病院で勤める介護士にとっては看護師が上の立場になりますが、介護施設の場合はどうなのでしょうか。
基本的な考え方として、病院は「治療の場」介護施設は「生活の場」といった考えです。
あくまで生活の場としての介護施設での看護師の役割と介護士との仲や立場とはどういったものでしょうか。
介護施設は生活の場所あくまで医療的サポート
介護施設内での介護士と看護師の仲についてはよく取り上げられることですが、どうして仲が悪いことが多いのでしょうか。理由としては次のようなことが考えられるかもしれません。
- 病院で働く看護が今までの経験で病院勤務の時と同じ考え方の為
- 医療行為ができるのは看護といった考え方がある
- あくまで介護士は生活的な介助で看護師の業務の補佐といった考えなどがあるでしょう
看護師の人にとっては病院の勤務の経験がベースとなる為そういった考え方があるかもしれません。また利用者の方の健康管理の立場から責任があるのでこういったことがあるのでしょう。
もちろん、利用者の健康管理は大切です。ふとした事で体調が悪くなることもありますので医療面でのサポートは大切なことです。しかし、あくまで、生活の場ですので病院とは少し掻考え方を変える必要性があるかもしれません。
介護士としても、看護師としての経験の判断は大切なことですので、看護面においてはサポートでいきるように、お互いが共に立場を尊重できるような環境で仕事がでると、介護施設での看護業務もスムーズに行うことができるかもしれません。
看護師も利用者の健康の管理になうスタッフの1人ですので、時によっては介護的な仕事のサポートがあることが多いので、日頃からお互いの立場を理解して協力しあえる関係づくりが大切ではないでしょうか。
介護士の立場が強い場合問題あり特に病院勤務の看護師が、病院の感じで対応されると介護施設では難しい部分も多くありますが、介護士の立場が強い場合も看護士の仲については問題があるかもしれません。
理由としては、看護師が必要だといった看護的な業務や看護の処置ができないといったことがあるからです。常駐の看護師が在籍する場合はその看護師が利用者の方の特徴なども分かる為対応が早くできます。しかし、施設によっては状況に応じて派遣の看護で対応する時もあります。
そういった時は看護師であっても、なかなか看護の判断もつきケースもあります。こういった時は介護士が普段の状況などを看護師伝えることになりますが、こういった場合もあまり立場が強すぎると派遣の看護師も委縮してしまうこともあるかもしれません。
基本的には普段接していることの多い介護士ですので、看護業務に対してはスムーズに行うことができるように看護師に対しても配慮することは必要かもしれません。
理想は看護師と介護士の立場を尊重で協力関係がベスト
介護施設は生活の場ですので、利用者の人が快適に生活できることが大切な事です。したがって、日常的な生活を送る為の介助が大切になり中心となります。ですから、看護士や介護士がお互いの利権の主張しあう状態では利用者の方にとって良いとはいえないでしょう。
本来は介護士や看護士はお互いのできる所を協力しあえる関係が大切です。なぜならば、介護施設であっても、利用者の方の体調変化なので、緊急性がある場合は最終的には看護師の判断で病院に搬送といったこともあり、基本的には介護士は医療判断や医療行為はできないので、そういった医療面では看護師の協力は不可欠となります。
看護師についても、施設によっては医療面の担当は看護師１人だけといったことがありますので、数多くの利用者の健康管理を1人で行うことは難しいものです。こういった事もあるので、日頃から介護士と連携が良いと緊急性の時の判断も素早く対応ができ、また同時に様々な事が起こった場合でも看護師の指示のもとで応急的な対応も介護士によって行うことができます。また、ベテランの介護士などはより詳細な状況の判断や観察があり、看護する立場にとってもより円滑にやり易くなると考えられます。
介護士と看護師の仲の悪さについてのまとめ
看護師が病院と同じような考え方で介護士が下といった感じで仕事をしている間はお互いにトラブルがあり、うまく仕事が進まないと思われます。あくまで介護施設については生活の場ですので利用者の方が健康的に過ごす所といったことが分かれば、自然に看護師の役割も見えてくるかもしれません。
介護士についても、日々の介護業務が多く忙しくなる為、つい看護師が頭ごなしに命令口調で言われると、快く思いません。しかし、医療行為など必要なことについては看護師の役割もありますので、必要な業務がスムーズに行えるように配慮も大切かもしれません。お互いの仕事について理解して協力できることが利用者の方にとっても１番良い関係性ではないでしょうか。でもなかなか考えが変わらない、方針が変わらないといったことがあれば、他の施設の転職もよりより介護や看護を目指す為の選択肢のひとつではないでしょうか。
基本的に介護施設は介護が中心の場所ですので、看護師も介護士立場的には同じカモ。立場が同じといった考え方ができなかれば看護師と介護士の仲が悪くなるカモ。
実録!実際の介護現場での介護士と看護師の仲は?私の働くデイサービス
あくまでも介護士の立場としての見方ですがご紹介しましょう。デイサービスでのお話ですが、現在は介護士と看護師の仲は良好です。理由としてはは、はやり、看護師の人間性にあると思います。
看護業務や健康管理といった役割がありますが、介護スタッフが大変な場合は介護的なお手伝いも自然な感じで普通に手伝ってくれる人ですので、当然ですが、介護士からの信頼も高くなります。ですから、介護士も利用者の変化や様々な情報提供は協力的に看護に行います。
この看護師がお休みの時には派遣の看護師で対応していますが、派遣で来られている看護師も施設に慣れている看護師であれば、スムーズに対応ができます。派遣の看護師については常駐で無い為、看護判断が難しケースもありますが、介護士が普段の状態などの説明をするため迷った時でも判断しやすいようにフォロをおこないます。
基本的に医療行為については、介護士の範囲ではないので派遣の看護師の医療判断についての責任は問わないので、自分の医療経験錠の判断が素早くできる看護師が望ましいと個人的には思います。どういった医療行為をおこなったかを記録などして頂き、常駐の看護師にツナけるといった役割などもありますもでやはり、介護士と看護師の仲は重要ではないでしょうか。円滑の業務が行うことができるポイントはや看護師の人間性は多きと思います。
