レストランや居酒屋、カフェなど、飲食業界でのアルバイトは、とくに学生さんに人気のある選択肢です。
ケースによっては、学生バイトから正社員になり、就職してしまう方もいらっしゃいます。
ぱっと見は「ちゃんとお金を稼ぎながら就職までできたんだから、一石二鳥だ!」とも感じられる就職パターンですが、果たして本当にそうでしょうか?
昨今の飲食業界では、大手の企業に勤める社員が過労死してしまうようなニュースが後を絶ちません。
そのため、飲食業界はブラックだというイメージも強く根付いているようです。
たとえ社員になるつもりはなくとも、従業員が過労死してしまうような環境で、アルバイトをしたいと感じる人は存在しないでしょう。したがって飲食業界でのアルバイト探しでは、ブラックバイトを見抜く嗅覚を身につけることが重要です。
ここでは、ブラックと呼ばれる飲食バイトに隠された見逃せないデメリットと、ブラックバイトを見抜くためのポイントについてお話しします。
飲食業界=ブラック!?ブラックバイトとは!
ここ数年、ブラック企業だけでなくブラックバイトの存在が問題視されています。
正社員としてではなくアルバイトという働き方を選ぶ場合、全ての人に仕事以外に優先するべきもの、やらなければならないことがあるはず。
すべきことを優先しながら、生活に支障をきたさない範囲で労働できるスタイルがアルバイトであるはずなのです。
ところが、バイト先で正社員に匹敵するほどの責任や労働時間を課せられてしまい、学業や家事、育児、場合によっては日常生活にまで支障が出てしまうケースがあります。このようなバイト先がブラックバイトと呼ばれ、注目を集めています。
社会経験のない学生さんを言いくるめて、学業を無視したシフトや残業命令を行ったり、お店のお金の管理を任せたり…。「もう辞めたい!」となっても、店長に無理やり止められ、退職することができなくなるケースもあるのだとか…。
とくに、飲食業界のアルバイトは、ブラックアルバイト率が高いと話題になっています。
現在ブラックバイトに勤めている人はこの機会に他のバイト先を検討してみてはどうでしょうか?
こちらから検索できます。
失敗しないバイト選びのポイントとは
もしも応募を考えているアルバイト先で、すでにバイト経験のある知人がいるのであれば、どんな雰囲気なのかを教えてもらいましょう。
経験者の声は、とっても貴重な情報。働いた事はなくとも、お店を利用した事のある人がいれば、それとなしに従業員の印象を聴いてみる手もあります。
口コミで判断してみるのもいいかもしれません。あまりにも変なことが書かれているバイトなら、やめておいた方がいいとそこで見切りをつけることができます。
この時点で「ブラックかも…」という雲行きがあれば、警戒してさらに深くリサーチしてみる必要があるでしょう。あるいは、ブラックそうだな…と感づいた時点で次を探すという選択肢もあります。
何かあったときのために、新しい候補を探しておくことも重要です。
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客として、何度かお店に足を運んでみよう!
時間帯を変えて、何度かお店に足を運んでみましょう。忙しい時間帯のバイトの雰囲気、人数をチェックしてください。繁忙している状態なのに、明らかにいつも人手不足な状況や、人の扱いが悪そう、雰囲気が悪いなど感じたときはブラックである可能性が高まります。
また、何ヶ月も同じバイトの求人がアルバイトサイトに載っている場合は注意が必要です。そのようなバイトは慢性的にバイトの数が少なく、募集をして人が入ったとしてもすぐにやめてしまう人が多いことを物語っています。
バイトとして採用された後に、ブラックかどうかを見極める…
実際にアルバイトとして働き始めてから、はじめてブラックであったと気づくケースも多いはずです。
実際働いてみないとわからないことは多いです。運や、タイミングもあります。
とはいえ、そもそも、労働にある程度の大変さはつきものです。「バイトが面倒だからブラックだ!」「時給が安すぎるからブラックだ」と、働くことや稼げないこと自体にアレルギーを示してしまう声も少なくはないので、問題のないアルバイトとブラックバイトとの線引きは大変あいまいであることも否めません。
感情的にならず、以下のポイントに当てはまるかどうかをチェックしてください。
もしも、ひとつでも当てはまっている場合、ブラックバイトと言ってしまって良いかもしれません。
スムーズに退職できそうにない場合や、給料の未払いなどが発生している時には、労働基準監督署や労働センターに問い合わせ相談をしてみましょう。
ブラックバイトチェック!
- お給料が支払われない
- 上司に怒鳴られたり、暴力的な事をされた
- 言葉を選んで会話をしていない
- 人の扱いが雑
- 労働時間が長すぎる
- 休憩がない
意外に思われる方も多いでしょうが、アルバイトの残業代は1分単位で発生します。さらに、1日8時間、週40時間を超える労働への労賃には残業割増をつけなくてはいけませんし、22時よりも遅い時刻に勤務するアルバイトであれば、深夜割増をつける事が定められているのです。
さらに、学生さんのアルバイトに対して、学業に支障をきたすほどのシフトを強要するという行為も違反です。
真面目で素直な学生さんほど、ブラックアルバイトに洗脳されてしまう傾向があるようです。無理をして、生活や体を壊してしまう前に、「もしかして、ブラック?」と感じたら早いうちにバイトを変えましょう。
ブラックから抜け出したい人、ブラックを避けたい人はこちらから新しいバイトを検索できます。
飲食業界でアルバイトするメリットは?
ここまで読むと、「じゃあ、飲食業界を選ばなければいい」という結論が出てしまいます。事実、ブラック率が高いから…、と、別業界でのアルバイトを探す方も少なくはないでしょう。
しかし、もちろんすべての飲食店がブラックではありません。むしろ、飲食店でのアルバイトには見逃せない利点がたくさん!
うまく働き先を選べば、他のアルバイトにはない様々なメリットを味わう事ができるのです。
接客マナーの基礎を学ぶことができる
飲食でのお仕事をスムーズに行うため、また来店されたお客さんに失礼のないように、新人アルバイトへは接客マナーの指導が行われます。
ほとんどはマニュアル化されていてとても基本的な事ですが、バイト中に徹底して行う事で自然と振る舞えるようになります。
一人のスタッフとして、また社会人として接客できるようになる事は、たとえその後、接客に関連した職業に就かなくともきっと役に立つはず。
美味しいまかないがあるお店もあります
飲食店ならではのメリットです。お店によっては、バイト上がりや休憩の際にまかないがあるケースもあります。一人暮らしをしている方には、とっても嬉しいメリットですね。
まかないをどれだけ食べても無料のところはたまに目にしますが、基本的に1食200円というところが多いでしょう。
まかないは絶対食べなくてはいけないものでもないので、1食200円が安いと感じるなら大いに利用するべきです。
新しい友達・恋人作りにもってこい!
数あるアルバイトのなかでも、飲食店は比較的出会えるチャンスが多い職場といえます。確かに学生が集まりやすく、協力をしながらお店を切り盛りしていくので異性と仲良くなるチャンスは多く、また友達をつくるには絶好の場といえます。
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飲食出会える確率高いし、バイトしても良いかもと思った方はこちら
特集ページでバイトを探すことができます。
みんなの口コミ~飲食のバイトってブラックだと思う?
いくつかの飲食店で働いてきた私が思うこと
年齢 | 30代 |
---|---|
性別 | 女性 |
職種 | パン屋 |
Q.飲食店はブラックだとおもいますか?
Q.飲食店がブラックだと言われる理由は何だと思いますか?
自分の休憩時間に休憩にいこうとすると、突然混んで行けなかったりなど予想外の事が多い部分と、さらに24時間営業で営業している飲食店が多く、急にバイトが欠勤したりしても店自体は営業しなければなりません。
そうなると勤務してる人が時間を延長したりせざるをおえなくなるので、その辺りでブラックと言われてしまうのかなと思います。
Q.ブラックバイトに当たらないために注意することとは?
また、きちんとしてる会社なのかそうでないのかを判断する。もし入って他の従業員の話や雰囲気などでブラックだなと感じたらすぐに辞めるなどの迅速な対応を取ることも大事だと思います。
今までいくつか飲食店で働いた経験ありますが、今のところブラックと感じたところはありません。
あとは24時間営業の飲食店は働いた事がないので、営業時間が長いところはブラックの可能性が高いのかなとも思います。
飲食店はブラックバイトになりうる。
年齢 | 20代 |
---|---|
性別 | 男性 |
職種 | 居酒屋 |
Q.飲食店はブラックだと思いますか?
Q.飲食店がブラックだと言われる理由は何だと思いますか?
そしておそらくどのお店も原価をギリギリまで下げて利益を出していると思われるので、他に削減しようと思うとどうしても比重の大きな人件費がそのターゲットになってしまいます。
その結果生じるのがギリギリまで人を減らして起こる「業務が増えて忙しい」という状況です。それを表すのが、給料が上がるわけでもないのに一人のこなす量も質も高いものを要求されてしまうということです。
Q.ブラックバイトに当たらないために注意することとは?
基本的に本人が働くことを楽しめない状況をブラックバイトだと認識することは簡単になります。
一緒に働いている人たちが好きだとか、料理が好きだとか、お客さんに感謝されるのがやりがいだとか、何かその職場に働きたいと思わせるものが一つでもあると多少の労働環境は耐えれると思います。
なぜなら完璧な労働環境というのは存在しないからです。多少の行き過ぎたものはどこの職場でも存在します。
ブラックバイトに当たらないようにするのではなく、当たってからどうするか、対応の仕方が重要だと考えます。
時給が安くてクレーム対応もあるが、ブラックだとは思いません
年齢 | 30代 |
---|---|
性別 | 男性 |
職種 | カラオケ |
Q.飲食店はブラックだと思いますか?
Q.飲食店がブラックだと言われる理由は何だと思いますか?
一つは時給の安さだと思います。多くの飲食店では時給が850円から950円程度とこの人手不足の時代でありながらも安く設定されています。
しかし、時給が安いにもかかわらず仕事は忙しく、接客は基本的にはマニュアル通りの対応をすれば良いのですが、クレームをつけてくる客や揉め事を起す客への対応も必要で、精神的に負担の大きい仕事だと思います。
時給が安いのに求められるものが多いのでこれがブラックバイトだと言われる理由だと思います。
Q.ブラックバイトに当たらないために注意することとは?
飲食店は時給が安く接客対応も必要なため、クレーム処理などで苦痛が伴いブラックバイトだと思われがちです。
ブラックバイトにならないためには会社側がバイトを含めた現場の従業員に対してもっと細かなケアをし、ワンオペなどの無理な勤務体制をなくす努力をすべきです。そしてそのような問題を解決しようと努めてくれている会社を選ぶべきです。
時給の安さもブラックバイトと認定される理由ですから、クレーム対応など精神的にきつい仕事を伴うなら相応の時給を払うのが当然だと思います。
まとめ
仕事の大変さはどの業界も必ずあります。自分がどんなことをしているときに楽しいと感じるか自分自身で気付くことが大切です。
ブラックアルバイトの代名詞的な存在として捉えられがちな飲食業界ですが、うまく働き先を選んで楽しく勤めている方も大勢いらっしゃいます。
他の業界では得られないようなメリットもたくさんあるお仕事なので、自分に合う飲食店と出会い、生活を満喫させてみてはいかがでしょうか。
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