生活費に困って、どうしても欲しいものがあってなど、カードローンを利用する理由はさまざまですが、選ぶ条件として「金利が低い」と上げている方も多いです。
しかし中には、
「金利が低いカードローンで、どこかいいのかわからない」
「本当に金利だけを見て決めていいの?」
など、疑問を持っている方もいることでしょう。
そこで今回は、カードローンの金利に注目した上で、どこを見てカードローンを決めるべきか、金利が低いカードローンのおすすめなどを詳しくご紹介します。
金利だけを見ていると実は、損をすることがあるんです。
これを読めば、自分にあったカードローンの選択方法がわかりますよ。ぜひ読み進めてくださいね。
目次
低金利のカードローンを探すときは、上限金利の低いものを探すこと
○○%かぁ!低い!って思うことも多いんですけど、それじゃダメなんですか?
多くのカードローン会社は、金利の表示として○○%~△△%とされているのを見かけますね。
この場合、つい低い方の金利に目を奪われがちなのですが、実はそれは大きな間違いなんです。
カードローンの場合、利用限度額に応じて金利が決められます。
大手金融機関として知名度の高いアコムを例にして見てみましょう。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
1万~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万~300万円 | 7.7%~15.0% |
301万~500万円 | 4.7%~7.7% |
501万~800万円 | 3.0%~4.7% |
アコムでは、上記の表のように利用限度額に対して金利が決められていて、誰もが一番低い3.0%の金利を受けられるというわけではありません。
また、利用限度額は収入や借入状況を加味してローン会社が決めるものなので、必ず○○%の金利とは言えないのです。
多くのローン会社は、掲示している下限金利が適用されるのはアコム同様に、最大限の利用限度額が付いた場合でしょう。
800万円近くもの利用限度額がつくケースは、少なくとも収入が2,400万円程度はある方です。
そのような人は、ほんの一握りの方ですよね。
そのため下限金利ではなく、上限金利で各社比較をしなければ意味がないので注意しましょう。
安心して利用できるカードローン10社を金利でランキング
カードローンを利用したいが、
「金利で選びたいけど、カードローンを利用するのになんだか怖い」
「金利が低い、信用できるカードローンはどこ?」
など、消費者金融を含め、カードローンに抵抗を感じている方もいますよね。
中にはトラブルが起こりやすいというイメージを持っている方も多いでしょう。
そこで、安心安全に利用できる大手カードローン10社を金利でランキングしました。
※ランキング順位は当社調べになります。
カードローン | 金利 | 最高限度額 | |
---|---|---|---|
1位 | りそなカードローン | 3.5~12.475% | 800万円 |
2位 | イオン銀行 | 3.8~13.8% | 800万円 |
3位 | みずほ銀行 | 2.0~14.0% | 800万円 |
4位 | 楽天スーパーローン | 1.9~14.5% | 800万円 |
5位 | 三井住友銀行 | 年1.5%~年14.5% | 10~800万円 |
6位 | 三菱UFJバンクイック | 1.8~14.6% | 500万円 |
7位 | オリックス銀行 | 1.7~17.8% | 800万円 |
8位 | プロミス | 4.5~17.8% | 500万円 |
9位 | アコム | 3.0~18.0% | 800万円 |
10位 | アイフル | 3.0~18.0% | 800万円 |
この中でも銀行ならではの金利はもちろん、
- カードローン以外にも特徴がある
- 申し込みやすい
- 銀行のカードローンで安心して利用できる
といった3つのポイントに注目した、おすすめの3社をピックアップしご紹介します。
ぜひチェックしてみてくださいね。
みずほ銀行カードローン
分類 | 銀行カードローン |
---|---|
審査時間 | 2日間~1週間 |
実質年率※ | 2.0%~14.0% |
利用限度額 | 最大800万円 |
申込条件 | 18歳以上66歳未満で、安定収入があり、保証会社の保証を受けられること |
無利息期間 | なし |
遅延利率 | 19.9% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
※住宅ローンの利用で金利が年0.5%引き下げられます。
みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の普通預金を利用している方であれば、そのキャッシュカードを利用して借入ができるカードローンです。
もちろん、カードローン専用カードの発行もできます。
貸付条件として、みずほ銀行の普通預金が必要になりますが、利用していない方でもカードローン申込みと同時に開設することができるので、問題はないでしょう。
毎月の最低返済額が、1万円からとやや高額ではありますが、毎月の返済額が大きければ大きいほど返済期間も短くなり、かかる利息も少なくなるので短期間で返済を終えてしまいたいという方には最適です。
また、住宅ローンをみずほ銀行で利用している方であれば、金利が0.5%引き下げられるので、大変お得になります。
みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の住宅ローンを利用している方で、すでに普通預金口座をお持ちの方におすすめのカードローンです。
三井住友銀行カードローン
金利(実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
利用限度額 | 10万円~800万円 |
遅延損害金利率 | 年19.94% |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
資金用途 | 自由(事業性資金はNG) |
返済方式 | 残高スライド元利定額 |
手数料・保証料 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
申込資格 |
・満20歳以上、満69歳以下 ・原則安定した収入 ・保証会社の保証が受けられる ・永住許可のある外国人OK |
今注目してほしいのが、消費者金融と比べた場合、上限金利が低めの三井住友銀行カードローンです。
毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されますが、最低返済額は2,000円からと、毎月の生活に支障がない程度の返済額なのがうれしい点ですね。
また、三井住友銀行の普通預金口座を持っていない方でも利用できるのは、利便性が高いと言えます。
三井住友銀行の普通預金口座でも、振込融資・返済が可能です。
また、セブン銀行など提携コンビニATM※でも手数料無料で借入・返済ができるので、忙しい毎日でも利用しやすいのが特徴になります。
※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによる利用となり、ATMは利用することができません。
そして、三井住友銀行カードローンは、契約後にローン契約機でローンカードを発行することもできるので、できるだけすぐに便利に借入をしたいという方には検討してほしい1枚です。
詳細ページを確認分類 | 消費者金融 |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※申込み時間や審査により希望に添えない場合あり |
年率 | 4.5~17.8% |
遅延利率 | 20.0%(実質年率) |
利用限度額 | 500万円 |
無利息期間 | 30日間(初回のみ) |
申込条件 | 18歳以上74歳以下 ※申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須です。 ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込みできません。 ※収入が年金のみの方は申込みできません。 |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
SMBCグループの一つであるSMBCコンシューマーファイナンスが提供するプロミスは、17.8%と最も低金利であり、30日間の無利息サービスを行っています。
多くの大手消費者金融では、上限金利を18.0%としている中、最も低金利と言えるでしょう。
また、プロミスの公式アプリから申込み・借入まで完結できます。カードレスでの借入れも可能なため、周囲にバレる心配もありません。
アプリでは生体認証サービスを行うなど、セキュリティ性能の高さも安心ですね。
提携ATMでも借入れは可能ですが、指定口座であれば24時間365日最短10秒で振込融資が完了するなど、自宅に居ながら瞬時に融資を受けられる利便性の高さにも注目です。
無利息サービスを活用し、少しでも利息を減らしたいといった方は、プロミスを検討してはいかがでしょうか。
[center][btn href="https://shifit.co.jp/moneyland/company/2211.html" class="raised main-bc strong" yoko]詳細ページを確認- 借り入れに低金利を選ぶのは鉄則だが、上限金利を比較して選ぶこと
- 金利が低いのは消費者金融よりも、銀行カードローン
- 金利が高くても、返済の仕方によっては消費者金融の方が利息がお得になる
- 金利だけではなく、サービスや特徴もきちんと確認しておこう
- 消費者金融を選ぶなら、無利息サービスなどを上手に活用しよう
「一番低い金利を見て判断すればいいの?」
「すぐに完済できるんだけど、銀行カードローンを選んだ方がいい?」
などといった方は、この記事を参考にカードローンを選択してみましょう。
きっと利息を節約し、上手にカードローンを利用することができますよ。