急に予定外の出費が生じたが手持ちのお金が足りない…このような緊急事態に非常に役に立つのがカードローンです。
銀行や消費者金融などカードローンはたくさんありますが、その中でもおすすめなのがアコムのカードローンです。
「は・じ・め・て・の・アコム」
というコマーシャルでご存知の人も多いでしょう。
スピーディな審査で即日融資にも対応、更には無利息キャッシングサービスもあり、利用者の借入れニーズに沿ったカードローンです。
ただ融資を受けるためには審査をクリアしなければなりません。今回は、アコムの審査の流れや内容について詳しく解説していきますので申込み前にチェックしてみてください。
審査に落ちるか不安な人は自分の条件での借入れが可能かどうかの確認もどうぞ。
目次
アコムの審査に通るための最低基準
実質年率 | 3.0~18.0% |
---|---|
利用限度額 | 800万円まで |
審査時間 | 最短30分 |
申込条件 | 18歳以上で安定した収入のあるアコムの基準を満たした人 |
アコムに限ったことではないですが、借入れにはそれぞれの会社独自の審査基準を設けています。(ただしその基準は一般には公開されていません。)
ですから細かな条件はわかりませんが、必要最低限の条件があります。まずは以下の条件を満たしているかどうかはチェックしておきましょう。
アコムの申込み条件
アコムの公式サイトでは申込み条件が明記されています。
- 18歳~69歳である
- 安定した収入があり返済能力を有する
ちなみに安定した収入があれば、パートやアルバイトなど非正規雇用の方でも申込み可能となっています。
無職の場合はもちろんのこと、自分名義の所得の一切ない専業主婦の方は申込み条件には合わないので注意しましょう。
パートタイマーでも仕事をしていれば、主婦でも申込みできるようになります。学生の場合でも18歳以上でアルバイトをしていれば、申込みできます。
学生 | 20以下 | 20以上 |
---|---|---|
収入あり | × | ○ |
収入なし | × | × |
信用情報の事故記録
アコムでは審査では、信用情報機関で照会を行います。
信用情報機関では
- ローン・クレジットカード契約内容
- 支払い状況
などを記録・管理しています。もし信用情報に問題があれば、審査に落ちる可能性が出てきます。
その情報の中でも特に注意しなければならないのが事故記録です。これは「ブラックリスト」「ブラック情報」と紹介されることもありますが、過去のローンやクレジットカードの支払いでトラブルを起こすと登録されます。
具体的には
- 2~3か月以上にわたる長期延滞
- 債務整理
- 強制解約
- 代位弁済
などを行った場合です。
一度、事故情報が登録されると5~7年記載が残ります。もし心配であれば信用情報を閲覧できるので、事故情報がないか確認の上で申込むのがいいでしょう。
携帯料金の滞納も料金に端末代を含んでいると記録されるので注意しないといけないよ。
アコムの審査の流れ「申込み」から「借入れ」まで
申込み条件がクリアしていれば、大まかな審査の流れを確認しましょう。
一般的な審査の流れ
- 申込
- 仮審査
- 必要書類の確認
- 本審査
- 在籍確認
- ローンカードの発行(借入れ)
それぞれの過程において注意すべきポイントについて、以下で詳しく見ていきます。
ポイントを抑えて審査通過率をアップしましょう。
借入れの申込み方法は多彩
アコムではさまざまな申込み方法をラインナップしていて、自分に合った方法を選択できます。
- スマホ・ケータイ
- パソコン
- 電話
- 店頭
- 郵送
の5つの方法があります。
スマホ・ケータイ・パソコンからの審査申込みであれば、来店する必要は一切ありません。しかも24時間好きなときにいつでも申込めるのは魅力。
スマホから申込みをする場合には、専用アプリをダウンロードすると審査がよりスムーズに進みます。
ネット環境がない場合には、電話で申込みをする方法もあります。電話も24時間・365日受け付けています。
オペレーターに確認しながら手続きを進められます。アコムが近くにあれば、こちらで申込む方法もあります。対面方式で質問・相談しながら手続きを進められるので、カードローン初心者の方におすすめ。
店舗がなくても自動契約機むじんくんがあれば、こちらで手続きをすることも可能。
「近くにアコムがない」「電話やWeb申込も面倒そう」「即日融資でなくても大丈夫」というのであれば郵送という方法もあります。電話で連絡すると申込書類が送られるので、必要事項を記入して返送する形です。融資までにかなり時間がかかるのであまりおすすめではありません。
仮審査
アコムに申込みが完了すると、融資可能かどうかの仮審査が行われます。アコムに限らず多くのカードローンでは、仮審査と本審査の2段階で判断しています。
アコムの仮審査では、スコアリングによって審査を行います。スコアリングとは申込書に書かれている内容を基にして点数を付けます。過去の利用者のデータベースから属性を分類しています。
- 返済能力・信用度の高い人…高い点数
- 返済能力・信用度の低い人…低い点数
が付けられます。
すべての項目について点数をつけ、合計ポイントを算出します。このポイントがアコムの設定する基準を超えていれば、仮審査は通過となります。コンピューターで行いますので審査に甘い・厳しいなどはなくスピーディに結果は出ます。
必要書類の確認
アコムの審査では必要書類の提出も求められます。まず誰もが必要なのは本人確認書類です。
本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
など公的な機関の発行した書類を一つ準備します。中には本人確認書類に顔写真が記載されていない、書類に書かれている住所と現住所が異なるケースもあるでしょう。その場合には本人確認書類に加え下記の書類が必要となります。
- 住民票
- 公共料金の領収書
- 納税証明書
のいずれか一つ、発行されてから6ヶ月以内のものも併せて提出します。ちなみに「公共料金の領収書」ですが携帯電話のものは認められていないので注意してください。
収入証明書が必要になる場合があります。
- 50万円を超える借り入れを希望する
- 他社借り入れがあり、アコムの借入額が50万円未満でも合計金額が100万円を超える
収入証明書
- サラリーマンなどの給与所得者…給与明細・源泉徴収票
- 自営業者・フリーランス…確定申告書の控え・納税証明書
アプリで申込む場合、上で紹介した書類を写真撮影し画像データを提出すればOKです。コピーなどを郵送する必要はありません。
ただし、画像で内容が確認できるかチェックしましょう。ぼやけていたり必要な部分がかけていると再送が必要となりそれだけ審査に時間がかかってしまいます。
本審査
仮審査を無事に通過して必要書類を提出を完了すると本審査が行われます。仮審査はコンピューターによる自動システムでしたが、本審査は人間によって行われます。
本審査では申込み内容と本人確認書類の両方を確認します。そして情報に違いがないかをチェックしていきます。
もし申込み内容(住所や電話番号など)に間違いがあると審査落ちる可能性があります。
- わざと間違えている(嘘の申告)
- ただの誤字・脱字
この判断は審査する側にはわかりません。申込み内容は必ず再確認し、誤字・脱字がないか確かめましょう。
あとは誤字・脱字で審査に落ちるなんてもったいないミスは絶対にしないようにね。急いでいる人は特に気をつけよう
在籍確認
アコムの審査の最後の工程として在籍確認があります。
在籍確認とは、申込書に書かれている職場に電話連絡を入れ、勤務実態があるかどうか確認すします。収入を得ているかどうかチェックするためにも欠かさない項目です。
アコムから連絡が来れば会社や同僚にバレてしまうのでは?
と心配になる人もいるでしょう。
しかし心配は無用です。オペレーターの個人名でかけてきてますので、アコムとは名乗ることはありません。
「△△と申しますが、〇〇さんいらっしゃいますか?」
と聞くだけです。これでカードローンからの在籍確認ということを気づかれることはまずないはずです。
本人が電話に出なくても「ちょっと席を外しておりますが…」と別の人に言われれば、そのオフィスで働いていることは明白です。
でももし自分が確実に電話を受けたければ、申込書に電話に出られる時間帯を記入しておくとそのタイミングで連絡を入れてくれます。
でもクレジットカードでも在籍確認はあるから、そこまで心配しなくてもいいんじゃないかな
どうしても職場の同僚や家族にバレたくない人は「アコムの在籍確認は職場にバレません!電話回避方法」を読んでリスク回避を。
https://shifit.co.jp/moneyland/company/5077.html
ローンカードの発行
審査の結果、融資可能と判断されれば、ローンカードの発行となります。郵送のほかにも店舗や自動契約機むじんくんで発行してもらうことも可能です。
店舗や自動契約機むじんくんであればその場でローンカードが発行してもらえ、そのカードを使ってすぐにATMからキャッシングできます。
ちなみに即日融資を希望であれば、自分の口座に振り込んでもらう方法もおすすめです。ただしこの場合、銀行の営業時間である午後3時までに振込実行されないと即日は不可能となりますのご注意ください。
確実性を高めるのであれば、審査や振り込みの事務手続きを考え、昼頃までには申込みを完了することをおすすめします。
アコムに申込むと審査結果が電話もしくはメールで通知されます。審査結果が出るまでの時間ですが、アコムの公式サイトによると最短30分となっています。あくまでも最短ですから、どのケースでも30分後に連絡が来るとは限りません。
アコムを利用したことのある人の審査に関する口コミは多数投稿されています。その意見を総合すると、平均してだいたい申込みから1時間後には審査結果が出たという人が多くなっています。
しかし、中には1日後・2日後という返答も時折みられました。これは休日・深夜・早朝などに申込んだことが原因のようです。
平日の日中であれば、1時間前後で審査結果の出る可能性が高いと思っていいでしょう。
アコムの審査に落ちたくない!審査通過の確率を上げる5つのポイント
アコムに借入れを申込んでみたいけれど、審査に通るかどうか不安だという人もいるでしょう。初めての借入れの場合はなおさらです。
アコムの審査に落ちてしまう理由や原因、また審査に通過するためのコツを解説しますので参考にしてみてください。
- 年収
- 雇用形態
- 勤続年数
- 他社借り入れ件数
- 短期間でカードローン申込み件数
それぞれについて詳しく見ていきますね。
年収
収入が多ければ多いほど、審査クリアできる可能性は高まります。
返済能力=収入
ただし年収の多少よりは、安定した収入があるかどうかのほうが重視されます。パートやアルバイトでも長期勤務していて、月1回所得があれば、審査通過も十分可能なので自信を持って申し込んでください。「年収いくら以上」という明確な基準もありません。
総量規制に気をつける
借入れの際に注意したいのが、総量規制です。総量規制は貸金業法の中の一つで、その人の年収の1/3を超えて融資ができないというものです。
年収 | 借入可能額 |
---|---|
30万円 | 10万円 |
120万円 | 40万円 |
300万円 | 100万円 |
年収300万円の人には、どんなに信用があっても貸し付けることのできる金額は100万円までとなります。
申込む際に借入希望額を選択できますが、総量規制を超える希望額にしてしまうと審査落ちの原因になりかねません。本当に必要な借入額はいくらかを考えて希望額を決めましょう。
雇用形態
年収面でも少し紹介したように、安定した収入は審査の中で重視されます。そこで雇用形態も重要なポイントとなります。
審査通る可能性が高いのは、給与所得者となっており、単発の仕事でいくら多く稼いでいても審査に落ちる可能性は高くなります。
正規雇用の社員
毎月一度給料が支払われますし、解雇されるリスクも非正規雇用と比較すると低くなります。今後、安定した収入を長い期間得られる可能性が高いので、審査通過しやすいわけです。
正社員でも勤め先で、評価も変わってきます。中小企業よりは大企業・有名企業のほうが審査に有利になります。
中でも最強スペックなのは公務員です。給与所得者ですし、まず勤務先が破たんすることもない、さらに解雇の危険性も低いからです。
非正規雇用(パート・アルバイト・派遣社員)
正社員と比較すると審査は少し不利になります。あくまで「正社員と比べると」ということなので非正規雇用でも十分審査通過は可能です。実際にパートやアルバイトでアコムの利用者もたくさんいます。
自営業者やフリーランス
給料制でないため、安定した収入をクリアできないのがマイナス評価になります。ただし、現在の事業を長く続けていれば、安定した所得を得ていると評価され、審査に通る可能性も高まります。
勤続年数
安定した収入が条件のため、現在の職場で長く働き続けているかどうかも重要なポイントです。
正社員の場合、現在の職場で1年以上勤務していれば、安定した収入が得られていると評価してもらえるでしょう。逆に正社員として勤務していても、勤続年数が半年以下だとマイナスポイントになりかねません。(審査に必ず落ちるということではありません)
勤続年数が短くい人は、借入金額を少なめに設定されることが多いです。
終身雇用・年功序列が崩れつつある日本では転職する人は増加しています。もし転職を検討しているのなら、転職する前にアコムに申込むことをおすすめします。そうすれば、より長い勤続年数で審査を受けられるので、転職直後の審査より有利になります。
他社借入れ件数
もしすでにほかのカードローンの利用があれば、借入れ件数も審査の対象になります。基本的に件数が多ければ多いほど、審査落ちするリスクも高まります。他社借り入れが多ければ、アコムの融資したお金がほかのところの返済に回される危険が高いと判断されるからです。
「結局自分のところへ返済するお金を用意できないのでは?」と懸念され審査に落とされてします。もし他社借入れがル状態で、アコムに申込むのであれば、完済できるものは完済して件数を減らすことをおすすめします。3件を超える借入れがあると、審査ではかなり不利になります。
短期間でカードローン申込み件数
信用情報の中でも事故情報・ブラック情報はほぼ審査落ちの対象になると説明しましたが、そのほかにもう一つ気を付けておきたいのが、申込みブラックです。
信用情報には、皆さんが過去半年間でどのローンに申込んだかの記録も残ります。もし短期間で複数のカードローンに立て続けに申込んでいれば、「よほどお金に困っている人」と見られるわけです。申込みブラックという判断を受けて審査落ちになりかねません。特に直近1~2か月で4社以上の消費者金融に申込んでいる場合には、注意が必要です。
アコムの審査まとめ
アコムの審査は最短30分・平均でも1時間前後で結果が出るスピーディなものであることを紹介してきました。
フリーターやパートでも融資を行った実績がいくつもあり、急な出費で持ち合わせのない時などには非常に便利なサービスといえます。
ただし誰もがお金を借りられるわけではないのがカードローンです。アコムにも例外なく審査があり、決して甘いものではありません。
審査に落ちないように下記のポイントをクリアしているか判断してから申し込むようにしましょう。
- 18歳~69歳で安定した収入がある
- 信用情報の事故記録
- 他社借入れ数、連続申込み数
アコムには3秒診断というサービスがあります。
文字通り僅か数項目入力すると3秒で借入れできるか判断してくれる簡易審査があるので、まずは公式サイトの「3秒診断」からご利用ください。