平均時給 | 平均年齢 | 男女比 |
---|---|---|
948円 | 25歳 | 7:3 |
短期バイトの定番でもあるイベントスタッフのアルバイト。コンサートやスポーツイベントなどさまざまなイベント会場でイベントを盛り上げサポートする役割です。イベント終了後の達成感は大きく、好きなアーティストのライブのサポートができたり、有名人に会えるチャンスがあったりするのも働くメリット!土日や長期休暇に働きやすく、また1日から登録できるのも魅力です。
ただ、イベントスタッフと一言でいってもイベントの種類や規模はさまざまですし、実際の仕事内容も多岐にわたります。「自分が思っていたイメージと違った」ということがないよう、応募前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
イベントスタッフのアルバイトとは
イベントの開催期間のみの仕事なので、1日からでも探せます。大学生・フリーターへの募集がメインですが、なかには高校生が応募できるケースもあります。
イベント内容は「コンサートやライブ、野外での音楽フェス」「アイドルイベント」「スポーツの試合やスポーツイベント」「アニメイベント」「メーカーの新作発表会、展示会」「セミナーや講演会」など多種多様です。人気のイベントはバイト募集でも応募が殺到します。
仕事内容もイベントによって異なりますが、大きく「運営スタッフ」と「設営スタッフ」に分かれます。イベントスタッフ=運営スタッフのことで、設営スタッフは別途「イベント設営スタッフ」として募集している場合もありますが、一緒に募集する場合もあるので注意が必要です。
「運営スタッフ」は、チラシの配布、会場内外の案内や誘導、受付、チケットもぎり、グッズ販売やアナウンス、集計作業、会場警備などがあり、どこの担当になるかで仕事内容は大きく変わります。
「設営スタッフ」は、イベント前日や当日の会場の設営や客席の用意、イベント終了後の会場撤去の仕事です。機材を会場に運び込んだり、バラしてトラックに積み込んだり等、力仕事になるので男性比率が高いです。
勤務時間もイベント内容とポジションによって異なりますが、基本はイベント前日もしくは当日の半日〜終日となります。中には短時間のポジションもあるので募集内容を要チェック!
時給はアルバイト平均より高額な場合が多く、日給だと10,000円以上が主体です。交通費や昼食代は別途支給されるものと、総額に含まれているものがあるので、しっかり確認してくださいね。
アルバイト体験談
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バイトをはじめたきっかけ
お金が必要だったので短期のアルバイトを探していました。超短期のアルバイト自体あまり選択肢は多くなかったのですが、その中でもなるべく自分がやってみたいものを選びました。イベントと言ってもいくつか種類があり音楽を聴くのが好きだったのでライブのスタッフをやってみることにしました。もちろんアルバイトなので真面目に働かなくてはいけないとは思いつつも、ライブの雰囲気の中で働けるという事が魅力的だったからです。
身に付いたスキル
イベントスタッフをやっていると会場には色々な人が来ます。お客さんの誘導などをするために人前で大きな声でしゃべる事も必要ですし、場合によっては体を使って誘導もしました。元々極端なあがり症というわけではありませんが人前で大きな声を出す機会は普段あまりなかったので良い経験になりました。大きな声を出すという事は普段の生活の中でもたまにですが役に立っています。
つらかったことや楽しかったこと
やはり体力が必要な仕事だったので後半は体力的に厳しかったです。単純に立っているだけではなく移動しながら大人数を誘導するため疲れます。また大声を出すという事も思いのほか体力を奪っていきます。特に終盤では声が出なくなってくるほどでした。
イベントの会場の雰囲気自体はとてもよくて仕事をしているという感覚ではなかったです。ワクワク感を共有しながら働けるという事はとても楽しかったです。ただし、ライブをじっくり見ることは当然ながらできません。すぐ近くでライブをしているのに見ることができないという点は少しつらかったです。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
イベントスタッフのアルバイトは簡単そうに思えて意外と体力が必要なアルバイトです。ある程度体力に自信がないようならやめておいた方が良いと思います。
またアルバイトの作業内容にもいくつか種類があります。大抵の場合は当日集まった人を適当に割り振ると思いますので希望の仕事ができるとは限りません。特にライブなどのステージが見える範囲で仕事ができるかどうかは運の要素が強いです。イベントをタダで楽しみたいというような考えだと少しがっかりするかもしれません。
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バイトをはじめたきっかけ
大学3年生のときにイベントスタッフのアルバイトを経験しました。当時私は他にレギュラーで働いているバイトがあったんですが、そろそろ就活に本腰を入れないといけないという時期になりそちらを続けるのが難しくなってしまったため、土日や祝日の短期でも入れるバイトを探していたんです。求人情報誌で1日のみでもOKという記述を見つけたのがイベントスタッフで、まったくの未経験で不安はあったもののチャレンジしてみることにしました。
身に付いたスキル
当時住んでいた場所の近くにはよく歌手のライブ等が行われる大きなホールがあって、私が働いたのはそのホールで行われたライブ2回分だけです。そのどちらも物販スタッフに回されました。2回を合わせても数時間程度しか働いていないことになりますが、それでも暗算力は飛躍的にアップしたと思います。もちろん電卓は用意されているんですが、あれだけ人に並ばれるととにかく早く会計を済ませないとという気分になるんですよね。おつりを間違えないことだけに必死になった結果、あの時間はものすごく早く頭をまわせていたと思います。
つらかったことや楽しかったこと
夕方からのライブでも物販はその数時間前から始まっていたので、とにかく暑くて大変でした。扇風機くらいは後ろにおいてくれていましたが、テントの下であっても灼熱地獄という感じで、体力がなければ倒れてしまいそうでした。嬉しかったのはやっぱり1日限りのイベントということで、お客さんのテンションが高くて楽しそうな様子を見られたことでしょうか。もうすぐ大好きな人をみられるって目を輝かせている人たちと接するのはとても楽しかったです。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
一日だけのアルバイトということでなんとかなるだろうと思っていた私でしたが、体力はない方なので正直なところすごくきつかったです。イベント時間自体は短くても、なんだかんだでアルバイトの待機および実働時間は長めになるので、ある程度の体力気力が必要とされます。体力に自信がある人向けのバイトじゃないでしょうか。でも運が良ければ友だちと一緒に応募して同じところで働けることもあるので、イベントの雰囲気を味わいつつワイワイ楽しく働きたい人にはおすすめです!
アサコさんのお仕事体験談(女性)
バイトをはじめたきっかけ
イベントスタッフのアルバイトをしようと思ったきっかけですが、まずイベントスタッフのアルバイトの求人を見かけ、面白そうだと思ったのがきっかけです。私はライブやコンサートなどが好きで、イベントなどのスタッフの仕事を一度やってみたい、と思いました。また、短期でのアルバイトなので、都合なども良かったので、一度やってみることにしました。求人雑誌を見て、応募をしたのが、アルバイトをすることになったきっかけです。
身に付いたスキル
働いて身に着いたスキルは、その日まで何をするか分からないけれど、指示をされた通りに動くということまた、臨機応変さなどです。現場では、社員さんの指示された通りに動かなければならないですし、積極的に自分から動いていくことが求められます。また、イベントでは、いろんな人がいて、それぞれの仕事をしているため、分からないことがあったとしてもすぐに質問をしたりすることが出来ないケースも多いです。このため、自分自身で考えて、そして臨機応変に動くスキルが身に付きました。
つらかったことや楽しかったこと
イベントスタッフの仕事は、とにかく体力仕事なので、そのあたりがとても辛かったです。一日作業を終えると、身体がくたくたになり、身体を動かすのも大変なほど、筋肉痛になりました。体が重く、大変な思いをしました。また、重いものを持たされたりすることも多かったので、力仕事も多く、大変でした。けがなどをするケースもありますので、このあたりも注意をしなければならず、精神的にも気を使いました。楽しかったことは、同じバイトの仲間と話すことが出来たり、イベントを観たりして盛り上がったりするのが楽しかったです。
これからアルバイトしようとしている人へのアドバイス
イベントスタッフに憧れているという方も多いと思いますが、こちらのアルバイトは、非常に体力仕事であり、重いものを運ぶことも多いですので、体力に自信がない、と言う方は、止めておいた方が良いと思います。また現場に着くまでどんな業務内容か分からないので、このあたりも覚悟しておいた方が良いでしょう。しかし、仲間に恵まれれば楽しいですし、イベントを楽しんだりすることもできますので、興味のある方はチャレンジしてみても良いと思います。
履歴書・面接のコツ
大規模なイベントは土日や長期休暇中に集中するので、「土日に働ける」「ゴールデンウイーク、夏休み・冬休みに働ける」かどうか、というのは募集サイドにとって大きな判断ポイント。また、会場の設営・機材搬入などは深夜に行うケースも多いので、「深夜も働ける」ことは有利です。
勤務地も様々ですが自分で選べる場合もあるので、どのエリアで働きたいかを伝えるようにしましょう。交通費が支給されない場合は特に重要です。
イベントスタッフの面接や説明会は、ほとんどの場合「私服OK」です。とはいえ、接客も含まれるバイトなので、見た目に清潔感のある服装を心がけてください。過度なメイクやアクセサリー類は控えましょう。接客スタッフは、カラーリングが不可だったり、当日スーツ着用を求められるイベントもあるので、意識しておいてくださいね。逆に「動きやすい服装」と指示される場合もあります。
イベントによっては、そのイベントを選んだ理由を聞かれることもあります。たとえば「参加ミュージシャンが好き」「前からこのイベントのファンだった」とか、「イベントのテーマに関心がある」等、あなたの関心や積極性をアピールしましょう。
仕事・職場になじむコツ
仕事内容に幅があり、また細かいポジションは当日に知らされることも多いので、柔軟で臨機応変な対応がのぞまれます。当日の指示で動く分、難しい仕事は比較的少なめです。自分がのぞんでいたポジションと異なっても今日1日だからと割り切って、「せっかくの機会だから楽しもう!」という、前向きな考え方がGOOD!
たくさんの人と働くことになるので、最低限のコミュニケーション力はあった方がよいですが、1人でもくもくと頑張ることも可能なので、人付き合いは苦手、という人でも大丈夫。また友達やグループ参加OKな場合もあるので、仲間と一緒にバイトすることも可能です。
イベントは生ものだけに、天候不良などで急な指示や変更が出される場合もあります。動じずに、とまではいかなくても、現場での指示に的確に対応して、トラブル回避につとめましょう。
短期バイトとはいえ、あなたの頑張りが認められると、また別のイベントにも声がかかるようになり、希望するイベントやポジションにも参加しやすくなります。
短期で高収入、そのうえイベントの裏側を体験できる貴重なチャンス!
1日だけでも空いてる日に参加でき、時給が高めなのも魅力ですが、イベントスタッフを続けている人は、それ以上にイベントそのものに興味を持っている人も多いよう。
自分がお金を払って参加していたイベントだと、逆に報酬をもらいながらイベントの裏側を知ることができます。リハーサルを見ることができたり、有名人を見る事ができたりするチャンスがあるのもポイント。
仕事は多岐にわたり、臨機応変な対応が求められます。当日はたいへんなこともある分、頑張ってイベントが大盛況で終わった時の達成感はえも言われぬものがあるようです。その体験はきっとあなたの自信にもつながります。
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