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アコムでおまとめローンは使える?フリーローンとは違う利用の仕組みを解説!

アコムのおまとめローン

最近、思うんですけど2、3件カードローン会社から借りてる人ってちゃんと返済できてるのかなって?

まぁできてる人もたくさんいるんだろうけど、返済難になってる人も多いのも事実だね

でもカードローンって借りた以上は返さないとですよね・・・あっまさかあまりの借金苦に・・・

コラコラ変な想像しない、返済難になったらおまとめローンを利用するって手段もあるしさ

おまとめローン何か聞いたことあるかも…

最近は大手の金融機関にも用意されてるんだ、今回はアコムのおまとめローンで仕組みを紹介しよう

複数の借入を1つの借入先に一本化できる「おまとめローン」のことを聞いたことはありませんか?

「おまとめローンを使えばお得になるって本当?」

「どんなメリットとデメリットがあるのか気になる…」

といった方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、大手消費者金融のアコムが提供しているおまとめローンの基本情報から、メリット・デメリット、注意点など細部まで詳しくまとめました。

この記事を読むことで、アコムのおまとめローンを最大限に有効活用できるようになるので、複数の借入をしている方はぜひ参考にしてください。

アコムのおまとめローンとは

同じアコムでもおまとめローンは、商品が違うから通常のフリーローンとは金利や限度額も違うんだ

へぇ~

アコムが提供しているおまとめローンの正式名称は「貸金業法に基づく借換え専用ローン」と言います。

通常のカードローンとは異なり、複数社の借入を1つにまとめることを目的とした金融商品となっているのが特徴です。

アコムのおまとめローンのスペックをまとめると次の表のとおりとなります。

実質年率 7.7%~18.0%
利用限度額 1~300万円
資金用途 貸金業者債務の借換え
返済方式 元利均等返済方式
返済期間 最長13年7ヶ月
返済回数 2~162回
遅延損害金 20.0%(実質年率)

例えば、アコム以外のA社、B社からそれぞれ50万円ずつ借入していたとしましょう。

これをアコムのおまとめローンで一本化すると…

  1. アコムから100万円借りる
  2. A社、B社にそれぞれ50万円ずつ返済する(アコムが自動で返済してくれる)
  3. 今後はアコムに返済し続ける

といった流れになります。

詳しい流れについては下記の「おまとめローンへの申込みから借入までの手順」を参照してください。

これを踏まえた上で、アコムのおまとめローンを利用するメリットは次の2つです。

  • 毎月の返済額、金利の負担を軽減
  • 即日融資ができる

ここからは各メリットの詳細を見ていきましょう。

毎月の返済額、金利の負担を軽減

アコムのおまとめローンを利用することで、月々の返済額や金利の負担を軽減できる可能性があります。

例えば、これまではA社とB社にそれぞれ毎月5万円ずつ返済していたとしましょう。

おまとめローンを利用することで、毎月1回、アコムに5万円の返済でOKなようになる可能性があります。

「毎月の返済額が大きすぎて、家計を圧迫し、生活に困っている」といったときに心強いですね。

また、おまとめローンは金利が下がり、利息による返済の負担を軽減できます。

仮にA社とB社からそれぞれ金利18%で50万円ずつ借入していたものを、アコムで一本化すると、金利15%の100万円で契約可能です。

これは「貸金業法」の「利息制限法」によって決められた上限金利で、借入額が大きくなるほど金利が下がる、というルールによります。

このように、アコムのおまとめローンを使えば、返済の負担を軽くできるので、複数の借金を抱えている人は検討してみてくださいね。

即日融資ができる

おまとめローンを提供している金融機関はアコムだけではありません。

しかし、他社おまとめローンは審査に時間がかかり、実際に融資されるまである程度の期間を待つ必要がある点がネック。

一方のアコムは、審査にかかる時間は最短30分、融資が実施されるまで最短1時間とスピーディーな対応で、即日融資を受けられるのが大きな特徴となっています。

通常のフリーキャッシングと同じスピードで融資が受けられるため「急いでおまとめローンを利用したい!」という方にピッタリです。

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通常のアコムのフリーローンとおまとめローンの3つの違い

フリーローンとおまとめローンの違いって金利とかだけですか?

いやいやそれ以外にもあるよ、では何が違うの見ていこう

「通常のフリーローンとおまとめローンは何が違うの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

そこでここからは、通常のアコムのフリーローンとおまとめローンの違いについて紹介していきます。

ポイントは次の3つです。

  • 資金の利用用途
  • ネット申込が不可能
  • 総量規制の例外貸付

それでは各ポイントについて解説していきましょう。

資金の利用用途

通常のアコムのカードローンは、利用目的は特に問われず、自由に使ってOKです。

例えば、生活費や旅行費、急な冠婚葬祭に備えて…といったケースが挙げられます。

アコムの借換え専用ローンの用途は「貸金業者債務の借換え」に限定されている点が大きな違いと言えるでしょう。

早い話が「返済専用のローン」ということであり、追加の借入も不可です。

そのため、おまとめローン利用中にお金が足りなくなっても、追加で借入することはできないので注意してください。

一方、通常のカードローンは、借入限度額の範囲内で何度でも追加借入・返済を繰り返すことができます。

ネット申込が不可能

通常のアコムのフリーローンは、ネットや自動契約機(むじんくん)、店頭窓口と言った実に多彩な申込方法が用意されています。

しかし、アコムのおまとめローンに申込する場合「アコムフリーコール(電話)」のみがとなっており、ネットからの申込に対応していません。

カードローンの申込と言えばネット申込がほとんどなので電話による申込に慣れていない人からすれば少し利用しずらいかもしれません。

名称 電話番号 営業時間
アコム フリーコール 0120-01-1000 24時間※

※深夜はオペレーター対応ではありません。

ちなみにフリーコールは、24時間いつでも申込むことはできますが、アコムには審査受付の時間(9:00~21:00)があるため注意を。

もし即日で受けたいのであれば余裕を持った時間内に申込むようにしてください。時間外に申込んだ場合、翌営業日以降に審査結果が出る形となります

総量規制の例外貸付

総量規制とは、貸金業者(アコムをはじめとした消費者金融)に課せられている、貸金業法の1つです。

具体的な内容は「他社を含めた貸付総額が年収の3分の1以下でなければならない」というもの。

仮に年収300万円の人なら、他社借入を含めた100万円が借入できる上限額ということになります。

しかし、アコムの借換え専用ローンは貸金業法で定められる「総量規制の例外貸付」に該当するため、総量規制の縛りを受けません。

総量規制の例外貸付の該当条件は、幾つかあるのですがそのひとつに顧客に一方的に有利となる借換えがあります。

わかりやすく言えばアコムのおまとめローンを利用すれば数社の借金をアコムにまとめ返済負担を軽くできるため、利用者に損がないのです。

つまり顧客に一方的に有利となる借換えということになり、総量規制の例外貸付の該当条件に当てはまるというわけです。

通常のアコムのフリーローンの返済方法については以下で詳しく紹介しています。

選べるアコムの返済方法!上手に返せば手数料や利息も減らせる

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おまとめローンへの申込みから借入までの手順

続いておまとめローンの申し込みから借入までの手順を見ていきましょう。

次の4ステップで行います。

  • おまとめローンに電話申込み
  • 店頭窓口または自動契約機へ出向き必要書類の提出
  • 審査の回答・契約
  • 融資の実施

それでは各ステップの詳細を解説しましょう。

おまとめローンに電話申込み

上述したように、アコムのおまとめローンは電話での申込のみ対応しています。

フリーコールの借換え専用ローンに申し込むと、担当者が必要な書類の案内や事前の手続きなどを説明してくれるので、それに沿って進めていきましょう。

ただし申込みの時間帯が遅いと、オペレーターによる電話対応が行われず、申込受付のみ完了、という形になります。

店頭窓口または自動契約機へ出向き必要書類の提出

電話での申込後、必要書類を提出しなくてはなりません。

提出方法は、最寄りの店頭窓口または自動契約機(むじんくん)にて提出しましょう。

残念ながら、通常のフリーローンとは異なり、WEBでの提出は未対応です。

また、店頭窓口および自動契約機(むじんくん)は営業時間があるので注意してください。

各営業時間および休業日をまとめると次の表の通りです。

店舗 営業時間 休業日
店頭窓口 平日9:30~18:00 土日・祝日
自動契約機 9:00~21:00 年中無休※

※年末年始を除く

「近くに店舗や自動契約機(むじんくん)が無い!」といった来店が難しい状況の場合は、必要書類を郵送して契約することも可能。

但し郵送を利用した方法だと時間がかかってしまう点は留意しておきましょう。

提出しなくてはならない書類は基本的に本人確認書類となります。

該当する書類は次の4点です。

アコムの本人確認書類
  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード
  • 健康保険証+住所確認のできる書類

基本は運転免許証があればOKです。免許証を所持していない場合は、それ以外の書類を用意しましょう。

あらかじめ本人確認書類を準備しておくと、おまとめローンの契約もスムーズに進められます。

審査の回答・契約

本人確認書類を提出し、担当者が確認した時点で審査がスタートとなります。

審査にかかる時間は最短30分。状況によって長引く可能性もあるので、1時間前後を見積もっておきましょう。

審査結果はその場で回答してもらうことができ、無事に通過できれば晴れて契約できるようになる、という流れですね。

融資の実施

契約後は他社借入残高に相当する金額を融資してもらえます。

申込者に直接現金を渡すわけではなく、アコムが各貸金業者に直接、契約者名義で完済する形を採用。

つまり申込者が現金を手にすることはありません。

おまとめローンはあくまでも複数借入の一本化を目的としているため、このシステムが最も効率的ですよね。

わざわざ返済する手間を省けるので楽です。借入先の返済を完了した翌月から、アコムへの返済がスタートします。

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知らないと危ないアコムのおまとめローン4つの注意点

おまとめローンって便利ですね、これなら複数借入しても平気かも

いやいやそんな甘い考えは通用しないよ、おまとめローンには注意すべき部分もあるからね

ここまでに紹介してきたように、アコムのおまとめローンはメリットが沢山あります。

しかし「知らなかった」では済まされない注意点もいくつかあるのです。

「こんなはずじゃなかったのに」と余計なトラブルを回避するためにも、次の4つの注意点をよくチェックしましょう。

  • 銀行カードローンの借入は対象外
  • 限度額が300万円まで
  • 現在の借入残高分しか借入れできない
  • おまとめローンの利用により逆に利息総額が増えてしまう

それでは各注意点の詳細をみていきます。

銀行カードローンの借入は対象外

アコムのおまとめローンの対象は「貸金業者からの借り入れのみ」に限定されています。

銀行カードローンの借り入れは対象外となっているので注意してください。

限度額が300万円まで

アコムのフリーローンは、限度額が最高800万円に設定されているので「おまとめローンも800万円まで一本化できる!」と勘違いする方が多いです。

しかし借換え専用ローンの限度額は「300万円」と、フリーローンと比べて少額に設定されています。

もし他社借入の合計が300万円以上あるなら、アコムのおまとめローンでは一本化することができません。

借入総額が300万円以下の人を対象とした金融商品だと心得ておきましょう。

現在の借入残高分しか借入れできない

アコムのおまとめローンで借入できるのは「現在の借入残高分」となります。

借入分を一括で返済する、となると、前回支払時から一括返済日までの期間に発生した利息は、自分で用意する必要が出ることに。

おまとめローンは追加借入ができないため、利息分を用意できることを前提としていると考えましょう。

おまとめローンの利用により逆に利息総額が増えてしまう

おまとめローンを利用すれば、現在の金利よりもさらに低い金利が適用されるため、利息の負担が小さくなり、返済しやすくなります。

それは事実であり、間違いなくメリットです。

しかし、月々の返済額を減らすと、借入期間・返済回数が増えてしまい、結果的に利息総額が増える可能性があるケースも起こり得ます。

例えば、これまでは毎月の返済総額が10万円だった人が、おまとめローン後に毎月5万円の返済額を指定したとしましょう。

返済額がこれまでの半分になっているため、単純に計算すると、2倍の返済回数が必要になってしまいます。

利息は利用期間の日割りで計算されるので、返済期間が長引くほど大きく膨らむ、という特徴にも気をつけなくてはなりません。

「おまとめローンを利用して、利息総額を抑えたい」という方は、これまでと同じか、それ以上の返済総額を毎月の返済額に充てるのがベストですね。

もちろん生活費を圧迫するほど無理をして返済額を増やす必要はありませんが、利息総額のことを考えると、返済額は少しでも大きい方が有利となります。

まとめ

今回はアコムのおまとめローンの基本や申し込みの流れ、注意点などを紹介しました。

最後にもう一度、アコムのおまとめローンについておさらいすると

  • 他社貸金業者の借金を一本化できる
  • 月々の返済額や金利が下がって、返済の負担が減る
  • 申し込みは電話のみ対応。ネット申し込みはできないので注意

の3つが挙げられます。

「複数の借金の返済に困っている」

「アコムのおまとめローンを活用したい」

そんな方は、ぜひこの記事を参考に、アコムのおまとめローンを使って借金返済の負担を軽減してくださいね。