最近ではバイト先でもライングループがあり、そこで出欠連絡や、業務上必要なやり取りがされている場合があります。
バイトを始めたらすぐにライングループに招待されるということも珍しくありません。
新しいバイト先で周りに良い印象を与えるためにも、ライングループに招待されたらどのように振る舞えばよいのかをご説明していきます。
バイトでのラインに関する注意点もご説明していきますので、バイトをしていく上での常識として参考にしてください。
招待されたらまずは簡単に挨拶を
ライングループに招待をされたらまずは簡単に挨拶をした方が良いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
といった簡単な文章で良いです。
最初の挨拶時は、特に以下のことに気を付けてみて下さい。
- 必要以上に長く自分のことを語らない
- ですます調にする
- 個性を出そうとしない
初めは本当にバイトのライングループに加入したことが周りに伝わればよいのです。
名前とバイトの初出勤日と簡単な挨拶があれば十分です。
ここで周りと早くから馴染もうと砕けた口調にしたり、個性を出しすぎないようにして下さい。
自分のことをアピールしようと画像をいきなりアップするのも危険です。
会う前から「面倒な人だ」、「変な人だ」と思われないように、無難に一言挨拶をする程度にとどめましょう。
最初からスタンプを付けても良いの?
簡単な挨拶だけだと、そっけない、冷たく思われてしまう、という場合もあります。
そんな時は「よろしくお願いします」といったコメントが入ったスタンプを送っても良いでしょう。
キャラクターが頭を下げているような控えめなものでも良いです。
ここでも自分の個性を出そうと個性的なスタンプを使うことはお勧めできません。
あくまでも初めの挨拶なので、必要以上にここで個性をアピールする必要はありません。また、バイトの年齢層に応じた対応を考えましょう。
自分と同じ年齢層がバイト先に多いようなら、挨拶の後にスタンプを加えた方が、親しみやすさが感じられて良いでしょう。
一方で、年上の人が多い場合はラインの使用に慣れてない人もいます。
スタンプを多用しすぎると、無礼に感じる人もいるので注意しましょう。
挨拶に返信がない場合、ある場合それぞれどうする?
自分がライングループで挨拶をしたところで、一切返信がないという場合も多いようです。
これは新人を無視しようとしているわけではなく、わざわざ挨拶に返信する慣習がないだけの可能性もあります。
その場合は気にせずに直接会った時に、丁寧にあいさつしましょう。
その時はラインでのことにはわざわざ触れないようにした方が良いですね。
まずはある程度返信が来るのを半日から1日程度待ちましょう。
基本的にはよろしく!というスタンプが返ってきたりしますが、一言だけの挨拶が終われば、全体のLINEなのでそれ以上返信する必要はありません。
周りの反応に応じた対応をして、悪い印象を与えないように気を付ければOKです。
最初に間違えのない対応をしておくことで、印象の良い状態で初出勤を迎えられます。
ラインで挨拶をしても直接会ってから挨拶することを忘れずに
バイトの初日は一人一人の名前をできるだけ覚えるようにしながら挨拶をするようにしましょう。
ラインで挨拶をしたからそれで終わり、というわけではありません。
ラインでの挨拶はあくまでもラインに参加することへのあいさつで、直接会うこととは別物と考えましょう。
あなたの顔と名前を知ってもらうために、新しく会ったバイトの人には必ず簡単で良いので挨拶をすることが必須です。
直接挨拶をすることであなたの第一印象が確定するのだと思ってください。
【NGなコミュニケーション】LINEグループでやり取りする際の5つの注意点
LINEグループで控えた方がよい、NGなコミュニケーションの例を紹介します。
これから紹介することを守れば、快適で円滑なやり取りができるようになります。
1.既読スルーをしない
誰かが投稿したメッセージには短文でもOKなので必ず返信しましょう。
それだけで投稿者の不安や不快感をなくすことができます。
2.原則敬語を使う
LINEは気軽にメッセージができるツールですが、あくまでもきちんと敬語でやり取りするように気をつけてください。
グループラインのメンバーは最初は誰もが先輩です。
たとえ年下のメンバーがいても緊張感を持って敬語(ですます調)を使いましょう。
タメ口を使うのは、メンバーと親しくなってからでも遅くはありません。
3.個人的な話はしない
「私は◯◯が好きで…」「このインスタ投稿面白いんで見て下さい!」のような個人的なことは投稿しないようにしましょう。
グループメンバーは最初からあなたの人柄がわかっているわけではありません。
中には「仕事と関係ないメッセージは送らないでほしい」と思っているメンバーもいます。
「主張が強くて面倒いなあ…」「空気読めよ…」と思われないように仕事以外の話はしないようにしましょう。
4.ネガティブ発言は禁止
ちょっとしたネガティブな言葉が誤解を生み、相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
相手は友達ではなく、仕事仲間です。
友達同士だと実質的な被害が出ませんが、仕事仲間との間に亀裂が入ると仕事に支障が出て雇用先に迷惑がかかることも。
ネガティブ発言は絶対にしないようにしましょう。
5.スタンプは誰かが使っているのを見てから使う
前述したように必要以上にスタンプを使うことはお勧めできません。
メンバーに同年代の人が多く、スタンプを頻繁に使っているグループであれば問題ありません。
しかし、年配の上司や先輩が参加しているのであればまずは控えたほうがいいでしょう。
嫌がる人もいるようです。スタンプがOKのグループなら、読んでいることを表すためにも適度にスタンプを送るとよいですね。
ぜひ心がけてみて下さい。
グループメンバーへ返信する際のマナー
LINEグループのメンバーは年齢、性格、ライフスタイルが違い、人数の分だけ各人さまざまな事情を抱えています。
それだからこそ必要最低限のマナーを守ることが大切です。
そんなマナーについて詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.深夜に返信しない
中には通知音を「ON」にしたまま寝ているメンバーもいます。
夜中に通知音が鳴れば就寝を妨げることになることもあるので、返信する時間帯を考えましょう。
2.返信が必要なメッセージにはなる早で返信する
グループトークは、同意を求める業務連絡や日程調整など、返信を要するメッセージがよく送られてきます。
そのような場合は、なるべく早く返信して下さい。
既読スルーだけは避けましょう。
3.メッセージはできるだけ1回にまとめる
いくつかの質問に返事をする場合や複数の人に返信する場合でも、極力改行しながらでも1回のメッセージにまとめましょう。
複数に分けて送信すると、他のメンバーのメッセージと混在して読み返すのが大変になったり、都度通知音が鳴って迷惑がられることにつながります。
4.名指しで返信する時は「@」を付ける
メンバーを指定してメッセージを送る際は、「@」をタップしてみましょう。
そうすると宛先が指定できるので、指定した人以外は返事をしなくてよいというのがメンバー間でわかるので便利です。
5.過去メッセージに返信したい時は「リプライ機能」を活用する
グループトークでは過去のメッセージがどんどん流れていってしまいがちです。
そんな中、画面から見切れてしまった過去のメッセージに返信したい場合はリプライ機能を使いましょう。
該当メッセージを長押しして「リプライ」を選択して返信します。
相手のメッセージを引用する形で自分の返信文をぶら下げるように表示できるため、誰の、どのメッセージへの返信かがひと目でわかるため便利です。
まとめ:友達グループとは違うので振舞い方には注意
最近ではバイト先で、出欠だけではなく、仕事上の確認などもラインでやり取りされる場合が多く、シフトの提出もラインで行うというところも増えています。
友達とのラインとは違うので、丁寧な対応を心がけて下さい。
また、普段の連絡事項などもどんな時は返信して、どんな時はスタンプでの返信で大丈夫なのか、なども周りのやり取りに合わせましょう。
ラインでのやりとりで周りに合わせた対応をとることで、周りにも親近感が湧いてきます。
欠席連絡などもラインでできる職場もあったり、ラインは本当に便利なツールです。
その一方で振舞い方を間違えると周りに悪い印象を与えかねないので、気を付けて対処をするようにしましょう。