと…

  • 住宅ローン:0.5%
  • 自動車ローン:3.0%
  • 教育ローン:2.0%

といった具合です。

カードローンは手軽に利用できる一方で、金利が高いため、借入が長期化しないよう、計画的な利用を心がけたいところですね。

返済が難しくなったとき、周囲に助けを求めにくい

周囲に知られることなく借りられるのはメリットですが、内緒にしているからこそ、返済が厳しくなっても助けを求めにくいのはデメリットとなりうるでしょう。

「実は借金をしていて…」
「返済が厳しくて…」

と打ち明けるのに勇気がいりますし、返済のためにお金を借りて、そこから人間関係が崩れるのも避けたいですよね。

保証人は誰でもなれるわけではない

保証人なしで利用できるカードローンのメリット・デメリットを紹介してきましたが、保証人を立てるのも一苦労だったりします。

保証人は契約者が返済不能になった際、代わりに支払わなくてはなりません。つまり相応の返済能力をもっていることが前提条件ということに。

そのため、低年収だったり、アルバイトやパートといった雇用形態の方は保証人として認められないケースも珍しくありません。

覚えておきたいカードローンで保証人が必要になる2つのケース!

基本的にカードローンは保証人不要で申し込めますが、条件によって必要となることもあります。

具体的には次の2つ。

  • 主婦がキャッシングを行う場合
  • 銀行の多目的ローンなどを利用する場合

「保証人不要で申し込めるんじゃないの?」と慌てることがないよう、ここからは各ケースの解説をしていきましょう。

主婦がキャッシングを行う場合

自身が収入を持たない主婦(主夫)は「配偶者貸付制度」に対応するカードローンを選ぶ必要があります。

これは配偶者の収入を信用して、主婦でも申込める制度です。

当然、収入源となる配偶者が承諾しないと契約が成り立たないので、夫(妻)の承諾が不可欠。

厳密には、保証人とは異なりますが、似たようなものですね。

「主婦(主夫)だけれど、配偶者には内緒で借りたい!」

といった使い方はできないので覚えておきましょう。

銀行の多目的ローンなどを利用する場合

銀行の多目的ローン(用途自由)の中には保証人が必要になる商品もあるので注意してください。

銀行によって保証人不要で申し込めるものと、保証人必須なものがあるので、事前に内容を確認しておく必要があります。

保証人なしで借入できるおすすめのカードローン3選!

ここからは保証人なしで借入できるカードローンを紹介します。

選んだポイントは次の3点です。

  • 申込から融資までのスピードが早い
  • 借入から返済までの方法が多数ある
  • ネットで簡単に申込める

それでは各カードローンについて解説しましょう。

アコム

国内最大規模を誇る、大手消費者金融アコムは保証人不要で申し込めます。

自動契約機(むじんくん)の設置箇所が多く、全国各地に店舗展開しているので利用のしやすさはトップクラス!

また、初めて申し込む人を対象に、30日間の無利息サービスを提供しているのも大きな特徴のひとつと言えるでしょう。

もちろん即日融資に対応しているため、急ぎでお金を借りたい人にもピッタリです。

アコムの基本情報をまとめると次の表のとおりとなります。

分類 消費者金融
実質年率 3.0%~18.0%
利用限度額 800万円
審査時間 最短30分
即日融資 可能
無利息期間 あり
公式サイトはこちら

プロミス

プロミスはカードレスキャッシングに対応しています。

従来のように、カードを発行しなくても、専用スマホアプリがあればセブン銀行ATMでいつでも自由に借入・返済が可能!

また他の大手消費者金融よりも若干金利が優遇されていて、最大金利17.8%で利用できるのがポイントとなります。

プロミスもはじめての人を対象とした30日間の無利息期間を設けているので、短期間で返済できるなら利息を気にせずに借入可能です。

プロミスの基本情報をまとめると次の表のとおりとなります。

分類 消費者金融
実質年率 4.5%~17.8%
利用限度額 500万円
審査時間 最短3分
※申込み時間や審査により希望に添えない場合あり
即日融資 可能
無利息期間 あり
公式サイトはこちら

SMBCモビット

SMBCモビットはweb完結申込に対応していて、郵送物なし、カードなしで利用できる消費者金融カードローンです。

原則電話連絡なしで在籍確認OKなので、周囲の人たちにバレることなくカードローンを利用したい人にピッタリ。

またwebからの申込なら融資までの時間もスピーディー。最短で即日融資に対応しているため、お金が必要になったとき、すぐに借りられます。

ただし他の大手消費者金融とは異なり、無利息期間が提供されていない点だけ注意を。

SMBCモビットの基本情報をまとめると次の表のとおりとなります。

分類 消費者金融カードローン
実質年率 3.0%~18.0%
利用限度額 800万円
審査時間 10秒簡易審査
即日融資 可能※
無利息期間 なし

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

詳細はこちら

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まとめ

今回はカードローンの保証人の有無や、保証人の仕組みなどを紹介しました。

ポイントをおさらいしましょう。

  • 保証人は「保証人」と「連帯保証人」の2種類があり、世間一般でいう保証人は連帯保証人を指す
  • 消費者金融や銀行のカードローンは原則保証人不要で申し込める
  • 保証人不要のカードローンは手軽に申し込める反面、金利が高く、限度額が低い傾向にある

以上3点が本記事の要点として挙げられます。

「お金を借りたいけれど、保証人って必要なのかな」

「保証人を用意できないとお金を借りられないの?」

といった人は、この記事を参考にして保証人不要でお金を借りられるカードローンを検討してみましょう。