学生生活は何かとお金がかかるもの。
学業がメインになるので、アルバイトやパートで稼げる額にも限りがあります。
一時的にお金が必要になることもあるでしょう。
そんなときに頼りになるのが学生ローン。
名前のとおり学生を対象としているので、気軽に利用できるのが魅力。
「学生ローンを考えているけれど、どこを選べば良いのかわからない」
「学生ローンの利用にはどんな条件があるの?借りられるか心配…」
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで当記事はお金が必要な学生に向けて、学生ローンの比較、利用のポイント、審査に通る確率を高める方法などについて紹介していきます。
この記事を読めば、学生ローンのスムーズなキャッシングを実現できます。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
学生はキャッシングを利用できる?
答えは「YES」です。
条件さえクリアすれば、学生でもキャッシングを利用できます。
学生ローンごとに細かい条件が異なりますが、概ね次の2点が挙げられます。
- 18歳以上
- 安定した収入がある
バイトやパートで月々安定した収入を得ているなら問題なく契約できるため、学生さんも安心ですね。
言い換えれば、学生でも18歳未満や、バイトなどで収入を得ていなければキャッシングは利用できません。
学生ローンは意外と多い!9選を紹介!
テレビCMなどの大々的広告を目にすることはほとんど無いので、学生ローンはあまり知名度が高くありません。
しかし意外とたくさんの学生ローンがあるんです。
代表的なものの一例として次の9つが挙げられます。
- フレンド田
- カレッヂ
- アイシーローン
- アミーゴ
- キャンパス
- イー・キャンパス
- マルイ
- トーエイ
- 友林堂
カードローン会社別に比較してみたので、以下の表を参考にしてください。
ローン会社 | 対象者 | 金利 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
フレンド田 |
・大学生、短大生、専門学生、予備校生※高卒以上 ・安定した収入のある人 |
15.0%~17.0% | ||||
カレッヂ |
・日本国籍 ・大学生、短大生、専門学生、予備校生※高卒以上 ・安定した収入のある人 |
17.00% | ||||
アイシーローン |
首都圏在住 在学中※高校生、予備校生不可 安定した収入のある18歳以上 |
10.0%~20.0% | ||||
アミーゴ |
・18歳以上 ・安定した収入と返済能力を有する人 |
14.4%~16.8% | ||||
キャンパス |
・18歳以上 ・安定した収入と返済能力を有する人 |
14.4%~16.8% | ||||
イー・キャンパス |
18歳以上 安定した収入と返済能力を有する人 |
14.5%~16.5% | ||||
マルイ |
・大学生、大学院生、短大生、専門学生、予備校生 ・安定した収入のある人 |
15.0%~17.0% | ||||
トーエイ |
・18歳以上 ・安定した収入と返済能力を有する人 |
15.0%~18.0% | ||||
友林堂 |
・18歳以上 安定した収入と返済能力を有する人 |
12.0%~16.8% | ||||
未成年のキャッシングは基本的にNGなところが多い
上記表を見てもらえば分かるように、学生ローンの多くは「18歳以上」と未成年は申し込めないところがほとんどです。
基本的に学生は18歳以上からキャッシングに申し込める!
学生ローンだけでなく、大手消費者金融のカードローンを見ても、キャッシングはほとんどが基本的に18歳以上から申し込めるようになっています。
あとは安定した収入があるか、が重要です。
18歳以上なら、大きなハードルをひとつクリアできているので、いかにして安定した収入を得られるかが分かれ道になりますね。
親の同意書が必要なカードローンもある
学生の申込みに親の同意書が必要になるカードローンもあります。
親の同意が得られそうにない場合や、内緒で借りたい人は、同意書不要のカードローンを選びましょう。
仕送りは収入にカウントされないので注意!
キャッシングの絶対条件である「安定した収入」はあくまでも自分で稼いだお金が対象です。
学生は審査に通るのか?
学生が審査をパスするには、基本的にアルバイトが必須です。
毎月入ってくる安定収入がなければ審査に通ることはまずありません。
ここからは学生ローンの審査に関する情報をみていきましょう。
審査に通る確率を高める方法
審査に通る確率を高めるには次の3つを意識すると良いでしょう。
- 収入は多い方が良い
- 勤続年数が長い
- 希望額を最低限に留める
それぞれ解説します。
収入が多いと審査に通りやすい
収入が多ければ、それだけ支払能力が高いとみなされるので審査に通りやすくなります。
勤続年数は長いほど有利
バイトやパートの勤続年数が長いと審査で有利に働く可能性が高いです。
安定した収入を得続けている証拠になってくれます。
言い換えれば、単発バイトや短期バイトを繰り返している人はあまり歓迎されません。
希望額は必要最低限に留めておく
「できるだけたくさん借りたほうが、万が一のときに助かるから」
と借りられるだけ借りようと考えている人もいるかもしれません。
なぜ落ちる?審査に落ちる原因とは?
次は学生ローンの審査に落ちてしまう主な原因を3つ紹介しましょう。
- 条件を満たしていない
- 他社借入がある
- 金融事故を起こしたことがある
これらに当てはまるものがあれば、改善するように心がけたいものです。
それでは内容をみていきます。
条件を満たしているか、入念な確認を
学生なら誰でも申し込める!というわけではありません。
最低限「学生であること+安定した収入があること」はクリアしなくては、まず審査に通ることはないでしょう。
また、大学生や専門学生はOKでも、予備校生はNGなところもあります。
申込み前に条件を入念に確認するように心がけてください。
他社借入があると審査落ちの原因に
すでに学生ローンや消費者金融カードローンなどでお金を借りていると審査に落ちやすくなります。
複数の借金がある人はかなり厳しいでしょう。
もしすでに借入があるなら、完済してから申し込むか、学生ローンを諦めてすでに利用しているところから追加借入するか、を検討するように。
延滞や踏み倒しなど金融事故があると厳しい
キャッシングだけに限らず、クレジットカードなどの支払いを延滞・踏み倒したことがある人は、ほぼ審査に通らないものと考えましょう。
これらは「金融事故情報」として扱われ、「信用情報機関」に記録されます。
学生ローン業者はこれを参照できるため、内緒にしているつもりでもバレることに!これを「ブラックリスト」と表現します。
学生はいくらまで借りられるのか?
学業がメインの学生は、たくさんのお金を借りるのが難しいです。
実際、ほとんどの学生ローンが上限額を50万円程度に設定しています。
これ以上の借入はほぼ不可能。
そもそも貸金業法の「総量規制」によって、年収の3分の1までしか借入できない、というルールが存在していて、学生ローンはこれに該当します。
例えばバイトで年収90万円稼いでいるなら、3分の1の30万円が借入できる上限額。
年収を増やさない限り、これ以上の借入はできません。
仮に限度額100万円の学生ローンがあっても、100万円借りるには最低でも年収300万円を稼ぐ必要があります。
クレジットカードでキャッシングする場合は何か違いがあるの?
実はさほど違いはありません。
なので、すでにクレジットカードを持っていて、キャッシング枠があるなら、そちらで借入しても特に不自由は感じないでしょう。
ただ大きな違いとして次の2点が挙げられます。
- 金利
- 借入額
まず金利ですが、学生ローンの上限金利相場は17%前後。
それに比べてクレジットカードのキャッシングはほぼ18%が適用されます。
学生ローンのほうが低金利で借りられますね。ちなみに大手消費者金融カードローンもほぼ18%が上限金利。
学生ローンは数あるキャッシングの中でも低金利が魅力なんです。
また借入額も、クレジットカードのキャッシングだと10万円くらいが関の山。
学生ローンも高額融資は厳しいですが、50万円を限度額としているところがほとんどなので、より多く借りられるチャンスがあります。
学生ローンを借りる際に注意すべき3つの点
学生ローンを検討している人に覚えておいてほしい、借りる際に注意すべきポイントを3つ紹介します。
- 無理のない返済計画を立ててから借りる
- 金利を比較してから借りる
- 返せる範囲で借りる
それでは詳しく内容をみていきましょう。
返済計画は入念に!
借りたお金は当然返さなくてはなりません。
しかも利息つきで。
いくら借りたら、毎月どれくらい支払って、いつごろに完済できるのか。
トータルの支払額はいくらになるのか、を考えましょう。
ネットの返済シミュレーションを使えば簡単にこれらをチェックできます。
申込み前に実施し、必ず無理のない返済計画を立ててから借りるように!
金利の比較を忘れずに!
各学生ローンで設定される金利に違いがあります。
注目すべきは「上限金利」です。
例えば学生ローン「アミーゴ」は14.4%~16.8%の金利が設定されていて、上限金利は「16.8%」の方。
必ず返せる範囲で借りる!
到底返せそうにない金額を借りてしまうと、たどり着き先は自己破産などの債務整理になりかねません。
学生のうちから債務整理をすると、社会人になってからクレジットカードやカードローン、マイカーローン、住宅ローンを組めなくなる可能性が出てきます。
上記した「ブラックリスト」に載ってしまうと本当に苦労することに。
支払いのためにバイトを増やして、そのせいで学業が疎かになるようでは学生失格です。
何のために大学や短大、専門学校に通っているのかを考えてください。
返せる範囲で。これは学生ローンを問わず、お金に関する鉄則です。
まとめ
今回は学生ローンの申込み条件や比較、審査のポイント、注意点などをまとめました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 18歳以上で安定収入のある人が対象
- バイトやパートで収入を得ていないと不可能
- 学生ローンは低金利、低借入額なことが多い
以上3点が挙げられます。
お金に困っている、まとまったお金が必要な学生さんは、この記事を参考にしてあなたに合った学生ローンを探してみてくださいね。
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