卒業旅行や免許の取得などをしたいけど、バイト代だけではお金が足らないとき、一時的にまとまったお金が必要になった経験ありませんか?
親の協力を得ることができればいいですが、自分の力でなんとかしたいという時には、学生ローンに頼るのも1つの方法です。そこで今回ご紹介するのは、学生ローンの「マルイ」です。
ここでは、お金の融資を受けたことのない初心者の方でも分かるように「マルイ」の学生ローンについてご案内します。
目次
学生ローンのマルイとは
学生ローンの「マルイ」は、JR高田馬場駅から徒歩1分のところにある金融会社です。ファッションビルや商業施設で有名な「OIOI」とは全く関係ありません。
お金の使いみちは、学費である必要はなく個人の自由とするケースが多いですが、ギャンブルなどの目的では審査に通りませんので注意してください。
お金を借りる金融サービスに対して、あまり印象が良くないイメージを持っている学生さんもいるでしょう。でも安心してください。マルイは「貸金業登録番号」が交付された正規の金融機関です。
厳しい審査基準をクリアしなければ「貸金業番号」は交付されません。
学生ローン「マルイ」の特徴
学生ローンのマルイが安心できる会社であることが分かりましたね。しかし、学生だったら誰もが学生ローンを受けられるわけではありません。
融資を受けるには条件があります。その条件をクリアしていないと学生ローンを契約してもらえません。ここではマルイの学生ローンの借入れの条件をご紹介します。
申込条件 | 安定した収入のある学生かマルイの基準を満たす学生(大学生、院生、短大生、専門学生、予備校生など) |
---|---|
貸付年率 | 実質年率15%~17% |
遅延利率 | 実質年率20% |
限度額 | 1~50万円 |
審査時間 | 新規申込の場合、平均30分 |
必要書類 | 学生証のみ |
返済期間 | 3年間 |
返済方式 | 自由返済方式 |
担保・保証人 | 原則不要 |
大手に比べ低金利
大手の消費者金融のカードローンの年利の上限値は18%とするところが多いのです。マルイの年利の最大値は17%なので、他社に比べて低金利と言っていいでしょう。
利息額は年利によって決まるので、低金利の方が返済負担が小さくなります。
店頭での借入・返済もできる
マルイで融資を受ける場合には、
- 銀行振り込み
- 店頭で直接受け取る
どちらかを選ぶことになるので、ご自身の返済しやすいほうを選びましょう。
銀行振り込みなら、全国の銀行やコンビニのATMが対応しています。コンビニはたくさんあり、ATMでお金を下ろしたりするのも一般的になってきているので、学生なら操作に慣れているでしょう。
土曜日:10:00 ~ 15:00
日曜、祝日、第2第4土曜日は休業日
店頭窓口で返済する場合は営業時間に気をつけましょう。マルイは第1第3土曜日も営業しています。平日授業で通えない学生にとっては好都合ですよね。
現在、全国対応はおこなっていない
ホームページから申込みができるので、マルイの学生ローンは全国の学生が利用できるように思えますよね。しかし、実際はそうではありません。
新規契約は、高田馬場の店舗で行うことになっています。そのため、来店できない遠方の学生は、マルイを利用することはできないのです。
しかし、例外的なマルイの利用方法があります。実は、マルイの会員は学校を卒業した後も、学生時代同様の安い年率のまま利用ができるのです。
マルイに直接通えない遠い場所で働くことになっても、会員ならば引き続き利用ができます。
社会に出て、同僚や後輩ができると、飲み会や人付き合いで思わぬ出費をすることがよくあります。そんなときにローンが利用できると便利ですよね。
他社からの借入があっても申込可能
マルイは、他のカードローンの借入れを利用していても融資を申し込むことができます。
実際、申込みフォームには、借入れ件数と金額が入力できます。
申し込むことは可能ですが、審査に受かるかどうかは別の問題です。一般に借入れ件数が多くなればなるほど審査に通りづらくなります。
複数の借入れをしている人は、1社のみの借入れの人に比べて返済する負担が増えてしまうので、貸す側は、本当に返済できるのか不安になるためです。
カードローン全般に言えることですが、安易な借入れは後々自分を苦しめるだけです。
「本当に返済できるのか?」返済計画をしっかり立ててから申込をしましょう。
会員限定のお友達紹介キャンペーン
紹介したお友達がマルイから借入れをしたら、その友達の紹介者には特典が与えられます。特典は2つあり、どちらかを選ぶことができます。
特典① 1人紹介につき、1.2%の金利引き下げ
金利は、返済時の利息額の計算に使われます。金利が下がれば、当然返済金額も減るので、お金を借りる側にとっては嬉しいことですよね。
しかもこれは、複数の友達を紹介しても有効です。2人紹介したら2.4%, 3人紹介したら3.6%といった具合に、融資を受けた友達が増えれば、その分、紹介者の利率が下がるのです。
特典② 最大5000円分のクオカードのプレゼント
紹介した友達の利用額に応じて、最大5000円分のクオカードをもらうことができます。
お友達の利用金額 | クオカードの金額 |
---|---|
10万円以下 | 1000円 |
11万 ~ 30万 | 2000円 |
31万 ~ 40万 | 3000円 |
41万 ~ 49万 | 4000円 |
50万 | 5000円 |
学生ローン「マルイ」の審査基準
学生ローン「マルイ」の申込条件は、安定した収入のある学生となっています。
従って、アルバイトをしている学生が基本的な対象です。
では、「未成年の学生は利用できるのか?」というと、マルイでは未成年の新規申込はできません。これは、未成年者の借入れの場合には、法律上、親の同意が必要になるからだと考えられます。
それでは、学生でバイトをしていればなんとなく利用できそうだなと思えそうですよね。
ここでは、マルイの審査で知っておいた方がいいポイントを紹介します。
申込前に返済シミュレーションしよう
借りたお金は必ず返済しなければなりません。「なんとなく返せるだろう」「バイトの収入があるから大丈夫」と思って安易に借入れをするのは危険です。
後々返済ができなくなりバイトをいくつも掛け持ったりすれば、それこそ本業の学業にも支障がでてくるかもしれません。
そうならないためにも事前にマルイの「返済シミュレーター」で月々の返済額、返済期間を入力して試算を出してみましょう。
審査に必要な書類
マルイの審査で必要な書類は学生証のみでOKで、親の同意は不要です。多くの学生ローンは、学生証、免許証、健康保険証が必要になることがほとんどです。
そのことを考えると、マルイの審査は手間がかかりませんが、学生証以外の身分証(免許証、健康保険証など)を提出すると、より良い条件の融資を受けられる可能性があります。
在籍確認について
基本的に消費者金融でお金を借りる場合、職場の在籍確認が行われます。お金を借りたことが会社にバレないように、会社名ではなく個人名で電話をかけてくれのが一般的です。
では、学生ローンの場合どうかというと、バイトの在籍確認をしないところが多いようです。しかし、絶対にないとは言い切れません。
バイトの収入証明書の確認がとれればそれでOKとなる場合もあれば、新規申し込みの契約時になって、学生さんに不信感をもった場合などは在籍確認をする可能性もあります。
増額はしてもらえる?
限度額の範囲内なら増額の対応は可能です。会員になると、ホームページ上の「会員申込み」から追加で申請することができますので、来店不要の融資も対応可能です。
ただし、延滞や滞納などして信用を下げている場合には対応してもらえないこともあります。これは学生ローンに限らず消費者金融全般にいえることです。
追加融資をお願いしたいケースは、今必要なくても後々でてくるかもしれませんよね。そうなったときスムーズに利用できるよう、返済期日をしっかり守って支払いをしましょう。
学生ローン「マルイ」の即日融資
即日融資とは、審査を受けたその日のうちに借入れを受けることです。「とにかく今すぐお金を借りたい」そんな方にとっては即日融資が可能かどうかは非常に気になるところですね。
ここでは、マルイの即日融資について紹介します。
マルイの審査スピード
申込から融資にかかるまでの時間は、平均30分なので、即日融資が可能になります。
しかし、当日の申込の混み具合によっては、30分以上時間がかかってしまうこともありえます。
来店での申込なら土曜日も即日融資可能
マルイでは、直接来店して融資を受けることができますが、営業時間に左右されます。
しかし、第1第3土曜日は営業しているので、店頭での即日融資が可能です。平日は授業で忙しから来店ができない学生さんにとっては、とてもうれしいことですよね。
振込で即日融資希望の場合、原則として午前中の申込連絡が条件
銀行の振込による即日融資ならば、お店の営業時間は関係ないので柔軟に対応できそうですよね。しかし、振込の場合には、銀行の営業時間が関係してきます。
即日融資を希望する場合には、午前中の申込が理想的です。遅くとも14時くらいまでには申込の連絡をしましょう。これは銀行の営業時間が平日15時までとするところが多いからです。
来店の場合は直接借入れができますが、銀行の振込の場合には、予め銀行の営業日・営業時間を確認しておくと良いでしょう。
学生ローン「マルイ」の返済方法
マルイの返済方法は、融資を受ける時同様に「銀行振り込み」「店舗窓口で直接支払う」のいずれかの方法から選ぶことができます。
お金を支払う方法が分かったら、次は返済に関わるルールをご紹介します。
返済方式
融資を受けたら必ず返済しなければなりません。「借りたお金が10万円だから10万円を返せばいい」と考えるのは間違いです。これだと貸した側に利益がでませんよね。
一般に消費者金融からお金を借りた場合、「借入れ金額(元金)+利息分」を支払わなければなりません。利息分を上乗せした金額を支払うことになるので、返済総額は、借りた金額よりも多くなるのが普通です。
マルイの学生ローンでは「自由返済方式」と呼ばれる方法で、月々の返済額を決めます。
例えば、年率17%で10万円借りた場合、1ヶ月後に支払う利息額を計算してみます。1ヶ月を30日とすると、利息額は約1397円(10万円×0.17÷365×30日)になります。
これが、借入れて最初の1ヶ月目に支払う利息分であり、最低返済額になります。もちろんこれ以上支払っても問題ありません。仮に、11397円返済すれば、借入れ金額の残額は10万円から9万円に減ります。
必ず元金が返済できるように、返済スケジュールを立てましょう。
返済期日
マルイの返済日、返済期限は契約時に自分で設定することができます。自分の借りた金額をしっかり返済できるように無理のない返済期日を設定しましょう。
普通にアルバイトをしていれば、利息分の支払いは問題なくできるはずです。利息に加えて借入れ金額の残額を定期的に減らせるように、余裕を持って返済できる計画を立ててください。
卒業までに全額返済する必要はない
マルイの借入れは、在学中に完済する必要はありません。卒業しても引き続き返済をすることができます。
これは、学生時代はアルバイトで、社会人になったら会社の給料で返済をすることが可能ということです。柔軟な返済プランが立てられるのは、学生さんにとってうれしいことでしょう。
返済は無理をしない計画を立てることが大切です。無理に卒業までに返済をする必要はないのです。
遅延損害金(遅延利率)
月に1回の支払日にちゃんと返済をしていれば何も問題はありません。しかし、決まった期日に支払いをしなかった場合、遅延損害金と呼ばれる罰金が発生します。
この遅延損害金は、延滞した日数に比例して大きくなる延滞料金のようなものです。例えば、借入れ残高が5万円で10日間延滞してしまった場合の遅延損害金は約273円です(マルイの遅延利率20%で計算)。
この金額は、翌月の返済にプラスして支払います。迷惑をかけてしまったペナルティーですから、仕方ありません。
もし、急な用事でどうしても返済日に支払いができないということであれば、事前にマルイに連絡をしましょう。相談をすれば待ってもらえる可能性もあります。
まとめ
学生ローンの「マルイ」についてご紹介しました。
バイト代だけでは足らない状況が学生にだってあるはずです。無理にバイトをたくさんしても本業の学業がおろそかになってしまっては意味がないですよね。そんなときには学生ローンを利用しましょう。
初めて利用するならば、貸金業の認可を受けている「マルイ」をおすすめします。正規の金融期間なので安心して借入れをすることができ、一般的な消費者金融よりも年率が低いのでおすすめです。
しっかりと返済シュミレーションで計画を立てて、無理のない範囲で利用してみてはいかがでしょうか。