あなたはゲームセンターに行くことはありますか?一人で格闘ゲームやメダルゲームに没頭する方もいれば、いわゆる「音ゲー」と呼ばれる太鼓の達人のようなみんなで楽しむゲーム、またはプリクラをとるために行くなど。
デートで利用したり、楽しむことが目的で行く場所ではありますが、非常に様々な遊び方のできる場所です。
そして、ゲームセンター内には働いている店員さんを見ることも多いでしょう。ゲームセンターでアルバイトとして募集している求人も多くあるので、本編ではゲームセンターのアルバイトについて仕事内容、給料、大変ところや楽しいところについてお話をしたいと思います。「
ゲームセンターのアルバイトの仕事内容・時給
ゲームセンターの仕事は大きく「接客」、「各種設定」の2つの業務に分かれます。
具体的に言えば、UFOキャッチャーの際、「こうすれば取れますよ」といったアドバイスをしたり、お客さんの問い合わせに対応するのが「接客」業務で、プリクラ、アーケードゲーム、UFOキャッチャーに至るまであらゆるゲームの設定を調整する「各種設定」業務です。
また、イベントが発生した時の設営、運営や各種掃除もアルバイトが対応することになります。ゲームの設定やトラブルシューティングから接客やイベント対応と幅広い仕事を行うこととなります。
時給は都内だと950円~1200円くらいをイメージしてもらえたらいいでしょう。
大変な割に仕事が多いイメージかもしれませんが、客数が多い、特別な状況などを除けば仕事がパンパンに詰まっているという訳ではありません。「ゲームが好きな方には特にやりがいを感じられる仕事カモ。」
やりがい、楽しい部分
ではやりがい、楽しい点はどんな点でしょうか。主に以下の3点となります。
髪の色が自由
髪の毛の色は基本的に自由です。女性の場合だと結べば問題ありません。髪の色にうるさいアルバイト先も多い中ゲームセンターは自由なところはうれしいところです。
ゲームが沢山
当たり前ですがゲームセンターはゲームで遊ぶ場所です。そのため数多くのゲームのに囲まれて仕事をすることになります。ゲームが好きな方にとってはたまらない環境といえるでしょう。
コミュニケーションをつけられる
ゲームセンターといえば黙々とゲームをやっている環境を想像されるかもしれませんが、お客さんとコミュニケーションをとる機会も多くあります。そのためコミュニケーション力をつけることができます。
「ゲームセンターでアルバイトするとゲームに囲まれて働けると同時に、髪の毛を染めた状態でコミュニケーションをとりながら働ける環境です。ゲーム好き以外にもお勧めできる仕事カモ。」
大変な点
では大変な点はどのようなところでしょうか。具体的には以下の3点です。
重いものを運ばなければならない
UFOキャッチャーのぬいぐるみなど景品を運ばなければならないため、重い荷物の持ち運びが発生します。力仕事が苦手な方にとっては非常に大変です。ゲーム機の配置換えにおいても力仕事が発生します。
深夜労働が発生する
店舗によっては夜遅くまで営業しているので、夜勤が発生する可能性があります。また、機械の配置換えは夜間に行われるのでその対応なども想定されます。
お客さんからのクレームが時にある
ゲームセンターはアミューズメント施設です。そのため、お客さんからクレームを受けることもあります。反省もしなければならないと同時に、いいがかりのようなクレームになれることも必要です。
ゲームセンターの特徴
それでは大手ゲームセンターの特徴についても簡単に触れておきたいと思います。
ナムコ
ナムコの特徴としては立地によってターゲット客層を変えています。郊外のショッピングセンター内の店舗に関しては家族向け、都内の店舗についてはゲーマー向けの店舗づくりをしています。
そのため郊外型の店舗に関しては、キッズ向けのゲーム(アンパンマン、ポケモン、妖怪ウォッチなどのキャラクターもの)や、UFOキャッチャーのような家族で遊べるゲームが主流となっています。
一方、都内だとアーケードゲームやメダルゲームが多く置かれていますが、それでもほかのゲームセンターよりは家族やカップルで遊べるようなプライズゲームが割合多く置かれています。
総数としては、圧倒的に家族向けの郊外店舗が多いため、全体感としてはファミリー層向けのゲームセンターと言えるでしょう。そのため仕事においては接客の要素が重要となると考えてください。
ラウンドワン
ラウンドワンはゲームセンターに行くというよりアミューズメント総合複合施設の中の1部分にゲームセンターがあるという感覚です。一人で遊びに行くというより家族や友達同士など集団で楽しむ場所だと言っていいでしょう。
ゲームの割合としては、圧倒的にUFOキャッチャーなど景品の獲得ができるプライズゲームとコインゲームがコーナーの大半を占めています。
そのため、プライズゲームのコーナーでは接客と景品の補充、プライズゲームのコーナーではコインの補充といった物品を運ぶ仕事が多くなると想定してもらえばよいでしょう。
セガ
セガは上記2つのゲームセンターと比較すればどちらかといえば若者向けの施設割合が多いです。事実、店舗は比較的小規模の都市型店舗の割合が多く、アーケードゲームやプリクラなどが店舗の主流を占めています。
また、VR系の最新型のビデオゲームや黒子のバスケやおそ松さんといったような若者に人気のアニメとコラボしたイベントを積極的に行っています。
そのため、アルバイトの業務としては店舗の維持管理であったり、イベントの運営といった仕事が多くなります。大手のゲームセンターの中では一人で楽しめるゲームセンターがセガと言えるでしょう。
ゲームセンターのバイトならバイトルかタウンワークが求人を多く取り扱っています。
まとめ
ゲームセンターのアルバイトはゲームに囲まれた環境で仕事ができるのでゲーム好きの方に最適なお仕事ではありますが、髪型自由でコミュニケーションをとりながら働けるという環境なのでゲームが好きな方以外にもお勧めできる仕事です。
重いものを運ばなければならない点は大変ですがそれを差し引いても非常にやりがいを感じられる仕事といえます。
また、ゲームセンターといっても系列店によって力を入れているポイントも異なるため、働き方が若干異なることもあります。
ゲームセンターのアルバイトに興味を持った方は、有名なゲームセンターのチェーン店に行き、会いそうなところでチャレンジしてみるといいでしょう。