数あるアルバイトの中でも少し特殊なのが農業です。農業と言えば農家さんが頑張っているのですが、どうしても人手が足りないシーズンが出てくるもの。特に農家の高齢化が進んでいる昨今では「アルバイトを雇って頑張りたい!」というところが増えているそうです。
せっかくのゴールデンウィーク。農業を身近に感じられるアルバイトを経験してみるのはとても良いことだと思います。今は農業を考えていない人でも、もしかすると将来的に農業に携わるようになるかもしれませんし、アルバイトを通じて考え方が変わるかもしれませんね。
ゴールデンウィーク中は田植えのピーク!
ゴールデンウィーク中、具体的にどのような農業のアルバイトが出ているのかと言えば「田植え」が圧倒的に多いようです。まさにそのシーズン。
田植えは地方によって随分とタイミングが異なります。例えば沖縄なら3月。九州は3月下旬から4月、品種によっては6月。ゴールデンウィークとピッタリ重なるのが関西や東海、一部関東、東北になるようです。
田植え以外にもピーマン、キュウリ、トマト、枝豆、ナス…と主に夏野菜を中心とした植え付け。アスパラガス、キャベツ、ブロッコリーなどの収穫期もゴールデンウィークに重なります。
気になる仕事内容は?
田んぼや畑に直接出ての作業を行うのはもちろん、収穫、袋詰め、場合によっては出荷のお手伝いをすることになります。
基本的には農家さんの指示に従って仕事をこなしていけばOK。やはり体力が資本となるので体が丈夫な人ほど有利にはなりますが、それだけではない部分があるのも事実。丁寧に、スピーディーに仕事をこなすことができるかは実際にやってみないと分からない部分もあるかもしれませんね。
ゴールデンウィーク時の農業アルバイトのメリット、デメリットは?
メリット
- 住み込みOKの募集が多い(宿泊費や食費、光熱費の節約に)
- やることはシンプルなことが多い。特にスキルがなくても始められる
- 貴重な農業体験をしながらお金が稼げる
- 将来農業に繋がる可能性もある
デメリット
- 体力勝負
- 勤務時間がばらつきやすい
農業アルバイトはどうやって探せば良い?
肝心の農業バイトの探し方ですが、これが少々ハードルが高め。例えば近くに農家さんがいて、チラシや口コミなどでバイトを募集しているのなら直接応募できるのですが、都市部に住んでいるとなかなかそうはいきませんよね。かといって一般的なバイト求人サイトには掲載されていないことが多いのもまた事実。
農業バイトや農業就職に特化したサイトがあるので、一般的な求人サイトと併せて探すのが最も効率良く、確実です。
もしも交通費が出て、住み込みOKの案件があれば県外に出ることも視野に入れておいた方が良いかもしれません。
終わりに
お金を稼ぐ目的であると同時に農業体験ができるのは本当に魅力的だと思います。若い世代の農家が不足していると言われている一方で、若い社会人たちが会社を去って農家に転職するケースも増えています。
農業は私たち人間が生きていく上で絶対に必要な職業。今は農家になるつもりはなくても、将来的に農業に携わる人間になる可能性だって十分考えられるわけです。
それを今のうちから経験できる、あるいは人脈を作ることができる、と考えると価値のあるアルバイトと言えるのではないでしょうか。