「給料日前でお金がピンチ…」
「予期せぬ出費で家計のやりくりが…」
このようなときに活用したいのがカードローン。カードローンを利用するにあたって、後々の返済を考えると低金利のものを選びたいですね。
みずほ銀行カードローンなどの銀行カードローンは低金利なものが多くおすすめ。ここでは、みずほ銀行カードローンの金利と余計な利息を負担することなく返済できるコツについて紹介します。
無理のない返済計画で借入を行いたい人は要チェックですよ!
目次
みずほ銀行カードローンの金利とは?
まず最初に、みずほ銀行カードローンの基本情報を紹介します。
みずほ銀行の金利は2.0~14.0%。どの金利が適用されるかは利用限度額によって変わります。
分類 | 銀行カードローン |
---|---|
実質年率(金利) | 2.0~14.0% |
限度額 | 最大800万円 |
最短審査時間 | 翌営業日 |
遅延損害金 | 19.9% |
他社の金利と比較してみて
みずほ銀行カードローンの金利は先ほど紹介した通り。ところでこの利率が高いのか安いのか、ほかのカードローンの金利と比較してみました。
カードローン | 分類 | 実質年率(金利) |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 銀行 | 2.0~14.0% |
三井住友銀行カードローン | 銀行 | 4.0~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 銀行 | 1.8~14.6% |
オリックス銀行カードローン | 銀行 | 1.7~17.8% |
プロミス | 消費者金融 | 4.5~17.8% |
アコム | 消費者金融 | 3.0~18.0% |
カードローン契約時は、ほとんどの場合上限金利が適用されます。下限金利は利用限度額が大きく、みずほ銀行からの信用を得ている利用者になります。
従って、金利を比較するときには、上限金利で比較をしないと意味がありません。
金利は、消費者金融よりも銀行系の方が一般に低く、主要な銀行カードローンと比較してもみずほ銀行は低金利であることが分かります!
利用限度額は最大800万円
限度額が大きくなれば金利は下がります。しかし、いきなり借入れ限度額800万円の融資枠を確保できないのが普通です。
初回キャッシング時、銀行は利用者を信用していいかどうか判断ができないので、基本的に低めの限度額が設定されます。
これはみずほ銀行に限らず、他の業者も同様です。最初は少ない限度額でスタートし、実績を積んで増枠するのが一般的なのです。
従って、確実に審査クリアを狙うなら、必要最低限の希望限度額で申し込みをするのがオススメです。
利用限度額 | 実質年率(金利) |
---|---|
800万円 | 2.0% |
600万円以上800万円未満 | 4.5% |
500万円以上600万円未満 | 5.0% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
300万円以上400万円未満 | 7.0% |
200万円以上300万円未満 | 9.0% |
100万円以上200万円未満 | 12.0% |
10万円以上100万円未満 | 14.0% |
遅延損害金について
カードローンを利用したら、決められた期日までに規定の金額を支払うのがルール。もし返済日に支払いをしなければ、遅延損害金が発生します。いわゆる延滞金のことで一種のペナルティです。
みずほ銀行カードローンの遅延利率は19.9%で、延滞日数が長くなればなるほど遅延損害金は増えていきます。
余計なコストがかかってしまいますから、返済日までにしっかりお金を返すように心がけましょう。
みずほ銀行カードローンの金利の計算方法
カードローンの金利は利息額を算出するときに利用します。
みずほ銀行カードローンで金利14%で30万円のキャッシングをしたときの利息を求めてみましょう。1ヶ月を30日として計算すると、
30万円 × 0.14 ÷ 365(日)× 30(日)≒ 3452円
になります。みずほ銀行では50万円以下の借入れの場合、毎月の返済額は10,000円と決まっています。この返済額は「借りたお金の返済+利息分」になるので、利息を差し引いた約6500円がローンの返済に充てられるということです。
2回目以降の返済は、借入れ残高が減っていくので、利息額もだんだん減っていきます。
みずほ銀行カードローンの金利を下げる方法
みずほ銀行カードローンは、金融業者の中でも金利が低いです。しかし一定の条件を満たせば、さらに金利を下げることも可能です。
その金利を下げる3つの方法について、以下に紹介します。
住宅ローンと併用で金利を年0.5%引き下げ
マイホームを購入して、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人もいるでしょう。その場合、カードローンを利用するならみずほ銀行がおすすめ。
ただしこの優遇金利が適用されるのは、申し込み時点ですでに住宅ローンを利用している場合のみ。カードローンに申し込んだ後で住宅ローンを組んでも金利引き下げにはなりません。
限度額を増額する
みずほ銀行は利用限度額によって適用金利が決まります。つまり利用限度額が高くなれば、金利もおのずと引き下がります。例えば100万円だった利用限度額を200万円までに引き上げられれば、14.0→12.0%と2%金利が引き下がります。
ただし、利用限度額を上げるためには、それなりの経済力と信用が必要になります。
申込時よりも昇給・昇格で年収があがったら、増枠を相談してみるといいですよ。銀行側も、返済能力の高い人になら、それなりのお金を融資したいと考えます。中小企業でも高収入を得ていれば、利用限度額増額→金利引き下げの可能性はありますよ。
利用実績を積み優良顧客になる
限度額増額するためには高収入を得ることは先に紹介しました。しかし年収アップはそう簡単な話ではないはず。その場合おすすめなのが、実績を積み重ねて増額する方法。
つまり、ルールをしっかり守ってローンが利用できているなら、利用者の信用は上がるのです。そうすれば「この人はお金を貸してもきちんと返してくれる」と銀行は判断します。
延滞や滞納をせずに利用実績を積んでいくことは、クレジットカードやカードローンではとても重要です。カードの利用履歴は個人情報機関に記録が残ります。それは、みずほ銀行だけでなく他の銀行も閲覧ができるのです。
従って、ネガティブな情報のないローンの返済履歴ならば、他の銀行のカードローンの審査にも通りやすくなるのです。
まとめ
いかがでしたか?
みずほ銀行カードローンは、銀行系の中でも低金利(~14.0%)です。
金利が低くなれば余計な利息を払わなくてすみます。そのためには、利用限度額を上げなければなりません。ポイントは2点あります。
- 収入を上げる。
- 延滞・滞納せずきちんと返済してキャッシングの利用実績を積む。
この記事を参考にして、みずほ銀行カードローンの金利をさらに下げて、お得な返済を実現しましょう!