財布がピンチのときに限って飲み会に誘われてしまうという経験はありませんか？
「申し訳ないけどお金が無いから断りたい」
「どうしても断れない時はどうすればよいの？」
と困惑してどうしてよいのかわからないという方もいるはず。
そこで今回は、急な出費などで資金不足の際に飲み会に誘われた際の対処法や断り方等について解説していきます。
最後まで読めば、お金がないときでもスマートに対応する方法がわかるようになるので、ぜひチェックしてみてください。
飲み会に参加するお金がない時の対処法
生活費や家賃、光熱費などの必要な支出が毎月の予算以上に増えたり、旅行後だったり給料日前だったり…。
お金がなくなる理由は色々ありますが、金欠時に飲み会に誘われると困ってしまうものですよね。
そんな時はどのように対処すればよいのかというと、
- 断る
- お金を工面して参加する
の2通りあります。
ではまず断り方について実例を交えて具体的に紹介していきます。
飲み会に誘われたけどお金がない時の断り方
では、飲み会のお金が無いときに断る方法を7つ紹介していきます。
誘った人が嫌な思いをすることが無いような断り方だけを説明します。
「予定が入っている」と伝える
飲み会が急遽決まった場合や、飲み会の日まで短い場合にこの言い方は伝えやすいです。
「今日は先約があるんで、ごめんなさい」
このような言い方をすれば、「仕方なく行くことができない」というのが相手にも伝わります。
正直に「今月はお金が厳しい」と伝える
お金がないから参加できない、と正直に伝える方法です。
「旅行に行ってきた（引越した）ばかりでお金がなくて…」
会社の同僚やそこまで親しくない間柄であれば、この言い方で断っても了承してくれるでしょう。
ただ、少し関係が親密な仲間だと、「そういうことならお金貸すよ！」と参加を促される可能性があります。
絶対に飲み会に参加したくない場合は、他の言い方を考えてみましょう。
「疲労が溜まっていて…」と伝える
よほどの仲良しでない限り、疲れている人を無理やり飲み会に誘う人はいません。
「今日はどうしても家でゆっくりしたいので…次回は参加させて下さい！」
このように伝えれば、大体の場合「また元気な時に飲みに行こう！」と返事してくれることがほとんどです。
「お酒が苦手で…」と伝える
はっきりと「お酒が飲めない」ことを伝えることで断ることができます。
「体質的にお酒が苦手で楽しめないんですよね…」
しかしながら、このように伝えると「じゃあ、いつ飲み会に来るんだよ」と思われて、次回以降誘われにくくなる可能性があります。
それでもよい場合であれば、上記のように伝えましょう。
もし参加したい場合は「お酒が苦手なのでソフトドリンクを飲んでいても平気ですか？」と一言付け加えれば、誘った方も受け入れてくれるでしょう。
「習い事や資格取得の勉強をしたい」と伝える
習い事や資格取得を目指していると言えば、飲み会に行っている余裕がないことを相手に伝えられます。
「資格取得のために勉強したい」
相手が「１日くらいいいじゃない？」と食い下がってきた場合でも、「すみません、お金を払って勉強しているので今は時間を無駄にしてくないんですよね」と言えば大抵の場合は納得してくれます。
「食事制限中なので」と伝える
食事制限中なのを理由に断るのも有効な手段です。
「持病があって外食にドクターストップがかかっている」
「持病がある」「本気のダイエット中」というのを言われて、強引に誘ってくる人はいません。
相手も嫌な気持ちをせず受け入れてくれます。
「体調がすぐれないので…」と伝える
体調が悪いことを理由に飲み会の誘いを断るのはよくある手法です。
「飲み会が続いていて…」
「今朝から頭痛が続いていて…」
ただし、前々から日程が決まっている場合で、当日断る場合はドタキャンすることになるので注意しましょう。
頭痛や腹痛、寒気がするなど具体的な症状を伝えて、相手に納得してもらう必要があります。
飲み会を断れない時にお金を工面する方法
大事な人からの誘いだったり、楽しそうな飲み会で誘いを断りたくない時にお金がない場合はどうすればよいでしょうか？
ここでは、金欠時にどうしても参加しなければならない飲み会がある時に、お金を工面する方法をご紹介します。
飲み会の参加メンバーや友達にお金を借りる
「次回の飲み会は奢るので、今回は貸してもらえませんか？」
と頼み込めば、親しい同僚や友人であればお金を借してくれますよね。
その際には必ずいつまでに返すのか具体的な日時を伝えて、借りたお金は必ず返すようにしましょう。
クレジットカードで支払わせてもらう
クレジットカードの特徴をフル活用すると、お金がない状況を乗り越えられるようになります。
飲み会時にクレジットカードを使って金欠を乗り越える方法は次の2つです。
1. クレジットカード払いをして参加メンバーから飲み会代を徴収する
「金欠で現金の持ち合わせがないのでクレカで支払ってもいいですか？」と断りを入れた上で、クレジットカード払いをしましょう。
参加メンバーから割り勘した飲み会代を徴収すれば、一時的に現金も増えて資金繰りが良くなります。
次回以降のクレジットカード代金の支払日までに飲み会代を用意すればよいので、給料や何らかの収入が毎月入ってくる人であれば、この方法は金欠時に助かります。
もちろん、回収した飲み会代を使ってしまわないように気をつけましょう。
2. クレジットカードのキャッシング枠を利用して支払う
クレジットカードには、買い物用のために使う「ショッピング枠」とローン利用のための「キャッシング枠」が設定することができます。
先程説明した飲み会代をクレジットカード払いをする方法や「ショッピング枠」を利用して支払いをしています。
一方で「キャッシング枠」を使えば、提携金融機関のATMなどからすぐに現金を引き出すことができるようになります。
1万円程度の飲み会代分くらいの金額であれば、すぐに引き出せるはずです。
なお、キャッシング枠を使う時には以下の2つの点に注意してください。
- クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない時は申請が必要
- キャッシング枠を使うと利用金額に手数料(金利)がかかる
クレジットカードによっては、キャッシング枠が設定されていないケースがあるので、いつでもキャッシング枠を使える状態にしておきたいなら、前もって申請して審査をパスしておきましょう。
また、キャッシング枠を使って引き出したお金は次回のカード代金引き落とし日に返済しなければなりません。
金利がかかりすぎないようにするためにも必ず最短で返済するようにしましょう。
カードローンへ申込む
利用方法が制限されず自由に使うことができるフリーローンであることが、カードローンの大きな特徴です。
会社の付き合いのための費用として活用することもできますし、また普段の買い物や生活費などのために活用することもできます。
会社の付き合いに限らず様々な予定外の出費に備えるために、カードローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。
お金はいつ必要になるかわかりませんし、普段から貯金をしているという人もカードローンを利用すれば貯金を取り崩さずにピンチをのりきることができます。
カードローンは1万円からの借り入れとなっていますので、必要な資金だけを借り入れて確実に返済をすれば僅かな利息で済むのです。
例えば1万円を金利18%の条件で借り入れて、月々5,000円ずつ返済する場合には以下のとおりになります。
| 回数 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 5,000 | 4,850 | 150 | 5,150 |
| 2 | 5,000 | 4,923 | 77 | 227 |
| 3 | 230 | 227 | 3 | 0 |
| 累計 | 10,230 | 10,000 | 230 | 0 |
このように必要な利息は僅か230円となります。
1万円を借り入れることができれば、飲み会1回分の費用としては十分でしょう。
数万円を資金調達するにはどんな方法がある？
1万円から5万円までの少額キャッシングなら以下の記事で詳しく説明しています。
・今すぐに5万円を借りる方法
・今すぐ5万円稼ぐ方法を徹底解説
・今すぐに3万円稼ぐ5つの方法
どうしても断れない会社の付き合いであれば、少額キャッシングや頑張って稼ぐ方法で乗り切るのも1つの手段として考えてみてはいかがでしょうか。
誘われた飲み会を断ることに関するよくある質問
誘われた飲み会を断ることで、周囲との軋轢やちょっとしたわだかまりが生じる可能性がありますよね。
ここではそうしたお悩みに対して、Q＆A形式で紹介していきます。
Q1. 飲み会を断る理由が「お金がない」って失礼？
前述の『正直に「今月はお金が厳しい」と伝える』で紹介したとおり、「お金がない」という理由で飲み会を断ってもなんら失礼には当たりません。
しかし、伝え方や状況によっては、誘ってくれた相手に不快感を与える可能性もあります。
例えば、以下のような状況です。
- 既に飲み会の予定を立てたり、場所や参加費用を決めた後に、急に「お金がない」と言い出す場合
- 誘ってくれた相手が、特別な日やお店を選んでくれた場合に、「お金がない」と言い出す場合
- 飲み会を誘ってくれた相手に対して、無関心な態度で「お金がない」と言い切る場合
いずれのケースでも相手に対して丁寧な言葉遣いで、自分の状況を正直に説明し、誠心誠意申し訳なさを伝えることが大切です。
Q2. もう二度と飲み会に誘われたくない時はどんな断り方をすればよいの？
以下のように伝えれば、「飲み会に参加する時間は無いんだな」と認識されて、次からは誘われなくなるでしょう。
「借金返済中なので本当に切り詰めなければいけない」
「仕事時間以外はプライベートなので」
ただし、注意すべき点があります。
人間関係が金輪際途切れてしまっても構わない、という場合にのみ上記のように伝えるようにしてください。
Q3. 会社の付き合いは出世にも影響するのでしょうか？
これは会社の社風などによっても異なりますが、出世のためにはやはり本人の実力が重視されます。
実績やスキルなどがあれば有利になるのですが、一部には実力があってもなかなか上手くいかないという人がいます。
そのような人の場合には会社の付き合いが出世に影響しているのかもしれません。
会社の中で出世するためには、グループ内における立ち位置や上司の意見などが大きく影響することになります。
会社の付き合いが嫌いな人の場合には社内におけるコミュニケーションや政治力が不足しがちになることが多いようです。
まずは社内コミュニケーションを図るためのひとつの手段として、積極的な会社の付き合いに取り組んでみてはいかがでしょうか。
特に最近は会社の付き合いに参加しないというケースが若い人たちを中心に増えています。
「会社の付き合いに参加しても自分の給料が増えるわけではない」
「仕事とプライベートは区別したい」
といった意見は確かにそのとおりなのですが、会社の付き合いは人間関係の構築のためには多いに有意義です。
お酒の席であれば上司や先輩などと普段はできないような話ができるかもしれません。
お酒の席でのアドバイスなどがその後の仕事で役立ったという実例も多いです。
ただし会社の付き合いばかりに力を入れても、本来の仕事がおろそかになってしまえば出世は難しくなることに留意する必要はあります。
まとめ
今回は、金欠時に飲み会へ誘われた時の対処法や断り方などを紹介しました。
もう一度この記事の内容をおさらいすると
- お金がなくて飲み会に行けないと正直に伝える
- 自分の状況を説明して飲み会に行けないことを具体的に伝える
- 断る時は丁寧な言葉遣いで、申し訳なさを伝える
- どうしても飲み会に行きたい時はお金を借りる
の4つが挙げられます。
「なんとか穏便な方法で飲み会の誘いを断りたい」
そんな方は断り方をしっかり考えて、相手に失礼のないように対応しましょう。
