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【保存版】日焼けしたらすぐに対処しよう!赤み・痛み・黒くなる…ケース別のアフターケア徹底紹介
日焼けあとに重要なのはタイプに合わせた正しい対処です
紫外線が強くなってくると気になるのが、日焼けです。しっかりUVケアしているつもりでも、いつの間にか日焼けしてしまった!ということもありますよね。日焼けを放っておくと、肌の色が黒くなってしまうだけでなく、将来的なシミ・シワなどの原因となってしまうことも。日焼け肌は火傷のリスクを引き起こすため、脱毛サロンやクリニックに通っている女性は施術を断られてしまうケースもあります。
女性にとって、『百害あって一利なし』といっても過言ではない日焼け。しかし、夏は海にプールに野外フェスなど、レジャーのお誘いも多かったり、外を歩くだけでもたくさんの紫外線を受けたりして完全に焼かない状態をキープするのは難しいもの。だから、日焼け後の対処が大切になります。
日焼けのアフターケアはとにかくスピード勝負。万が一日焼けをしてしまったときのケース別の対処法と、やってはいけないNGなアフターケアをご紹介します。
目次
1.気をつけて!こんな日焼けのアフターケアはNG
日焼けをしてしまったら、とにかくすぐにケアをすることが大切です。しかし、よかれと思って取り入れたアフターケアが、かえって肌荒れを引き起こしたり、ヒリヒリや赤みが引かなかったりする原因になることもあるのです。まずは、日焼け直後に避けるべきケアをご紹介します。
美白化粧品でケアする
日焼け直後には、黒くなってしまわないように美白化粧品を使いたくなるかもしれません。しかし、美白化粧品は効果を感じられるように美白成分の濃度が高めに配合されていて、日焼けあとの肌には刺激が強すぎることがあります。
日焼け後のスキンケアは肌を刺激しないよう、まずは低刺激タイプのものを選びましょう。美白ケアは、肌の状態が落ち着いてからおこなってください。
いつもより念入りにコットンパッティングする
日焼けをしたあとの保湿として、化粧水を肌に浸透させるために、いつもより念入りにコットンパッティングをしていませんか?
日焼けをした肌は、肌が持つバリア機能が低下した状態になっているため、コットンパッティングをすると、肌に細かい傷をつけてしまう可能性があります。肌が傷つくと、そのすき間からどんどん水分が蒸発してしまい、日焼けからの回復に必要な水分をキープできなくなるのです。化粧水をつけるときは、できれば手で顔を包み込むように、優しくつけてあげるのがベスト。
シートマスクでパックする
美白化粧品と同じように、シートマスクに含まれる美容成分も、日焼けあとの肌に強い刺激を与える可能性があります。シートマスクパックをおこなうのは、やはり肌の状態が落ち着いてから。
それまでは低刺激の化粧水や精製水など、肌に負担がかかりにくいものをたっぷりひたしたコットンを使うコットンパックがよいでしょう。上記にもありますが、パタパタとお肌をたたいたり、こすったりすると肌が傷つく恐れがあります。コットンパックを行うときは、とにかく水分を多めにして摩擦が起こらないようにそっとお肌に乗せてください。
きゅうりやレモンなどを使ってパックする
肌によいと言われる天然成分でも、日焼けあとの肌には刺激が強すぎることも。特に、肌に触れて痛みを感じるような日焼けだと、野菜や果物が持つ酸などの成分がしみて、より痛みを感じることがあります。野菜や果物を使ったケアは避け、刺激の低い化粧品や、日焼けケア用の化粧品を使うようにしましょう。
熱いお風呂に入る
軽いやけどのような状態になっている日焼け肌に、熱いお湯はNGです。日焼け直後にはなるべくぬるめのシャワーで済ませるようにし、どうしてもお風呂に入りたいという場合は、38度から40度以下のぬるま湯に、短時間にしてください。
さらに日焼けをする
どうせなら真っ黒になるまで焼いちゃえ!そんな風に思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、強く日焼けをしたあとの肌は、ちょっとの紫外線でも敏感に反応してしまうものです。しっかりとアフターケアをしながら、さらなる日焼けを防ぐために、肌の露出を抑えたり、露出していない部分にも低刺激の日焼け止めを塗るようにしましょう。
続いては、ケース別のアフターケア方法をご紹介します。
2.気づいたら真っ赤!赤くなった日焼けあとのケア
日焼けをすると肌が赤くなってしまうという人も多いですよね。日焼けあとの赤くなった肌は、やけどと同じような状態になっています。触るとヒリヒリする、服がこすれただけでも痛みを感じるという場合も含め、赤くなった日焼けあとはとにかく早めに「冷やす」ことが大切です。
赤くなってしまった部分に、水をひたして絞ったタオルなどをやさしく当て、肌を冷やして熱を取ります。赤くなった範囲が広い場合は、冷水のシャワーを浴びるのもよいでしょう。このとき、シャワーの勢いがよすぎると痛みを感じることがあるので、弱い水圧から始めて、痛みを感じない程度に水圧を調節していきましょう。
赤みやヒリつきが強い場所が一部であれば、氷を入れたビニール袋や保冷剤を使って冷やすという方法もあります。ただ、氷や保冷剤は肌が冷えすぎてしまうこともあるので、あまり長時間使用しないようにしてください。
化粧水などいつものコスメを使ったケアは、この赤みによる熱っぽさやヒリつきが収まってからにします。日焼け後のケアに使うなら、専用のローションを選ぶのもオススメです。
カーマインローション、またはカラミンローションという名称で販売されているもので、ドラッグストアなどで購入できます。冷蔵庫で冷やしてから使うと、肌のほてりも抑えてくれますよ。
3.ヒリヒリ!チリチリ!痛みが強い日焼けあとのケア
赤くなる日焼けに多いのが、痛みを伴ってしまうことです。やけどと同じ状態になってしまっているので、赤くなる日焼けと同じように、まずは冷やすことが大切。
痛みが強い場合は、とにかく痛みやヒリつき、熱っぽさが引くまでは冷やすことを最優先させましょう。痛みや熱っぽさが引いてきたら、刺激の少ないクリームなどでしっかりと保湿をします。
背中や肩など、広い範囲で日焼けしてしまい、痛みも広範囲にわたっている場合は、湿潤療法を試してみてもよいかもしれません。湿潤療法は、保湿をすることで傷ややけどを治すもので、日焼けの場合、早い人なら数分程度で痛みがおさまることがあります。
使用するものは、白色ワセリンと食品用のラップだけ。まず、適当な大きさに切ったラップの上に、白色ワセリンを薄く伸ばします。痛みがある日焼けあとを水で洗って清潔にしたあと、きれいなタオルで水気を拭き取り、ワセリンを伸ばしたラップを、痛みを感じる日焼けあとに乗せて覆います。
よれてきたら取り替えるようにしてください。オイルを使う方法もありますが、日焼けあとの肌には、刺激が少ない白色ワセリンが好ましいです。
4.要注意!日焼けあとが水ぶくれになったときのケア
強い日焼けをしたあとは、水ぶくれができてしまうことがあります。治りを早くするために、ついつい潰してしまいたくなるかもしれません。
しかし、水ぶくれを潰すのはNG!水ぶくれになった皮膚の中には、ダメージを修復するための成分が含まれています。水ぶくれを潰して中の成分を出してしまうのは、治りを遅くさせるようなものなのです。
セルフケアをするなら、しっかり冷やしてから、先に紹介したラップと白色ワセリンの湿潤療法を試してみましょう。水ぶくれを潰した跡も残りにくく、水ぶくれや日焼けがおさまったあとの肌がきれいになりやすいですよ。
5.ガマンできない!かゆみを感じる日焼けあとのケア
比較的軽度な日焼けや、赤み・痛みを感じる日焼けが治っていく途中で起こりやすいのがかゆみです。これは皮膚の痛点に軽度の刺激が加わって起こるもので、治りかけのかさぶたがかゆく感じるのと同じ現象です。
ここでかいてしまうと傷跡が残ったり、日焼けの治りが遅くなったりしてしまいます。かゆみが強くてガマンできない場合は、初期の日焼けケアと同じように、かゆみを感じる場所を冷やすとよいでしょう。
また、保湿をすることでもかゆみは軽減されます。白色ワセリン、スクワランオイルなど、刺激の少ない保湿剤を薄く伸ばしておきましょう。ラップを使った湿潤療法もオススメです。
日焼け直後にかゆみを感じたり、湿疹のようなものが出ている場合は、日光湿疹の可能性があります。これは紫外線の過敏症状で、光線過敏症、日光アレルギー、日光皮膚炎などとも呼ばれます。
屋内に入れば自然とおさまることもありますが、湿疹が出る原因や治り方は人それぞれ。何度も繰り返し起こるようなら、皮膚科を受診するようにしてくださいね。
6.すぐ真っ黒!黒くなる日焼けあとのケア
赤みや痛みをほとんど感じず、日焼けをするとすぐに肌が黒くなっていくというタイプの人もいます。すぐに肌が黒くなるというタイプでも、体のほてりを感じる場合は、赤くなる日焼けと同様、まずはしっかりと冷やして熱を取りましょう。
赤みや痛みを感じなくても、肌はダメージを受けています。美白化粧品などをその日のうちから使用するのは避け、保水と保湿をして肌の新陳代謝を促すようにするのが大切です。
日焼けで肌が黒くなりやすい人のケアは、日頃のケアがものを言います。新陳代謝を促すためにも、日頃から十分な睡眠を取り、皮膚の新陳代謝を促してくれるビタミン類や、亜鉛などのミネラル類、タンパク質などを意識して摂取するようにしましょう。
7.見た目が気になる…!皮がむけてくる日焼けあとのケア
日焼けしてからしばらく経つと、薄く皮がむけてくることがあります。ついついむいてしまいたくなっても、絶対にガマンしてください。皮がむけたあとの肌はツルツルとやわらかいので、ついつい引っ張って皮をむきたくなるかもしれません。
しかし、皮がむけている場所の下では、新しい皮膚が作られている真っ最中なのです。それを無理に引っ張ってむいてしまうと、新しく作られる途中の皮膚が外にさらされることになってしまい、傷や炎症を引き起こす可能性があるのです。
日焼けのあとに皮がむけてきても、無理に引っ張ったりむいたりせず、自然に取れるまであまり触らないようにしましょう。むけている途中の皮がどうしても気になる場合は、根元の皮膚を傷つけないように注意し、むけている皮だけをハサミで切り取ります。
新たな刺激を与えないようにしっかりと保湿しながら、皮膚の再生促進に必要なビタミン・ミネラル・タンパク質などの栄養素と、たっぷりの睡眠を取りましょう。
8.ついつい…!うっかり日焼けあとのケア
ちょっとそこまでだから…庭や玄関先に少し出るだけだから…今日は雨降りだから…。そんな短時間の外出や曇り空・雨降りなお天気の日でも、紫外線は降り注いでいます。
赤みや痛みを感じない程度でも、日焼けしてしまったと感じたら、日焼けケアの基本と同じようにまずは冷やすこと。そして、いつもよりもしっかり保湿するようにしましょう。いつもの保湿アイテムで刺激を感じるようなら、白色ワセリンのような低刺激のものを選んでください。
日焼けをしたあとは、肌も体も水分が不足しがちです。保湿しながら、水やお茶などでこまめに水分補給するようにしてください。このとき注意したいのが、アルコールやカフェインの取り過ぎです。
アルコールやカフェインは利尿作用が強いので、たくさん水分補給したと思っても、尿として必要な水分まで排出されてしまうことがあります。日焼けあとの水分補給は、冷たすぎない水やノンカフェインのお茶などがオススメです。一度にたくさん飲まず、こまめに飲むようにしましょう。
9.意外と気づかない?頭皮の日焼けあとのケア
海や山など屋外でのレジャー後に多いのが、頭皮まで日焼けしてしまっているケースです。基本的なアフターケアは肌の日焼けと同じで、まずは冷やして保湿することになります。
冷水のシャワーや保冷剤をくるんだタオル、冷水にひたして絞ったタオルなどで頭皮の赤くなった部分を冷やします。頭皮も肌と同じく乾燥しているので、十分に冷やしたあとは、精製水など刺激の少ない水分をたっぷりしみこませたコットンを頭皮に優しくつけ、最後にワセリンなどでフタをします。
また、シャンプーも刺激になることが多いので、日焼けしたその日はぬるま湯で流すだけにし、日焼けの状態が落ち着いてからシャンプーを使うようにしましょう。
シャンプーもいきなり頭皮や髪につけるのではなく、手でしっかり泡立ててからつけるようにすると、比較的刺激を感じにくいですよ。ガマンできない程の痛みを感じたり、頭皮から黄色い汁などが出てきたりしている場合は、炎症が酷くなる可能性が高いため、すぐに皮膚科を受診しましょう。
10.日焼けが落ち着いてきてからのケア
赤み、痛み、ほてり、ヒリつき、かゆみ、皮むけ、湿疹や水ぶくれなどの症状が落ち着いてきたら、美白化粧品を使用するのもよいでしょう。
日焼けした肌を元に戻していくには、皮膚のターンオーバーを促し、正常化させてくれる「ビタミンC」や「ビタミンC誘導体」が配合された化粧品がオススメです。
ビタミンは日焼けによるダメージの回復を手助けする働きがあり、日頃のケアに取り入れることで、少しずつ元の白い肌に戻していくことができます。
外からのケアと同時に、体の中からのケアも続けましょう。肌の新陳代謝に必要なビタミン類、タンパク質、亜鉛などを積極的に摂取するようにすれば、日焼けのケアだけでなく、肌全体の美肌ケアにもなります。普段の食事で十分な量を摂取できればベストですが、難しい場合はサプリメントで補ってあげるのもよいでしょう。
ビタミン類なら、マルチビタミンやビタミンBミックスのように、複数のビタミンを効率よく摂取できるサプリメントが便利です。タンパク質は肉類、魚類、卵、乳製品、大豆などに多く含まれています。カロリーが気になる女性にオススメしたいのは、納豆です。
低カロリー高タンパクなうえ、タンパク質の吸収を助ける作用のある成分も含まれているので、他の植物性タンパク質よりも、効率よくタンパク質を摂取できます。肉類はスーパーやコンビニで手軽に買える、サラダチキンや鶏ササミなどがオススメです。
亜鉛は牡蠣に多く含まれるほか、肉類や豆類などタンパク質を多く含む食品にも含まれているので、タンパク質を意識的に摂取すれば、亜鉛も一緒に摂取することができます。
基礎化粧品を選ぶときのポイント
ビタミンC誘導体 | メラニンの生成を抑える、メラニンを還元する |
---|---|
コウジ酸 | メラニンの生成を抑える |
アルブチン | メラニンの生成を抑える、皮膚内で最強の美白成分『ハイドロキノン』に変化 |
トラネキサム酸 | メラニンの生成を抑える、炎症を鎮める |
プラセンタエキス | メラニンの生成を抑える、保湿力が高い |
積極的に摂り入れたい栄養素
ビタミンA | 抗酸化、老化防止 |
---|---|
ビタミンC | メラニンの過剰生成を抑える |
ビタミンE | 新陳代謝を高める |
たんぱく質 | 新陳代謝を高める |
亜鉛 | ビタミンCと一緒に摂ると良い |
11.これだけは絶対に覚えてほしい!日焼けケアの共通項
繰り返しになりますが、日焼けは軽いやけどの状態です。まずは、しっかり冷やして保湿することが肝心。また、体に負担をかけないよう水分補給と休息を心がけましょう。
濡らしたタオルを患部にあてるか、冷たいシャワー(または水風呂)で日焼けしたところを冷やします。お肌に残った日焼け止めが刺激につながることもあるので、すぐにシャワーを浴びるのがおすすめです。
その後、低刺激の化粧水や乳液でたっぷりと保湿。長時間の外出の予定があるときは、事前に化粧水を冷蔵庫に入れておくと、帰宅後すぐにケアできます。
日焼けの状態がひどいときには、脱水症状があらわれることも。喉がかわいたと思う前にお水やスポーツドリンクを飲んで、こまめに水分補給を心がけましょう。
日焼けすると体内に熱がこもっている状態になり、身体は普段よりデリケートになっています。無理せず早めの就寝を心がけてください。
まずは、できるだけ早く冷やして保湿すること。これを基本に、肌のタイプや日焼けの状態に合わせた正しいアフターケアを取り入れ、いつまでも美しい肌を作っていきましょう!
飲むサプリで日焼け対策
ここまで様々な日焼けのアフターケアについて紹介してきましたが、やはり一番いいのは日焼けを未然に防止することです。日焼け止めを塗ると肌が荒れてしまう…という方も安心の飲むだけで日焼けを防止できるサプリをご紹介します。
しっかりとアフターケアして美肌に戻ってきたあとは、つらい日焼けを繰り返さないためにも日焼け対策を怠らないようにしましょう!
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