薬局や健康・美容に関する製品の開発・販売など、医療に関する事業を多角的に展開する日本メディカルシステム。
この会社に転職したいという方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、日本メディカルシステムにおける
- 企業の基本知識や事業内容
- 平均年収情報
- 採用されるための条件や人物像
- 社員から寄せられた職場の口コミ・評判
- 転職成功率を上手くアップさせる唯一の方法
などについて具体的に解説していきます。
この記事を読むことで、あなたが日本メディカルシステムで働くのに相応しい人材なのかがわかるようになるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
【無料登録必須】薬剤師特化型転職サイトおすすめ2選
サービス名 | おすすめポイント | 公式サイト |
---|---|---|
調剤薬局の求人は質・量ともに業界最高水準! サポート力に定評のある薬剤師専門転職サイトです |
||
職種問わず圧倒的な求人数を誇るマイナビグループのサイト。 地方の求人にも強みを発揮! |
日本メディカルシステムとは
日本メディカルシステムは調剤薬局をチェーン展開している企業です。
東京都千代田区に本社を構えています。
南関東を中心に、関西・四国の一部や宮城県などに店舗があります。
調剤薬局チェーンの中で経営安定度No.1をうたっている日本メディカルシステムですが、企業情報や事業内容はどうなってているのでしょうか。
それぞれ詳しく紹介していきます。
日本メディカルシステムの企業情報
日本メディカルシステムの会社概要は以下のとおりです。
社名 | 日本メディカルシステム株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 髙木友直 |
設立 | 1975年2月 |
売上高 | 245億円(2024年度) |
従業員数 | 1,407名 (内 薬剤師433名) ※2022年4月 |
事業内容 |
|
所在地 |
<東京丸の内本社> 東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル 6F <大阪本社> <東京オペレーションセンター> <西日本オペレーションセンター> |
日本メディカルシステムの事業内容
日本メディカルシステムは、調剤薬局経営や医療モール開発・医師の開業支援などを行う企業です。
サプリメントや化粧品など、自社製品の開発も行っています。
運営する調剤薬局は、全国展開しており、その数は80店舗を超えています。
そんな調剤薬局が入っている施設の一つが、異なるクリニックが集まる医療モールです。
日本メディカルシステムは全国120カ所の医療モール開発、支援などにも携わっています。
大規模な医療モール運営から、地域密着型の医療ビル開発など、調剤薬局運営以外にも様々な形で地域医療に関わる企業が、日本メディカルシステムです。
日本メディカルシステムの強み
冒頭でもふれましたが、日本メディカルシステムは調剤薬局チェーンの中で経営安定度No.1を標榜しています。
人口が多い東京を中心とする南関東地区に多数の店舗を構えており、しかも駅前の医療モールへの出店が中心となっています。
医療モールだと、複数の医療機関の利用客が薬局を利用します。
またひとつの医療機関がなくなっても、モール内のほかの医療機関があるためにリスクを軽減できます。
そのため安定した経営ができるようです。
実際に創業してから42期連続で増収増益を達成しています。
日本メディカルシステムの平均年収情報
日本メディカルシステムの平均年収は公表されていませんが、インターネット上では約605万円という情報がありました。
薬剤師全体の平均年収が約470万〜560万円とされていますので、日本メディカルシステムの平均年収はかなり良い水準です。
なお平均年齢は38.5歳といわれています。
日本メディカルシステムの求めている人材、採用条件
日本メディカルシステムは公式サイト内に中途採用の専用ページを設け、募集要項やQ&Aをのせるなど薬剤師の中途採用に力を入れています。
エントリーも同サイト上から可能です。
入社後は、本社で入社時研修が実施され、配属後は1ヵ月程度にわたり先輩薬剤師によりカリキュラムに応じたOJTが行われます。
将来のキャリアパスは、薬剤師を指導・管理する管理職、地域の店舗を統括するエリアマネージャー、薬剤師の教育をする学術教育担当、コスメなどの商品を開発する開発者などといった複数の道筋があります。
日本メディカルシステムの募集職種・勤務条件
日本メディカルシステムでは薬剤師の中途採用は随時行っているようです。
公式サイトの採用情報のページに中途採用の情報があり、募集要項もそこで確認が可能です。
勤務地ですが通勤可能圏内での配属となります。
南関東に店舗が多いため、関東地方在住の方は希望店舗を選ぶことができますが、他の地方の方は希望店舗の選択の余地が少なくなります。
なお年2度、異動希望のアンケートが実施されます。
これをもとに人員配置を実施しているようです。
ただし、異動を希望しない場合は原則として異動が行われないので安心です。
昇給は年1回で、勤務評価によって行われます。
賞与は7月と12月の年2回にくわえて決算賞与が支給されます。
日本メディカルシステムは安定した経営の元で薬剤師の仕事に専念したい人に向いている
日本メディカルシステムの魅力はなんといっても安定した経営と、業績の良さです。
そのため社員への還元もしっかりされており、高い給与水準や休日の多さなどが魅力的です。
安定した環境で、薬剤師の仕事を積極的に取り組んでいきたい人は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
日本メディカルシステムの福利厚生
福利厚生は一般的なものに加えて、全国各地の契約している厚生施設の利用ができます。
ほかにはバーベキュー大会などの社員の親睦を深める行事が催されています。
さらに社員の技術や知識と士気の向上を目的とした社員学術発表会が開催されます。
勤務時間は基本的に9:00~18:00のシフト制となっていますが、店舗により異なってきます年間休日は122日あり、休日は多い部類といえるでしょう。
また出産後に働く子育て世代に対して1日6時間の勤務が可能な育児短時間勤務制度が整備されています。
日本メディカルシステムが強い地域
日本メディカルシステムは東京を中心とした南関東(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に集中的に出店しています。
先に述べたように、駅前の医療モールへの出店が多いのが特徴です。
西日本では関西(大阪府・兵庫県)と四国(徳島県・香川県・愛媛県)、ほかに宮城県に出店しています。
ただし南関東に比べるとこれらの地域はまだ店舗数は少なく、これから順次開拓していくと思われます。
店舗名はさまざまですが、
- 「薬局日本メディカル」
- 「薬局メディクス」
- 「太陽堂薬局」
が多いようです。
日本メディカルシステムの口コミ・評判
日本メディカルシステム株式会社で実際に働いたことのある社員の口コミ情報を紹介します。
日本メディカルシステムの口コミで、良いものとして給与は働きやすさに関するものが多くありました。
同業他社に比べると給与の水準や休日が多い点が評価されているようです。
また人間関係も良好なようで、仕事に積極的な社員が多いとのことです。
一方、悪い口コミとしては、業務の多忙さや、求められるスキルに対するものがありました。
仕事中にやるべき業務が多く多岐にわたるようで、また店舗により業務の多忙さに差があり不公平だと思う社員もいるようです。
日本メディカルシステムへの転職難易度
全国に90店舗を展開している薬局チェーン企業で、新規のプロジェクトや顧客管理業務などを経験していた人の需要が高く、対象の人材であれば転職難易度も低いです。
国内にて調剤薬局を展開する中で、過去に企業での顧客サービスや管理の経験者は、書類選考も突破しやすいです。
その他にも、教育に力を入れている事から、社内研修や店舗巡回など教育スキルや患者さんへの接客スキルを持つ人も、転職採用の人材として重宝されやすいです。
日本メディカルシステムへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
日本メディカルシステムの転職求人は、常時ある訳ではありません。
そのため、随時求人情報の入手や確保が重要となります。そこで、転職エージェントを活用する事で、転職活動をする上で大きな強みとなります。
転職エージェントでは、面接や書類選考対策、企業への適合判断など、専任のコンサルタントが徹底的にサポートしてくれます。
日本メディカルシステムの求人も、転職エージェントを通じて募集されるため、あらかじめ登録しておくと有利になります。
日本メディカルシステムへ転職したい薬剤師の方が絶対に登録すべき薬剤師転職サイト4選
日本メディカルシステムへの転職に強いおすすめの薬剤師転職サイトは下記4つです。
- 薬キャリエージェント(エムスリーキャリア)
- ファルマスタッフ
- リクナビ薬剤師
- マイナビ薬剤師
これら4つの薬剤師転職サイトをおすすめする理由や各社の強みについて詳しく案内しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.薬キャリエージェント(エムスリーキャリア)
薬剤師の転職支援を求めている方にオススメしたいのが「薬キャリエージェント」です。
約20年、医療業界に特化したビジネスを行っていた実績があり、圧倒的な知名度があります。
薬剤師求人数が業界1位だけでなく、病院薬剤師や調剤薬局など人気の高い職種にも強いオールマイティな転職サイト。
病院とのコネクションが強いので、転職に有力な情報を得られるかもしれません。
転職までのフォローが丁寧かつスピーディ、と評判も良いので、そんな「薬キャリエージェント」を利用しながら転職活動をしてみてはいかがでしょうか?
薬キャリエージェント公式サイト:https://agent.m3career.com/
2.ファルマスタッフ
大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する『ファルマスタッフ』は全国12拠点を展開している薬剤師転職支援サービスです。
薬剤師転職支援22年の豊富な実績を誇る『ファルマスタッフ』は、地域に根差した活動を続けてきた各拠点に在籍するエリア担当のコンサルタントが、一人ひとりのニーズに細やかに対応してくれます。
親身な転職支援に加えて、大手薬局チェーン日本調剤株式会社の教育ノウハウを活かした多彩な教育サービスにも定評があり、現場でより必要とされる人材としての心構えも身に付けることができます。
ファルマスタッフ公式サイト:https://www.38-8931.com/
3.リクナビ薬剤師
人材紹介最大手のリクルートが運営する「リクナビ薬剤師」。
ドラッグストア求人数は業界1位、とドラッグストア転職に強く、人材紹介としてのノウハウが豊富な優秀コンサルタントがいることで濃い転職活動ができます。
また、志望しているドラッグストアの欠員補充採用が出た場合、いち早く連絡をもらえる点もポイントが高いです。
高い評判と多くの転職実績があるので、初めて転職をする方には特にオススメしたいです。
ネット上で登録後、必ず対面で面談を申し込んで、より良い転職活動を進めましょう。
リクナビ薬剤師公式サイト:https://rikunabi-yakuzaishi.jp/
4.マイナビ薬剤師
転職支援業界最大手のマイナビグループが運営する「マイナビ薬剤師」は薬剤師の求人案件を豊富に抱える転職支援サービスです。
マイナビグループの知名度と営業力で全国の求人情報を網羅しています。
また、応募者との面談に力を入れているので、親身になって丁寧なフォローをしてくれると高い評判を得ています。
全国の主要都市に支店を持っており、身近な存在でサービスを受けられるので、特に地方にお住まいの転職を検討している方には、ぜひオススメしたい転職支援サービスです。
マイナビ薬剤師公式サイト:https://pharma.mynavi.jp/
まとめ
以上、日本メディカルシステムの企業情報やリアルな平均年収情報、採用されやすい人材、転職成功率を上げる方法等を紹介しました。
最後にもう一度、日本メディカルシステムへ転職する前に抑えておくべき点をまとめると、
- 「薬局日本メディカル」「薬局メディクス」「太陽堂薬局」を運営する企業
- 平均年収は薬剤師の平均レベルよりかなり良い水準
- 職場の人間関係が良好でステップアップしやすい環境
の3点が挙げられます。
「やりがいがあって働きやすい職場に転職したい」
「以前から興味のあった日本メディカルで一度働いてみたい」
そんな方は、当ページで紹介した転職サイトに2、3社登録して転職活動を始めるのがおすすめです。
そうすればストレス無く転職活動を進められ、良い条件の転職先が見つかりやすくなります。
ぜひ試してみてくださいね。